佐用郡

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兵庫県佐用郡の位置(緑:佐用町 薄緑:後に他郡から編入した区域)

佐用郡(さようぐん)は、兵庫県播磨国)の

人口17,754人、面積307.44km²、人口密度57.7人/km²。(2015年2月1日、推計人口

以下の1町を含む。

郡域[編集]

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、佐用町の大部分(大酒・小赤松・漆野・西下野・下三河・中三河・上三河・河崎・船越・奥海・若州・上石井・下石井・水根・桑野・海内・東中山を除く)にあたる。

歴史[編集]

古くは「さよぐん」であったが、1955年昭和30年)3月1日の合併で佐用町が「さようちょう」と称したことから、それに引きずられる形で「さようぐん」に変更した。

近世以降の沿革[編集]

知行 村数 村名
幕府領 幕府領 16村 下櫛田村、宝蔵寺村、久保村、三原村、弦谷村、広山村、才元村、平尾村、来見村、田和村、金子村、桜山村、植木谷村、西河内村、仁方村、豊福村
旗本領 19村 口金近村、奥金近村、円応寺村、佐用村、長尾村、平谷村、末包村、大畠村、淀村、福沢村、○本位田村、宗行村、横坂村、口長谷村、奥長谷村、平福村、正吉村、庵村、友延村
藩領 播磨三日月藩 40村 西新宿村、大日山村、小日山村、西大畠村、須安村、宇根村、金屋村、力万村、寄延村、目高村、上秋里村、下秋里村、上月村、久崎村、家内村、奥多賀村、口多賀村、安川村、大畑村、大下村、三日月村、上本郷村、下本郷村、真宗村、志文村、春哉村、乃井野村、東新宿村、島脇村、土井村、米田村、小山村、中島村、林崎村、下徳久村、西徳久村、東徳久村、平松村、真盛村、山脇村
播磨安志藩 10村 仁位村、円光寺村、上櫛田村、三尾村、早瀬村、中山村、蔵垣内村、大垣内村、本郷村、皆田村[2]
幕府領・藩領 旗本領・播磨龍野藩 1村 大猪伏村
旗本領・安志藩 1村 山田村
  • 明治2年(1869年) - 旗本領が兵庫県の管轄となる。
  • 明治3年(1870年)11月 - 兵庫県の管轄地域が生野県の管轄となる。
  • 明治4年
  • 明治8年(1875年)(81村)
    • 才元村・金子村が合併して才金村となる。
    • 平尾村・蔵垣内村が合併して福吉村となる。
    • 来見村・田和村が合併して福中村となる。
    • 植木谷村・大猪伏村が合併して大木谷村となる。
    • 奥多賀村・口多賀村が合併して多賀村となる。
    • 平谷村が豊福村に合併。
  • 明治9年(1876年)(78村)
    • 8月21日 - 第2次府県統合により兵庫県の管轄となる。
    • 久保村・東新宿村・島脇村が合併して末広村となる。
    • 下櫛田村・上櫛田村が合併して櫛田村となる。
  • 明治12年(1879年1月8日 - 郡区町村編制法の兵庫県での施行により、行政区画としての佐用郡が発足。郡役所が佐用村に設置。
  • 明治14年(1881年) - 正吉村・友延村が合併して延吉村となる。(77村)

町村制以降の沿革[編集]

1.佐用村 2.長谷村 3.平福村 4.江川村 5.幕山村 6.西庄村 7.久崎村 8.中安村 9.徳久村 10.大広村 11.三日月村(橙:佐用町)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、下記の各村が発足。全域が現・佐用町。(11村)
    • 佐用村 ← 佐用村、山脇村、真盛村、山田村、長尾村、本位田村、円応寺村
    • 長谷村 ← 口長谷村、奥長谷村、奥金近村、口金近村、横坂村、宗行村
    • 平福村 ← 平福村、庵村、延吉村
    • 江川村 ← 豊福村、淀村、末包村、大畠村、福沢村、仁方村、西河内村、大木谷村
    • 幕山村 ← 福吉村、本郷村、大垣内村、皆田村、才金村、桜山村、福中村、中山村、金屋村
    • 西庄村 ← 力万村、須安村、宇根村、西大畠村、小日山村、目高村、寄延村、上月村、仁位村、早瀬村
    • 久崎村 ← 久崎村、家内村、櫛田村、円光寺村、上秋里村、下秋里村、西新宿村、大日山村
    • 中安村 ← 中島村、多賀村、米田村、安川村、宝蔵寺村、土井村、小山村
    • 徳久村 ← 下徳久村、林崎村、西徳久村、東徳久村、平松村
    • 大広村 ← 末広村、広山村、弦谷村、大畑村、大下村、三原村、三尾村
    • 三日月村 ← 三日月村、乃井野村、下本郷村、上本郷村、真宗村、春哉村、志文村
  • 明治29年(1896年
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和3年(1928年10月1日(2町10村)
    • 佐用村が町制施行して佐用町が発足。
    • 平福村が町制施行して平福町が発足。
  • 昭和9年(1934年)4月1日 - 三日月村が町制施行して三日月町が発足。(3町9村)
  • 昭和15年(1940年3月1日 - 久崎村が町制施行して久崎町が発足。(4町8村)
  • 昭和30年(1955年
    • 3月1日 - 佐用町(さよちょう)・長谷村・平福町・石井村・江川村が合併して佐用町(さようちょう)が発足。(3町5村)
    • 3月25日(4町3村)
      • 久崎町が赤穂郡赤松村の一部(大酒・小赤松および旭日のうち字抜位)を編入。
      • 幕山村・西庄村が合併して上月町が発足。
    • 3月31日 - 大広村・三日月町が合併し、改めて三日月町が発足。(4町2村)
    • 7月20日 - 中安村・徳久村が宍粟郡三河村と合併して南光町が発足。(5町)
  • 昭和33年(1958年6月15日 - 上月町・久崎町が合併し、改めて上月町が発足。(4町)
  • 平成17年(2005年)10月1日 - 佐用町・上月町・南光町・三日月町が合併し、改めて佐用町が発足。(1町)

変遷表[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 領主から年貢免除の特権を与えられた土地。
  2. ^ 記載は海田村。

参考文献[編集]