貴志祐介
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 貴志祐介 | |
|---|---|
| 誕生 | 1959年 大阪府 |
| 職業 | 小説家 |
| 活動期間 | 1996年 - |
| ジャンル | ホラー、ミステリー、SF |
| 代表作 | 黒い家 |
| 主な受賞歴 | 第4回日本ホラー小説大賞 第58回日本推理作家協会賞 第29回日本SF大賞 第1回山田風太郎賞 |
| 処女作 | 十三番目の人格 - ISOLA |
貴志 祐介(きし ゆうすけ、男性、1959年 - )は、大阪府出身の小説家、ホラー小説作家。清風南海高等学校、京都大学経済学部卒業。兵庫県西宮市在住。日本SF作家クラブ会員。
目次 |
[編集] 経歴
学生時代からSFやミステリを愛好。大学卒業後、朝日生命保険に勤務。その傍ら執筆活動を開始、1986年に第12回ハヤカワ・SFコンテストに岸祐介名義で『新世界より』の原点となる短編「凍った嘴」が佳作入選。その後、30歳で退職して執筆・投稿活動に専念[1]。 1996年に『ISOLA』(『十三番目の人格 ISOLA』と改題し刊行)で第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作、 1997年に『黒い家』で第4回同賞大賞を受賞。
人間の欲望や狂気が呼び起こす恐怖を描いたホラー作品を発表するが、『青の炎』や『硝子のハンマー』(同作品で2005年、第58回日本推理作家協会賞(長編部門)受賞)ではミステリーを、2008年1月発表の1800枚の書下ろし『新世界より』(同作品で同年、第29回日本SF大賞受賞)ではSFも手掛ける。2010年、『悪の教典』で第1回山田風太郎賞を受賞、第144回直木賞候補。2011年、『ダークゾーン』で第23回将棋ペンクラブ大賞特別賞を受賞。
[編集] 作品
[編集] 弁護士・純子&防犯探偵・榎本シリーズ
[編集] ノンシリーズ
- 十三番目の人格 ISOLA(1996年4月 角川ホラー文庫 / 1999年12月 角川書店)
- 黒い家(1997年6月 角川書店 / 1998年12月 角川ホラー文庫 / 1999年11月 【映画版】角川ホラー文庫)
- 天使の囀り(1998年6月 角川書店 / 2000年12月 角川ホラー文庫)
- クリムゾンの迷宮(1999年4月 角川ホラー文庫 / 2003年2月 角川書店)
- 青の炎(1999年10月 角川書店 / 2002年10月 角川文庫)
- 新世界より(2008年1月 講談社【上・下】 / 2009年8月 講談社ノベルス / 2011年1月 講談社文庫【上・中・下】)
- 悪の教典(2010年7月 文藝春秋【上・下】 / 2011年11月 文藝春秋ノベルス)
- ダークゾーン(2011年2月 祥伝社)
- 未刊行
- 死が二人を結ぶまで(KADOKAWAミステリ連載、角川書店)1999年11月号~2001年8月号 - 貴志は新たな構想のもと、書下ろし出版を予定
- 映像化
- 黒い家(1999年11月13日公開、監督:森田芳光、主演:内野聖陽、大竹しのぶ)、韓国版(검은 집、2007年6月21日公開、監督:シン・テラ、主演:ファン・ジョンミン)
- ISOLA 多重人格少女(2000年1月22日公開、監督:水谷俊之、主演:木村佳乃)
- 青の炎(2003年3月15日公開、監督:蜷川幸雄、主演:二宮和也)
[編集] 脚注
- ^ 友清哲『新人賞の極意』二見書房収録のインタビューより。