萩尾望都

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はぎお もと
萩尾 望都
萩尾望都(2008年)
萩尾望都(2008年
生誕 (1949-05-12) 1949年5月12日(74歳)[1]
日本福岡県大牟田市
職業 漫画家
称号 紫綬褒章
文化功労者
漫画家の殿堂
旭日中綬章
日本芸術院会員
活動期間 1969年 -
ジャンル 少女漫画
代表作ポーの一族
トーマの心臓
11人いる!
半神
残酷な神が支配する[2]
受賞 第21回小学館漫画賞
(『ポーの一族』,『11人いる!』)
第11回星雲賞コミック部門
(『スター・レッド』)
第14回星雲賞コミック部門
(『銀の三角』)
第16回星雲賞コミック部門
(「X+Y」)
第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞
(『残酷な神が支配する』)
第27回日本SF大賞
(『バルバラ異界』)
第40回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞
第12回センス・オブ・ジェンダー賞生涯功労賞(『なのはな』および全ての作品)
2017年朝日賞
2024年アングレーム国際漫画祭特別栄誉賞
サイン
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萩尾 望都(はぎお もと、本名同じ[1][3]1949年5月12日[1][3] - )は、日本漫画家[1][3]。女性[3]女子美術大学客員教授日本SF作家クラブ名誉会員、日本漫画家協会理事、日本芸術院会員。

福岡県大牟田市生まれ。1969年に「ルルとミミ」でデビューする[4]。1972年から『ポーの一族』を連載、1976年に同作および『11人いる!』により第21回小学館漫画賞を受賞した[5]。同時期に連載された『トーマの心臓』も人気となり[4]、少女漫画に革新をもたらし黄金時代を築いたとして、竹宮惠子大島弓子山岸凉子らと共にその生年から「花の24年組」と呼ばれた[6]

作品のジャンルはSFファンタジーミステリーラブコメディーバレエもの、サスペンスものなど幅広い分野にわたる。1997年には『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、2006年には『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞を受賞した[4]。2011年には第40回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞[4]2012年春に少女漫画家では初となる紫綬褒章を受章した[7]2019年秋に女性漫画家では初となる文化功労者に選出された[8][9]2022年に日本人で7人目となるアイズナー賞「コミックの殿堂」を受賞[10]旭日中綬章を受章[11][12][13]

来歴[編集]

出生 - 幼少期[編集]

1949年福岡県大牟田市白川町に生まれる[14]。4人兄弟の次女(姉・妹・弟)[15]。父は三井鉱山の関連会社の社員[16]。「望都」は本名で、両親がそれぞれの思いを持って名付けられた。名前の由来には諸説ある[17][注 2]。4歳の頃に熊本県荒尾市の父親の会社の社宅に引っ越して、小学校2年生の5月まではそちらで暮らしたのち、また大牟田市の社宅に戻る[21]

2歳頃から絵を描き、4歳で漫画や本を読み始めるが[22]、教育熱心な両親により、漫画を読むことを禁止されていた[20]。幼稚園では時間の許す限り絵を描き、小学校では3年生のころ、彼女の絵の才能を伸ばそうとした両親の勧めで絵の塾に通い油絵を学ぶ[23]。小学校2年のときに学級文庫ができ、『ヘレンケラー物語』や『アルセーヌ・ルパン』、『青い鳥』、『不思議の国のアリス』などを夢中になって何度も読み[24][注 3]、また図書館に入り浸りギリシャ神話や世界名作全集、児童向けのSFシリーズなどを読んでいた[20]。さらに、親戚の本屋に遊びに行っては漫画を読み、模写していた[20]

中学 - 高校時代[編集]

1962年大牟田市立船津中学校に入学する[注 4]。中学入学後、漫画を描く友人、原田千代子(後の漫画家・はらだ蘭)と知り合い[23]、漫画を描くための知識や漫画家になるためには作品を投稿する必要があることを知り、2人で貸本雑誌などに投稿した[22]。中学2年生[注 5]のときに大阪府吹田市に引っ越すが、その後も原田との文通は続く[23]

高校は大阪府立吹田高等学校に入学する[25]。高校2年生の終わり頃に手塚治虫の『新選組』に強く感銘を受け、本気で漫画家を志し[17][20][26][24][注 6][注 7][注 8]漫画雑誌[注 9]への投稿を始める[30]

高校3年生のときに福岡県大牟田市小浜の社宅に引っ越す[25]。校区があり福岡県立大牟田北高等学校に転校するが、競争が激しくなじめなかったと言う[31]。原田千代子の紹介で漫画同人誌「キーロックス」に同人漫画家として参加する[32][33]。「キーロックス」は福岡県立大牟田南高等学校の生徒3、4人および卒業生を合わせた8人くらいからなるグループで、肉筆回覧誌を作っていた[34]

デビュー前後[編集]

高校卒業後、福岡市内の日本デザイナー学院ファッションデザイン科に入学し、服飾デザインを学ぶ[35]。漫画の投稿は全部で10作ほど行い、そのうちの1作『ミニレディが恋をしたら』(ペンネームは「萩尾望東」)で『別冊マーガレット』(集英社1968年5月号の「少女まんがスクール」にて金賞を受賞するが、入賞作は掲載されなかった[36]。続く『青空と王子さま』は7月号で銀賞に落ちてしまい、『マーガレット』では採用してもらえないらしいと思った[注 10]萩尾は学校の冬休みに上京して出版社を訪問する計画をたてる[38]

休暇で上京した際に手塚プロのアシスタントをしていた原田千代子を訪問し、そこで初めて手塚治虫と出会う[23]。また原田と岡田史子を訪ねた。同郷の漫画家、平田真貴子のつてで講談社の『なかよし』編集部に持ち込みをした[39]。そこで「何か短い作品を」と言われ、忘れられないうちにと2週間で20数枚の作品を仕上げ提出[20]。その作品『ルルとミミ』が『なかよし』夏休み増刊号に掲載されてデビューした[20][23][27][注 11]

専門学校の卒業を控えた頃、講談社の編集者に頼まれ、東京にいた竹宮惠子のアシスタントに一晩だけ赴き、上京して一緒に住まないかと誘われる[41]。その後『なかよし』編集部からの『ビアンカ』(掲載は別誌)以外のボツが続くが、次の『ケーキ ケーキ ケーキ』で自分のスタンスの描きたいものを描く方針を決める。竹宮惠子より小学館の編集者を紹介すると言われ、ボツになった5、6作の原稿を竹宮に送る[42]。1970年10月頃上京し、練馬区大泉で2年間の共同生活に入る(大泉サロン)。竹宮惠子と共同アパートで生活し、後に24年組と呼ばれることとなる漫画家たちと切磋琢磨(せっさたくま)の日々を送るが、このときに増山法恵から様々な文化的な知識を吸収する[43]。その後、描きたいSFをテーマにした作品が採用されない時期が2年ほど続くが、竹宮に伴われ小学館へネームを持ち込んだ際に『少女コミック』編集者の山本順也に可能性を認められ、「自由にわがままに思い切り描かせたい」という方針のもと、本領を発揮するようになる[32][17]

1970年代[編集]

ポーの一族・トーマの心臓・SF作品

1972年2月、『ポーの一族』シリーズ第1作「すきとおった銀の髪」が『別冊少女コミック』3月号に掲載され、以後5年間断続的に連載される。代表作『ポーの一族』は、「永遠にこどもであるこどもをかきたい」との発想から[44][注 12]石ノ森章太郎の『きりとばらとほしと』の吸血鬼の設定の一部をヒントに構想を思いついた[45][46][注 13]ものだが、長編連載をやるには早すぎると編集から「待った」がかかったため、1972年、「すきとおった銀の髪」などの短編を小出しに描き、そんなにやりたいのならとようやく編集から了解が出て、同年8月から翌1973年6月にかけて当初の構想であった3部作(「ポーの一族」、「メリーベルと銀のばら」、「小鳥の巣」)を連載した[46]

この時期のもうひとつの代表作『トーマの心臓』は、『悲しみの天使』というフランス映画を見に行ったところ、それがバッドエンドであったために萩尾は主人公に同情し、「救いのある話を」と着手したもので[20][44][注 14]1974年4月から連載を開始したが、初回の読者アンケートが最下位だったため、当時の編集長である飯田から打ち切りを宣告された。しかし、直後に単行本化された『ポーの一族』[注 15]の初版3万部が3日で完売、『トーマの心臓』の評判も徐々に上がり、「もう少しで終わりになるから」と萩尾がかわしているうちに連載は33回まで続くこととなった[注 16]

その後、単行本の人気により編集部の強い要請を受けて1974年12月『ポーの一族』を「エヴァンズの遺書」で再開、1976年5月に「エディス」で完結したが、その間に『トーマの心臓』の暗いイメージを一掃するため長編ラブコメディー『この娘うります!』を連載する[注 17]とともに、念願であったSF作品『11人いる!』を連載し、その後はレイ・ブラッドベリ原作シリーズ(後に作品集『ウは宇宙船のウ』として単行本化)、『百億の昼と千億の夜』(光瀬龍原作)、『スター・レッド』と矢継ぎばやにSF作品を連載する。

1976年、『ポーの一族』、『11人いる!』で第21回小学館漫画賞を受賞、人気漫画家としての地位を確立する[注 18][5]

一方、1977年に定年になった父親を代表として会社「望都プロダクション」を設立した[注 19]。しかし後に両親との不和が高じて大げんかとなり、2年後に会社をつぶす[52]

1980年代[編集]

メッシュ・銀の三角・半神・バレエ作品

親との関係を見つめるため心理学を勉強し始め、内なる親から解き放たれるために、1980年に親殺しをテーマにした『メッシュ』の連載を開始[52][注 20]。この時期のSF作品に『銀の三角』、『モザイク・ラセン』、『マージナル』などの長編作品のほか、「A-A'」、「X+Y」などの短編作品がある。

1982年の年末に、モスクワ郊外で乗っていた観光バスとトラックが正面衝突した事故で重傷を負う[注 21]

1985年ごろから舞台演劇やバレエへの関心が強まり、『半神』を野田秀樹と共作で脚本を手がけ舞台化した[24]。一方、『フラワー・フェスティバル』、『青い鳥』、『海賊と姫君』などのバレエものを描き発表した。

1986年公開のアニメ映画『時空の旅人』(原作:眉村卓)でキャラクターデザインを担当した[54]

『スター・レッド』(1980年)、『銀の三角』(1983年)、「X+Y」(1985年)で、それぞれ星雲賞コミック部門を受賞する。

1990年代[編集]

イグアナの娘・残酷な神が支配する・あぶない丘の家

80年代から引き続き『ローマへの道』や『感謝知らずの男』などのバレエものを描くとともに、1992年には厳格だった母親との対立を基にした『イグアナの娘』を発表し[55][注 22]、さらに同年、サイコ・サスペンス長編作品『残酷な神が支配する』の連載を開始する。この時期のSF作品には『海のアリア』、『あぶない丘の家』がある。

1997年、『残酷な神が支配する』で第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞する。

2000年代[編集]

バルバラ異界・ここではない★どこか シリーズ

『残酷な神が支配する』終了後、1年間の休載後、2002年、SF作品『バルバラ異界』の連載を開始する。『バルバラ異界』終了後、『ここではない★どこか』シリーズや『あぶな坂HOTEL』、『レオくん』、田中アコ原作による『菱川さんと猫』(ゲバラシリーズ)などを連載する。

2006年、『バルバラ異界』で第27回日本SF大賞を受賞する。

2010年代[編集]

なのはな・王妃マルゴ・ポーの一族(再開)

2011年、引退を考え短編数編でフェイドアウトする予定だったが[56]東日本大震災で終末を表すものは止められ描けなくなり、原発事故から『なのはな[注 23]放射性物質を擬人化した原発3部作[注 24]、『福島ドライヴ』[注 25]を発表するとともに、現代社会を厭い歴史漫画『王妃マルゴ』を開始、引退を延期する[56]。また、小松左京の『お召し』を原案とする『AWAY-アウェイ』[注 26]を連載する。2016年には「ハギオ モト」名義による『天使かもしれない』で漫画原作を初めて担当する(作画は波多野裕が担当)[58]。また、連載終了から40年ぶりに『ポーの一族』の新作「春の夢」を発表する[59]

2011年から女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科メディア表現領域客員教授に就任[60]

2012年春、少女漫画家としては初の紫綬褒章を受章する[7]

2013年、単行本『なのはな』および作者の全作品で第12回センス・オブ・ジェンダー賞生涯功労賞を受賞する[61]

2017年、漫画家としては、手塚治虫水木しげるに続いて3人目、女性漫画家としては初の朝日賞を受賞する[62]

2018年、『なのはな』と『なのはな -幻想『銀河鉄道の夜』』により、震災からの復興と岩手県の文化振興に貢献したことが評価され、第3回マンガ郷いわて特別賞を受賞する[63]

2019年、デビュー50周年を記念して「萩尾望都 ポーの一族展」が松屋銀座[64]、名古屋パルコ[65]阪急うめだ本店[66]で開催される(2020年には長島美術館[67]、2021年には久留米市美術館でも開催[68])。

2019年秋、漫画家としては、横山隆一、水木しげる、ちばてつやに続いて4人目、女性漫画家では初となる文化功労者に選出される[8][9]

2020年代[編集]

2021年、12万字書き下ろしの出会いと別れの“大泉時代”を、現在の心境もこめて綴った70年代回想録『一度きりの大泉の話』(#エッセイ集を参照)を出版[注 27]2019年から断続的に連載されてきた『ポーの一族』シリーズ最長作品「秘密の花園」が完結。

2022年アイズナー賞で優れた功績を残している漫画家を選出する「コミックの殿堂」に、日本の漫画家では2018年の高橋留美子以来の殿堂入りを果たす[71]。同年秋に旭日中綬章を受章[11][12][13]

2023年4月、筋力がいるペンの使用を止め、デジタル作業でiPadCLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)で人物などを描き、原稿用紙に印刷してアナログ作業でサインペン、修正液、スクリーントーンで仕上げて漫画原稿にしている[72][注 28]

2024年1月、フランスのアングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を受賞する[74]。同年2月、日本芸術院会員に選出される[75]。マンガ分野では3人目の選出となる[76]

人物[編集]

埼玉県在住。血液型はO型[77]

映画監督押井守のファンで、1番好きな作品に『天使のたまご』を挙げている[78]

一度見た絵を1か月間は細部まで暗記する能力がある[79]

「漫画の神様」と呼ばれた手塚治虫にあやかり、「少女漫画の神様」とも称えられる。

年譜[編集]

受賞歴[編集]

選考委員歴[編集]

著作[編集]

漫画[編集]

1969年
  • ルルとミミ(『なかよし』夏休み増刊号)※デビュー作
  • すてきな魔法(『なかよし』9月増刊号)
1970年
1971年
  • ポーチで少女が小犬と(『COM』1月号)
  • ベルとマイクのお話(『少女コミック』3・4合併号)
  • 雪の子(『別冊少女コミック』3月号)
  • 塔のある家(『少女コミック』12号)
  • 花嫁をひろった男(『少女コミック』春の増刊号)
  • ジェニファの恋のお相手は(『なかよし』4月号)
  • かたっぽのふるぐつ(『なかよし』4月号増刊)
  • かわいそうなママ(『別冊少女コミック』5月号)
  • 精霊シリーズ(1971年 - 1974年)
    • 精霊狩り(『別冊少女コミック』1971年7月号)
    • ドアの中の私の息子(『少女コミック』1972年4月号)
    • みんなでお茶を(『少女コミック』1974年4月号)
  • モードリン(『少女コミック』29号)
  • 小夜の縫うゆかた(『少女コミック』夏の増刊)
  • ケネスおじさんとふたご(『別冊少女コミック』9月号)
  • もうひとつの恋(『少女コミック』39号)
  • 10月の少女たち(『COM』10月号)
  • 秋の旅(『別冊少女コミック』10月号)
  • 白き森白き少年の笛(『少女コミック』45号)
  • 11月のギムナジウム(『別冊少女コミック』11月号)
  • 白い鳥になった少女(『別冊少女コミック』12月号) 原作:アンデルセンパンをふんだ娘
  • セーラ・ヒルの聖夜(『少女コミック』冬の増刊号)
1972年
  • あそび玉(『別冊少女コミック』1月号)
  • みつくにの娘(『別冊少女コミック』お正月増刊)
  • 毛糸玉にじゃれないで(『少女コミック』2号)
  • ポーの一族(1972年 - 1976年)
    • すきとおった銀の髪(『別冊少女コミック』1972年3月号)
    • ポーの村(『別冊少女コミック』1972年7月号)
    • グレンスミスの日記(『別冊少女コミック』1972年8月号)
    • ポーの一族(『別冊少女コミック』1972年9月号 - 12月号)
    • メリーベルと銀のばら(『別冊少女コミック』1973年1月号 - 3月号)
    • 小鳥の巣(『別冊少女コミック』1973年4月号 - 7月号)
    • エヴァンズの遺書(『別冊少女コミック』1975年1月号 - 2月号)
    • ペニー・レイン(『別冊少女コミック』1975年5月号)
    • リデル・森の中(『別冊少女コミック』1975年6月号)
    • ランプトンは語る(『別冊少女コミック』1975年7月号)
    • ピカデリー7時(『別冊少女コミック』1975年8月号)
    • はるかな国の花や小鳥(『週刊少女コミック』1975年37号)
    • ホームズの帽子(『別冊少女コミック』1975年11月号)
    • 一週間(『別冊少女コミック』1975年12月号)
    • エディス(『別冊少女コミック』1976年4月号 - 6月号)
    • 春の夢(『フラワーズ』2016年7月号、2017年3月号 - 7月号)
    • ユニコーン(『フラワーズ』2018年7月号 - 9月号、2019年5月号 - 6月号)
    • 秘密の花園(『フラワーズ』2019年7月号、2020年8月号 - 11月号、2021年6月号 - 8月号、10月号 - 11月号)
    • (番外編ショート)月曜日はキライ(『フラワーズ』2020年7月号)
    • (番外編ショート)火曜日はダイエット(『フラワーズ』2021年2月号)
    • (特別ショートストーリー)満月の夜(『フラワーズ』2021年12月号)
    • 青のパンドラ(『フラワーズ』2022年7月号[101] - 8月号、10月号、2023年1月号 - 2月号、6月号 - 7月号、9月号、11月号、2024年1月号、)
  • ごめんあそばせ!(『少女コミック』12号)
  • 3月ウサギが集団で(『少女コミック』16号)
  • 妖精の子もり(『別冊少女コミック』5月号)
  • 6月の声(『別冊少女コミック』6月号)
  • ママレードちゃん(『少女コミック』23号)
  • ミーア(『少女コミック』35号)
  • とってもしあわせモトちゃん(『別冊少女コミック』『少女コミック』『ちゃお』『おひさま』1972年 - 1976年)
1973年
  • 千本めのピン(『週刊少女コミック』正月増刊フラワーコミック)
  • キャベツ畑の遺産相続人(『少女コミック』15号)
  • オーマイ ケセィラ セラ(『少女コミック』21号)
1974年
  • ハワードさんの新聞広告(『別冊少女コミック』3月号)原作:イケダ イクミ イン・ホッカイドー[注 33]
  • ユニコーンの夢(『別冊少女コミック』4月号)
  • トーマの心臓
  • まんがABC(『別冊少女コミック』6月号)
  • プシキャット・プシキャット(『少女コミック』夏の増刊フラワーコミック)
1975年
1976年
1977年
  • 影のない森(『ビッグコミックオリジナル』2月5日号)
  • 少女ろまん(『月刊プリンセス』3月号 - 4月号、7月号)
  • Bradbury傑作選 原作:レイ・ブラッドベリ
    • 霧笛(『週刊マーガレット』1977年9号)
    • みずうみ(『週刊マーガレット』1977年9号)
    • ウは宇宙船のウ(『週刊マーガレット』1978年14号)
    • ぼくの地下室へおいで(『週刊マーガレット』1978年18号)
    • 宇宙船乗組員(『週刊マーガレット』1978年22号)
    • 泣きさけぶ女の人(『週刊マーガレット』1978年22号)
    • びっくり箱(『週刊マーガレット』1978年26号)
    • 集会(『週刊マーガレット』1978年32号)
  • 十年目の毬絵(『ビッグコミックオリジナル』3月20日号)
  • マリーン(『セブンティーン』5月号) 原作:今里孝子
  • 百億の昼と千億の夜(『週刊少年チャンピオン』1977年34号 - 1978年2号) 原作:光瀬龍
1978年
  • ゴールデンライラック(『別冊少女コミック』3月号 - 5月号)
  • スター・レッド(『少女コミック』23号 - 1979年3号)
  • 左ききのイザン(『SFファンタジア』4号)
1979年
1980年
  • ラーギニー(『SFマガジン』2月号)
  • メッシュ(『プチフラワー』1980年夏の号 - 1983年5月号)
    • シュールな愛のリアルな死(『プチフラワー』1984年5月号 - 6月号)
  • 酔夢(イラスト集『金銀砂岸』に描き下ろし)
  • 金曜の夜の集会(『SFマガジン』11月臨時増刊号)
  • 銀の三角(『SFマガジン』12月号 - 1982年6月号)
1981年
  • 一角獣種シリーズ
    • A-A'(『月刊プリンセス』1981年8月号)
    • 4/4カトルカース(『プチフラワー』1983年11月号)
    • X+Y(『プチフラワー』1984年7月号 - 8月号)
1982年
1983年
  • 城(『プチフラワー』9月号)
1984年
  • 半神(『プチフラワー』1月号)
  • エッグ・スタンド(『プチフラワー』3月号)
  • 偽王(『プチフラワー』9月号)
  • ハーバル・ビューティー(『ぶ〜け』10月号)
  • 天使の擬態(『プチフラワー』11月号)
  • 船(『プチフラワー』12月号)
1985年
  • スロー・ダウン(『プチフラワー』1月号)
  • ばらの花びん(『プチフラワー』2月号 - 3月号)
  • きみは美しい瞳(『ASUKA』8月(創刊号))
  • マージナル(『プチフラワー』1985年8月号 - 1987年10月号)
  • 友人K(『グレープフルーツ』21号)
1988年
  • 完全犯罪 フェアリー(『プチフラワー』2月号 - 3月号)
  • フラワーフェスティバル(『プチフラワー』7月号 - 1989年1月号・3月号・5月号・7月号)
1989年
  • 海賊と姫君(『プチフラワー』9月号)
  • 青い鳥(『プチフラワー』11月号)
  • 海のアリア(『ASUKA』1989年8月号 - 1991年5月号)
1990年
  • ローマへの道(『プチフラワー』1月号・3月号・5月号・7月号・9月号)
  • 真夏の夜の惑星(『プチフラワー』11月号)
1991年
  • ロットバルト(『プチフラワー』1月号)
  • ジュリエットの恋人(『プチフラワー』3月号)
  • 感謝知らずの男(『プチフラワー』1991年5月号 - 1992年3月号)
  • いるかいないかさがし(『週刊朝日百科「動物たちの地球」』1号(1991年6月23日805号) - 72号)
  • カタルシス(『プチフラワー』11月号)
1992年
1994年
  • 午後の日差し(『ビッグゴールド ビッグコミック増刊』14号)
  • 学校へ行くクスリ(『ビッグゴールド ビッグコミック増刊』16号)
1998年
2002年
2005年
  • 朝はバニラの香り(『フラワーズ』2005年12月号)
2006年
  • あぶな坂HOTEL
    • あぶな坂HOTEL(『YOU』2006年第2号)
    • あぶな坂HOTEL-3人のホスト-(『YOU』2006年第17号)
    • あぶな坂HOTEL-女の一生-(『YOU』2007年第17号)
    • あぶな坂HOTEL-雪山へ-(『YOU』2007年第23号)
  • 長靴をはいたシマ猫 (講談社MOOK「猫本」)
  • ここではない★どこか
    • 山へ行く(『フラワーズ』2006年4月号)
    • 宇宙船運転免許証(『フラワーズ』2006年5月号)
    • あなたは誰ですか(『フラワーズ』2006年6月号)
    • ゆれる世界(『フラワーズ』2006年7月号)
    • メッセージ(『フラワーズ』2006年8月号)
    • ビブラート(『フラワーズ』2006年11月号)
    • 駅まで∞(『フラワーズ』2006年12月号)
    • くろいひつじ(『フラワーズ』2007年1月号)
    • 貴婦人-メッセージその2-(『フラワーズ』2007年3月号)
    • 柳の木(『フラワーズ』2007年5月号)
    • 青いドア(『フラワーズ』2007年8月号)
    • オイディプス-メッセージその3-(『フラワーズ』2007年9月号)
    • 世界の終わりにたった一人で(『フラワーズ』2007年10月号 - 11月号)
    • 海の青(『フラワーズ』2009年7月号)
    • スフィンクス(『フラワーズ』2009年10月号)
    • 水玉(『フラワーズ』2010年2月号)
    • シャンプー(『フラワーズ』2010年6月号)
    • 百合もバラも(『フラワーズ』2010年10月号)
    • 花嫁-メッセージ5-(『フラワーズ』2010年11月号)
    • 海と真珠(『フラワーズ』2010年12月号)
    • 春の小川(『フラワーズ』2011年3月号)
    • 夜の河を渡る(『フラワーズ』2011年5月号)
    • なのはな(『フラワーズ』2011年8月号)
    • プルート夫人(『フラワーズ』2011年10月号)
    • 雨の夜 -ウラノス伯爵-(『フラワーズ』2012年2月号)
    • サロメ20XX(『フラワーズ』2012年3月号)
2007年
  • さみしいときは(『フラワーズ』2007年4月号)
  • バースディ・ケーキ(『SF Japan』2007年SUMMER号)
2008年
  • レオくん
    • レオくんのグルメ日記(『フラワーズ』2008年2月号)
    • レオくんの映画スター(『フラワーズ』2008年3月号)
    • レオくんの小学一年生(『フラワーズ』2008年7月号)
    • お外に出して(『フラワーズ』2008年8月号)
    • レオくんのお見合い(『フラワーズ』2008年12月号)
    • レオくんの狩り-ヤモリ編-(『フラワーズ』2009年1月号)
    • ヤマトちゃんの恋(『フラワーズ』2009年3月号)
    • レオくんのアシスタント(『フラワーズ』2009年4月号)
    • マルちゃんのスキヤキ(『フラワーズ』2009年6月号)
    • マイのカタログ生活(『フラワーズ』2009年12月号)
    • レオとまいごの子猫(『フラワーズ』2010年8月号)
    • マイちゃんの木登り(『フラワーズ』2012年6月号)
  • 猫本クリニック(講談社アンソロジーコミック猫本2』) ISBN 978-4-06-375484-1
2009年
  • 菱川さんと猫 -ゲバラシリーズ-(原作:田中アコ
    • 菱川さんと猫(『月刊アフタヌーン』2009年5月号)
    • ハルカと彼方(『月刊アフタヌーン』2010年3月号 - 4月号)
    • 十日月の夜(『月刊アフタヌーン』2010年10月号)
2012年
2013年
  • AWAY-アウェイ (原案:小松左京「お召し」)
    • AWAY-アウェイ-4月1日(『フラワーズ』2013年6月号 - 7月号)
    • AWAY-アウェイ-3月21日(『フラワーズ』2014年4月号 - 6月号)
    • AWAY-アウェイ-4月3日-悪い宇宙人とママ(『フラワーズ』2015年3月号 - 4月号)
    • AWAY-アウェイ-2033年4月5日-仏子沼えりか(『フラワーズ』2015年6月号)
    • AWAY-アウェイ-2033年11月11日-河津克美(『フラワーズ』2015年7月号)
    • AWAY-アウェイ-2051年-世界の秘密(『フラワーズ』2015年8月号)
  • 福島ドライヴ(『ビッグコミック』11月10日号[注 36]
2016年
  • 由良の門(と)を[注 37](『月刊アフタヌーン』5月号)原作:岩明均寄生獣』より[注 38]
  • 天使かもしれない(『月刊YOU』5月号 - ) 原作:ハギオモト、作画:波多野裕[58]
2018年
2020年
2021年

小説[編集]

  • 三年生のための創作童話(『小三教育技術』1975年4月号 - 1976年3月号)
  • 音楽の在りて(『奇想天外』1977年4月号)
  • CMをどうぞ(『奇想天外』1977年6月号)
  • マンガ原人(『奇想天外』1977年8月号)
  • 守人達(『奇想天外』1977年10月号)
  • 闇夜に声がする(『奇想天外』1977年12月号)
  • 子供の時間(『奇想天外』1978年2月号)
  • ヘルマロッド殺し(『奇想天外』1978年4月号)
  • プロメテにて(『奇想天外』1978年9月号)
  • おもちゃ箱(『奇想天外』1978年11月号)
  • クレバス(『奇想天外』1979年1月号)
  • 美しの神の伝え(『奇想天外』1979年3月号 - 1980年2月号)
  • 憑かれた男(『ソワレ』1977年12月号)
  • 左手のパズル(1995年)。書き下ろし
  • ピアリス(河出書房新社 2017年7月)
  • 美しの神の伝え 萩尾望都・小説集(河出文庫 2017年8月)
    • 『奇想天外』に発表した11篇+「クリシュナの季節」ほか全15篇

エッセイ集[編集]

対談集[編集]

  • 『マンガのあなた SFのわたし 萩尾望都 対談集 1970年代編』河出書房新社〈萩尾望都・対談集〉、2012年2月21日。ISBN 978-4-3092-7307-5 
  • 『コトバのあなた マンガのわたし 萩尾望都 対談集 1980年代編』河出書房新社〈萩尾望都・対談集〉、2012年5月25日。ISBN 978-4-3092-7328-0 
  • 『物語るあなた 絵描くわたし 萩尾望都 対談集 1990年代編』河出書房新社〈萩尾望都・対談集〉、2012年11月30日。ISBN 978-4-3092-7367-9 
  • 『愛するあなた 恋するわたし 萩尾望都 対談集 2000年代編』河出書房新社〈萩尾望都・対談集〉、2014年5月23日。ISBN 978-4-3092-7494-2 
  • 『萩尾望都 紡ぎつづけるマンガの世界 女子美での講義より』 ビジネス社 2020年8月。ISBN 978-4-8284-2202-2女子美術大学での講義と対談を収録)

絵本・画集[編集]

  • とってもしあわせモトちゃん メルヘンリーフ - 小学館 1972年12月
  • 月夜のバイオリン - 萩尾望都童話の世界 - オリオン出版 1976年10月
  • ストロベリーフィールズ - 新書館 1976年11月
  • 少年よ - 萩尾望都イラスト詩集 - 白泉社 1976年12月
  • 萩尾望都の世界 - 徳間書店 1978年7月
  • Cherish Gallery 萩尾望都 自選複製原画集 - 白泉社 1978年9月
  • 金銀砂岸 - 新書館 1980年8月
  • 宇宙叙事詩 - 小学館 1972年12月
  • 月夜のバイオリン - 新書館 1981年12月
  • 狩人は眠らない - 幻境にて - チェリッシュ絵本館 白泉社 1984年5月
  • 左手のパズル - 新書館 1995年8月 (絵・東逸子
  • 萩尾望都イラスト集 残酷な神が支配する - 小学館 2002年4月
  • 金銀砂岸 - 増補愛蔵版 ブッキング 2006年8月、復刊ドットコム 2012年5月
  • トリッポンのこねこ - 教育画劇 2007年2月(絵・こみねゆら)
  • トリッポンとおばけ - 教育画劇 2007年2月(絵・こみねゆら)
  • トリッポンと王様 - 教育画劇 2007年2月(絵・こみねゆら)
  • 銀の船と青い海 - 河出書房新社 2010年10月、河出文庫 2015年2月
  • 萩尾望都 SFアートワークス - 河出書房新社 2016年4月
  • 『ポーの一族』と萩尾望都の世界 - 小学館 2019年12月
  • 江戸~東京 300年マーチ(20人の漫画家による原画集・イラストブック『もしも、東京』に収録) - 小学館 2021年9月[107]

WEB[編集]

TVゲーム[編集]

装画[編集]

作品提供[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

ラジオドラマ[編集]

ドラマCD[編集]

  • ポーの一族 (ドラマCD)』全6巻(2007年12月 - 2008年5月)
    • 上記ラジオ関西による連続ラジオドラマを基にしたCD化作品。ラジオとは異なるディレクターズカット版を収録し、萩尾望都のオリジナル図版を使用した特製リバーシブルジャケットを封入。
  • ポーの一族 エドガーとアラン篇』全1巻(2013年3月)
    • 映劇のドラマCDレーベル「e☆star」より発売された。

メディア出演[編集]

映画出演[編集]

テレビ出演[編集]

関連項目[編集]

作家・漫画家[編集]

萩尾から影響を受けたと語る人物を記す。

  • 森博嗣 - 森の自著にて言及[109]
  • 恩田陸 - 萩尾の文庫版コミックの解説にて言及[110]
  • 高野文子 - 『ユリイカ』の高野特集号にて言及[111]
  • 羽海野チカ - 技法を萩尾望都の作品から独習していたことを2022年刊行(対談自体は2011年)の対談集にて言及[112]
  • 二ノ宮知子 - エッセイコミック『おにぎり通信〜ダメママ日記』では、登場する飼い猫の1匹であるロクは大先輩の萩尾の紹介で貰い受けているので[113]、「由緒正しい猫」として扱われている。

アシスタント[編集]

関連文献[編集]

  • 萩尾浩『南方記―戦地で弾いたバイオリン』装画 萩尾望都、文芸社、2002年12月1日。ISBN 978-4-8355-4750-3  - 実父が戦争体験をつづった自伝、自費出版[114]

参考文献[編集]

  • 「萩尾望都の素顔初公開!!」『少女コミック』1976年3月28日号、小学館、1976年3月、綴込みポスター『ポーの一族』裏面。  - 『少女コミック』は現在の『Sho-Comi』の前身。
  • 「作者自身が語る 人気まんが家のすべて〈第2回〉 萩尾望都の世界」『週刊マーガレット』1976年8月15日号、集英社、8。  - 『週刊マーガレット』は後の『マーガレット』(隔週刊)の前身。
  • 鈴木志郎康『萩尾望都 マンガの魅力』清山社、1978年5月。ASIN B01LTHZ7KA 
  • 『萩尾望都の世界 テレビランド増刊 イラストアルバム(6)』徳間書店、1978年7月。 
  • 「総特集=少女マンガ 対話 萩尾望都 vs 吉本隆明」『ユリイカ』1981年7月臨時増刊号、青土社、1981年6月、ASIN B07FCGB3FQ 
  • 「COMIC界の“超少女”たち〔女性マンガ家インタビュー〕」『毎日グラフ』1986年10月26日号、毎日新聞社、1986年10月。 
  • 「特集 THE少女マンガ!! 夢の永久保存版」『CREA』1992年9月号、文藝春秋、1992年8月。 
  • 「特集 少女マンガ「少女マンガという装置」(巖谷國士との対談)」『imago(イマーゴ)』1995年4月号、青土社、1995年3月、ASIN B01LTIOCPK 
  • 「解体全書 萩尾望都」『ダ・ヴィンチ』1996年8月号、メディアファクトリー、1996年7月、184頁。 [115]
  • 「70年代マンガ大百科 こんな名作・快作・珍作があったのか!」『別冊宝島』288号、宝島社、1996年12月、ISBN 978-4-7966-9288-5ASIN B00F3AWB4K 
  • 藤本由香里『少女まんが魂 現在を映す少女まんが完全ガイド&インタビュー集』白泉社、2000年12月1日。ISBN 978-4-5927-3178-8 
  • 島崎今日子「現代の肖像 - 萩尾望都●漫画家 少女漫画が文学を超えた日 / 島崎今日子」『AERA』2006年5月1日-8日合併増大号、朝日新聞出版、2006年4月24日、67-71頁。 
  • 『萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母』河出書房新社〈KAWADE夢ムック〉、2010年5月14日。ISBN 978-4-3099-7734-8 
  • 「SPECIAL対談[萩尾望都×よしながふみ] 後篇」『YOU』2014年3月号、集英社、2014年2月15日、JAN 089290314 
  • 「画業50周年記念【大特集】萩尾望都 - 少女マンガの神が語る、作画のひみつ」『芸術新潮』2019年7月号、新潮社、2019年6月25日、JAN 4910033050797 [116]
  • 中川右介『萩尾望都と竹宮惠子 - 大泉サロンの少女マンガ革命』幻冬舎幻冬舎新書〉、2020年3月25日。ISBN 978-4-344-98586-5 
  • 『別冊NHK 100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都』NHK出版〈100分de名著〉、2021年6月30日。ISBN 978-4-1440-7271-0 
  • 長山靖生『萩尾望都がいる』光文社〈光文社新書〉、2022年7月12日。ISBN 978-4-3340-4620-0 

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 家族インタビュー「両親・姉妹が語る 萩尾望都の素顔」より[19]
  2. ^ インタビューで萩尾の父親は、『浜辺の歌』の2番の歌詞「ゆうべ浜辺を、もとおれば」という部分から「もと」を気に入っており、また福岡出身の女流歌人・野村望東尼の名前から「もと」と考えたと語っている[18]。母親は、「おもとさん」「もとおばさん」と呼ばれる自分の叔母の名にあやかったのだと、またフランス映画『望郷』の「望」と、活発な性格になって欲しいと考えて「都を望む」と大きな意味を持つように「都」を選んだと語っている[注 1]。萩尾自身は姉・妹・弟が音楽にちなんだ名前であることから、モーツァルトの「モ」と「ト」を合わせたという説が本当かもしれないとの推測を述べている[20]
  3. ^ 萩尾望都作品集〔第1期〕第16巻『とってもしあわせモトちゃん』の巻末エッセイ「娘のこと」(赤いカバーの旧版にのみ収載)の中で、作者の父親・萩尾浩は「なかでも『青い鳥』や『不思議の国のアリス』などのような、空想と夢の物語が好きなようであった」と記している。
  4. ^ a b 『銀の船と青い海』(河出書房新社 2010年)所収の「中学生」に、「私は九州福岡県の大牟田市は船津中学に通ってました」と記されている。
  5. ^ 吹田市立第一中学校に転入した[25]
  6. ^ 1976年時点では、「読後、感動のあまり、1週間ほど呆けていました。そこで、おのればっか呆けさせられていては、割にあわないと思い、それまで、お遊びで描いていましたが、そのときから、プロになる決意をしました。」と記している[27]
  7. ^ ユリイカ』1981年7月臨時増刊号での吉本隆明との対談では、1ページ半にわたって『新選組』について語られている[28]
  8. ^ 月刊『imago』1995年4月号での巖谷國士との対談では、冒頭から6ページにわたって『新選組』を中心に(途中で話がいろいろな方向にそれながらも)語られている[29]
  9. ^ 1作目は『週刊マーガレット』、2作目は『週刊少女フレンド』とある。
  10. ^ 白泉社小長井信昌(当時『別冊マーガレット』編集長であった)によると、不採用ということではなく「もっと仕上げてくるのかと思った」とのこと[37]
  11. ^ 当初のタイトルは『すてきなケーキ』であったが、インパクトが弱いという理由で編集部に『ルルとミミ』という主人公名のタイトルに替えられた[40]
  12. ^ 『萩尾望都の世界 テレビランド増刊 イラストアルバム(6)』(徳間書店 1978年)のインタビューでは、「子どもっていうのはすぐおとなになっちゃうでしょう。つまらないなあ、と思って。年をとらないこと、つまりおばけとか吸血鬼とか、死んでしまった人の怨念とかいろいろ考えているうちに吸血鬼がでてきたのね。」と語っている。
  13. ^ 『毎日グラフ』1986年10月26日号「COMIC界の“超少女”たち〔女性マンガ家インタビュー〕」では、『きりとばらとほしと』は小学校のときに読んだと語られている。「石ノ森章太郎 萬画大全集 動画インタビュー 萩尾望都」では、『きりとばらとほしと』を読んだのは中学生ぐらいと語られている。『ユリイカ』1981年7月臨時増刊号での吉本隆明との対談では、『きりとばらとほしと』を読んだのは小学校6年か中学校1年と語られている[28]
  14. ^ 『トーマの心臓1』(小学館文庫・旧版 1980年)の作者あとがきに「いつだったか、ディディエ・オードパンフランス語版主演の『悲しみの天使』という、男子寮を舞台にした友愛(?)映画を見たのですが(中略)、見ていた私は自殺した少年に同情するあまり立腹し、“恋愛の結果一方が自殺し、一方が「悪かった」と後悔して、そしておしまい、なんて、どうもその後が気になってしまう”といらだち、“じゃあ、誰かが自殺したその時点から始まる話をつくってみよう”というのでつくった話が実は『トーマの心臓』です。」と記載されている。
  15. ^ 『少女コミック』掲載作品の単行本「フラワーコミックス」で、最初に発刊されたのが『ポーの一族』第1巻である。
  16. ^ grape fruit(グレープフルーツ)』(新書館)に1981年7月に掲載されたエッセイ「しなやかに、したたかに」より。エッセイ集『思い出を切りぬくとき』[47][48]に収載されている。
  17. ^ この娘うります!』について、『週刊少女コミック』1976年3月28日号では「『トーマ……』の暗いイメージからぬけ出たい……そんなつもりで挑んだ連載でした」と記されている[49]
  18. ^ 「萩尾望都2万字ロングインタビュー 私のマンガ人生」より[50]
  19. ^ 家族インタビュー「両親・姉妹が語る 萩尾望都の素顔」より[51]
  20. ^ 月刊『imago』1995年4月号の巖谷國士との対談では、「まあとにかく親と決裂したので変な親子の話を描いてやろうと。『メッシュ』ですね。ここでやっと私は親と対決する話を描くハメになるんですね。なぜ対決するかというと、理解したいから。」と語られている[29]
  21. ^ 帰国後、医者からは「ふつう頭蓋骨のここを骨折すると脳みそが豆腐みたいにぐちゃぐちゃになる」と説明を受け、母親からは、同日同時刻に自転車から落ちて頭を打った話を告白され「あなたは、お母さんが頭を打ったおかげで助かったのよ」と言われる。萩尾は「不思議なことがあった。シンクロニシティかもしれない。」と回想している[53]
  22. ^ 『イグアナの娘』を読んだ母親が「ははぁ、やったなぁ。描かれちょるな。」と思ったと述べている[52]
  23. ^ 『なのはな』と『プルート夫人』について、2011年11月1日付『毎日新聞(夕刊)』に「萩尾望都さんが描く原発」の見出しで、東日本大震災福島原発事故に触発された作品を相次いで発表したという記事が掲載されている。
  24. ^ 『なのはな』と、『プルート夫人』『雨の夜 -ウラノス伯爵-』『サロメ20XX』の原発3部作について、2012年1月31日付『東京新聞』に「漫画家・萩尾望都さんの思い 原発に向き合う 手探り進むしかない」の見出しの記事が掲載されている。
  25. ^ 甲斐バンドの楽曲「立川ドライヴ」をモチーフに、震災に翻弄される3人の男女の運命を曲の歌詞とともに描いた作品。
  26. ^ 作者は『小松左京マガジン』第50巻(最終号)の座談会の中で、かなり以前に小松左京から「ぼくの作品で描いてみたいものある?」と聞かれたときに「『お召し』を描いてみたい」と言ったことがあり、東日本大震災が起こってから実際に世界が変わってしまうことがあるものだと、『お召し』がたびたび思い出された旨を語っている[57]
  27. ^ この本は、竹宮惠子が2016年に自伝『少年の名はジルベール』(小学館)を上梓して萩尾を含めた大泉時代の内容を記して以来、萩尾の元に大泉時代に関する複数の企画や問い合わせが持ち込まれたことから、自分の立場での事情を説明したいという理由で刊行された[69][70]。同書の末尾で、大泉時代に関する企画については自分はかかわる意思がないことを明言した[70]
  28. ^ デジタルで極細線は作業室の印刷では消えるので模索中。スクリーントーンは大量の在庫と、萩尾、アシスタントも技術が追い付かず、アナログである[72]。デジタルは、老眼のため豆粒大の顔のとき拡大して描くのにも使用する[73]
  29. ^ 『萩尾望都 作画のひみつ』の年譜には、1967年に「高校卒業後、福岡市の日本デザイナー学院ファッションデザイン科に入学」と記載されている[85]
  30. ^ 『萩尾望都 作画のひみつ』の年譜には、1969年に「デザイナー学院卒業から半年後、東京へ引越す」と記載されている[85]
  31. ^ 北米最大のコミックコンベンション「コミコン・インターナショナル(Comic-Con International)」が1974年に設立した、マンガ・アニメ・SFなどのポップカルチャー領域において多大な貢献をした作家に与えられる賞で、コミコンゲストの中で特に際立った業績を残した人物に贈られる。第1回受賞者はレイ・ブラッドベリ(1974年)。これまでの日本人受賞者は、手塚治虫(1980年)、高橋留美子(1994年)、池上遼一(1995年)、武内直子(1998年)、小池一夫(2006年)、宮崎駿(2009年)。
  32. ^ 受賞理由として「少女まんがの域を超えた質の高い作品群。萩尾望都さんは少女まんがの革命児です。」との選考委員会のコメントがある[90]
  33. ^ 「イケダ イクミ イン・ホッカイドー」は漫画家志望で萩尾のアシスタントをしていた池田いくみのことで、病気で地元の北海道の病院で入院していた池田を北海道旅行の折に萩尾が見舞いに訪れた際に、以前池田が何かの漫画賞に投稿して落選になった『ハワードさんの新聞広告』を萩尾が面白いと言っていたことから、池田が萩尾に「私、病気でもう漫画家を目指すのは無理だから、モーサマ描いて」と依頼し、元は20ページぐらいのところ、萩尾が絵を大きくし、シーンを増やして31ページに描き直した作品である[102]
  34. ^ 「イケダイクミ」も池田いくみのことである[103]
  35. ^ 「原発」をテーマにした作品集で、「なのはな -幻想『銀河鉄道の夜』」は「なのはな」の続編。
  36. ^ 同号のコラム「屋根の上のマンガ読み」で甲斐よしひろが、萩尾作品など影響を受けたマンガについてインタビューに答えている。
  37. ^ 「由良の門(と)」は、新古今和歌集に詠まれる曽禰好忠和歌「由良の門(と)を 渡る舟人(ふなびと) かぢをたえ ゆくへも知らぬ 恋(こひ)の道かな」(巻第十一 恋歌 一 01071小倉百人一首 歌番号 四十六)の歌枕で「ゆらのと」と読み、紀淡海峡の、兵庫県洲本市由良の付近のこと。
  38. ^ さまざまな作家が『寄生獣』を描くシリーズ『ネオ寄生獣』の第12弾で、田宮良子の娘・由良の成長を描く物語。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 『読売年鑑2005年版 別冊 分野別人名録』読売新聞東京本社,2005年3月13日発行p.389より
  2. ^ 萩尾望都 作品一覧”. 月刊flowers 公式サイト. 小学館. 2021年4月27日閲覧。
  3. ^ a b c d 萩尾 望都(漫画家)”. マンガペディア. 2022年1月3日閲覧。
  4. ^ a b c d e "萩尾望都". 朝日新聞出版「知恵蔵mini」. コトバンクより2021年9月24日閲覧
  5. ^ a b c 文藝別冊 2010, p. 204.
  6. ^ 「少女漫画の神様」萩尾望都 異端者寄り添った50年”. NIKKEI STYLE. 日本経済新聞社 / 日経BP (2019年10月1日). 2022年10月11日閲覧。
  7. ^ a b c 萩尾望都が紫綬褒章を受章、少女マンガ家では初”. コミックナタリー. ナターシャ (2012年4月28日). 2021年4月27日閲覧。
  8. ^ a b ゆうき(Yuuki Honda) (2019年10月29日). “文化功労者に『ポーの一族』萩尾望都、『ゼルダ』『マリオ』生んだ宮本茂ら”. KAI-YOU net. 2022年10月11日閲覧。
  9. ^ a b 令和元年度 文化功労者”. 文部科学省 (2019年11月3日). 2021年4月27日閲覧。
  10. ^ “萩尾望都さん、米コミック殿堂入り 「素晴らしい贈り物」”. 時事通信. (2022年7月23日). オリジナルの2022年7月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220723131956/https://www.jiji.com/jc/article?k=2022072300502&g=soc 2022年7月23日閲覧。 
  11. ^ a b c “秋の叙勲 4118人が受章 コシノジュンコさん、萩尾望都さんら”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2022年11月3日). https://www.asahi.com/articles/ASQC265S9QBWUTFK01B.html 2022年11月3日閲覧。 
  12. ^ a b c 秋の叙勲 各界で功労の3999人受章”. NHK. 日本放送協会 (2022年11月3日). 2022年11月3日閲覧。
  13. ^ a b c 祝 萩尾望都先生 旭日中綬章ご受章おめでとうございます!!”. 月刊フラワーズ. 小学館 (2022年11月3日). 2022年11月3日閲覧。
  14. ^ a b c 文藝別冊 2010, p. 11.
  15. ^ a b 文藝別冊 2010, p. 17.
  16. ^ 中川 2020, p. 23.
  17. ^ a b c 毎日グラフ 1986年10月26日号, COMIC界の“超少女”たち〔女性マンガ家インタビュー〕
  18. ^ 文藝別冊 2010, pp. 81.
  19. ^ 文藝別冊 2010, pp. 81–82.
  20. ^ a b c d e f g h i 萩尾望都インタビュー”. 立花隆ゼミ『調べて書く、発信する』インタビュー集 二十歳のころ. 2007年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月15日閲覧。
  21. ^ 文藝別冊 2010, p. 11-12.
  22. ^ a b AERA 2006, p. 69.
  23. ^ a b c d e 萩尾望都の世界 1978, p. 47.
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  27. ^ a b 週刊マーガレット 1976年8月15日号.
  28. ^ a b ユリイカ 1981年7月臨時増刊号, 対話 萩尾望都 vs 吉本隆明「自己表現としての少女マンガ」
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外部リンク[編集]