越谷市

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こしがやし
越谷市
Koshigaya LakeTown Pond 1.JPG
Flag of Koshigaya, Saitama.svg
越谷市旗
Koshigaya Saitama chapter.svg
越谷市章
1955年1月10日制定[1]
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
団体コード 11222-4
面積 60.31km²
総人口 331,791
推計人口、2014年5月1日)
人口密度 5,500人/km²
隣接自治体 さいたま市春日部市川口市草加市
吉川市北葛飾郡松伏町
市の木 ケヤキ
市の花 キク
市の鳥 シラコバト
越谷市役所
所在地 343-8501
埼玉県越谷市越ヶ谷四丁目2番1号
北緯35度53分28.1秒東経139度47分27.3秒
Koshigaya City Hall Saitama Japan 1.jpg
外部リンク 越谷市

越谷市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

特記事項 市外局番:048-9(市内全域・草加MA)
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越谷市(こしがやし)は、埼玉県の南東部にある人口約33万1千人の東京都特別区部への通勤率は27.9%(平成22年国勢調査)。さいたま市川口市川越市所沢市に次いで埼玉県では人口第5位。特例市彩の国中核都市業務核都市に指定されている。

概要[編集]

2003年4月1日特例市へ移行した。現在、中核市への要件を満たしている。

越谷市は中核市への移行を検討した結果、現段階においては地方交付税制度の見直し等による財政負担など、メリットよりデメリットが上回るものと判断し、現在取り組んでいる行政改革を最優先課題として取り組むこととし、地方交付税制度や市町村合併の動向を考えあわせて、改めて判断するとしている(2009年5月現在)。ただし、中核市入りを中止したものではなく、中核市入りの計画自体は引き続き行われていたが、2015年4月より中核市入りすることが決定した。

「国民健康保険発祥」の地[編集]

国民健康保険発祥の地の碑

越ヶ谷町1935年昭和10年)に発足させた、一般住民を対象とした日本初の健康保険制度「越ヶ谷順正会」は、1938年(昭和13年)の国民健康保険法(旧法)施行よりも3年早く発足している。このため、越谷市は「越ヶ谷順正会」を「国民健康保険の発祥」と称しており、国民健康保険法施行10周年を記念して、1948年(昭和23年)には「越ヶ谷順正会」を顕彰する「相扶共済の碑」が、現在の市役所敷地内に立てられている。

この制度は、昭和初期の世界恐慌に加えて、越ヶ谷町が県立高等女学校(現在の埼玉県立越ヶ谷高等学校)を誘致したことなどから、町の財政が逼迫したことがきっかけと言われている[誰によって?]。町の財政建て直しと滞納税を一掃するために、有志が無尽講を設立した。そして病気貧困の大きな原因となっていることから、その無尽講の利益で設立された。当時、勤労者を対象とした健康保険制度はあったが、農漁業、自営業者を対象とした健康保険制度は、大日本帝国にはまだ無かった。

地理[編集]

地勢[編集]

越谷駅周辺の景観

河川[編集]

本市を流れる一級河川はすべて利根川水系である。東端に中川大落古利根川、南端に綾瀬川古綾瀬川が流れており、中央に新方川元荒川の一級河川を始めとする多数の河川が流れている。大落古利根川、新方川、元荒川は当市で中川と合流する。

湖沼[編集]

隣接している自治体・行政区[編集]

隣接していないが近接している自治体・行政区[編集]

北越谷駅方面 
大袋・せんげん台方面 
元荒川の桜(2006年4月) 
大相模調整池 

歴史[編集]

歌川広重の「武蔵越かや在」。『富士三十六景』より。

越谷市の市域のうち元荒川より南側の地域は古来より武蔵国埼玉郡に属し、1040~1045年(長久・寛徳年間)野与党の一族越ヶ谷太郎や小相模次郎が定住、野与党の氏神久伊豆神社(うじがみひさいずじんじゃ)が建てられたと伝えられる。元荒川以北の地域は戦国期までは下総国葛飾郡下河辺荘のうち新方庄に属する地域で、一帯は南北朝期までは藤原秀郷の子孫である下野国小山氏の一門、下河辺氏によって開発された八条院領の寄進系荘園であった。

江戸時代初期の1683年(貞享3年)、また一説によれば寛永年間(1622年-1643年)に太日川より西の地域を武蔵国に編入したのに伴い、元荒川より北の地域が武蔵国に編入された。

江戸時代には、日光街道宿場越ヶ谷宿として栄えた。1625年(寛永2年)に三宮・大道・大竹・恩間が岩槻藩領になり、1662年(寛文2年)以降、見田方・南百・千疋・四条・麦塚・柿ノ木が東方忍藩領になる。あとの地域はいわゆる「天領」であり、関東郡代の支配地域であった。

市町村名の由来[編集]

「越ヶ谷」は「越(腰)の谷」の意で、「こし」は「山地や丘陵地の麓付近」の意、「谷」は「低地」の意であると思われる。つまり、「大宮台地の麓にある低地」を指す地名であると推測される。

「越谷」の地名は、1954年、合併により越谷町が成立した際に、合併前の越ヶ谷町と区別するために「ヶ」を取って「越谷町」としたことに由来する。したがって、旧越ヶ谷町にあたる越谷市の中央部の地名は、現在「越谷市越ヶ谷」であり、それ以外の「こしがや」が付く地名は、越谷町成立以降に出来た地名なので、「南越谷」「北越谷」「東越谷」などのように「ヶ」が入らない。同様の理由で「越ヶ谷高等学校」には「ヶ」が入り、「越谷北高等学校」「越谷南高等学校」などには「ヶ」が入らない。[3]

年表[編集]

越谷町成立前[編集]

越谷町への合併、市制施行後[編集]

人口[編集]

Demography11222.svg
越谷市と全国の年齢別人口分布(2005年) 越谷市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 越谷市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
越谷市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 139,368人
1975年 195,917人
1980年 223,241人
1985年 253,479人
1990年 285,259人
1995年 298,253人
2000年 308,307人
2005年 315,792人
2010年 326,423人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

中央市民会館(左)と市役所(右)(2006年10月)

歴代市長[編集]

市の主な施設[編集]

  • 北部出張所(恩間)
  • 南部出張所(南越谷一丁目)
  • 中央市民会館
  • 北部市民会館
  • 越谷コミュニティーセンター
  • 男女共同参画支援センターほっと越谷
  • しらこばと職業センター
  • 地域子育て支援センター
  • 収集業務センター
  • 資源化センター
  • 越谷市農業技術センター
  • 越谷市住まいの情報館
  • 教育センター
  • 科学技術体験センター(ミラクル)
  • 越谷市立第一・第二体育館
    • 北体育館
    • 南体育館
    • 西体育館
  • 総合体育館
  • 越谷市民球場
  • 総合公園
  • 緑の森公園越谷市弓道場
  • 越谷市民プール
  • 越谷市立図書館

裁判所[編集]

国の出先機関[編集]

県の出先機関[編集]

  • 越谷県税事務所
  • 越谷県土整備事務所
    • しらこばと公園管理事務所
  • 越谷建築安全センター
  • 越谷児童相談所
  • 食肉衛生検査センター越谷分室
  • 越谷環境管理事務所

その他機関[編集]

  • 東埼玉資源環境組合第一工場(清掃工場)

広域行政[編集]

  • 東埼玉資源環境組合(草加市、吉川市、八潮市、三郷市、松伏町と共にごみ処理、及びし尿処理を行っている)
  • 埼玉県都市競艇組合(飯能市、加須市、本庄市、東松山市、狭山市、春日部市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、入間市、朝霞市、さいたま市)と共に競艇主催など事務を行っている)
  • 越谷・松伏水道企業団(松伏町と共に上水道、下水道(使用料徴収のみ)事業を行っている)
  • 埼玉県東南部都市連絡調整会議(草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町で構成されている)

公営企業[編集]

  • 越谷・松伏水道企業団(越谷市と松伏町に水道を供給)

ナンバープレート[編集]

越谷市は、春日部ナンバー(埼玉運輸支局春日部自動車登録事務所)を割り当てられているが、2014年11月17日からご当地ナンバーである越谷ナンバーが交付される。

春日部ナンバー割り当て地域(~2014年11月16日)
越谷ナンバー割り当て地域(2014年11月17日~)
  • 越谷市

経済[編集]

金融機関[編集]

主な企業[編集]

特産物[編集]

姉妹都市[編集]

地域[編集]

町名・大字[編集]

桜井地区
  • 大字大里
  • 大字下間久里
  • 大字上間久里
  • 大字大泊
  • 大字平方
  • 平方南町
  • 千間台東1 - 4丁目
新方地区
  • 大字弥十郎
  • 大字大吉
  • 大字向畑
  • 大字北川崎
  • 大字大杉
  • 大字大松
  • 大字船渡
  • 弥栄町1 - 4丁目
増林地区
  • 大字花田
  • 大字増林
  • 大字増森
  • 大字中島
  • 東越谷1 - 10丁目
  • 中島1 - 3丁目
  • 増林1 - 3丁目
  • 増森1,2丁目
  • 花田1 - 7丁目
大袋地区
  • 大字恩間
  • 大字大竹
  • 大字大道
  • 大字三野宮
  • 大字恩間新田
  • 大字袋山
  • 大字大林
  • 大字大房
  • 千間台西1 - 6丁目
荻島地区
  • 大字野島
  • 大字小曽川
  • 大字砂原
  • 大字南荻島
  • 大字西新井
  • 大字北後谷
  • 大字長島
出羽地区
  • 宮本町1 - 5丁目
  • 神明町1 - 3丁目
  • 谷中町1 - 4丁目    
  • 七左町1,3 - 8丁目
  • 大間野町1 - 5丁目
  • 新川町1,2丁目
蒲生地区
  • 大字登戸
  • 大字蒲生
  • 瓦曽根1,2丁目
  • 南越谷1丁目
  • 登戸町
  • 蒲生東町
  • 蒲生寿町
  • 蒲生旭町
  • 蒲生本町
  • 蒲生西町1,2丁目
  • 蒲生1 - 4丁目
  • 蒲生愛宕町
  • 蒲生南町
  • 南町1 - 3丁目
川柳地区
  • 伊原1,2丁目
  • 川柳町1 - 6丁目
大相模地区
  • 大字西方      
  • 相模町1 - 7丁目
  • 大成町1 - 3,5 - 8丁目
  • 東町1 - 7丁目
  • 流通団地1 - 4丁目
  • 西方1,2丁目
大沢地区
  • 大沢
  • 大沢1 - 4丁目
  • 東大沢1 - 5丁目
北越谷地区
  • 北越谷1 - 5丁目
越ヶ谷地区
  • 越ヶ谷
  • 越ヶ谷1 - 5丁目
  • 御殿町
  • 柳町
  • 越ヶ谷本町
  • 中町
  • 弥生町
  • 赤山町1,2丁目
  • 宮前1丁目
  • 赤山本町
南越谷地区
  • 七左町2丁目
  • 瓦曽根3丁目
  • 南越谷2 - 5丁目
  • 蒲生茜町
  • 東柳田町
  • 元柳田町
  • 赤山町3 - 5丁目

健康[編集]

  • 平均年齢:43.83歳(男42.96歳、女44.69歳) [平成26年1月1日現在]
  • 越谷市保健センター
  • 越谷市小児夜間急患診療所
越谷市立病院
主な病院

教育[編集]

小学校
  • 越谷市立大相模小学校
  • 越谷市立大沢小学校
  • 越谷市立大沢北小学校
  • 越谷市立大袋小学校
  • 越谷市立大袋北小学校
  • 越谷市立大袋東小学校
  • 越谷市立大間野小学校
  • 越谷市立荻島小学校
  • 越谷市立川柳小学校
  • 越谷市立蒲生小学校
  • 越谷市立蒲生第二小学校
  • 越谷市立蒲生南小学校
  • 越谷市立北越谷小学校
  • 越谷市立越ヶ谷小学校
  • 越谷市立鷺後小学校
  • 越谷市立桜井小学校
  • 越谷市立桜井南小学校
  • 越谷市立千間台小学校
  • 越谷市立出羽小学校
  • 越谷市立新方小学校
  • 越谷市立西方小学校
  • 越谷市立花田小学校
  • 越谷市立東越谷小学校
  • 越谷市立平方小学校
  • 越谷市立増林小学校
  • 越谷市立南越谷小学校
  • 越谷市立宮本小学校
  • 越谷市立明正小学校
  • 越谷市立弥栄小学校
  • 越谷市立城ノ上小学校
中学校
高等学校
専門学校
  • 越谷市立看護専門学校(廃止)
  • 私立CAD製図専門学校
  • 私立小池学園越谷家政専門学校(改組転換にともない校名変更)
  • 私立小池学園東萌専門学校(改組転換にともない校名変更)
  • 私立小池学園東萌保育専門学校(埼玉東萌短期大学への改組により生徒の募集を停止中。)
  • 私立小池学園専門学校東萌ビューテイーカレッジ
  • 私立越谷保育専門学校
  • 学校法人松山学園桐蔭コンピュータ専門学校(現在、系列の松栄学園高等学校(春日部市)のスクーリング会場になっている)
  • 私立平和学院衛生福祉専門学校
  • 私立平和学院看護専門学院
  • 私立ワタナベ学園調理師専門学校
特別支援学校
短期大学
大学

消防[編集]

  • 越谷市消防本部・消防署
    • 谷中分署
    • 蒲生分署
    • 間久里分署
    • 大相模分署
    • 大袋分署

警察[編集]

東部機動センター
  • 東部機動センター
  • 越谷警察署
    • 越谷駅前交番
    • 南越谷駅前交番
    • 蒲生交番
    • 北越谷駅前交番
    • 大袋交番
    • せんげん台駅前交番
    • 千間台西交番
    • 赤山交番
    • 大相模交番
    • 荻島交番
    • 弥十郎交番
    • 出羽駐在所
    • 増林駐在所
    • 新方駐在所
  • 少年サポートセンター東分室越谷相談室

交通[編集]

鉄道路線[編集]

越谷市は明確な中心駅が存在しない。武蔵野線が開業する以前は越谷駅が市の中心駅とされ、市内で最も乗降人員が多かった。しかし、武蔵野線の開業以降は新越谷駅と南越谷駅の乗降人員が急上昇し、商業の中心となった。両駅を合算した1日乗降人員は約27万人にもなり、埼玉県東部のターミナル駅の一つである。一方の越谷駅は乗降人員がピーク時の6万人台から4万人台まで低下したものの、駅周辺には数多くの金融機関が存在し、行政の中心駅となっている。

バス[編集]

タクシー[編集]

タクシーの営業区域県南東部交通圏で、春日部市草加市久喜市八潮市などと同じエリアとなっている。

かつて通っていた鉄道[編集]

道路[編集]

観光[編集]

国内最大規模のイオンレイクタウン

越谷(市)の地名・名称を使っている作品[編集]

出身有名人[編集]

政治[編集]

学者[編集]

スポーツ[編集]

芸能[編集]

報道[編集]

その他[編集]

ゆかりのある人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p73
  2. ^ [1][リンク切れ]
  3. ^ 越谷の歴史[リンク切れ]
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]