朝倉宏景

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朝倉 宏景(あさくら ひろかげ、1984年 - )は、日本の小説家。

略歴[編集]

東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。 2012年「白球と爆弾」(単行本発売時『白球アフロ』に改題)で第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞[1]、2018年『風が吹いたり、花が散ったり』で第24回島清恋愛文学賞受賞[2]、2022年『あめつちのうた』で2022ひょうご本大賞受賞[3]

著書[編集]

小説[編集]

  • 『白球アフロ』(講談社 2013/講談社文庫 2016)
  • 『野球部ひとり』(講談社 2014/講談社文庫 2017)
  • 『つよく結べ、ポニーテール』(講談社 2014/講談社文庫 2018)
  • 『風が吹いたり、花が散ったり』(講談社 2017/講談社文庫 2023)
  • 『僕の母がルーズソックスを』(講談社 2019)
  • 『空洞電車』(双葉社 2020)/【改題】『空洞に響け歌』(双葉文庫 2022)
  • あめつちのうた』(講談社 2020/講談社文庫 2021)
  • 『日向を掬う』(双葉社 2021)
  • 『エール 名もなき人たちのうた』(講談社 2021)/【改題】『エール 夕暮れサウスポー』(講談社文庫 2023)
  • 『サクラの守る街』(講談社 2023)
  • 『ゴミの王国』(双葉社 2024)

アンソロジー[編集]

  • 『マウンドの神様』(実業之日本社文庫 2017)「絶対的最後」
  • 『短篇ベストコレクション 現代の小説2019』(徳間文庫 2019)「代打、あたし。」
  • 『ランバーロール 02』(タバブックス 2019)「空き家」
  • 『Story for you』(講談社 2021)「夜のトランペット」

単行本未掲載作品[編集]

  • 「かきくけこのためのフリースタイル」(『小説現代』 2018年2月号)
  • 「佐伯ドヌーヴ」(『小説すばる』 2018年7月号)
  • 「雨を待つ」(『小説現代』 2020年6,7月号) 『あめつちのうた』スピンオフ短篇(電子書籍無料公開中)
  • 「そこに、私はいなかった。」(『紙魚の手帖』 vol.16)

脚注[編集]

外部リンク[編集]