モスクワ
| モスクワ Москва |
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|---|---|---|---|---|---|
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| 愛称 : 「第三のローマ」 | |||||
| 位置 | |||||
| 座標 : 北緯55度45分8秒 東経37度37分56秒 / 北緯55.75222度 東経37.63222度 | |||||
| 歴史 | |||||
| 成立 | 1147年 | ||||
| 行政 | |||||
| 国 | |||||
| 連邦管区 | 中央連邦管区 | ||||
| 行政区画 | モスクワ連邦市 | ||||
| 市 | モスクワ | ||||
| 市長 | セルゲイ・ソビャーニン (統一ロシア) |
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| 地理 | |||||
| 面積 | |||||
| 市域 | 1,081km2(417.4mi2) | ||||
| 標高 | 156m | ||||
| 人口 | |||||
| 人口 | (2010年現在) | ||||
| 市域 | 11,503,501人 | ||||
| 人口密度 | 10,544人/km2 | ||||
| その他 | |||||
| 等時帯 | モスクワ時間 (UTC+4) | ||||
| 郵便番号 | 101xxx – 129xxx | ||||
| 市外局番 | +7 495、+7 499 | ||||
| ナンバープレート | 77、99、97、177、199 | ||||
| 公式ウェブサイト : http://www.mos.ru/ | |||||
モスクワ(ロシア語:Москва́ IPA: [mɐˈskva マスクヴァー]、
発音)は、ロシア連邦の首都。連邦市として市単独でロシア連邦を構成する83の連邦構成主体のひとつとなっている。人口は約1150万人でヨーロッパで最も人口の多い都市であり、世界有数の世界都市である。漢字による当て字は莫斯科。英語での発音に忠実なカタカナ表記はモスコーあるいはモスカウ(Moscow)。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 地理
北緯55度45分、東経37度37分に位置する。市の中心をモスクワ川が流れる。面積は1,091 km²
[編集] 人口
市域人口は11,503,501(2010年)。2011年の近郊を含む都市圏人口は1,368万であり、世界第17位、ヨーロッパ第1位である[1]。世界有数のメガシティである。
[編集] 標準時
この地域は、モスクワ時間帯の標準時を使用している。時差はUTC+4時間で、夏時間はない。(2011年3月までは標準時がUTC+3、夏時間がUTC+4であった)
[編集] 気候
ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属する。年間降水量は705mmで、6月から8月にかけての夏季に最も降水量が多くなるが、一方で5月から8月にかけては晴天も多くなり、日照時間も最も多くなる。冬季には降水量は少なくなるものの曇天が続き、日照時間は非常に少なくなる。
| モスクワの気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 ℃ (°F) | 8.6 (47.5) |
8.3 (46.9) |
17.5 (63.5) |
28.0 (82.4) |
33.2 (91.8) |
34.7 (94.5) |
38.2 (100.8) |
36.7 (98.1) |
32.3 (90.1) |
24.0 (75.2) |
12.6 (54.7) |
9.6 (49.3) |
36.7 (98.1) |
| 平均最高気温 ℃ (°F) | -4.9 (23.2) |
-3.5 (25.7) |
2.2 (36) |
10.8 (51.4) |
18.2 (64.8) |
22.1 (71.8) |
23.2 (73.8) |
21.3 (70.3) |
15.1 (59.2) |
8.1 (46.6) |
0.6 (33.1) |
-3.1 (26.4) |
9.2 (48.6) |
| 日平均気温 ℃ (°F) | -7.5 (18.5) |
-6.7 (19.9) |
-1.4 (29.5) |
6.3 (43.3) |
12.8 (55) |
17.1 (62.8) |
18.4 (65.1) |
16.4 (61.5) |
10.8 (51.4) |
5.0 (41) |
-1.6 (29.1) |
-5.4 (22.3) |
5.4 (41.7) |
| 平均最低気温 ℃ (°F) | -10.3 (13.5) |
-9.9 (14.2) |
-4.7 (23.5) |
2.1 (35.8) |
7.4 (45.3) |
12.0 (53.6) |
13.8 (56.8) |
12.0 (53.6) |
7.0 (44.6) |
2.0 (35.6) |
-3.7 (25.3) |
-7.9 (17.8) |
1.7 (35.1) |
| 最低気温記録 ℃ (°F) | -42.2 (-44) |
-38.2 (-36.8) |
-32.4 (-26.3) |
-21.0 (-5.8) |
-7.5 (18.5) |
-2.3 (27.9) |
1.3 (34.3) |
-1.2 (29.8) |
-8.5 (16.7) |
-16.1 (3) |
-32.8 (-27) |
-38.8 (-37.8) |
-42.2 (-44) |
| 降水量 mm (inches) | 46 (1.81) |
36 (1.42) |
33 (1.3) |
38 (1.5) |
52 (2.05) |
84 (3.31) |
90 (3.54) |
80 (3.15) |
67 (2.64) |
66 (2.6) |
60 (2.36) |
53 (2.09) |
705 (27.76) |
| 日照時間 | 33 | 72 | 128 | 170 | 265 | 279 | 271 | 238 | 147 | 78 | 32 | 18 | 1,731 |
| 出典: weathernews1 January 08 2009 | |||||||||||||
- 2010年7月26日、気温が37.2度に達した。130年前に開始された観測史上最高を記録した。これまでの最高は1920年の36.8度である。
- 2010年8月10日、モスクワ市登録局は、7月のモスクワ市内の死亡者が1万4340人で、前年同月の死亡者9516人の1.5倍にあがったことを明らかにした。記録的な猛暑や森林・泥炭火災のスモッグによる健康被害が影響していると見られている。ドイツ・オーストラリア・カナダなどがモスクワにある大使館の外交官や家族の退去を始めている。非常事態省は、同国では500カ所以上で森林・泥炭火災が続き、火災面積は17万4000ヘクタールに拡大しているとしている。
[編集] 経済
プライスウォーターハウスクーパースが公表した調査によると、モスクワの2008年の都市GDPは3210億ドルであり、世界第15位である。欧州ではロンドン、パリに次ぐ第3位である。また2011年3月、英国のシンクタンクのにより、モスクワは世界第68位の金融センターと評価されている[2]。
2011年3月、アメリカの経済誌『フォーブス』が公表した統計によると、10億ドル(約850億円)以上の個人資産をもつ大富豪の人数で、モスクワはニューヨークを抜いて世界一の都市になったとしている[3]。
2011年にモスクワ市の予算規模が、ニューヨーク市に次いで第2位となった。ニューヨーク市の予算は、人口818万人に対し、659億9100万ドルで、モスクワ市の予算は、人口1151万人に対し、508億ドルとなっている。
[編集] 歴史
詳細は「モスクワの歴史」を参照
1147年にキエフ大公国のユーリー・ドルゴルーキー(手長公)が会合を行った場所として言及されるのが最古の記録である。1156年に砦が築かれて以来、ロシア帝国の起源となったモスクワ大公国が興った。1712年にサンクトペテルブルクに首都の座を譲ったが、それ以後も副首都の座を保ち続け、歴代のロシア皇帝はモスクワにて戴冠式を行うことを常とした。古い貴族階級は遷都以後もモスクワに居住するものが多く、西欧の思想を取り入れる窓口となったサンクトペテルブルクに対し、モスクワは古いスラブ主義の思想の中心地となっていった。1755年にはロシア最初の大学であるモスクワ大学が開校した。1812年にはナポレオンのモスクワ侵攻(祖国戦争)を受け、街は灰燼に帰したが、その後すぐに復興された。1851年にはサンクトペテルブルクとの間に鉄道が開通し、ロシア中央部の商工業の中心としての地位は揺るぐことなく、19世紀末には人口は100万人を突破した。ソビエトによって1918年に首都機能が移転され、ソビエト連邦とロシア・ソビエト社会主義共和国(現在のロシア連邦)の首都となった。かつては冷戦による対立関係があったアメリカのワシントンと共に、モスクワは超大国の首都として二分し、スターリンはニューヨークの高層ビルに対抗意識を持ち、スターリン様式という建物を多く建築した。ソ連崩壊後のロシア連邦においても引き続き首都であり、現在人口1000万を超えるロシアの政治経済の中心である。
| 1400年から1856年までのモスクワの人口の推移 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1400年 | 1638年 | 1710年 | 1725年 | 1738年 | 1775年 | 1785年 | 1811年 | 1813年 | 1825年 | 1840年 | 1856年 |
| 40 000 | 200 000 | 160 000 | 145 000 | 138 400 | 161 000 | 188 700 | 270 200 | 215 000 | 241 500 | 349 100 | 368 800 |
| 1868年から2002年までのモスクワの人口の推移 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1868年 | 1871年 | 1888年 | 1897年 | 1912年 | 1920年 | 1926年 | 1939年 | 1959年 | 1979年 | 1989年 | 2002年 |
| 416 400 | 601 969 | 753 459 | 1 038 600 | 1 617 157 | 1 027 300 | 2 101 200 | 4 609 200 | 6 133 100 | 8 142 200 | 8 972 300 | 10 383 000 |
[編集] 政治
[編集] 行政区分
モスクワ市は以下の10の行政区(Административные округа, АО)に分かれている。モスクワ市の外周にはモスクワ環状道路が設けられ、飛び地であるゼレノグラード区を除く9区と市外とのおおよその境界線となっている。
- 中央区(Центральный АО)
- 北区(Северный АО)
- 北東区(Северо-Восточный АО)
- 東区(Восточный АО)
- 南東区(Юго-Восточный АО)
- 南区(Южный АО)
- 南西区(Юго-Западный АО)
- 西区(Западный АО)
- 北西区(Северо-Западный АО)
- ゼレノグラード区(Зеленоградский АО)
また、この行政区はさらにラヨン(район)に分かれている。
[編集] 市議会
市議会の定数は35である。2009年10月12日の選挙では、統一ロシアが圧勝した。
[編集] 市政
モスクワの市政
[編集] 歴代市長
- ガブリール・ポポフ(初代、1991年 - 1992年)
- ユーリ・ルシコフ(第2代、1992年 - 2010年)
- ウラジーミル・レシン(臨時代理、2010年)
- セルゲイ・ソビャーニン(第3代、2010年 - )
[編集] 交通
市内の主要な公共交通機関は地下鉄をはじめ、バス、トロリーバス、路面電車、タクシー、乗合タクシーなど。
[編集] 鉄道
13の線路、方面別に9つのターミナル駅がある。列車の行先の地名が駅名になっている。
- カザンスキー駅 - カザン方面
- キエフスキー駅 - キエフ方面
- クールスキー駅 - クルスク方面
- サヴョロフスキー駅 - サヴョロフ方面
- パヴェレツキー駅 - パヴェレツ方面
- ベラルースキー駅 - ベラルーシ方面
- ヤロスラフスキー駅 - ヤロスラヴリ方面(シベリア鉄道を走る「ロシア号」ウラジオストク行が発着)
- リーシスキー駅 - リーガ方面
- レニングラーツキー駅 - サンクトペテルブルク(旧称・レニングラード)方面
エレクトリーチカ(近郊電車)
[編集] 地下鉄
詳細は「モスクワ地下鉄」を参照
市内には、地下鉄が11の路線網を張り巡らしており、世界で最も利用客の多い地下鉄の一つとなっている。また、ヨシフ・スターリン政権時代に建設された駅を中心として、豪華絢爛な装飾が施されており、モスクワ市民の誇りとなっている。地下鉄路線の終点を起点とした高架線主体のライトメトロ(лёгкое метро)2路線(1路線は建設中)、およびモノレール1路線がある。
路線や駅にもよるが、きわめて深い場所に作られた豪華な装飾の駅と、地上と駅を結ぶ長い超高速エスカレーターはモスクワ地下鉄の特徴である。
[編集] 道路
市中心部から道路が放射状に伸びていて、郊外の高速道路へつながっている他に、モスクワ環状道路などの環状道路もある。マネージ広場が道路元標になっている。
[編集] 空港
市内および市郊外に4つの空港がある。国際線が発着するのはシェレメーチエヴォ国際空港(I,II)とドモジェドヴォ空港と、カフカス方面のヴヌーコヴォ国際空港の3つ。ほかにビコボ空港がある。
[編集] 文化
[編集] 教育
詳細は「ロシアの教育」を参照
[編集] スポーツ
- プロサッカークラブ
- プロバスケットボールクラブ
- プロバレーボールクラブ
- プロアイスホッケークラブ
- モスクワオリンピック: 1980年開催
[編集] 観光
[編集] 世界遺産
- クレムリンと赤の広場
- コローメンスコエの昇天教会
- ノヴォデヴィチ修道院の建造物群
[編集] 教会
- 聖ワシリイ大聖堂
- 救世主ハリストス大聖堂
- 生神女就寝大聖堂(ウスペンスキー大聖堂)
- 生神女福音大聖堂(ブラゴヴェシェンスキー大聖堂)
[編集] 美術館
[編集] その他の建造物
- 全ロシア博覧センター
- モスクワ国際ビジネスセンター(モスクワ・シティ)
- トライアンフ・パレス
- モスクワ大学(スターリンゴシック・セブンシスターズ)
- ホテル・レニングラード (スターリンゴシック・セブンシスターズ)
- ロシア外務省(スターリンゴシック・セブンシスターズ)
- ホテル・ウクライナ(スターリンゴシック・セブンシスターズ)
- ボリショイ劇場
- マールイ劇場
- タガンカ劇場
- ロシア国立図書館
- モスクワ芸術座
- トレチャコフ美術館
- ルジニキ・スタジアム
- ロコモティフ・スタジアム
- ディナモ・スタジアム
- エドゥアルド・ストレリツォフ・スタジアム
- ツェントロソユーズ
[編集] ジンクス
ソ連発足以来政治・経済・文化の中心であるはずのモスクワの出身者はなぜか最高指導者になれないと言うジンクスが存在する。実際に、
- ウラジーミル・レーニン ウリヤノフスク出身
- ヨシフ・スターリン 現グルジア、ゴリ出身
- ゲオルギー・マレンコフ オレンブルク州出身
- ニキータ・フルシチョフ クルスク出身
- レオニード・ブレジネフ 現ウクライナ、カメンスコエ出身
- ユーリ・アンドロポフ スタヴロポリ地方、ナグツカヤ出身
- コンスタンティン・チェルネンコ クラスノヤルスク出身
- ミハイル・ゴルバチョフ スタヴロポリ地方、プリヴォリノエ村出身
- ボリス・エリツィン エカテリンブルク出身
- ウラジーミル・プーチン サンクトペテルブルク出身
- ドミートリー・メドヴェージェフ サンクトペテルブルク出身
となっている。
[編集] 姉妹都市
[編集] ギャラリー
-
ボリショイ劇場内部
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- モスクワ・シティ
- 旧ソ連の歌曲-『モスクワ防衛軍の歌』
- モスクワ (小惑星)(モスクワに因んで命名された小惑星)
- モスクワの市旗
- マイケル・ジャクソンの曲-『ストレンジャー・イン・モスクワ』
[編集] 外部リンク
- 政府
- 日本政府
- 在ロシア日本国大使館 (日本語)
- 観光
- その他
- モスクワのウェブカメラ
- ロシア国立図書館 (ロシア語)(英語)
- ロシア正教会の聖堂 (ロシア語)
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