恐るべき子供たち
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『恐るべき子供たち』(おそるべきこどもたち、Les Enfants Terribles)は、フランスの詩人ジャン・コクトーが書いた中編小説。
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概要 [編集]
1929年コクトーが40歳の時に書き上げた小説であり、彼の代表作の一つに数えられる作品。コクトーはこの作品をアヘン中毒の治療のために入院している時に、わずか3週間足らずで書き上げたとされる。エリザベートとポールの姉弟2人だけで暮らす世界が、ダルジュロスという美しい少年との出会いで崩壊して行く物語で、コクトーは己の運命の受諾というテーマを訴えている。コクトーは、小説だけではなく、詩や小説・映画・批評など、あらゆるジャンルの文学に精通しているが、その中でも『恐るべき子供たち』は古典文学の悲劇を思わせる、最もコクトーらしさが出ている作品といえる。
邦訳 [編集]
- 東郷青児訳 1953年3月 角川文庫 ISBN 978-4042047017
- 鈴木力衛訳 1957年1月 岩波文庫 ISBN 978-4003256619
- 高橋洋一訳 1995年7月 求龍堂 ISBN 978-4763095244
- 中条省平、中条志穂訳 2007年2月 光文社文庫 ISBN 978-4334751227
漫画化 [編集]
萩尾望都による漫画化作品が『月刊セブンティーン』(集英社)1979年5月号から8月号に連載された。
- 『恐るべき子どもたち』(セブンティーンコミックス) 1980年5月 集英社 ISBN 978-4088541297
- 萩尾望都作品集(第2期)第7巻『恐るべき子どもたち』 1985年2月 小学館 ISBN 978-4091780270
- 『恐るべき子どもたち』 1997年5月 小学館文庫 ISBN 978-4091910196
映像化 [編集]
- 1950年、ジャン=ピエール・メルヴィルによって映画化された。
