恩田陸
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| 恩田 陸 おんだ りく |
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|---|---|
| 誕生 | 熊谷 奈苗(くまがい ななえ) 1964年10月25日(44歳) 宮城県仙台市 |
| 職業 | 小説家 |
| 国籍 | |
| 活動期間 | 1991年 - |
| ジャンル | 推理小説・ファンタジー |
| 代表作 | 夜のピクニック・ユージニア |
| 主な受賞歴 | 第59回日本推理作家協会賞 |
| 処女作 | 六番目の小夜子 |
恩田 陸(おんだ りく、本名: 熊谷 奈苗(くまがい ななえ)、1964年10月25日 - )は、日本の女性小説家。宮城県仙台市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。ペンネームは『やっぱり猫が好き』の恩田三姉妹に由来する。
郷愁的な情景を描くのが巧みで、“ノスタルジアの魔術師”と称される。ファンタジーの賞からデビューしたが、ジャンルの枠にとらわれず、SF、ミステリー、またはクロスジャンルの作品と、幅広く執筆している。
目次 |
[編集] 経歴
父親の仕事の関係で、中学3年から高校卒業までを茨城県水戸市で過ごす。茨城県立水戸第一高等学校では新聞部に所属。早稲田大学在学中はハイソサエティー・オーケストラに所属し、アルト・サックスを演奏していた。卒業後、アクサ生命保険のOLをしながら作家活動を開始[要出典]。
1991年、『六番目の小夜子』が第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となり、翌年に刊行、作家デビューを果たす。1993年、『球形の季節』で第5回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作。2000年に『六番目の小夜子』がテレビドラマ化。続いて2001年には『ネバーランド』がテレビドラマ化された。また、この際、恩田はV6の歌う主題歌『出せない手紙』の作詞をセキヤヒサシ名義で行っている。同年、『ライオンハート』で第14回山本周五郎賞候補、同作で第22回吉川英治文学新人賞候補。2002年、『木曜組曲』が映画化。『黒と茶の幻想』で第23回吉川英治文学新人賞候補。
2005年、『Q&A』で第58回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補。『ユージニア』で第133回直木賞候補。同年、『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞受賞、同作は第2回本屋大賞も受賞し、「『本の雑誌』が選ぶ2004年度ベスト10」にも選出される。2006年、『蒲公英草紙 常野物語』で第134回直木賞候補。『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞。『夜のピクニック』が映画化。2007年には『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞受賞。戯曲「猫と針」を演劇集団キャラメルボックスに提供。江戸川乱歩賞選考委員に就任した。2009年、『きのうの世界』で第140回直木賞候補。
[編集] 作品リスト
[編集] 小説
- 六番目の小夜子(1992年7月25日、新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズ/1998年8月20日、新潮社/2001年2月1日、新潮文庫 ISBN 978-4101234137)
- 球形の季節(1994年4月20日、新潮社/1999年2月1日、新潮文庫 ISBN 978-4101234120)
- 不安な童話(1994年12月1日、祥伝社ノン・ノベル/1999年4月20日、祥伝社文庫/2002年12月1日 ISBN 978-4396326777、新潮文庫 ISBN 978-4101234144)
- 三月は深き紅の淵を(1997年7月7日、講談社Mephisto club/2001年7月15日、講談社文庫 ISBN 978-4062648806)
- 初出:『メフィスト』連載、 - 1997年5月増刊号
- 光の帝国 常野物語(1997年10月30日、集英社/2000年9月25日、集英社文庫 ISBN 978-4087472424)
- 大きな引き出し
- 二つの茶碗
- 達磨山への道
- オセロ・ゲーム
- 手紙
- 歴史の時間
- 草取り
- 光の帝国
- 黒い塔
- 国道を降りて…
- 象と耳鳴り(1999年11月10日、祥伝社/2003年2月20日、祥伝社文庫 ISBN 978-4396330903)
- 木曜組曲(1999年11月30日、徳間書店/2002年9月15日、徳間文庫 ISBN 978-4198917593)
- 月の裏側(2000年3月31日、幻冬舎/2002年8月25日、幻冬舎文庫 ISBN 978-4344402621)
- ネバーランド(2000年7月10日、集英社/2003年5月25日、集英社文庫 ISBN 978-4087475777)
- 麦の海に沈む果実(2000年7月25日、講談社Mephisto club/2004年1月15日、講談社文庫 ISBN 978-4062739276)
- 初出:『メフィスト』1998年10月増刊号 - 1999年9月増刊号
- 上と外
- 上と外 1 素晴らしき休日(2000年8月25日、幻冬舎文庫)
- 上と外 2 緑の底(2000年10月25日、幻冬舎文庫)
- 上と外 3 神々と死者の迷宮 上(2000年12月25日、幻冬舎文庫)
- 上と外 4 神々と死者の迷宮 下(2001年2月25日、幻冬舎文庫)
- 上と外 5 楔が抜けるとき(2001年6月25日、幻冬舎文庫)
- 上と外 6 みんなの国(2001年8月25日、幻冬舎文庫)
- 上と外(文庫全6巻を1冊にまとめた単行本、2003年2月27日、幻冬舎/2007年10月10日、幻冬舎文庫、上 ISBN 978-4344410190、下 ISBN 978-4344410206)
- puzzle[パズル](2000年11月10日、祥伝社文庫 ISBN 978-4396328092)
- 初出:『絶海』(2002年10月25日、祥伝社ノン・ノベル)
- ライオンハート(2000年12月20日、新潮社/2004年2月1日、新潮文庫 ISBN 978-4101234151)
- エアハート嬢の到着
- 春
- イヴァンチッツェの思い出(『小説新潮』1999年12月号)
- 天球のハーモニー(『小説新潮』2000年5月号)
- 記憶(『小説新潮』2000年9月号)
- MAZE[メイズ](2001年2月15日、双葉社/2003年11月20日、双葉文庫 ISBN 978-4575509083)
- ドミノ(2001年7月25日、角川書店/2004年1月25日、角川文庫 ISBN 978-4043710010)
- 初出:『KADOKAWAミステリ』2000年8月号 - 2001年5月号
- 黒と茶の幻想(2001年12月10日、講談社/2006年4月25日、講談社文庫、上 ISBN 978-4062749459、下 ISBN 978-4062753616)
- 初出:『メフィスト』2000年5月増刊号 - 2001年9月増刊号
- 図書室の海(2002年2月20日、新潮社/2005年7月1日、新潮文庫 ISBN 978-4101234168)
- 春よ、こい
- 茶色の小壜(『血の12幻想』、2000年5月、スクウェア・エニックス、ISBN 9784757502383)
- イサオ・オサリヴァンを捜して
- 睡蓮
- ある映画の記憶
- ピクニックの準備
- 国境の南
- オデュッセイア(『小説新潮』2001年1月号)
- 図書室の海
- ノスタルジア(『SFマガジン』1995年8月号)
- 劫尽童女(2002年4月20日、光文社/2005年4月20日、光文社文庫 ISBN 978-4334738556)
- 初出:『ジャーロ』2000年秋号 -
- ロミオとロミオは永遠に(2002年10月20日、ハヤカワSFシリーズ Jコレクション/2006年7月31日、ハヤカワ文庫JA、上 ISBN 978-4150308551、下 ISBN 978-4150308568)
- 初出:『SFマガジン』1999年3月号 - 2000年6月号
- ねじの回転(2002年12月10日、集英社/2005年12月20日、集英社文庫、上 ISBN 978-4087478891、下 ISBN 978-4087478907)
- 初出:『小説すばる』2000年11月号 - 2002年1月号
- 蛇行する川のほとり
- 蛇行する川のほとり 1(2002年12月10日、中央公論新社)
- 蛇行する川のほとり 2(2003年4月10日、中央公論新社)
- 蛇行する川のほとり 3(2003年8月25日、中央公論新社)
- 蛇行する川のほとり(新書版全3冊を1冊にまとめた単行本、2004年11月25日、中央公論新社/2007年6月25日、中公文庫 ISBN 978-4122048690)
- まひるの月を追いかけて(2003年9月15日、文藝春秋/2007年5月10日、文春文庫 ISBN 978-4167729011)
- 初出:『オール讀物』2001年7月号 - 2002年8月号
- クレオパトラの夢(2003年11月5日、双葉社/2006年12月20日、双葉文庫 ISBN 978-4575511123)
- 初出:『小説推理』2002年7月号 - 2003年7月号
- 黄昏の百合の骨(2004年3月10日、講談社Mephisto club/2007年4月13日、講談社文庫 ISBN 978-4062756945)
- 初出:『メフィスト』2002年5月増刊号 - 2003年9月増刊号
- 禁じられた楽園(2004年4月30日、徳間書店/2007年3月15日、徳間文庫 ISBN 978-4198925697)
- Q&A(2004年6月10日、幻冬舎/2007年4月10日、幻冬舎文庫)
- 夜のピクニック(2004年7月30日、新潮社/2006年9月5日、新潮文庫 ISBN 978-4101234175)
- 初出:『小説新潮』2002年11月号 - 2004年5月号
- 夏の名残りの薔薇(2004年9月30日、文藝春秋本格ミステリ・マスターズ/2008年3月10日、文春文庫 ISBN 978-4167729028)
- 初出:『別冊文藝春秋』2003年5月号 -
- ユージニア(2005年2月5日、角川書店/2008年8月25日、角川文庫 ISBN 978-4043710027)
- 初出:『KADOKAWAミステリ』2002年8月号 -
- 蒲公英草紙 常野物語(2005年6月10日、集英社/2008年5月25日、集英社文庫 ISBN 978-4087462944)
- ネクロポリス(2005年10月30日、朝日新聞社、上下巻/2009年1月9日朝日文庫)
- エンドゲーム 常野物語(2006年1月10日、集英社)
- 初出:『小説すばる』2004年3月号 - 2005年6月号
- チョコレートコスモス(2006年3月20日、毎日新聞社)
- 中庭の出来事(2006年11月30日、新潮社)
- 朝日のようにさわやかに(2007年3月30日、新潮社)
- 水晶の夜、翡翠の朝(『殺人鬼の放課後 ミステリ・アンソロジー 2』、2002年2月1日、角川スニーカー文庫)
- ご案内
- あなたと夜と音楽と
- 冷凍みかん
- 赤い毬(『七つの黒い夢』、2006年3月)
- 深夜の食欲
- いいわけ(『小説現代』2004年8月号)
- 一千一秒殺人事件
- おはなしのつづき
- 邂逅について
- 淋しいお城
- 楽園を追われて
- 卒業(電子書籍配信サイト Timebook Town 2006年8月4日 配本)
- 朝日のようにさわやかに
- 木洩れ日に泳ぐ魚(2007年7月25日、中央公論新社)
- いのちのパレード(2007年12月14日、実業之日本社)
- 観光旅行
- スペインの苔
- 蝶遣いと春、そして夏
- 橋
- 蛇と虹
- 夕飯は七時
- 隙間
- 当籖者
- かたつむり注意報
- あなたの善良なる教え子より
- エンドマークまでご一緒に
- 走り続けよ、ひとすじの煙となるまで
- SUGOROKU
- いのちのパレード
- 夜想曲
- 「恐怖の報酬」日記―酩酊混乱紀行 (2008、講談社文庫 ISBN 978-4062760201)
- 不連続の世界(2008年7月、幻冬舎)
- きのうの世界 (2008年9月、講談社、ISBN 978-4062140614)
- 訪問者 (2009年5月、祥伝社 ISBN 978-4396633172)
[編集] 連載終了・単行本刊行待ちの作品
- 雪月花黙示録 (『野性時代』連載 )
[編集] 連載中の作品
- デッドライン (『ミステリーズ!』2004年JUNE - )
- 連作短編(『幽』)- 総称は今のところなし。
- 夜の底は柔らかな幻 (『オール讀物』)
- 愚かな薔薇 (『SF JAPAN』)
- 六月の夜と昼のあわひに (『小説トリッパー』)
- 薔薇のなかの蛇 (『メフィスト』)
- ブラック・ベルベット(『小説推理』2007年11月号 - )
- 鈍色幻視行(『集英社WEB文芸RENZABURO(レンザブロー)』)
[編集] エッセイ集
- 『恐怖の報酬』日記 酩酊混乱紀行 イギリス・アイルランド(2005年4月25日、講談社/2008年5月15日、講談社文庫)
- 小説以外(2005年4月30日、新潮社/2008年6月1日、新潮文庫)
[編集] 戯曲
- 猫と針(2008年2月20日、新潮社)
[編集] 共著
- 読書会(2007年1月31日、徳間書店)

