乃南アサ

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乃南 アサ
(のなみ あさ)
誕生 矢沢 朝子
1960年8月19日(54歳)
東京都
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1988年 -
代表作 凍える牙』(1996年)
『地のはてから』(2010年)
主な受賞歴 直木三十五賞(1996年)
中央公論文芸賞(2011年)
処女作 『幸福な朝食』(1988年)
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乃南 アサ(のなみ あさ、1960年8月19日 - )は、作家。本名矢沢 朝子

来歴[編集]

東京都生まれ。カリタス女子中学校・高等学校を経て、1980年早稲田大学社会科学部中退[1]。広告代理店勤務を経て、1988年に『幸福な朝食』で日本推理サスペンス大賞の優秀作を受賞しデビュー。1996年に『凍える牙』で第115回直木三十五賞を受賞。2011年に『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞を受賞。他の作品に『花盗人』、『団欒』などがある。  

著作[編集]

シリーズ作品[編集]

女刑事・音道貴子シリーズ[編集]

  • 凍える牙(1996年4月 新潮社 / 2000年2月 新潮文庫 / 2007年11月 新潮社【新装版】)
  • 花散る頃の殺人(1999年1月 新潮社 / 2001年8月 新潮文庫) - 連作短編集
  • 鎖(2000年10月 新潮社 / 2003年12月 新潮文庫【上・下】)
  • 未練(2001年8月 新潮社 / 2005年2月 新潮文庫) - 連作短編集
  • 嗤う闇(2004年3月 新潮社 / 2006年11月 新潮文庫) - 連作短編集
  • 風の墓碑銘(エピタフ)(2006年8月 新潮社 / 2009年1月 新潮文庫)

新米警官・高木聖大シリーズ(仮)[編集]

下記の「芭子&綾香シリーズ」にも登場する。

  • ボクの町(1998年9月 毎日新聞社 / 2001年12月 新潮文庫)
  • 駆け込み交番(2005年3月 新潮社 / 2007年9月 新潮文庫) - 連作短編集

芭子&綾香シリーズ[編集]

  • いつか陽のあたる場所で(2007年8月 新潮社 / 2010年2月 新潮文庫) - 連作短編集
  • すれ違う背中を(2010年4月 新潮社 / 2012年11月 新潮文庫)
  • いちばん長い夜(2013年1月 新潮社)

刑事・土門功太郎シリーズ[編集]

シリーズ外作品[編集]

長編[編集]

  • 幸福な朝食(1988年11月 新潮社 / 1996年10月 新潮文庫)
  • パソコン通信殺人事件(1990年8月 講談社ノベルス
    • 【改題・大幅加筆修正】ライン(1997年11月 講談社文庫
  • 今夜もベルが鳴る(1990年9月 祥伝社文庫
  • 6月19日の花嫁(1991年2月 新潮社 / 1997年2月 新潮文庫)
  • 微笑がえし(1991年8月 ベストセラーズ / 1996年9月 祥伝社文庫)
  • ヴァンサンカンまでに(1991年11月 ベストセラーズ / 1998年4月 幻冬舎文庫 / 2004年4月 新潮文庫 / 2008年3月 文春文庫)
  • 鍵(1992年1月 講談社ノベルス / 1996年12月 講談社文庫)
  • 紫蘭の花嫁(1992年2月 光文社カッパノベルス / 1996年9月 光文社文庫 / 2000年11月 文春文庫)
  • 5年目の魔女(1992年3月 有楽出版社 / 1997年4月 幻冬舎文庫 / 2005年7月 新潮文庫)
  • 水の中のふたつの月(1992年9月 角川ノベルス / 1996年9月 角川文庫 / 2003年11月 文春文庫)
  • パラダイス・サーティー(1992年11月 実業之日本社 / 1997年6月 幻冬舎文庫【上・下】 / 2003年10月 新潮文庫【上・下】)
  • 暗鬼(1993年12月 角川文庫 / 2001年11月 文春文庫)
  • 再生の朝(1994年3月 ケイブンシャノベルス / 1998年2月 新潮文庫)
  • 風紋(1994年10月 双葉社 / 1996年9月 双葉文庫【上・下】)
  • 死んでも忘れない(1995年11月 ケイブンシャノベルス / 1999年2月 新潮文庫)
  • 殺意(1996年6月 双葉社)
    • 【改題】殺意・鬼哭 (2000年5月 双葉文庫) - 「慟哭」と併せて収録
  • 結婚詐欺師(1996年10月 新潮社 / 1999年8月 幻冬舎文庫【上・下】 / 2004年2月 新潮文庫【上・下】)
  • 鬼哭(1996年10月 双葉社)
    • 【改題】殺意・鬼哭 (2000年5月 双葉文庫) - 「殺意」と併せて収録
  • 窓(1996年12月 講談社 / 1999年7月 講談社文庫) - 「鍵」の続編
  • ピリオド(1999年5月 双葉社 / 2002年5月 双葉文庫)
  • (2000年12月 幻冬舎 / 2003年2月 新潮文庫【上・下】)
  • あなた(2003年2月 新潮社 / 2006年2月 新潮文庫【上・下】)
  • 晩鐘(2003年5月 双葉社【上・下】 / 2005年5月 双葉文庫【上・下】) - 「風紋」の続編
  • 火のみち(2004年8月 講談社【上・下】 / 2008年9月 講談社文庫【上・下】)
  • しゃぼん玉(2004年11月 朝日新聞出版 / 2008年2月 新潮文庫)
  • ウツボカズラの夢(2008年3月 双葉社 / 2011年6月 双葉文庫)
  • ニサッタ、ニサッタ(2009年10月 講談社 / 2012年10月 講談社文庫【上・下】)
  • 地のはてから(2010年11月 講談社【上・下】) - 「ニサッタ、ニサッタ」の主人公の祖母の物語

短編集[編集]

  • トゥインクル・ボーイ(1992年1月 実業之日本社 / 1997年9月 新潮文庫)
    • 収録作品:トゥインクル・ボーイ / 三つ編み / さくら橋 / 捨てネコ / 坂の上の家 / 青空 / 泡
  • 家族趣味(1993年9月 広済堂出版 / 1997年5月 新潮文庫)
    • 収録作品:魅惑の輝き / 彫刻する人 / 忘れ物 / デジ・ボウイ / 家族趣味
  • 団欒(1994年1月 新潮社 / 1998年8月 新潮文庫)
    • 収録作品:ママは何でも知っている / ルール / 僕のトんちゃん / 出前家族 / 団欒
  • 幸せになりたい(1996年9月 祥伝社 / 1999年2月 祥伝社文庫)
    • 収録作品:キャンドル・サービス / 背中 / お引っ越し / たのしいわが家 / 口封じ / 挨拶状 / 二人の思い出
  • 氷雨心中(1996年11月 幻冬舎 / 1999年11月 幻冬舎文庫 / 2004年6月 新潮文庫)
    • 収録作品:青い手 / 鈍色の春 / 氷雨心中 / こころとかして / 泥眼 / おし津提灯
  • 悪魔の羽根(1997年2月 幻冬舎 / 2000年4月 幻冬舎文庫 / 2004年11月 新潮文庫)
    • 収録作品:はなの便り / はびこる思い出 / ハイビスカスの森 / 水虎 / 秋旱 / 悪魔の羽根 / 指定席
  • 来なけりゃいいのに(1997年9月 祥伝社 / 2000年6月 祥伝社文庫)
    • 収録作品:熱帯魚 / 最後のしずく / 夢 / ばら色マニュアル / 降りそうで降らなかった水曜日のこと / 来なけりゃいいのに / 春愁
  • 花盗人(1998年4月 新潮文庫)
    • 収録作品:薬缶 / 寝言 / 向日葵 / 愛情弁当 / 今夜も笑ってる / 他人の背広 / 留守番電話 / 脱出 / 最後の花束 / 花盗人
  • 引金の履歴(1998年4月 文藝春秋) - 連作短編集
    • 【改題】冷たい誘惑(2001年4月 文春文庫)
      • 収録作品:母の秘密 / 野良猫 / なかないで / 塵箒 / 置きみやげ
  • 夜離れ(1998年5月 実業之日本社 / 2001年8月 幻冬舎文庫 / 2005年4月 新潮文庫)
    • 収録作品:4℃の恋 / 祝辞 / 青い夜の底で / 髪 / 枕香 / 夜離れ
  • 不発弾(1998年11月 講談社 / 2002年1月 講談社文庫)
    • 収録作品:かくし味 / 夜明け前の道 / 夕立 / 福の神 / 不発弾 / 幽霊
  • (からだ)(1999年9月 文藝春秋 / 2002年11月 文春文庫)
    • 収録作品:臍 / 血流 / つむじ / 尻 / 顎
  • 行きつ戻りつ(2000年5月 文化出版局 / 2002年12月 新潮文庫)
    • 収録作品:姑の写真(秋田・男鹿) / 一粒の真珠(熊本・天草) / 微笑む女(北海道・斜里町) / 最後の嘘(大阪・富田林) / 青年のお礼(新潟・佐渡) / 母の家出(山梨・上九一色村) / 湯飲み茶碗(岡山・備前) / 姉と妹(福島・三春) / Eメール(山口・柳井) / 越前海岸(福井・備前町) / 泣き虫(三重・熊野) / 春の香り(高知・高知市)
  • 禁猟区(2010年9月 新潮社) - 連作短編集
    • 収録作品:禁猟区 / 免疫力 / 秋霖 / 見つめないで

小説以外[編集]

  • ドラマチックチルドレン【ノンフィクション】(1996年7月 読売新聞社 / 1999年5月 新潮文庫)
  • ダメージ そこからはじまるもの(1999年12月 青春出版社 / 2002年8月 新潮文庫)
  • 好きだけど嫌い【エッセイ】(2000年4月 幻冬舎 / 2003年5月 新潮文庫)
  • チカラビトの国(2001年6月 毎日新聞社 / 2003年10月 新潮文庫 / 2010年8月 文春文庫)
  • 女のとなり【エッセイ】(2003年9月 祥伝社 / 2006年9月 祥伝社文庫)
  • 二十四時間【エッセイ】(2004年9月 新潮社 / 2007年4月 新潮文庫)
  • いのちの王国【エッセイ】(2007年12月 毎日新聞社 / 2011年3月 文春文庫)
  • ミャンマー 失われるアジアのふるさと【エッセイ】(2008年6月 文藝春秋) - 写真・坂斎清
  • 犯意 その罪の読み取り方(2008年8月 新潮社 / 2011年2月 新潮文庫) - 解説・園田寿
  • 地球の穴場―仙人の村から飛行船まで(2012年7月 文藝春秋)

アンソロジー[編集]

「」内が収録されている乃南アサの作品タイトル

  • 推理小説代表作選集―推理小説年鑑〈1991〉(1991年5月 講談社)
    • 【改題・再編集】完全犯罪はお静かに(1995年5月 講談社文庫)「泡」
  • あの人の殺意(1995年11月 講談社文庫)「最後の花束」
  • 推理小説代表作選集―推理小説年鑑〈1993〉(1993年6月 講談社)
    • 【改題・再編集】 死導者がいっぱい(1996年11月 講談社文庫)「他人の背広」
  • 万華鏡(1996年9月 祥伝社文庫)「夢」
  • 日本の名随筆(別巻67)子供(1996年9月 作品社)「背表紙を眺める」
  • 白のミステリー(1997年12月 光文社)
    • 【改題・再編集】秘密の手紙箱(1999年12月 光文社文庫)「津軽に舞い翔んだ女」
  • 舌づけ(1998年7月 祥伝社文庫)「口封じ」
  • 最高の贈り物―’98年版ベスト・エッセイ集(1998年7月 文藝春秋 / 2001年8月 文春文庫)「揺れる鮟鱇」
  • 七つの怖い扉(1998年10月 新潮社 / 2002年1月 新潮文庫)「夕がすみ」
  • 恋物語(1998年12月 朝日新聞社)「早朝の散歩」「内緒」「三年目」「ピンポン」
  • 妖美(1999年3月 徳間文庫)「泡」
  • 花迷宮(2000年7月 日文文庫)「二人の思い出」
  • 私は殺される(2001年3月 ハルキ文庫)「枕香」
  • ミステリー傑作選・特別編〈5〉自選ショート・ミステリー(2001年7月 講談社文庫)「今夜も笑ってる」
  • 第二の青春―50歳からの人生を10倍たのしむヒント(2001年9月 講談社)「今生最後のお祭り騒ぎ」
  • 蒼迷宮(2002年3月 祥伝社文庫)「泥眼」
  • 紫迷宮(2002年12月 祥伝社文庫)「山背吹く」
  • 翠迷宮(2003年6月 祥伝社文庫)「指定席」
  • ああ、恥ずかし(2003年9月 新潮文庫)「また、やっちゃった・・・」
  • 七つの危険な真実(2004年1月 新潮文庫)「福の神」
  • ああ、腹立つ(2004年9月 新潮文庫)「電話しないでっ!」
  • female(2004年12月 新潮文庫)「僕が受験に成功したわけ」
  • ときめき―恋愛ミステリー館〈1〉(2004年12月 廣済堂文庫)「つむじ」
  • 恋愛小説(2005年1月 新潮社)「アンバランス」
  • 最後の恋 つまり、自分史上最高の恋。(2005年12月 新潮社 / 2008年12月 新潮文庫)「キープ」
  • 鼓動―警察小説競作(2006年1月 新潮文庫)「とどろきセブン」
  • 作家と猫のものがたり(2010年9月 新潮社)「チャンス」
  • 最後の恋 プレミアム―つまり、自分史上最高の恋。(2011年12月 新潮文庫)「それは秘密の」
  • 作家の放課後(2012年2月 新潮文庫)「おっとっと」

映像化作品[編集]

テレビドラマ[編集]

日本テレビ
フジテレビ関西テレビ
テレビ朝日
NHK衛星放送第2
WOWOW
NHK総合

映画[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]