凛として時雨

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凛として時雨
左より、345(Ba.)、ピエール中野(Dr.)、TK(Gt.)}
左より、345(Ba.)、ピエール中野(Dr.)、TK(Gt.)
基本情報
出身地 日本の旗 日本埼玉県
ジャンル オルタナティヴ・ロック
プログレッシブ・ロック[1][2]
インディー・ロック[1]
ポスト・ハードコア[1]
ポストロック
マスロック[3]
レーベル 中野レコーズ(2002年 - 2008年
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ(2008年 - )
事務所 ムーヴィング・オン
公式サイト sigure.jp
メンバー
TKボーカルギター
345(ベースボーカル
ピエール中野(ドラム

凛として時雨(りんとしてしぐれ、Ling tosite sigure)は、男女ツインボーカルの日本3ピースロックバンド。所属事務所は、ムーヴィング・オン。所属レコード会社はソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ。略称は主に「時雨」。

メンバー

TK

本名は北嶋 徹(きたじま とおる)。1982年12月23日生まれ。ボーカルギター担当。
時雨の楽曲は全てTKによって作詞、作曲されており、曲のエンジニアリング、ミックス、マスタリングにも参加している。はじめて購入したギターは、GrassRootsのINORANモデル。

345

本名は中村 美代子(なかむら みよこ)。1983年4月1日生まれ。ベース、ボーカル担当。
時雨以前のパートはギターボーカルだったが、前バンドの解散に伴い未体験のベースになった。
もともとはピアノを習っていて、高校ぐらいからギターを始め、バンドでJUDY AND MARYのコピーをやったりしていた[4]東京事変[4]中島みゆき小谷美紗子などの女性ボーカルを好む[4]
落書きが好きで、345が描いたネコの絵がデザインされたピックも販売されている。2012年4月には自身プロデュースのTシャツがARTIST DELI SHOPPINGにて発売された[5]
MO'SOME TONEBENDER百々和宏L'Arc〜en〜Cielyukihiroとともにロックバンドgeek sleep sheep[6]、もらんのなるけしんごとのアコースティックユニットti-ti.uuとしても活動している[7]
使用機材
  • ベース
    • Schecter AC-345-PJ-WH/SIG(シグネイチャーモデル)
    • Yamaha SBV-500(バンド初期に使用していた)
  • エフェクター
    • Shigemori Pretone
    • Shigemori G.O.T
    • Tech21 Bass Driver DI
    • Ibanez PD-7
    • Boss ODB-3
    • EBS UniChorus
  • アンプ
    • Orange AD 200 Bass MK 3

ピエール中野

本名は中野 正敏(なかの まさとし)。1980年7月18日生まれ。ドラム担当。
影響を受けたバンドにLUNA SEASlipknotX JAPAN等を挙げている。特にX JAPANのYOSHIKIからはかなり大きい衝撃を受けたと語っており、X JAPANのライブビデオでYOSHIKIを見たことがきっかけで、高校に入る前くらいからドラムを始めた[4]
小学校5年生から中学時代にかけてはまっていたのは尾崎豊電気グルーヴ、LUNA SEAで、それらは今でも聴くという[4]。その他にもミニマル音響系の音楽をやっている池田亮司などを聴いている[4]
大のアイドルファンで、掟ポルシェとはPerfumeについて語り合う仲。またナタリーで、BABYMETALなどのアイドルグループと共演している。
2012年12月5日発売のGLAYシングルJUSTICE [from] GUILTY」「運命論」、2013年1月23日発売のアルバム「JUSTICE」収録曲「傷だらけの太陽」にゲストドラマーとして参加した[8]
2013年5月29日に発売された、でんぱ組.incのシングル「でんでんぱっしょん」の初回限定最上もが盤に「でんでんぱっしょん(ピエール中野が叩いてみた Remix)」が収録された[9]
2013年11月6日に発売された、ももいろクローバーZの10thシングル「GOUNN」(ゴウン)にドラマーとして参加した。

概要

来歴

2002年 - 2010年

2002年埼玉県で結成。もともとTKと345は東洋大学時代にコピーやオリジナルを演奏する遊びのバンドをやっていたが、二人以外のメンバーの就職のためにそのバンドは解散した。まだ音楽を続けたかったギター・ボーカルの345とギターのTKはドラマーを募り、バンド名を「凛として時雨」として始動する[10][11][4]。その際に、元々ギター・ボーカルであった345がベース・ボーカルに、ギターだけ弾いていたTKがギター・ボーカルに転向した。別のメンバーを二人も集めるのが面倒くさいという理由からであった[4]。結成から1年半ほど経った2004年、当時のドラムが脱退し、もともと凛として時雨のホームページを通してメールで交流のあったピエールが加入して現在の編成となった[4]

2005年11月、自主レーベルの中野レコーズより1stアルバム「#4」をリリース。その後はフルアルバム2枚とミニアルバム1枚をリリースする[4]

2008年12月24日に発売されたシングル「moment A rhythm」をもってソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズに移籍、メジャーデビューする[12]

2010年9月22日に発売された4枚目のスタジオアルバム「still a Sigure virgin?」が自身初となるオリコンアルバムチャートで1位を獲得した[13]

2011年 - 2013年: ソロ活動とi'mperfect

2011年4月27日、TKが「TK from 凛として時雨」名義で映像作品film A moment」をリリース[14]。その翌年6月27日はソロ名義としての初アルバム「flowering」をリリース[15]渋谷公会堂での初ライブを皮切りにライブ活動も積極的に行われた[16]

2011年9月14日、ピエール中野がソロ名義でドラム教則DVD「Chaotic Vibes Drumming」をリリース。教則本を封入した「入門編」と「実践編」の2種類がリリースされた[17]

2012年8月16日、345がL'Arc〜en〜CielyukihiroMO'SOME TONEBENDER百々和宏との新バンド「geek sleep sheep」を結成。acid android主催のライブイベント「acid android in an alcove vol.5」にて初ライブを行った[6]。2013年3月26日には渋谷CLUB QUATTROにて初ワンマンライブが行われた[18][19]

2012年11月14日にシングル曲としては約4年ぶりとなる「abnormalize」をリリース[20][21]。同楽曲は同年10月からフジテレビ系列で放送が開始されたテレビアニメPSYCHO-PASS サイコパス」の主題歌に起用された[22]。同年12月21日、テレビ朝日系列で放送されたミュージックステーションスーパーライブにて同楽曲を披露。地上波初登場を果たした[23]

2012年12月27日、日本武道館で行われたライブイベント「DECEMBER'S CHILDREN」が開催され、時雨はヘッドライナーを務めた。また、時雨の他にTK from 凛として時雨、geek sleep sheep、そしてピエール中野がDJアクトとしてそれぞれ出演した[24]

2013年4月10日は前作から約2年半ぶりとなる5枚目のスタジオアルバム「i'mperfect」をリリース[25][26]。本作は海外でもリリースが予定され、4月26日に台湾、6月24日は欧州全域でのパッケージリリースが予定されている[27][28]。同年4月19日からはアルバムを携え行われる時雨約1年半ぶりのライブツアー「Dear Perfect」が10都市10公演で行われる[29]。6月22日には、時雨として海外での初ワンマンライブとなる台湾公演[30][31]。6月28日には、時雨のバンド結成10周年を記念し行われる[32]日本武道館でのワンマンライブが同ツアーのファイナルとして開催された。

2014年 - : 再始動

2014年11月5日にアルバム「i'mperfect」から約1年7ヶ月ぶりとなる作品「Enigmatic Feeling」がリリースされる。同楽曲はアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス 2」の主題歌として起用される[33]

ディスコグラフィ

脚注

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  1. ^ a b c キューブミュージック
  2. ^ TOWER RECORDS ONLINE
  3. ^ TOWER RECORDS ONLINE
  4. ^ a b c d e f g h i j 凛として時雨 (2008年5月2日). 凛として時雨 インタビュー [Brand-new Artist]. インタビュアー:宮本英夫. So-net Music.. http://music.blog.so-net.ne.jp/brandnew08_033 2013年6月1日閲覧。 
  5. ^ “凛として時雨345プロデュースグッズは女性視点入り”. natalie.mu. (2012年4月10日). http://natalie.mu/music/news/67575 2012年4月25日閲覧。 
  6. ^ a b “モーサム百々×時雨345×ラルクyukihiroプロジェクト始動”. natalie.mu. (2012年9月13日). http://natalie.mu/music/news/76459 2013年2月20日閲覧。 
  7. ^ “時雨345のアコースティックユニット、初ライブの映像公開”. natalie.mu. (2014年5月22日). http://natalie.mu/music/news/117215 2014年9月24日閲覧。 
  8. ^ “GLAY 20周年に向けての加速を示すアルバム2作同時リリース”. natalie.mu. http://natalie.mu/music/pp/glay 2013年3月22日閲覧。 
  9. ^ “でんぱ新曲をピエール中野、やけ、PandaBoYらが再構築”. natalie.mu. http://natalie.mu/music/news/88995 2013年4月18日閲覧。 
  10. ^ iLOUD - 凛として時雨 鋭く響きわたる、激情のハイブリッド・ロック”. iLOUD. 2009年9月20日閲覧。
  11. ^ 宮本英夫. “So-net Music: 凛として時雨 インタビュー”. So-net Music. 2009年9月20日閲覧。
  12. ^ “凛として時雨、ニューシングルでついにメジャーへ”. natalie.mu. (2008年10月28日). http://natalie.mu/music/news/10548 2012年4月25日閲覧。 
  13. ^ “凛として時雨、最新作が初のオリコンチャート首位獲得”. natalie.mu. (2010年9月28日). http://natalie.mu/music/news/38253 2012年4月25日閲覧。 
  14. ^ “凛として時雨TK初のソロ作品「film A moment」発表”. natalie.mu. (2011年2月25日). http://natalie.mu/music/news/45530 2013年2月20日閲覧。 
  15. ^ “凛として時雨TK初ソロアルバムにBOBO、日向秀和参加”. natalie.mu. (2012年5月1日). http://natalie.mu/music/news/68716 2013年2月20日閲覧。 
  16. ^ “凛として時雨TK、初ソロライブで初恋の嵐カバーも披露”. natalie.mu. (2012年9月1日). http://natalie.mu/music/news/75741 2013年2月20日閲覧。 
  17. ^ “凛として時雨・ピエール中野が初教則本でプロの技伝授”. natalie.mu. (2011年6月24日). http://natalie.mu/music/news/51848 2013年2月20日閲覧。 
  18. ^ “百々和宏×345×yukihiroバンドがクアトロで初ワンマン”. natalie.mu. (2013年2月18日). http://natalie.mu/music/news/85048 2013年2月20日閲覧。 
  19. ^ “百々和宏×345×yukihiro初ワンマンで多彩な側面を提示”. natalie.mu. (2013年3月28日). http://natalie.mu/music/news/87553 2013年4月18日閲覧。 
  20. ^ “凛として時雨、2年ぶり新作「abnormalize」リリース”. natalie.mu. (2012年9月7日). http://natalie.mu/music/news/76156 2013年2月20日閲覧。 
  21. ^ “凛として時雨、本日公開の新曲“abnormalize”を11月にシングル化”. tower.jp. (2012年9月7日). http://tower.jp/article/news/2012/09/07/n08 2013年2月20日閲覧。 
  22. ^ “凛として時雨、新曲が「ノイタミナ」枠OPテーマに起用”. natalie.mu. (2012年9月14日). http://natalie.mu/music/news/76502 2013年2月20日閲覧。 
  23. ^ “Mステ年末特番に時雨、YUKI、ラルク、桑田、B'z、セカオワ”. natalie.mu. (2012年11月30日). http://natalie.mu/music/news/80866 2013年2月20日閲覧。 
  24. ^ “時雨、9mm、ムック、ウルフら猛者が武道館熱演7時間半”. natalie.mu. (2012年12月30日). http://natalie.mu/music/news/82479 2013年2月24日閲覧。 
  25. ^ “凛として時雨、2年半ぶりアルバム「i'mperfect」発表”. natalie.mu. (2013年1月25日). http://natalie.mu/music/news/83733 2013年2月20日閲覧。 
  26. ^ “凛として時雨 初武道館前に2年半ぶり新アルバムリリース決定”. billboard-japan.com. (2013年1月25日). http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/9704 2013年2月20日閲覧。 
  27. ^ “凛として時雨、新作「i'mperfect」を欧州&台湾リリース”. natalie.mu. (2013年4月17日). http://natalie.mu/music/news/88923 2013年4月17日閲覧。 
  28. ^ “凛として時雨、最新作『i'mperfect』で初となる海外リリースが決定”. ro69.jp. (2013年4月17日). http://ro69.jp/news/detail/81092 2013年4月17日閲覧。 
  29. ^ “凛として時雨、2年半ぶりのニューアルバム&全国ツアーが決定”. ro69.jp. (2013年1月15日). http://ro69.jp/news/detail/77593 2013年2月21日閲覧。 
  30. ^ “凛として時雨、武道館前に台湾ワンマンライブ実施”. natalie.mu. (2013年4月14日). http://natalie.mu/music/news/88715 2013年4月14日閲覧。 
  31. ^ “凛として時雨、海外で初のワンマンライヴが台湾で決定”. ro69.jp. (2013年4月14日). http://ro69.jp/news/detail/80899 2013年4月14日閲覧。 
  32. ^ “凛として時雨、結成10周年記念し初武道館ワンマン”. natalie.mu. (2012年12月27日). http://natalie.mu/music/news/82335 2013年2月21日閲覧。 
  33. ^ “時雨、待望の新曲で「サイコパス」OP続投”. natalie.mu. (2014年9月18日). http://natalie.mu/music/news/126432 2014年9月24日閲覧。 

外部リンク