あさのあつこ

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あさの あつこ
ペンネーム あさの あつこ
誕生 1954年9月14日(57歳)
岡山県
職業 小説家
児童文学作家
活動期間 1991年 -
ジャンル 児童文学
代表作 バッテリー』など多数
主な受賞歴 野間児童文芸賞
日本児童文学者協会賞
小学館児童出版文化賞
処女作 『ほたる館物語』
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あさの あつこ1954年9月14日 - 、女性、本名・浅野敦子)は、日本小説家児童文学作家。小説『バッテリー』は延べ1000万部を超えるベストセラーを記録した他、野間児童文芸賞日本児童文学者協会賞などを受賞。日本児童文学者協会会員。

目次

[編集] 経歴

岡山県英田郡美作町(現在の美作市)出身。中学生時代にシャーロック・ホームズシリーズバスカヴィル家の犬』で小説の面白みを知り、小説の世界に没頭。高校生時代からなどをノートに書いていたが、作家としてのきっかけをつかむため東京の文学部に進学。学校教員ならまとまった休暇を執筆に当てられると思ってのことでもあった[1]

岡山県立林野高等学校青山学院大学文学部卒業。岡山市にて小学校の臨時教諭を勤めたのち、作家デビュー。

1997年『バッテリー』で野間児童文芸賞受賞、幅広い世代の支持を得て児童文学としては異例の1000万部ベストセラーに。1999年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞受賞。2005年バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞受賞。2011年『たまゆら』で島清恋愛文学賞受賞。

日本児童文学者協会会員。日本同人協会「季節風」同人藤沢周平に魅せられて「弥勒の月」「夜叉桜」などの時代小説も書いている。

テレビ出演もこなしており、2007年5月6日『平成教育委員会』に初登場。2010年3月9日『クローズアップ現代 - “3月9日”卒業ソングに託す思い・若者たち励ます卒業歌、就職難に負けるな』に出演。

作品は他メディアへの展開がされており、『バッテリー』はテレビドラマや映画化され、『THE MANZAI』も映画化が決まった。2011年時点で『NO.6』のコミカライズが連載中。

[編集] 人物

既婚で三児の母。女優の浅野温子と間違われないように、平仮名のペンネームにしたという[要出典]。50歳を過ぎても肩出しファッションで講演するなど、比較的若者風の服装で登場する[2]

野球を題材にした小説を多く発表しているが本人に野球経験はなく、初期作の『バッテリー』は野球の取材を全くせずに執筆した[3]。『バッテリー』はスポーツ小説ではないとし[4]、スポーツを通して成り立つ人間と人間の関係を書いていると語っている[5]。『バッテリー』終了後は、常連校ではないのにセンバツでベスト8進出した経験のある高校野球部のミーティングなどを取材している[2]

雑誌『ダ・ヴィンチ』2007年11月号のボーイズラブ特集において、『バッテリー』と『NO.6』が同性愛の印象を与える「匂い系」と紹介され、この中で本人は「私は[友情と恋愛の]区別できないからこそ濃密で独特な感情というものを書いていきたい」とコメントを寄せた。

濃厚な人間関係の描写について、「小中学生には過激ではないか」との意見に対しては、「書きたいものを書いていて、あまり読者を意識してない。誰が読むかという事も気にしてない。ただ物語っていうのはこんなに面白いんだ、と言わせたい。」[2]と講演会で述べている。

山村である美作市出身・在住。「毎日新聞」のインタビューに「(美作市に)住んでいて、憤りを感じるんです。繁栄に取り残されているというか、景気が上向いたなんてどこの話? って」「中央や絶対の権力に抗いたい気持ちが私にはある。それは彼の大人への抗いに通じます」と話している。

こうした立場から、YouTube日本共産党公式動画でもメッセージを送っている[6]。2010年11月6日、東京で開催された第40回赤旗まつりでは阪神タイガースファン同士でもあり、野球と政治で共通項のある市田忠義と対談[7]

[編集] 著作

  • ほたる館物語(1991年-1992年 新日本出版社 全3巻 / 2004年 ジャイブカラフル文庫 全3巻 / 2007年 ジャイブ・ピュアフル文庫 全2巻)
  • バッテリー(1996年-2005年 教育画劇 全6巻 / 2003年-2007年 角川文庫 全6巻 / 2010年 角川つばさ文庫 全3巻)
  • ラブ・レター(1998年 新日本出版社)
  • スポットライトをぼくらに(1998年 国土社
  • テレパシー少女「蘭」事件ノートシリーズ(講談社・青い鳥文庫
    1. ねらわれた街(1999年)
    2. 闇からのささやき(2000年)
    3. 私の中に何かがいる(2001年)
    4. 時を超えるSOS(2002年)
    5. 髑髏は知っていた(2003年)
    6. 人面瘡は夜笑う(2004年)
    7. ゴースト館の謎(2005年)
    8. さらわれた花嫁(2006年)
    9. 宇宙からの訪問者(2008年)
  • THE MANZAI(1999年 岩崎書店 / 2004年-2010年 ジャイブ・カラフル文庫 全6巻 / 2005年-2010年 ジャイブ・ピュアフル文庫 全6巻 / 2010年- ポプラ文庫ピュアフル 全6巻)
  • どばぴょん(1999年 新日本出版社)
  • タンポポ空地のツキノワ(1999年 国土社)
  • いえででんしゃ(新日本出版社)
    1. いえででんしゃ(2000年)
    2. いえででんしゃはこしょうちゅう?(2004年)
    3. いえででんしゃはがんばります。(2008年)
  • 新ほたる館物語(2002年 新日本出版社 / 2007年 ジャイブ・カラフル文庫 / 2008年 ジャイブ・ピュアフル文庫)
  • ぼくらの心霊スポット(学研マーケティング)
    1. ぼくらの心霊スポット(2002年)
    2. 首つりツリーのなぞ(2004年)
    3. 真夏の悪夢(2004年)
  • ありふれた風景画(2006年 文藝春秋 / 2009年 文春文庫
    • 『別冊文藝春秋』にて連載された。
  • NO.6(2003年-2011年 講談社・YA!ENTERTAINMENT 全9巻 / 2006年-年 講談社文庫 既刊6巻)
  • ガールズ・ブルー(2003年 ポプラ社 / 2006年 文春文庫 / 2008年 ポプラ文庫
  • えりなの青い空(2004年 毎日新聞社 / 2008年 文春文庫)
  • 時空ハンターYUKI(2005年 ジャイブ・カラフル文庫 全2巻)
    • 改題『光と闇の旅人』(2010年 ポプラ文庫ピュアフル 全2巻)
  • 透明な旅路と(2005年 講談社)
  • 福音の少年(2005年 角川書店 / 2007年 角川文庫)
  • 弥勒の月(2006年 光文社 / 2008年 光文社文庫)
  • 地に埋もれて(2006年 講談社)
  • あなたに贈る物語(2006年 講談社・青い鳥文庫 アンソロジー) - 「坂道をのぼったら」収録
  • 風の館の物語(2007年-2010年 講談社 全4巻)
  • ラスト・イニング(2007年 角川書店 / 2009年 角川文庫) - 『バッテリー』の続編
  • あかね色の風/ラブ・レター(2007年 幻冬舎文庫)
  • なによりも大切なこと(2007年 PHP研究所 / 2010年 PHP文庫)
  • 舞は10さいです。(2007年 新日本出版社)
  • ランナー(2007年 幻冬舎 / 2010年 幻冬舎文庫)
  • 晩夏のプレイボール(2007年 毎日新聞社 / 2010年 角川文庫)
  • 楓子と悠の物語(講談社・青い鳥文庫) - 「坂道をのぼったら」の続編
    1. 12歳 -出会いの季節-(2007年)
  • 夜叉桜(2007年 光文社 / 2009年 光文社文庫) - 『弥勒の月』の続編
  • 十二の嘘と十二の真実(2007年 徳間書店 / 2011年 徳間文庫)
  • 妖怪変化 京極堂トリビュート(2007年 講談社ノベルス) - 百鬼夜行シリーズのトリビュート作品集、あさのあつこをふくむ数名の作家の作品が収録されている
  • チュウガクセイのキモチ(2008年 小学館)
  • ぬばたま(2008年 新潮社 / 2010年 新潮文庫)
  • 金色の野辺に唄う(2008年 小学館)
  • ミヤマ物語(2008年-2011年 毎日新聞社)
  • きみが見つける物語 スクール編(2008年 角川文庫) - 「このグラウンドで」収録
  • 復讐プランナー(2008年 河出書房新社)
  • ヴィヴァーチェ(角川書店)
    1. 紅色のエイ(2008年)
    2. 漆黒の狙撃手(2010年)
  • あした吹く風(2008年 文藝春秋)
  • 待ってる 橘屋草子(2009年 講談社)
  • きみに贈るつばさ物語(2009年 角川つばさ文庫) - アンソロジー
  • ささやかな物語たち。(2009年 講談社)
  • ねこの根子さん(2009年 講談社)
  • 朝のこどもの玩具箱(2009年 文藝春秋)
  • ガールズ・ブルーII(2009年 ポプラ社 / 2009年 文春文庫)
  • 夢うつつ(2009年 東京書籍
  • 神々の午睡(うたたね)(2009年 学習研究社
  • 木練柿(2009年 光文社) - 『夜叉桜』の続編
  • ぼくらが走りつづける理由(2009年 ポプラ文庫) - アンソロジー
  • ガールズ・ストーリー(2009年 PHP研究所)
  • 夜のだれかの玩具箱(2009年 文藝春秋)
  • きみが見つける物語 ティーンエイジ・レボリューション(2010年 角川書店) - アンソロジー
  • 火群のごとく(2010年 文藝春秋)
  • グラウンドの空(2010年 角川書店)
  • 13歳のシーズン(2010年 光文社)
  • シティ・マラソンズ(2010年 文藝春秋) - 三浦しをん近藤史恵と競作
  • スーサ(2011年 徳間書店)
  • スパイクス(2011年 幻冬舎) - 『ランナー』の続編
  • (文春文庫 既刊1巻)
    1. 風の刃(2011年)
  • たまゆら(2011年 新潮社)

[編集] 作品のメディアミックス

[編集] 参考

  • 文藝年鑑2011

[編集] 脚注

  1. ^ あさのあつこロングインタビュー
  2. ^ a b c あさのあつこ講演会「作品の中の少年少女たち」
  3. ^ 児童文学「バッテリー」の作者招く
  4. ^ インタビュー
  5. ^ 〈託す〉 光浴びぬ子こそ魅力
  6. ^ だから私は日本共産党/作家/あさのあつこさん
  7. ^ 2010年11月7日「しんぶん赤旗」

[編集] 外部リンク

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