フリースケーティング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

フリースケーティング(Free skating)は、フィギュアスケート男子シングル女子シングルペアショートプログラムの後に行われる種目のひとつ。ロングプログラムフリープログラムとも呼ばれる。

歴史[編集]

フリースケーティングは、コンパルソリーフィギュアとともにフィギュアスケート競技黎明期から実施されていた。1972-1973年シーズンよりショートプログラムが本格導入されたが、フリースケーティングは「フリー」の名が示す通り要素に対する制限のない自由な演技種目であった。

1982年の世界フィギュアスケート選手権女子シングルで優勝したエレイン・ザヤックを契機に、1982-1983年シーズンよりウェルバランス(well-balanced program)と呼ばれるジャンプリフトなどの要素に対する制限を設け、現在に至る。

2004-2005年シーズンより本格導入された新採点システムでもウェルバランスは存在し、重要な役割を果たしている。なお、ジャンプに関するウェルバランスは俗にザヤックルールとも呼ばれ、同一プログラム内で3回転以上のジャンプを2度跳ぶことができるのは2種類までの制限を指す。

国際スケート連盟ルール[編集]

男子シングル[編集]

自由に選曲した音楽を用い、「1つのアクセルジャンプを含む8つまでのジャンプ要素(8回のジャンプという意味ではない。また8つのうちコンビネーションジャンプは3回まで、また3連続のコンビネーションジャンプは先の3回のうち1回まで)」、「3つまでのスピン」、「ステップシークエンス」「コレオシークエンス」の要素を行う。

女子シングル[編集]

自由に選曲した音楽を用い、「1つのアクセルジャンプを含む7つまでのジャンプ要素(7回のジャンプという意味ではない。また7つのうちコンビネーションジャンプは3回まで、また3連続のコンビネーションジャンプは先の3回のうち1回まで)」、「3つまでのスピン」、「ステップシークエンス」、「コレオシークエンス」の要素を行う。

ペア[編集]

自由に選曲した音楽を用い、「3つまでのリフト」、「ツイストリフト」、「2つまでの異なるスロージャンプ」、「ソロジャンプ」、「ジャンプコンビネーションもしくはジャンプシークエンス」、「ソロスピン」「ペアスピン」「デススパイラル」、「コレオシークエンス」の11の要素を行う。

外部リンク[編集]