大場つぐみ
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大場 つぐみ(おおば つぐみ)は、日本の漫画原作者。東京都出身、血液型はB型[1]。
代表作に『DEATH NOTE』がある。『週刊少年ジャンプ』(集英社)誌上において「バクマン。」を連載中[2]。
目次 |
[編集] 人物
2003年(平成15年)、一切の活動実績がないまま「DEATH NOTE」(作画:小畑健)の読切版がいきなり『週刊少年ジャンプ (WJ) 』に掲載されてデビューし、この読切を元とした連載版「DEATH NOTE」(同)で同年連載デビューを果たす。同作は実写映画・小説・アニメ等多くのメディアミックスが行なわれるヒット作となった。
2006年(平成18年)の「DEATH NOTE」終了後、しばらく活動が無かったが2008年(平成20年)には再び小畑とのタッグで「バクマン。」(『WJ』)を連載開始している。
潔癖症であり、毎日もしくは最低でも3日に1度は掃除を欠かさない。「部屋が汚いと仕事ができない」性格であり、仕事場をメルヘンチックな洋装に改装し、ジャン・ジャンセンと小畑のリトグラフを飾っている[3]。2004年9月のアンケートで、好きなテレビドラマとして『牡丹と薔薇』をあげ、また影響を受けた作品として『牡丹と薔薇』の他に『天国と地獄』『ロイ・ビーン[4]』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』と回答している[1]。映画は邦画を好み、黒澤映画やコメディー作品などをよく見る。好きな小説家として星新一をあげる一方で[1]、「活字が全然駄目」で小説の類は殆ど読むことがないとも告白している[3]。
[編集] 大場つぐみの正体
大場が発表した作品は上記2作品のみであり、集英社の公式発表や、雑誌の特集記事[5]では、新人漫画家とされている。漫画原作者になろうとしたきっかけは、「集英社にネーム持って行ったらほめられたから」とし[1]、そのネームが小畑を担当していた編集者の吉田幸司の目にとまり、2003年8月の「DEATH NOTE」読み切りに繋がったとされる[6]。しかし、実績のある作家の別名義でないかとの疑念を持つ者は少なからず居り、その正体については真偽不明のままに様々な憶測がもたれている[7]。「DEATH NOTE」の作画を担当した小畑は、大場と最初に会った時の印象について「カッコイイ大人だなと思いました」とインタビューに答えている[1]。
2006年5月ABCラジオ『誠のサイキック青年団』(集英社もスポンサーとして参加)内において、『DEATH NOTE』の映画化に関した作品紹介がされた際、出演者で作家の竹内義和は大場の正体に関して、「正体はかなりベテランの大物作家である」「ジャンプ編集部内においてもトップシークレットであり関係者でも真相を知るものは少ない、名前までは聞かなかった」と語っている。
[編集] ガモウひろし説
公式な発表がないため噂の域を出るものはないが、大場の正体が漫画家のガモウひろしであるとの説が様々な所で挙げられている。
この説が広まるきっかけとなったのが、2005年1月に開催された第4回日本オタク大賞での岡田斗司夫の発言である[7]。このイベントで岡田は「大場つぐみはガモウひろしなんだよ」と名指しで指摘し、その根拠について後の雑誌インタビューで「当時、僕が連載していた雑誌の編集者から聞きました。複数の経路から裏を取ったようです」と説明している。同イベントに同席していた鶴岡法斎も、同雑誌のインタビューにおいて、ガモウひろしの代表作である『ラッキーマン』との作風の共通性を挙げるなどし、この説を肯定している。また、竹熊健太郎も自身のブログでこの件について触れ、複数のルートから同じ話を聞いているが「ジャンプの公式見解で認めることはないみたいですよ」とコメントを残している[8]。こうした憶測について、当時の『週刊少年ジャンプ』副編集長の佐々木尚は「それについては何とも申し上げられません」と述べ、この説に対し肯定も否定もしていない[7]。
また、2006年6月には木多康昭が早稲田大学で行われたトークライブで、ガモウひろしについての質問に対して「大場つぐみさんですね」と発言しており[要出典]、品川祐(品川庄司)が本説を都市伝説(あるアニメーターから聞いたと説明)として紹介している[9]。
この他、インターネット上では『DEATH NOTE』の第1話に「蒲生ゼミナール」が登場する事、ガモウが過去にミステリー物『僕は少年探偵ダン♪♪』を描いていた事、『DEATH NOTE』単行本などでの大場の絵のタッチや『バクマン。』単行本に掲載された大場のネームがガモウの絵に酷似している事、『バクマン。』1巻表紙に『とっても!ラッキーマン』らしき漫画単行本が描かれている事などがガモウひろし説の根拠として挙げられている[10]。
また、『BAKUMAN』のスペルの下部のみを隠して見ると『RAKIIMAN』になる事も一つのヒントなのではないかと噂されている[11]。
[編集] 作品
全て掲載は集英社の『週刊少年ジャンプ』、作画は小畑健が担当。
- DEATH NOTE
- 読切版(2003年36号)
- 連載版(2004年1号 - 2006年24号)
- 特別編(2008年11号)
- バクマン。(2008年 - 連載中[2])
[編集] 関連人物
- 小畑健
- これまで発表された大場原作作品の全てにおいて作画を担当している[2]。
- ガモウひろし
- 上記の通り、大場つぐみの正体ではないかとの説がある。
- 2008年に発売されたガモウひろし著の絵本『でたぁーっわんつーぱんつくん』の広告および帯において、大場が「こんな対象年齢のわからない本はみたことがない(失笑)『DEATH NOTE』原作者」との推薦コメントを寄せており[12]、絵本内では『とっても!ラッキーマン』など自身の過去作に登場するキャラクターとともに『DEATH NOTE』に登場する死神リュークが描かれていたり、ノート・リンゴ・時計などのイラストが「しんせかい きらワールド」の文字とともに描かれている[13]。
- 「バクマン。」の作中作で主人公の叔父が生涯唯一放った大ヒット漫画である「超ヒーロー伝説」内に、ガモウの代表作『とっても!ラッキーマン』内のキャラ「男のロ・マン」に酷似した「漢の浪マン」や「トリシマン」に酷似した「取締マン」というキャラクターが登場している[14]他、この作中作にはガモウ本人やその作品に基づく描写がいくつか見られる。
[編集] 脚注
- ^ a b c d e 「『デスノート』をつくった二人大アンケート」『QuickJapan Vol.56』 太田出版、2004年9月、p.110-111。
- ^ a b c 2009年2月現在
- ^ a b 「大場つぐみ先生×小畑健先生特別対談」『DEATH NOTE HOW TO READ 13 真相』 集英社、2006年10月、p.173-187。
- ^ 1972年公開のアメリカ合衆国の映画
- ^ 吉田大助(取材・文)「徹底特集『デスノート』」『QuickJapan Vol.56』太田出版、2004年9月、p.105 - 121。
- ^ 「担当編集者・吉田幸司氏が語る『デスノート』の誕生から現在」『QuickJapan Vol.56』太田出版、2004年9月、p.112 - 113。
- ^ a b c 「2000万部「デスノート」原作者不明の謎」『週刊文春 2006年7月27日号』文藝春秋、2006年7月、p.36 - 37。
- ^ 『たけくまメモ』2005年1月13日「コメント欄(投稿:たけくま 2005年1月14日 1時3分)」(最終更新確認:2008年10月30日)。
- ^ 「ウソかホントかわからない 芸人都市伝説」テレビ東京系、2007年8月17日放送
- ^ Narinari.com編集部 (2009-01-06). "「大場つぐみ=ガモウひろし」説に決着? 「バクマン。」に新たなヒント". Narinari.com. 2009-02-10 閲覧。
- ^ 『アメーバニュース』2009年3月18日記録的な大ヒットコミック『DEATH NOTE』を生み出した名コンビ(最終更新確認:2009年7月8日)
- ^ 「でたぁーっわんつーぱんつくん」『子どもも大人もたのしめる、新しい児童書シリーズ!!わくわくキッズブック』
- ^ ガモウひろし『でたぁーっわんつーぱんつくん』集英社〈わくわくキッズブック〉2008年5月15日発売、ISBN 978-4083150012
- ^ 「バクマン。」『週刊少年ジャンプ』2008年41号


