李成江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Pix.gif 李 成江
Chengjiang LI
Figure skating pictogram.svg
Li chengjiang.jpg
2003年スケートカナダでのフリースケーティング
基本情報
代表国: 中華人民共和国の旗 中国
生年月日: 1979年4月28日(35歳)
出生地: 中国吉林省長春
身長: 170 cm[1]
元コーチ: Lijie Yu
高海軍[2][1]
元振付師: ローリー・ニコル[1]
Wei Liu
ゴーシャ・サー[1]
所属クラブ: 長春クラブ[1]
引退: 2009年[3]
ISU パーソナルベストスコア
トータルスコア: 210.94 2003 GPロシア杯
ショートプログラム: 73.39 2006 世界選手権
フリースケーティング: 145.17 2003 GPロシア杯

李 成江(り せいこう、中国語: 李成江[4]1979年4月28日[1] - )は、中国の元フィギュアスケート選手(男子シングル)、現在はコーチ。2001年四大陸フィギュアスケート選手権優勝、2003年世界選手権4位、中国選手権優勝6回。

経歴[編集]

両親はともに元スケート選手のコーチで、5歳の時に陳露に憧れてスケートを始め、1996年から中国スケート連盟の強化チームに所属[5]

1998年世界ジュニア選手権の予選とフリースケーティングで当時まだエルビス・ストイコしか成功者のいなかった4回転トウループ-3回転トウループ コンビネーションジャンプを跳び注目を集めた[6]

1998-1999年シーズンよりシニアクラスの国際大会に参戦すると、力強く美しい4回転トウループを武器に一気に世界のトップ選手に駆け上がる[7][8]

2001年四大陸選手権では中国の男子選手として初めて国際スケート連盟の公式大会で優勝するなどの好成績を残していたが、ISUジャッジングシステム=コード・オブ・ポイントが本格導入された2004-2005年シーズン以降は若干苦戦気味だった。

引退試合となった2009年の中華人民共和国第十一回全国運動会で優勝を飾った。

引退後はコーチとなり、2013-2014シーズンまで陳露のコーチだった李明珠のアシスタントコーチとして李子君張可欣ら自国の女子選手の指導にあたった。

演技・技術[編集]

  • ジャンプでは4回転トウループと4回転サルコウを跳ぶことができた。特に4回転トウループの完成度は高く、いわゆる積極加点が始まる2006-2007年シーズン以前にも高いGOEを獲得していた。一方ルッツは苦手としており、プログラムから外すことも少なくなかった。
  • 同世代の中国の選手の中ではジャンプ偏重型ではなく、ISUジャッジングシステム=コード・オブ・ポイント施行後のスピンでレベル4をとることもできた。
  • プログラムに使用する曲は中国民謡なども多く、カンフーなど中国文化を取り入れたステップを行っていた。
  • 持病として喘息を持っているため、演技中に突然体力が尽き失速することがままあった。

主な戦績[編集]

2002-2003シーズン以降[編集]

大会/年 2002-03 2003-04 2004-05 2005-06 2006-07 2007-08 2008-09
冬季オリンピック 16
世界選手権 4 10 5 9 23
四大陸選手権 3 2 6 11
中国選手権 1 1 3 1
GPファイナル 5 3
GPロシア杯 2 2 11
GP中国杯 3 2 8 棄権 11
GPNHK杯 3 5 4 12
GPスケートカナダ 8
GPボフロスト杯 3
冬季アジア大会 2 2

2001-2002シーズンまで[編集]

大会/年 1996-97 1997-98 1998-99 1999-00 2000-01 2001-02
冬季オリンピック 9
世界選手権 5 7 5
四大陸選手権 2 2 1
中国選手権 1 2 1 1
GPスケートアメリカ 7
GPボフロスト杯 3 3
GPNHK杯 3 3
GPスケートカナダ 5 9
冬季アジア大会 1
ユニバーシアード 4
世界Jr.選手権 12 7

詳細[編集]

2008-2009 シーズン
開催日 大会名 IF[9] SP FS 結果
2009年4月9日-12日 中華人民共和国第十一回全国運動会青島 1
95.32
1
74.52
1
134.16
1
304.00
2009年2月5日-7日 2009年四大陸フィギュアスケート選手権バンクーバー - 12
59.22
10
119.72
11
178.94
2008年11月21日-23日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯モスクワ - 8
62.95
12
100.65
11
163.60


2007-2008 シーズン
開催日 大会名 IF[9] SP FS 結果
2008年3月17日-23日 2008年世界フィギュアスケート選手権ヨーテボリ - 23
53.99
23
101.76
23
155.75
2008年2月11日-17日 2008年四大陸フィギュアスケート選手権高陽 - 5
72.25
9
125.73
6
197.98
2008年1月18日-21日 中華人民共和国第11回全国冬季運動会チチハル 1
102.10
7
56.85
4
126.56
3
285.51
2007年11月29日-12月2日 ISUグランプリシリーズ NHK杯仙台 - 8
63.56
12
99.21
12
162.77
2007年11月7日-11日 ISUグランプリシリーズ 中国杯ハルビン - 10
53.50
11
106.02
11
159.52


2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2006年11月30日-12月3日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 3
69.26
4
122.06
4
191.32


2005-2006 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2006年3月19日-26日 2006年世界フィギュアスケート選手権カルガリー 5
31.43
6
73.39
15
124.21
9
229.03
2006年2月10日-26日 トリノオリンピックトリノ - 21
60.23
13
121.98
16
182.21
2005年11月3日-6日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 - 2
70.25
10
103.44
8
173.69


2004-2005 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2005年3月14日-20日 2005年世界フィギュアスケート選手権モスクワ 3
32.23
6
72.61
7
130.83
5
235.67
2005年2月14日-20日 2005年四大陸フィギュアスケート選手権江陵 - 1
72.10
3
121.99
2
194.09
2004年12月16日-19日 2004/2005 ISUグランプリファイナル北京 - 5
65.91
3
135.16
3
201.07
2004年11月11日-14日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 - 2
69.75
2
127.40
2
197.15
2004年11月4日-7日 ISUグランプリシリーズ NHK杯名古屋 - 8
59.56
3
132.48
5
192.04


2003-2004 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2004年3月22日-28日 2004年世界フィギュアスケート選手権ドルトムント 5 12 10 10
2003年11月20日-23日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯モスクワ - 5
65.77
2
145.17
2
210.94
2003年11月6日-9日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 - 3
67.30
3
128.94
3
196.24
2003年10月30日-11月3日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダミシサガ - 6
59.70
8
113.43
8
173.13


2002-2003 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2003年3月24日-30日 2003年世界フィギュアスケート選手権ワシントンD.C. 4 4 4 4
2003年2月28日-3月2日 2002/2003 ISUグランプリファイナルサンクトペテルブルク - 6 5 5
4
2003年2月10日-16日 2003年四大陸フィギュアスケート選手権北京 - 1 3 3
2002年11月28日-12月1日 ISUグランプリシリーズ NHK杯京都 - 3 3 3
2002年11月21日-24日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯モスクワ - 2 2 2
2002年11月7日-10日 ISUグランプリシリーズ ボフロスト杯ゲルゼンキルヒェン - 3 3 3


2001-2002 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2002年3月16日-24日 2002年世界フィギュアスケート選手権長野 3 6 5 5
2002年2月9日-21日 ソルトレイクシティオリンピックソルトレイクシティ - 6 9 9
2001年11月8日-11日 ISUグランプリシリーズ スパルカッセン杯ゲルゼンキルヒェン - 3 3 3
2001年10月24日-28日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカコロラドスプリングス - 8 6 7


2000-2001 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2001年3月17日-25日 2001年世界フィギュアスケート選手権バンクーバー 8 6 8 7
2001年2月7日-10日 2001年四大陸フィギュアスケート選手権ソルトレイクシティ - 2 1 1
2000年11月28日-12月3日 ISUグランプリシリーズ NHK杯旭川 - 5 2 3
2000年11月7日-12日 ISUグランプリシリーズ スパルカッセン杯ゲルゼンキルヒェン - 3 3 3
2000年11月1日-5日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダミシサガ - 10 9 9


1999-2000 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2000年3月26日-4月2日 2000年世界フィギュアスケート選手権ニース 3 8 6 5
2000年2月21日-27日 2000年四大陸フィギュアスケート選手権大阪 - 2 2 2
1999年11月4日-7日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダセントジョン - 3 6 5


1998-1999 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
1999年2月21日-28日 1999年四大陸フィギュアスケート選手権ハリファックス 4 2 2
1998年12月2日-6日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 2 3 3


1997-1998 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
1997年11月22-29日 1998年世界ジュニアフィギュアスケート選手権セントジョン 6 8 7 7

プログラム[編集]

シーズン SP FS EX
2008-2009 黄河
作曲:洗星海
演奏:殷承宗
ホテル・カリフォルニアリミックス
原曲:イーグルス
映画『セブンソード』サウンドトラック
作曲:川井憲次
-
2007-2008 映画『セブンソード』サウンドトラック
作曲:川井憲次
ミュージカル『シカゴ』より
作曲:ジョン・カンダー
2005-2006[1][7] 愛の夢
作曲:フランツ・リスト
No Way Out
作曲:梅林茂
振付:ローリー・ニコル
-

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『フィギュアスケート選手名鑑 2006』新書館、2005年12月、p.101
  2. ^ 上坂美穂編『オール・アバウトフィギュアスケート』ぴあ(ぴあワンダーランドSpecial)、2005年11月、p.58
  3. ^ http://www.sailingcity.org/article/200942917331_4.html
  4. ^ 中国語ラテン翻字: Li Chengjiang
  5. ^ 国際スケート連盟によるバイオグラフィー
  6. ^ Hello Fabulous Skaters!
  7. ^ a b 斎藤貴子編『COLORS フィギュアスケート男子シングルフォトブック』あおば出版、2006年2月、p.106
  8. ^ http://www.goldenskate.com/2011/07/han-yan-looking-to-become-chinas-next-skating-star/ - Golden Skate
  9. ^ a b インタープリティブ・フリー

外部リンク[編集]