道尾秀介
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| 道尾 秀介 | |
|---|---|
| 誕生 | 1975年5月19日(36歳) 兵庫県 |
| 職業 | 小説家 |
| 国籍 | |
| 活動期間 | 2004年 - |
| ジャンル | 推理小説 |
| 主な受賞歴 | 『背の眼』 第5回ホラーサスペンス大賞 (2004) 『シャドウ』 第7回本格ミステリ大賞 (2007) 『カラスの親指』 第62回日本推理作家協会賞 (2009) 『龍神の雨』 第12回大藪春彦賞(2010) 『光媒の花』 第23回山本周五郎賞(2010) 『月と蟹』 第144回直木賞(2011) |
| 処女作 | 背の眼 |
道尾 秀介(みちお しゅうすけ、1975年5月19日 - )は、日本の推理作家。兵庫県生まれ、後に千葉県、東京都へ引越し、現在は茨城県在住。玉川大学農学部卒業。道尾はペンネームで、都筑道夫に由来する。秀介は本名である。
目次 |
[編集] 経歴
2002年「どうして犬は」が阿刀田高が編集を務める『ショートショートの広場13』に掲載される。同年「手首から先」で第9回日本ホラー小説大賞短編賞の最終候補作になる。サラリーマンとして勤務する傍ら、2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。その後まもなく退職し専業作家になる。レベルの高い推理小説の書き手として早くから注目を集め、『このミステリーがすごい!』などのミステリーランキングで上位にランクインを果たす。その後相次いで文学賞にノミネートされ、さらに、『向日葵の咲かない夏』の文庫版が100万部を超えるベストセラーになり[1]、一躍流行作家の仲間入りを果たした。デビュー以来一貫してミステリー作品を発表し続けてきたが、2009年11月に刊行された『球体の蛇』は、初めて「ミステリーではない」ことを意識して執筆された。
[編集] 受賞・候補歴
- 2002年 - 「手首から先」で第9回日本ホラー小説大賞短編賞候補。
- 2004年 - 『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。
- 2006年
- 2007年 - 『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞
- 2008年 - 『ラットマン』で第21回山本周五郎賞候補
- 2009年
- 2010年
- 『球体の蛇』で第142回直木賞候補
- 『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞受賞、第31回吉川英治文学新人賞候補
- 『光媒の花』で第23回山本周五郎賞受賞、第143回直木賞候補
- 2011年
- 『月と蟹』で第144回直木賞受賞
[編集] 作品リスト
[編集] 真備シリーズ
ホラー作家の道尾秀介と霊現象探求所を構える真備庄介のホラーシリーズ。
- 背の眼(2005年1月 幻冬舎 / 2006年1月 幻冬舎ノベルス / 2007年10月 幻冬舎文庫【上・下】)
- 骸の爪(2006年3月 幻冬舎 / 2009年9月 幻冬舎文庫)
- 花と流れ星(2009年8月 幻冬舎 / 2011年5月 幻冬舎ノベルス)
[編集] ノン・シリーズ
作品は個々に独立しているが、同じ名前の登場人物が何度も登場しており、複雑にリンクしている。
「片眼の猿」・「ソロモンの犬」・「ラットマン」・「カラスの親指」(カラス=鳥)・「龍神の雨」・「球体の蛇」・「鬼の跫音」(鬼=牛の角と虎の腰布)は、タイトルに十二支が組み込まれていることから“十二支シリーズ”と位置づけられている。
- 向日葵の咲かない夏(2005年11月 新潮社 / 2008年7月 新潮文庫)
- シャドウ(2006年9月 東京創元社 / 2009年8月 創元推理文庫)
- 片眼の猿(2007年2月 新潮社 / 2009年7月 新潮文庫) - 初出:『新潮ケータイ文庫』2006年3月20日 - 9月13日配信
- ソロモンの犬(2007年8月 文藝春秋 / 2010年3月 文春文庫) - 初出:『別冊文藝春秋』2007年1月号 - 2007年9月号
- ラットマン(2008年1月 光文社 / 2010年7月 光文社文庫) - 初出:『ジャーロ』2007年夏号・秋号
- カラスの親指(2008年7月 講談社 / 2011年7月 講談社文庫) - 初出:『メフィスト』2007年9月号、2008年1月号、5月号
- 鬼の跫音(2009年1月 角川書店 / 2011年11月 角川文庫)
- 鈴虫(初出:『野性時代』2007年9月号)
- 犭(ケモノ)(初出:『野性時代』2008年5月号)
- よいぎつね(初出:『野性時代』2007年5月号)
- 箱詰めの文字(初出:『野性時代』2006年12月号)
- 冬の鬼(初出:『野性時代』2008年4月号)
- 悪意の顔(初出:『野性時代』2007年11月号)
- 龍神の雨(2009年5月 新潮社 / 2012年2月 新潮文庫)
- 球体の蛇(2009年11月 角川書店) - 初出:『野性時代』2009年3月号 - 8月号
- 光媒の花(2010年3月 集英社)
- 隠れ鬼(初出:『小説すばる』2007年4月号)
- 虫送り(初出:『小説すばる』2007年10月号)
- 冬の蝶(初出:『小説すばる』2008年9月号)
- 春の蝶(初出:『小説すばる』2008年10月号)
- 風媒花(初出:『小説すばる』2009年1月号)
- 遠い光(初出:『小説すばる』2009年3月号)
- プロムナード【エッセイ】(2010年5月 ポプラ社)
- 月の恋人〜Moon Lovers〜(2010年5月 新潮社)
- 木村拓哉主演の同名テレビドラマのために書き下ろされた。
- 月と蟹(2010年9月 文藝春秋) - 初出:『別冊文藝春秋』2009年11月号〈284号〉 - 2010年7月号〈288号〉
- カササギたちの四季(2011年2月 光文社)
- 鵲の橋(初出:『小説宝石』2008年5月号)
- 蜩の川(初出:『ジャーロ』2008年夏号〈32号〉)
- 南の絆(初出:『ジャーロ』2009年春号〈35号〉)
- 橘の寺(初出:『ジャーロ』2010年冬号〈38号〉)
- 水の柩(2011年10月 講談社) - 初出:『小説現代』2010年11月号 - 2011年7月号
[編集] 単行本未収録・未刊行作品
- ゆがんだ子供(集英社『小説すばる』2007年8月号)- 掌編小説
- 駄洒落好きな義父の六つのネタ(『新潮ケータイ文庫』)
- 光の箱(新潮社『Story Seller』2008年5月号 / 新潮文庫『Story Seller』2009年1月)
- 潮だまり(角川書店『野性時代』2009年11月号)
- 弓投げの崖を見てはいけない(東京創元社『蝦蟇倉市事件1』2010年2月)
- 静物/Still Life(新潮社『小説新潮』2011年1月号)
- 暗がりの子供(新潮社『小説新潮』2011年5月号)
- すいかさん(MF文庫ダ・ヴィンチ『怪談実話系6』2011年6月)
- 「貘」シリーズ
- 盲蛾(新潮社『小説新潮』2008年12月号)
- 夕霞(新潮社『yom yom』2009年5月号)
- 病葉(新潮社『yom yom』2010年4月号 / 徳間文庫『短篇ベストコレクション 現代の小説2011』2011年6月)
- 埋火(新潮社『小説新潮』2010年7月号)
- 貘の檻(新潮社『yom yom』2011年3月号)
- 「光」シリーズ
- 夏の光(カッパ・ノベルス『Anniversary50』2009年12月 / 講談社『ザ・ベストミステリーズ2010』2010年7月)
- 女恋湖の人魚(光文社『ジャーロ』2010年秋冬号)
- ウィ・ワァ・アンモナイツ(光文社『ジャーロ』2011年春号)
- 冬の光(光文社『ジャーロ』2011年夏号)
- アンモナイツ・アゲイン(光文社『ジャーロ』2011年秋冬号)
- 「鏡の花」シリーズ
- やさしい風の道(集英社『小説すばる』2011年3月号)
- 笑うハーレキン(読売新聞夕刊、2012年1月4日 - 連載中)
[編集] アンソロジー
- ショートショートの広場13(2002年2月 講談社文庫、「どうして犬は」収録)
- 本格ミステリ06(2006年5月 講談社、「流れ星のつくり方」収録)
- ザ・ベストミステリーズ2006(2006年7月 講談社、「流れ星のつくり方」収録)
- 不思議の足跡(2007年10月 カッパ・ノベルス / 2011年4月 光文社、「箱詰めの文字」収録)
- Story Seller(2008年4月 新潮社 / 2009年1月 新潮文庫、「光の箱」収録)
- 七つの死者の囁き(2008年12月 新潮文庫、「流れ星のつくり方」収録)
- 眠れなくなる夢十夜(2009年5月 新潮文庫、「流れ星のつくり方」収録)
- 曲げられた真相(2009年11月 講談社ノベルス、「流れ星のつくり方」収録)
- Anniversary50(2009年12月 カッパ・ノベルス、「夏の光」収録)
- ザ・ベストミステリーズ2009(2009年7月 講談社、「ケモノ」収録)
- 珍しい物語のつくり方(2010年1月 講談社文庫、「流れ星のつくり方」収録)
- 蝦蟇倉市事件1(2010年2月 東京創元社、「弓投げの崖を見てはいけない」収録)
- ザ・ベストミステリーズ2010(2010年7月 講談社、「夏の光」収録)
- 暗闇を見よ(2010年11月 光文社、「冬の鬼」収録)
- 短篇ベストコレクション 現代の小説2011(2011年6月 徳間文庫、「病葉」収録)
- 怪談実話系6(2011年6月 MF文庫ダ・ヴィンチ、「すいかさん」収録)
- ザ・ベストミステリーズ2011(2011年7月 講談社、「橘の寺」収録)
[編集] 出典
- ^ 新潮社 (2011年11月2日). “道尾秀介著『向日葵の咲かない夏』(新潮文庫)100万部突破” (日本語). 2011年11月30日閲覧。
[編集] 外部リンク
- 道尾秀介@あらびき双生児(公式ブログ)
- 東京創元社webミステリーズ!(『シャドウ』について)
- 東京創元社webミステリーズ!(桜庭一樹との対談)