ループジャンプ

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図1:エッジと進み方

ループジャンプ(Loop jump)は、フィギュアスケートにおけるジャンプの種類のひとつ。単にループとも、考案者の名を取ってリットベルガーとも呼ばれる。

解説[編集]

後ろ向きに滑りながら右足(空中での回転の方向が反時計回りの場合。空中での回転が時計回りなら左足)アウトサイドエッジのまま踏み切るジャンプをループジャンプという。ループジャンプは、ISU(国際スケート連盟)が認定する6種類のジャンプの中で3番目に難易度が低いとされており、基礎点も3番目に低い。

ループジャンプは、右足バックアウトエッジに乗った際に描かれる反時計回りのカーブを回転力としてジャンプを行う。原理としてはほぼサルコウジャンプと同じであるが、ループジャンプの場合は重心を保つためにフリーレッグを軸足の前に置く、もしくはクロスさせる形でジャンプに入る必要がある。この点で、フリーレッグを比較的自由に使えるサルコウと比べるとコントロールがしにくい。 とはいえ、フリップジャンプルッツジャンプと比べると上体を回転方向に回しながら跳ぶ事が出来るため、この点では前述の2つのジャンプと比べ難易度は下がる。

氷上での回転(プレローテーション)を利用して空中での回転の力を得るので、エッジは離氷前に氷上で1/2回転程回転するのが特徴。他のジャンプを着氷した足でそのまま踏み切ることができるため、このジャンプはコンビネーションジャンプの2番目3番目として使われることも多い。(例)トリプルフリップ-トリプルループ、トリプルルッツ-ダブルトウループ-ダブルループ。

歴史[編集]

1910年にドイツのヴェルナー・リットベルガーが初めて跳んだのが始まりとされている。そのため、欧州ではループではなくリットベルガーと呼ばれることが多い。

1925年にはオーストリアのカール・シェーファーが2回転ループジャンプに成功。

1952年、アメリカのディック・バトンが3回転ループジャンプに成功し、1968年ガブリエル・ザイフェルトが女子選手として初めて3回転ループジャンプに成功した。

外部リンク[編集]