2018 FIFAワールドカップ

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2018 FIFAワールドカップ
2018 FIFA World Cup
Чемпиона́т ми́ра по футбо́лу 2018
大会概要
開催国 ロシアの旗 ロシア
日程 2018年6月8日 - 7月8日
チーム数 32 (6連盟)
開催地数 12 (11都市)
 < 20142022

2018 FIFAワールドカップ: 2018 FIFA World Cup)は、2018年6月8日から7月8日にかけて、ロシアで開催される予定の第21回目のFIFAワールドカップ。東ヨーロッパでは初の開催。

開催国選定の経緯[編集]

開催国決定[編集]

投票の結果、ロシアに決定した[1]。これに伴いロシアは予選免除となった。

開催国の決定方法は、国際オリンピック委員会の五輪開催地決定投票と同じ方式で、英国紙のおとり取材による買収疑惑発覚で職務停止処分を受けた2理事を除く、国際サッカー連盟理事22人による投票。各回ごとに過半数の国・地域が出るまで投票を繰り返し、過半数がない場合はその回の得票最下位の国・地域を次の投票から除外する方式で行われた。同数になった場合のみ、ブラッターFIFA会長の1票で決まるという方式だった[2]

欧州4候補の内、最初にイングランドが落選。その後2回目でロシアが13票を集めて過半数を獲得した為、ロシアの開催が決定した。

2018年FIFAワールドカップ開催国投票
立候補国 1回目 2回目
ロシアの旗 ロシア 9 13
スペインの旗 スペインポルトガルの旗 ポルトガル 7 7
オランダの旗 オランダベルギーの旗 ベルギー 4 2
イングランドの旗 イングランド 2

評価レポートが重要視されず[編集]

2002年からFIFA理事を務めていた小倉純二当時日本サッカー協会(JFA)会長現JFA名誉会長によれば、開催地決定に関して最も影響力のあるのはFIFA視察団が立候補国を現地調査して提出する調査報告書(レポート)だという。ところが、今回は全く違い、レポート評価は、2018年開催が決まったロシアが全体で2番目に低く、2018年の4候補の中では最下位、同時に2022年開催が決まったカタールは全体及び2018年の5候補内の両方で最下位だった[3]

予選大会[編集]

出場国[編集]

大陸連盟 出場
枠数
予選大会
予選順位
出場国・地域 出場決定日 出場回数 備考 FIFA
Rank
UEFA 0- - 0開催国  ロシア 2010年012月2日[4] 202大会連続11回目[5]

本大会[編集]

開催都市[編集]

本大会は11都市12会場で開催される。開催都市はヨーロッパ側に集中しており、ウラル以東ではエカテリンブルクのみとなる。

試合は以下の11都市(カリーニングラードカザンモスクワニジニ・ノヴゴロドサンクトペテルブルクサマーラサランスクソチヴォルゴグラードロストフ・ナ・ドヌエカテリンブルク)で行う予定である[6]

2011年10月、ロシアは開催候補地を16から14に減らした。そしてモスクワ州ポドリスクのモスクワ州立スタジアムについて州政府から取り下げたことが明らかになった、またモスクワ市内のスパルタク・スタジアムディナモ・スタジアムのどちらかが落選することも明らかとなった[7]

なお開催地は2012年9月29日に決定された[8]。これによって開催候補都市のうち、クラスノダールヤロスラヴリは落選となった。

2012年12月14日のFIFA理事会で今大会の開幕戦と準決勝1試合と決勝をモスクワのルジニキ・スタジアムで、準決勝の残り1試合をサンクトペテルブルクの新ゼニト・スタジアムで行うことを決定した[9]

モスクワ サンクトペテルブルク
ルジニキ・スタジアム オトクリティ・アリーナ 新ゼニト・スタジアム
収容人数: 89,318人
(改築)
収容人数: 46,990人
(新築)
収容人数: 69,500人
(新築)
Flickr - Pavel Kazachkov - Luzhniki stadium.jpg Spartak stadium (Otkrytiye Arena), 23 August 2014.JPG New football stadium construction site in SPB 01.jpg
カリーニングラード カザン ニジニ・ノヴゴロド
カリーニングラード・スタジアム ルビン・スタジアム ニジニノヴゴロド・スタジアム
収容人数: 45,015人
(新築)
収容人数: 45,015人 (60,000人)[10]
(新築)
収容人数: 44,899人
(新築)
GazouBoshu.png Kazan-arena-stadium.jpg
サマーラ ヴォルゴグラード サランスク
サマーラ・スタジアム ヴォルゴグラード中央スタジアム ユビレイニィ・スタジアム
収容人数: 44,918人
(新築)
収容人数: 45,015人
(改築か新築)
収容人数: 45,015人
(新築)
Central Stadium (Volgograd).jpg
ロストフ・ナ・ドヌ ソチ エカテリンブルク
ロストフナドヌ・スタジアム ソチ・オリンピックスタジアム セントラル・スタジアム
収容人数: 43,702人
(新築)
収容人数: 47,659人
(新築)
収容人数: 44,130人
(改築)
2014 Winter Olympics opening ceremony (2014-02-07) 02.jpeg Центральный стадион (реконструкция).jpg

地図[編集]

気候[編集]

ケッペンの気候区分では最南部のソチのみが温暖湿潤気候で、その他の開催都市は亜寒帯湿潤気候に属するが、大会開催時期の6月の平均気温は、モスクワ(12.1℃~22.0℃)、サンクトペテルブルク(11.7℃~20.0℃)、カリーニングラード(10.9℃~20.5℃)、エカテリンブルク(12.1℃~23.0℃)、カザン(13.3℃~23.5℃)、ニジニ・ノヴゴロド(12.6℃~22.6℃)、サマーラ(14.4℃~25.4℃)、ヴォルゴグラード(15.0℃~26.4℃)、ロストフ・ナ・ドヌ(15.8℃~26.6℃)、ソチ(16.5℃~24.8℃)となっており、南部では日中の気温は25度を超える夏日となり、時に真夏日になることもあるなど、比較的暑くなる。

時差[編集]

ロシアの開催都市の時間帯は3つあり、最西端のカリーニングラードでは日本標準時より6時間遅れ(カリーニングラード時間)(UTC+3)、最東端のエカテリンブルク(エカテリンブルク時間)(UTC+6)で4時間遅れ、その他の9つの開催都市は全てモスクワ時間(UTC+4)となり5時間遅れとなる。年中サマータイム実施状態である。

議論[編集]

2014年に行われたソチ冬季オリンピックと同様に、開催国ロシアとしての選択が問題になっている。論争となっている問題はロシアのフットボールの中に人種差別が含まれていた[11][12]。そして、ロシアの社会の中ではLGBTの人々に対する差別に気づいていた[13][14][15]

TV放映局[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ W杯招致、日本落選。18年ロシア、22年カタール大会に ゲキサカ【講談社】無料サッカー速報 2010/12/3
  2. ^ 日本のW杯招致は何を間違えたのか?選考基準を巡る2つの大きな誤算。P1-ナンバー公式HP2010/12/3
  3. ^ 日本のW杯招致は何を間違えたのか?選考基準を巡る2つの大きな誤算。P2-ナンバー公式HP2010/12/3
  4. ^ 今大会の開催決定日。
  5. ^ ソ連時代も含む。
  6. ^ 2018 FIFA World Cup Bid Evaluation Report: Russia (PDF)”. FIFA. 2012年9月11日閲覧。
  7. ^ Почему у России осталось только 14 стадионов к ЧМ-2018 - Известия (Why are there only 14 stadiums for the Russia 2018 World Cup)” (ロシア語). Izvestia.ru (2011年10月7日). 2011年10月8日閲覧。
  8. ^ Russia united for 2018 FIFA World Cup Host Cities announcement” (英語). fifa.com (2012年9月29日). 2012年9月30日閲覧。
  9. ^ 18年W杯 開幕戦と決勝はルジニキ-日刊スポーツ2012年12月15日
  10. ^ Вместимость футбольного стадиона Казани к ЧМ могут увеличить до 60 тыс. мест” (ロシア語). Tatar-inform.ru (2010年12月27日). 2012年9月11日閲覧。
  11. ^ Syal, Rajeev (2010年12月3日). “World Cup 2018 win raises Russian racism fears”. The Guardian. 2011年8月20日閲覧。
  12. ^ “Yaya Toure: Black players may boycott 2018 Russia World Cup”. BBC Sport. (2013年10月25日). http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/24660581 
  13. ^ change.org. “Dismiss Russia As Host Of The 2018 World Cup”. 2014年7月6日閲覧。
  14. ^ J.P. McCormick (2014年3月25日). “Campaigns demand FIFA bans Russia from hosting 2018 World Cup due to anti-gay law”. Pink News. 2014年7月27日閲覧。
  15. ^ J. Lavin (2014年2月28日). “Why FIFA Needs to Move the World Cup”. advocate.com. 2014年7月27日閲覧。
  16. ^ Hassett, Sebastian (2011年10月28日). “SBS locks in two more World Cups”. Brisbane Times. http://www.brisbanetimes.com.au/sport/football/sbs-locks-in-two-more-world-cups-20111027-1mm4s.html 2011年10月28日閲覧。 
  17. ^ Globo buys broadcast rights to 2018 and 2022 FIFA World Cups™”. FIFA (2012年2月28日). 2012年2月28日閲覧。
  18. ^ Bell Media lands deal for FIFA soccer from 2015 through 2022”. TSN (2011年10月27日). 2011年10月27日閲覧。
  19. ^ Myers, Sanjay (2011年10月28日). “SportsMax lands long-term FIFA package”. Jamaica BServer. http://www.jamaicaobserver.com/sports/SportsMax-lands-long-term-FIFA-package_10026683 2011年10月28日閲覧。 
  20. ^ “EBU in European media rights deal with FIFA for 2018 and 2022 FIFA World Cups™” (プレスリリース), European Broadcasting Union, (2012年3月30日), http://www.ebu.ch/en/union/news/2012/tcm_6-74750.php 2012年3月31日閲覧。 
  21. ^ FIFA Executive Committee agrees major governance reforms & Ethics structure”. FIFA.com (2012年3月30日). 2012年3月31日閲覧。
  22. ^ Shah, Gouri (2014年1月15日). “Sony SIX wins broadcast rights for FIFA World Cup 2014 and 2018”. Mint. http://www.livemint.com/Consumer/hPC1jchSvJxuqE6ttEVTfK/Sony-SIX-wins-broadcast-rights-for-FIFA-World-Cup-2014-and-2.html 2014年5月11日閲覧。 
  23. ^ “Sony Six bags exclusive rights for FIFA till 2018”. http://www.exchange4media.com/54215_sony-six-bags-exclusive-rights-for-fifa-till-2018.html 
  24. ^ Connolly, Eoin (2011年1月26日). “Al Jazeera secures first 2018/2022 rights package”. SportsPro. http://www.sportspromedia.com/news/al_jazeera_secures_first_2018_2022_rights_package/ 2011年10月22日閲覧。 
  25. ^ “Al Jazeera Sport rebranded beIN SPORTS”. al Arabiya. (2013年12月31日). http://english.alarabiya.net/en/media/television-and-radio/2013/12/31/Al-Jazeera-Sports-rebranded-beIN-SPORTS.html 2014年1月22日閲覧。 
  26. ^ “RTP e Seleção Nacional até 2018”. RTP. (2013年4月10日). http://www.rtp.pt/noticias/index.php?article=642835&tm=44&layout=158&visual=49 2013年4月14日閲覧。 
  27. ^ Connoly, Eoin (2012年4月2日). “ARD and ZDF get rights to 2018 World Cup”. SportsPro. http://sportspromedia.com/news/ard_and_zdf_get_german_rights_to_2018_world_cup/ 2012年4月2日閲覧。 
  28. ^ Connoly, Eoin (2012年4月24日). “SRG secures Swiss World Cup rights until 2022”. SportsPro. http://sportspromedia.com/news/srg_secures_swiss_world_cup_rights_until_2022/ 2012年4月24日閲覧。 
  29. ^ Cushnan, David (2014年6月8日). “BBC, ITV, ARD and ZDF sign World Cup TV deals”. SportsPro. http://www.sportspromedia.com/news/bbc_itv_ard_and_zdf_sign_world_cup_tv_deals/ 2014年6月9日閲覧。 
  30. ^ Longman, Jeré (2011年10月21日). “Fox and Telemundo Win U.S. Rights to World Cups”. The New York Times. http://www.nytimes.com/2011/10/22/sports/soccer/fox-and-telemundo-win-us-rights-to-2018-and-2022-world-cups.html 2011年10月22日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • FIFA.com 2018 website(ロシア語)(英語)(フランス語)(スペイン語)(ポルトガル語)(アラビア語)