バレンツ海

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バレンツ海(バレンツかい、Barents Sea)は、北極海の一部で、北西はスバールバル諸島、北東はゼムリャフランツァヨシファ、東はノヴァヤゼムリャに囲まれた海。オランダ探検家ウィレム・バレンツにちなんで命名された。東はカラ海、西はノルウェー海に繋がる。最南西部の大湾は白海と呼ばれる。

概要[編集]

暖流である北大西洋海流の影響がおよぶ海域に面したムルマンスクコラ半島)やヴァードーヴァランゲル半島英語版)は海面が凍結することはない不凍港である[1]。北部や東部、南部の白海付近などは冬季には氷結する。

2012年、日本の海洋研究開発機構は、バレンツ海の海氷の分布と日本の気象相関関係に着目、バレンツ海の海氷が少ない年は、シベリア高気圧アリューシャン低気圧がそれぞれ発達しやすくなり、日本が厳冬傾向になる可能性を導き出している[2]

石油天然ガスといった地下資源が豊富とされており、後述のとおり40年にわたって係争が続いた。

領海係争[編集]

1970年代よりソビエト連邦(現・ロシア)とノルウェーの間で海域をめぐる主張にズレが生じ、係争状態になっていたが、2010年4月27日に係争海域の面積をほぼ二等分する形で境界線を引くことで合意し、終止符が打たれた。

脚注・参照[編集]

  1. ^ 二宮書店編集部『詳解現代地図』二宮書店2002年ISBN 4817601884
  2. ^ バレンツ海の海氷減少がもたらす北極温暖化と大陸寒冷化-日本の冬の寒さを説明する新たな知見- 海洋研究開発機構プレスリリース(2012年2月1日
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