恐るべき子供たち
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『恐るべき子供たち』(おそるべきこどもたち、Les Enfants Terribles)は、フランスの文学家ジャン・コクトーが書いた小説。
[編集] 概要
1929年、コクトーが40歳の時に書き上げた小説であり、彼の代表作の一つに数えられる作品。コクトーはこの作品をアヘン中毒の治療のために入院している時に、わずか3週間足らずで書き上げたとされる。エリザベートとポールの姉弟2人だけで暮らす世界が、ダルジュロスという美しい少年との出会いで崩壊して行く物語で、コクトーは己の運命の受諾というテーマを訴えている。コクトーは、小説だけではなく、詩や小説・映画・批評など、あらゆるジャンルの文学に精通しているが、その中でも『怖るべき子供たち』は古典文学の悲劇を思わせる、最もコクトーらしさが出ている作品といえる。
[編集] 和訳
- 鈴木力衛訳 1957年1月 岩波文庫 ISBN 978-4003256619
- 高橋洋一訳 1995年7月 求龍堂 ISBN 978-4763095244
- 中条省平,中条志穂訳 2007年2月8日 光文社文庫 ISBN 978-4334751227
[編集] 映像化
- 1950年、ジャン=ピエール・メルヴィルによって映画化された。


