オムニバス

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オムニバス: omnibus)は、すでに発行された独立した作品を集め、ひとつにまとめて一作品としたものである。

日本における用法は、派生的なもので英語でのそれと異なるので注意を要する。

概要[編集]

オムニバス(omnibus)は、元々、ラテン語で「すべての人のために」を意味する語で、1826年以降にはそこから派生して「乗合馬車」の意味も加わったと言われる(語源の詳細は乗合馬車を参照)。公共交通機関バス(bus、英語)の語源にもなった[1]

そこから発展し、種々の芸術分野で「独立したいくつかのものを一つにまとめた」作品形態を指すようになった。[要出典]「オムニバス映画」「オムニバスドラマ」「オムニバスCD」のように呼ばれる。

元になる作品は、それぞれが独立したものではあるが、まとめられる際には共通した方向性に沿って集められる。TV放映における連続した作品の一回であるとか、短編が多い。

文学作品におけるそれはアンソロジーであるが、単独の作家により記述されたものである場合のみオムニバスが用いられる。音楽作品でのそれはコンピレーションであり、オムニバスが用いられるのは日本だけである[2]

脚注・出典[編集]

  1. ^ Longman Dictionary of Contemporary English 5th edition
  2. ^ 音楽作品においてコンピレーションの意味でオムニバスが用いられる場合、作家名はV.A. (Various Artist(-s)) などと表記される

関連用語[編集]