美少女

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美少女(びしょうじょ)とは、一般に容貌の美しい少女を指す。美少年に対義する概念としての少女。なお、ここでは類似する概念である美幼女も併せて解説する。

目次

[編集] 状況

1980年代後藤久美子の登場をきっかけとして「国民的美少女コンテスト」(オーディション)が行われた。これ以降、芸能界等では特に女性アイドルの一要素として、或いは宣伝や売り出し文句として類型的に多用される言葉である。

フィクションの世界でも、漫画アニメコンピューターゲームに於いて、少年であるヒーローに相対したヒロインとして美少女が設定される作品が多い。特に、これらのジャンルで好んで用いられるキーワードで、記号でもあると推測される。

なお、狭義的に「成人向け」の意味で「美少女系」の単語が使われる場合が有る。

[編集] 言葉としての美少女および美幼女

美少女と美幼女という言葉の指す対象は、大抵の場合、前者は未成年(特に小学生から高校生)の女性(少女)を、後者はそれよりも幼い女性(幼女)を指すが、幼女と少女との区別が明確でないこともあり、両方とも美少女として混同されることが多い。こうした状況もあり、幅広く用いられるようになった美少女と比べ、美幼女という言葉自体の認知度は低い。

[編集] 歴史

[編集] 西洋

主題として扱った文物は特に文学の分野に多く見られ、あげればきりがない。その中でも特に有名なものとしては白雪姫が挙げられよう。この物語におけるヒロインは白雪姫であり、彼女が彼女の母(王妃)を超えて『世界一美しい女性』になったのが7歳のときであるとされている。

[編集] 日本

日本古典文学の中で表わされた代表的な美少女像は、平安時代の「源氏物語」の若紫である。絶世の美男であるとされる光源氏は、数え年で10歳ほどの若紫に一目惚れし、拐かして屋敷に住まわせ、自分の理想の女性に育て上げる事を画策する。この物語のプロットは後世の様々な物語に転化され、引き継がれている。

また、十六宵(いざよい)の物語なども挙げられる。彼女は元慶4年(880年)九州に生を享けその誕生日(8月16日)を縁として十六宵と名付けられた。この物語の縁の地である福岡県福岡市東区翁別神社(おきなわけじんじゃ)に遺る史跡に『鏡の井』があるが、これは『美しく成長した5歳』の彼女がその時にその髪を梳ったとされる井戸である。またその麗しい容姿が宇多天皇勅使の耳に入り彼女が内裏に迎え入れられたのが13歳の時であるとされている。

[編集] その他

太宰治短編小説の題名に「美少女」がある。一方、広辞苑には「美少年」はあるが「美少女」という項目は第五版まで存在しなかった。これは「少年という言葉は男子だけでなく女子もさす」という解釈、方針によるものである(女子少年院、またスポーツのカテゴリとして「少年女子」が存在する)。近年『トリビアの泉』でも紹介された。2008年発行の第六版から「美少女」の項目が新たに加えられた。

[編集] 美しい少女をあらわすことば

[編集] 語源

美少女(びしょうじょ)は、美(び)、少(しょう)、女(じょ)という3つの形態素から構成されており、いずれも中国語起源である。それぞれの意味を日本語の固有語で解説すると、うつくしい、わかい、おんなという意味になる。この3つの形態素を古典中国語の統辞法を模して日本語内部で組み合わせた 単語が美少女となる。意味は『うつくしいわかいおんな』となる。

[編集] 関連項目