リマ
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| リマ Lima |
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上段: Plaza Mayor, 中段: Skyline of Lima, 下段左: Palace of Justice, 下段右: Plaza San Martin. |
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| 愛称 : "諸王の都" | |||||
| 標語 : "Hoc signum vere regum est" | |||||
| 位置 | |||||
ペルー内のリマの位置 |
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| 座標 : | |||||
| 歴史 | |||||
| 設立 | 1535年1月18日 | ||||
| 行政 | |||||
| 国 | |||||
| 県 | - | ||||
| 郡 | リマ郡 | ||||
| 市 | リマ | ||||
| 市長 | Luis Castañeda Lossio | ||||
| 地理 | |||||
| 面積 | |||||
| 市域 | 2,672.3km2 | ||||
| 市街地 | 800km2 | ||||
| 都市圏 | 2,819.3km2 | ||||
| 標高 | 0 - 1,548m | ||||
| 人口 | |||||
| 人口 | (2007年現在) | ||||
| 市域 | 7,605,742人 | ||||
| 都市圏 | 8,472,935人 | ||||
| その他 | |||||
| 等時帯 | UTC-5 (UTC-5) | ||||
| 夏時間 | なし | ||||
| 公式ウェブサイト : http://www.munlima.gob.pe/ | |||||
リマ(Lima)はペルー共和国の首都並びに政治、文化、金融、商業、工業の中心地である。人口約800万人で同共和国最大。チャラと呼ばれる海岸砂漠地帯に位置する。リマは植民地時代に建てられた建物が多く残るセントロ地区(1988年12月9日 - 1991年12月13日世界文化遺産に登録)と海岸沿いの新市街に二分される。リマは1535年1月18日にインカ帝国を征服したスペイン人のコンキスタドール、フランシスコ・ピサロによって築かれた。リマの名前の由来は市内を流れるリマック川(río Rimacが訛ったもの)に由来すると言われているが、当初の名前は"La Ciudad de los Reyes"(諸王の街)であった。
目次 |
[編集] 歴史
1535年1月18日に、インカ帝国を征服したスペイン人のフランシスコ・ピサロらコンキスタドーレス一行は、リマック川右岸のリマの首長、タウリチェスコの館で、スペイン式の儀式に基づいて「副王たちの都」("La Ciudad de los Reyes")を創設した。1542年にリマはペルー副王領の首都に指定され、ヌエバ・エスパーニャ副王領のメヒコ市と共に、それまでのイスパニョーラ島のサント・ドミンゴに代わってアメリカ大陸におけるスペイン植民地支配の中心地となった。
16世紀から17世紀を通して、リマはスペインによる南米植民地支配の拠点として、アルト・ペルーのポトシや銀山の銀がヨーロッパに輸出されるための中継地点となったことで栄えた。1551年には南米最古の大学であるサン・マルコス大学が創設された。1614年には人口は25,000人を数えており、リマの発達と共に都市文化が栄え、サン・フランシスコ教会やトーレ・タグレ邸などの華やかな建築物が建造された。1687年と1746年の大地震は多くの建築物を破壊したが、リマの栄華は失われなかった。1761年に着任した副王アマトは大規模な都市計画や演劇の振興を行い、知識人の文化が栄えた。一方リマにはアフリカから連行された奴隷や、都市に流入した先住民系の住民、メスティーソなどの人々も存在し、白人上流階級の文化とは別に彼等独自のクレオール文化が育まれた。
1808年のナポレオン・ボナパルトのスペイン侵攻により半島戦争が勃発すると、イスパノアメリカのクリオージョは、偽王ホセ1世への忠誠を拒否し、ラテンアメリカ大陸部の独立戦争が始まった。リマのクリオージョは特権を失うことを恐れて独立に消極的だったが、1821年にアルゼンチンからホセ・デ・サン=マルティンがリマを解放し、独立宣言を発した。その後リマは独立勢力の混乱の中で再びスペイン王党派軍に奪回されたが、最終的にシモン・ボリーバルとアントニオ・ホセ・デ・スクレがアヤクーチョの戦いでホセ・デ・ラ・セルナ率いる王党派軍を壊滅に追いやったことにより、ペルーの独立は確定した。
独立後のペルーの政治は安定せず、各地でカウディージョが跋扈していたが、ラモン・カスティーリャが一定の安定を実現すると、ペルーはグアノの輸出によって近代化を実現しはじめ、ガス灯や鉄道が建設され、1872年に都市計画のためにリマの城壁は破壊された。また、19世紀の半ばからヨーロッパや清(中国)からの移民がペルーに導入され、19世紀末には日本人移民も導入された。これらの移民はコスタの大農園で労働者として働いた後に、多くはリマに流入して小商店主などになった。
1879年に勃発した太平洋戦争でペルーが劣勢に陥ると、1881年にチリ軍はリマを占領した。チリの支配は二年間続き、アンコン条約が結ばれるまでチリ軍は撤退しなかった。
1940年には大地震が起き、以降スラムの建設が盛んになった。また、同年満州事変以来高まる反日感情を背景に、排日暴動が勃発した。
1968年に軍事革命でベラスコ将軍が政権を握り、ペルー革命が始まると、リマ周辺のスラムは「若い町」(プエブロ・ホーベン)と呼ばれ、スラムでの自治運動が推進された。
[編集] 地理
南緯12度36分、西経77度12分に位置し、市内をリマック川が東から西に流れ市を2分している。北にHuaral郡、南にCañete郡、東にCanta郡とワロチリ郡、西に太平洋と面している。
[編集] 気候
海岸砂漠地帯(コスタ)に属し年間降水量はわずか20mm程度(5月にインカの涙と呼ばれる霧雨がある)である。平均温度は18℃で平均湿度は87.1%である。夏季の温度は22℃、冬季は15℃。ただし冬は毎日のように海霧がたちこめ太陽はめったに顔を出さず湿度は常に100%近くになる。
[編集] 住民
リマ市の民族構成は以下のようになっている。
- 混血(メスティーソ):40%
- インディオ(先住民):29%
- ヨーロッパ系ペルー人:25%
- スペイン系:65%
- イタリア系・ドイツ系・その他:35%
- アジア系(主に日系ペルー人と中国系ペルー人):3%
- 黒人(アフリカ系ペルー人):3%
[編集] 行政区分
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1.Ancón 2.Santa Rosa 3.Puente Piedra 4.San Martín de Porres 5.Lima 6.San Miguel 7.Magdalena del Mar 8.San Isidro 9.Miraflores 10.Barranco 11.Chorrillos 12.Villa El Salvador 13.Lurín 14.Punta Hermosa 15.Punta Negra 16.San Bartolo 17.Santa María del Mar 18.Pucusana 19.Carabayllo 20.Comas 21.Los Olivos 22.Independencia |
23.Rímac 24.Breña 25.Pueblo Libre 26.Jesús María 27.Lince 28.Surquillo 29.Santiago de Surco 30.San Juan de Miraflores 31.Villa María del Triunfo 32.Pachacámac 33.San Juan de Lurigancho 34.El Agustino 35.La Victoria 36.San Borja 37.La Molina 38.San Luis 39.Santa Anita 40.Lurigancho 41.Ate 42.Cieneguilla 43.Chaclacayo |
[編集] 観光名所
[編集] 旧市街(セントロ地区)
- マヨール広場(旧アルマス広場) - 大統領府、カテドラル、市庁舎及び市の主要公共施設が立ち並ぶ。
- カテドラル - フランシスコ・ピサロが自らの手で礎石を置いたとされペルーでもっとも古い大聖堂。フランシスコ・ピサロの遺体が安置されている。
- サント・ドミンゴ教会 - ペルーの二大聖者サンタ・ロサとフライ・マルティンが祀られている。
- サン・フランシスコ教会・修道院 - 17世紀前半にスペインから直接輸入された美しいセビリアンタイルで有名。
- ラ・メルセー教会 - ペルー軍の守り神、聖女メルセーが祀られている。
- トーレ・タグレ宮殿 - ペルー独立運動の英雄サン・マルティン将軍が命じてトーレ・タグレ公爵のために建てさせた。美しい木製のバルコニーで有名。現在は外務省のビルとして使われている。
- ラ・インキシシオン宮殿 - 植民地時代の宗教裁判所。植民地時代の異教徒に対する拷問を等身大の蝋人形を使い再現している。
- ラ・ウニオン通り - 旧市街のメインストリート
- サン・マルティン広場 - ペルー独立運動の英雄サン・マルティンの銅像が立つ。近くに黒い看板のケンタッキーがある。
[編集] 新市街(ミラフローレス区、サン・イシドロ区)
旧市街から30分ほどのところに離れた海岸沿いにある高級住宅地。カジノ、高級ブティック、ホテル、レストラン等が建ち並ぶ。
- ワカ・ウアジャマルカ - 西暦200年頃から500年頃のプレ・インカ時代のピラミッド。650年頃まで儀式を行う神殿として使われていた。
- ワカ・プクジャーナ - 西暦200年頃から700年頃のリマ文明の遺跡。土器やミイラが出土している。
- ラルコ・マール - ボウリング場、クラブ、映画館、レストランがある。若者に人気。
- ジョケイ・プラザ - デパート、レストラン、ボウリング場、映画館がある。
[編集] 博物館
- 黄金博物館 - 1階に武器、地下にプレインカ、インカ時代の金、銀、銅、宝石入りの装飾品、食器、議式用品等が陳列されている。
- 天野博物館 - リマで活躍した日本人実業家、 天野芳太郎が収集したプレインカ、インカ時代の織物や土器などが展示されている。日本語による解説が受けられる。
- ラファエル・ラルコ・エレラ博物館 - ミイラを一般に公開している。別館に展示されているインカ時代のエロティックな土器で有名。
- 国立博物館 - ペルー文化庁管理の博物館。
[編集] 近郊
- ピスコ - リマから南へ237kmのところにあるカヤオ港と並ぶ港町。有史以前から文明が栄えており、当時の遺跡と植民地時代のコロニアル・スタイルの建物が多く残っている。
- バジェスタス島 - リトル・ガラパゴスの別名を持つ。アシカ、海鳥、ペンギン等が見られる。
- パチャカマ神殿 - リマから南へ30kmのところにある太陽の神殿、月の神殿、太陽の処女の館からなるパチャカマ文化の遺跡。
[編集] 経済
- ペルーの国内総生産の55%、国内工業総生産の75%がリマで生産される。
- 民間投資の52%、商業銀行に貸付の80%がリマに集中している。
- 公共投資の85%、政府支出の97%がリマに集中している。
- ペルーの経済活動人口の約33%がリマに居住している。
- リマ市民の7%が上流階級に属し、33%が中流階級、60%が貧困階級に属するとされている。
[編集] 交通
[編集] 鉄道
Tren Urbano Linea 1(トレン・ウルバーノ 一番線): ホルヘ・チャベス駅からビジャ・エル・サルバドール駅までの6駅の区間を現在運行中である。 路面電車や地下鉄は存在しない。
[編集] 空港
[編集] 道路
リマの道路網は次の4つの形態に分類される。
- 高速道路(Vias Expresas)
- 幹線道路(Vias Arteriales)
- コレクター道路(Vias Colectoras)
- 地方道路(Vias locales)
[編集] タクシー
タクシーは自家用車をそのまま転用している。目印はフロントガラスに張られている"TAXI"のシール。メーターがついていないので値段は乗る前に運転手と交渉することになる。
[編集] バス
大型(Omnibus、Microbus)と中型(Combi)のバスが走っている。
[編集] 施設
- サン・マルコス大学(ウニベルシダー・ナシオナル・マヨール・デ・サン・マルコス 1551年5月12日創設)
- ラ・モリナ国立農業大学
- 国立工科大学
- フェデリコ・ビジャレアル国立大学
- ペルー・カトリカ大学
- 太平洋大学
- リマ大学
- リカルド・パルマ大学
[編集] 姉妹都市
オースティン、アメリカ合衆国
クリーブランド、アメリカ合衆国
マイアミ、アメリカ合衆国
アクヒサール、トルコ
ボルドー、フランス
北京、中華人民共和国
マドリード、スペイン
メキシコシティー、メキシコ
サンパウロ、ブラジル
ブエノスアイレス、アルゼンチン
グアダラハラ、メキシコ
モントリオール、カナダ
ボゴタ、コロンビア
[編集] 脚註
[編集] 参考文献
- 浅香幸枝「リマ 副王たちの都から混沌の都へ」『ラテンアメリカ都市と社会』国本伊代/乗浩子:編 新評論 1991/09(ISBN 4-7948-0105-X)
- 細谷広美:編著『ペルーを知るための62章』明石書店 2004/01(ISBN 4-7503-1840-X)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Lima travel and tourist information
- Municipality of Lima (スペイン語)
- Lima maps (リマの地図)
- Lima Stock Exchange (リマの株式取引所)
- Hotels in Lima (リマのホテル)
- The climate of Lima (リマの気候)
| 文化遺産 | |
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