カスピ海

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カスピ海
カスピ海
所在地 ロシアアゼルバイジャンイラン
トルクメニスタンカザフスタン
面積 374,000 km²
周囲長 6,380 km
最大水深 1025 m
平均水深 209 m
貯水量 78,200 km³
水面の標高 -28 m
成因 構造湖
淡水・汽水 塩湖
湖沼型 -
透明度 - m

カスピ海ロシア語: Каспийское море)は中央アジアにある陸地に囲まれた塩湖である。かつては裏海(りかい)とも呼ばれ、中国語では現在もそう呼ばれる。

この湖に接している国は、ロシア連邦ダゲスタン共和国カルムィク共和国チェチェン共和国アストラハン州 )、アゼルバイジャン共和国イランマーザンダラーン州など)、トルクメニスタンカザフスタン共和国である。湖の北から東にかけて中央アジアの大草原が広がる。ヴォルガ川ウラル川クラ川テレク川などが流れ込んでいる。流れ出す川は存在しない。アゾフ海マヌィチ運河によってつながっている。

古代にはハザール海と言われていた。

面積は374,000 km²ある。海と湖の両方の特徴をあわせ持っているため、海とするならば世界で最も小さな海になり、湖とするならば世界で最も大きな湖となる。なお日本の面積は377,835km²なのでほぼ同じ面積に値する。

多くのチョウザメが生息し、その卵はキャビアとして加工されている。乱獲によりその個体数は減っており、専門家は数が回復するまで捕獲を完全に禁止することを提唱している。

カスピ海の水質や周辺諸国の境界線をどのように引くかということが問題になっている。国際法上、この水域をとするかとするかで、沿岸各国の利益が変わる。

カスピ海沿岸は、西海岸のバクーを中心として一大石油生産地となっており、現在も探鉱が進められている。その埋蔵量は中東地域を上回るという見方もある。西欧への輸出を行うために、地中海までパイプラインを建設する計画が持ち上がっている。

目次

[編集] カスピ海の海面変動

カスピ海の水位は何世紀にもわたり上下の変動を繰り返してきた。ロシアの歴史家たちは中世における水位の上昇がハザール王国のカスピ海沿岸の町に洪水を引き起こしたと述べている。

カスピ海の海面は、19世紀にはおおむね海抜 -25~-26mで上下していたが、20世紀に入ると低下しはじめ1930年代には約2m弱と急激に低下した。その後、1977年まで海面の低下が続き、その後は上昇している。なお、この間、1980年にはカスピ海の海面低下を防ぐためカラポガスゴル湾を結ぶ海峡が堰き止められ、塩害など別の災害を引き起こした。

過去2000年の間でも、海抜-22mから-34mの間で大きく変動したと考えられている。[1]

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ The Caspian Sea United Nations University

[編集] 外部リンク