やぶうち優

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やぶうち 優
生誕 1969年12月1日(39歳)
日本兵庫県西宮市
国籍 日本
活動期間 1983年 -
ジャンル 少女漫画
代表作 水色時代
少女少年
ないしょのつぼみ
受賞 第54回小学館漫画賞児童向け部門
(『ないしょのつぼみ』)
公式サイト やぶうち優公式サイト「Utopia」
  
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やぶうち 優(やぶうち ゆう、1969年12月1日 - )は、日本女性漫画家兵庫県西宮市出身。北海道札幌市在住。

目次

[編集] 概要

1983年、13歳の時、『ちゃお』(小学館)9月号増刊に掲載の『ボインでごめん!』でデビュー。デビュー時のペンネームは薮内 優(やぶうち ゆう)。1990年代の『ちゃお』のレギュラー作家であり、特に1990年代前半から中盤にかけては、「後輩」のあらいきよこ清水真澄と共に主力作家として活躍した。

2009年7月現在、小学館の『小学五年生』、『ChuChu』で活躍中。2009年、『ないしょのつぼみ』で第54回(平成20年度)小学館漫画賞児童向け部門を受賞。

代表作に『水色時代』、『少女少年』、『ないしょのつぼみ』など。

思春期の女の子や男の子の心情を身体と心の成長や社会環境と絡ませながら執筆する事を得意とし、10代の少女から20代の男性を中心とした幅広い層に多くの根強い読者を獲得している。その実績を買われ、小学館の学習雑誌で性教育を絡ませた漫画を執筆している。その一方で、ファンタジーSFギャグ等の作品も生み出し、話の引き出しが多い一面もある。

基本的に少女漫画であるに関わらず、少年漫画的なお色気シーンをよく取り入れている珍しい作風でもある。そのためか、やぶうちの作品を萌え漫画として読んでいる男性読者も多い。

表紙などのカラーイラストの製作は、『新水色時代』の執筆時から、CGを使用している。CGを使用し始めた時は「CGを使用しているのを感じさせない手塗りのイラストの様なCG」を念頭に置いて製作を行っていた。

好きなものは鉄道で、これらの描写にかなりの力を入れている様である。前者は、公式サイト『Utopia』の「シツモン」→「やぶうち本人への質問」にて自ら鉄道が好きと回答し、『Utopia』のコンテンツの一つとして自らのトワイライトエクスプレス乗車記を載せている。後者については特に文鳥がお気に入り、との事。

2児の母。雑誌連載と育児の傍らで行っていた同人誌活動は現在、多忙のため休止している。同人誌にて執筆した作品のいくつかは単行本に収録されている。

[編集] 作品リスト

[編集] 連載作品とその派生作品

君にストレート (『ちゃお』、1990年
『ちゃお』1990年8月号 - 10月号に短期集中連載。全3話。むりやり勧誘されて野球部のマネージャーになった嵐山さがのと1年生エース・粟野直行の葛藤を描く。
水色時代シリーズ
普通の女の子河合優子と仲間達の思春期模様を描いた作品群。1996年に『水色時代』がテレビ東京系にてテレビアニメ化された。『新〜』『〜-12歳の季節-』はテレビアニメの放送期間に合わせて連載された作品である。
水色時代 (『ちゃおデラックス』・『ちゃお』、1990年 - 1994年
『ちゃおデラックス』に掲載された小学生編、『ちゃお』に連載された中学生編と2編に分かれている。
新水色時代 (『ちゃお』、1996年 - 1997年
優子が実体験を元に書いた小説、という設定。登場人物はほぼ同じだが、シリーズ作の中で唯一、作品世界が異なる。
水色時代 - 12歳の季節 - (『小学六年生』、1996年 - 1997年)
小学生編の続編に当たる。
水色時代を過ぎても [十九歳の地図] (『プチコミック』、2002年10月号)
短大生になった優子の話。小学館文庫コミック版のみに収録。
KAREN (『ちゃお』、1994年 - 1996年)
19世紀末のロンドンと日本を舞台に、不思議な力をもった謎の少女カレンが2人の少年と共に母親と自分のルーツを探しにいくミステリアスなファンタジー。
まんが家しちゃお♥ (『ちゃお』、1994年 - 1995年)
ちゃおまんがスクール内で1ページ連載。まんが家を目指す小学生・やぶち やおが、元まんが家だった母・ゆうに教えを請いながらまんがの描き方を学んでいく内容。
おねがい!マルチくん (『ちゃおデラックス』、1995年 - 1996年)
作者いわく「少女まんが版『ドラえもん』」。いまいち冴えない女の子小波奈夢子と、おもちゃ屋の息子で幼なじみの発明少年マルチくん(本名丸地たすく)の話。登場人物名の多くはゲームメーカーやコンピュータ用語から取られている。
少女少年シリーズ(1997年 - 2004年
小学館の学年誌『小学六年生』・『小学五年生』にて連載。小学生男の子美少女に扮して芸能界で活躍する物語。本来は1997年度の『小学六年生』に連載された1作のみの予定だったが、シリーズ化され第7作まで続いた。
〜少女少年〜GO!GO!ICHIGO (『ちゃおデラックス』、2004年 - 2005年
女の子の主人公と、普段から女装姿の男の子が繰り広げるドタバタラブコメ。これのみ、芸能界が一切関わってこない展開になっている。
おちゃらかほい! (『ちゃお』、1997年 - 1998年
中学校に入学した早乙女茶織が、おしとやかで可憐な性格になりたいと思って入った茶道部の部員達は、なんと一癖も二癖も溢れる個性的な面々だった…。少年漫画顔負けの下ネタがふんだんに盛り込まれたドタバタギャグ作品。やぶうち作品の中でも相当に異質な作品として密かな人気がある。
みどりのつばさ (『ちゃお』、1998年 - 1999年
ニュータウン造成によって、ニュータウンの住民と古くからの住民とが完全に冷え切った関係にある村が舞台の物語。ニュータウンに引越ししてきた鳥越翠は人力飛行機を作って大空を飛ぼうとしている村の大地主の息子森翼に惹かれるが…。
ぴゅあ♥ぴゅあ (『ちゃお』、1999年)
小学4年生の佐藤みるくと、みるくのいとこと名乗り小学校の先生になった天使のたまごるう(人間名は堀江るう)が繰り広げるファンタジー。『ちゃお』本誌で描かれた最後の作品。
EVE★少女のたまご★ (『小学五年生』、2000年 - 2001年
少女型ロボット内藤イブが人間から愛されるロボットになるために、小学校生活を繰り広げる成長と恋の物語。
ないしょのつぼみ (2004年 - )
小学館の学年誌に掲載の少女向け性教育漫画。2008年現在『小学五年生』で連載中。2008年にOVA化された。
アニコン (『ChuChu』、2005年 - 2006年
顔よし、容姿よし、性格よし、だけどアニメおたくな兄東雲理一(しののめ りいち)とそんなお兄ちゃんが大好きな義妹真綾(まあや、通称 まあち)が繰り広げるオタクなラブコメ。
ひとひらの恋が降る(『ChuChu』、2006年 - 2008年
北海道の札幌に住む澄川晴流は、福住凪という彼氏がいるのに、平岸颯のことが気になってしまう。そんな時に、颯と「2人で見ると結ばれる」という噂のある「午前六時のブルートレイン」を見てしまい…。
ちゆ&ガンマのまんが入門(『ChuChu』、2007年 - 2009年
ちゅちゅまんがゼミナール内で1ページ連載。漫画家になりたいと思っていたちゆの所に、全身がカエルの姿をした謎の男ガンマがガマ・ンガ星から現れ、漫画家になるべく学んで行く。
初恋指南(『ChuChu』、2008年 - )
少女漫画家を目指す女の子本田南央の漫画家と恋の道のりを描いた物語。

[編集] 読切作品

[編集] 1980年代

1983年
  • ボインでごめん!(『ちゃお』9月号増刊)
  • UKIUKIナイスふぁいと(『ちゃお』12月号)
1984年
  • みんなでやれば…!?(『ちゃおマイラブ』春の号)
  • 十四歳の夏(『ちゃおマイラブ』秋の号)
  • 2泊3日のラプソディ(『ちゃお』12月号ふろく)
1985年
  • バニーガールしませんか?(『ちゃおマイラブ』春の号)
  • 午前零時奇談(『ちゃお』8月号)
  • 小春日和(『ちゃお』11月号)
1986年
  • 軌道はずれの迷惑星(『ちゃおマイラブ』春の号)
  • あぶの〜まるZone(『ちゃお』9月号)
1987年
  • Windy Day Dream(『ちゃお』1月号)
  • 五月雨前線(『ちゃおデラックス』初夏の増刊号)
1988年
  • 純情powerのトップ!(『ちゃおデラックス』夏の増刊号)
1989年
  • 12のソネット(『ちゃお』6月号)
  • お嬢様にはかなわない(『ちゃお』11月号)

[編集] 1990年代

1990年
  • Snow Fantasy -これから-(『ちゃおデラックス』新年増刊号)
  • 卒業旅行☆星降る街で…(『ちゃお』3月号)
  • お嬢様には手を出すな(『ちゃお』6月号)
  • いけない天国(『ちゃおデラックス』夏の増刊号)
1991年
  • マイクロ▽ろまんす(『ちゃおデラックス』夏休み大増刊号)
1992年
  • 優ちゃんのハジさらしな日記(『マスコットちゃお』初秋増刊号)
1993年
  • 袋小路の館(『ちゃおデラックス』夏休み増刊号)
  • 美少女まんが家 ラブリー♥トーン(『ちゃおデラックス』秋の増刊号)
1994年
  • とんだ新記録(『ちゃおデラックス』初秋増刊号)
1998年
  • ハーフビターなおくりもの(『ちゃお』2月号別冊ふろく)
1999年
  • 少年少女(『CHUE'S net』春号)
  • LOVE・LIKE・COMIC(『CHUE'S net』夏号)

[編集] 2000年代

2001年
  • スプリング・ゲーム(『ちゃおデラックス』春の増刊号)
2002年
  • ナキムシユキムシ(『ちゃおデラックス』冬の増刊号)
  • チコのねがい(『ちゃおデラックス』春の増刊号)
  • りば〜す⇔注意報(『ちゃおデラックス』初夏の増刊号)
  • 虹のフーガ(『ちゃおデラックス』夏の増刊号)
  • 私立ふしぎの幼稚園(『ちゃおデラックス』秋の増刊号)
2003年
  • 君が舞い降りてきた(『ChuChu』春号)
  • ひとりぼっちのコスモス(『ちゃおデラックス』秋の増刊号)
2004年
  • サクラ♥せんせ〜しょん(『ChuChu』春号)
  • 瞬間(いま)が色あせないように(『ChuChu』2004年9月17日号)
2005年
  • 妄想令嬢(『ChuChu』春の号)
  • もいちど告っていいですか?(『ちゃおデラックス』初夏の増刊号)
  • リンク〜きみのてのひら〜(『ChuChu』初夏号)
  • わんデー・ハプニンぐ(『小学館スペシャル』夏休み増刊号『わんこコミックスペシャル』)(※・の箇所には犬の足跡が付く)
  • ココロ*プリズム(『ChuChu』夏号)
  • クレッシェンド(『ChuChu』秋号)
  • シンクロ☆ナイト(『小学五年生』2006年2月号増刊『占いGirls』)

[編集] 児童文学の挿絵

[編集] 関連書籍

  • やぶうち優ファンBOOK やぶうち優の♀(おんなのこ)♂(おとこのこ)なお話(2006年3月)
    • 『ないしょのつぼみ』をメインに、『少女少年』シリーズ等の作品を、性教育マンガという区割りで特集した本。『ないしょのつぼみ』第1期の番外編や『少女少年』の元になった作品、設定画等と、デビュー作「ボインでごめん!」を収録。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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