バレー (アンギラ)

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バレー(The Valley、ヴァリーとも言う)はカリブ海小アンティル諸島リーワード諸島に浮かぶ、イギリスアンギラの首府であり、アンギラ島の最大の町である。だが、首府と言っても、人口1,169人ほどで、特に見所もない様な小さい町である。しかし、ここには、Tシャツを売る小さな雑貨屋や郵便局、ミュージアム、地元の美術品や工芸品を売る店などもあるし、イギリス植民地時代を残す建物や教会などもある。郊外にウォールブレイク空港がある。

1787年に造られたウォールブレイクハウス(Wallblake House)はアンギラ島で、最も古いプランテーション農園の大邸宅の一つである。しかし、1796年11月フランスの艦隊がバレーとサウスヒルのアンギラ島の主要な村を侵攻及び攻撃した。バレーにあるウォールブレイクハウスも攻撃された。アンギラ島はアンティグア島の管理下のイギリス植民地であったが、1825年アンギラ島の植民地政府側は反対の抗議をしたにもかかわらず、イギリスはアンギラ島をセントキッツ・ネイビスの管理下に置いた。イギリスは殆ど全ての、アンギラ島のバレーの行政などの主権を、セントキッツ島バセテールに置いたため、イギリスはバレーにあった重要な植民地建造物など殆ど取り壊した。その結果、バレーはアンギラ島の中心地の村だが、殆ど歴史的建造物など何も無い村だった。1980年アンギラは独立を主張するセントキッツ・ネイビスから正式に分離され、イギリス自治領に留まると、バレーは再びアンギラの首府となった。