めざせモスクワ

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めざせモスクワ』(原題: Moskau - ドイツ語で「モスクワ」)は、ドイツのグループ「ジンギスカン」(Dschinghis Khan)が1980年モスクワオリンピックに先立って発表した2曲目のシングル。世界的にヒットした。

概要[編集]

オリジナル[編集]

オリジナルのドイツ語版は、1979年にアルバム「ジンギスカン」からのシングルカットとして、ジュピター・レコーズ (Jupiter Records)よりリリースされた[1]。B面曲は「Rocking Son Of Dschinghis Khan」。

日本ではオリジナルビクター音楽産業から発売された(1979年9月25日、VIP-2766)。一般的なシングル・ヴァージョンの他、冒頭がコーラスから始まり間奏での台詞と3番の歌詞がフルで入っているアルバム・ヴァージョン、それに加えて間奏が長めで2番と3番の間にサビの部分が挿入されているロング・ヴァージョンがある。 さらに1999年に録音されたバージョン(Moskau'99)や2007年の再結成の再に収録された本人らによるリメイク版[2]もある。

カバー版[編集]

日本では複数の日本語カバーもつくられ競作状態となった。日本語カバーはダーク・ダックスによるもの(詞:藤公之助ロシア語の歌詞もつけられ、こちらは川崎保ポリドール DR 6383)、バオバブ・シンガーズ(当時の人気アニメ声優による期間限定ユニット)によるもの(訳詞:ケイ・ふじやま、1979年11月21日 キングレコード GK-364)がある[3]

その他、ジンギスカン本人歌唱による英語版やオリンピックスによる英語カバー(曲名:Moscow)、林子祥による広東語カバー(曲名:世運在莫斯科)などが存在している。またフィンランド語によるカバー(曲名:Volga)も存在するが、こちらは歌詞の内容が全く異なるものとなっている。

「もすかう」[編集]

  • 日本では2005年にいわゆる空耳ソングとして注目を集め、「もすかう」のタイトルでネット上で多数のFlashムービーが制作された。これをきっかけとして、「ボートでヘイコラホー」という企画ユニット名にてインディーズで「もすかう」のCDを発売した(実際は西ドイツ出身のマルコポーロによるカバー版をそのまま再発売したものである)。このCDジャケットにはモナーを模したキャラが描かれている。なおユニット名である「ボートでヘイコラホー」は、「もすかう」の空耳歌詞の一節からとられている。

その他[編集]

メンバーの衣装[編集]

  • ルイス・ヘンリック・ポンジェッター - 大王をイメージした衣装を着ているように見えるが、実際は中世のヨーロッパ風の衣装である。大きく分けて、2種類ある。
  • エディナ・ポップ - ドレスを着ている。黄色が多いが、その他の色のこともある。
  • スティーヴ・ベンダー - ロシアの民族衣装をイメージした、青(水色)の衣装である。
  • レスリー・マンドキ - ロシアの民族衣装を模した、緑色の衣装である。
  • ヴォルフガング・ハイヒェル - 襟ぐりが高めの黒い衣装を着ている。
  • ヘンリエッテ・ハイヒェル - 女性であるが、近世ヨーロッパの軍人の衣装を模した衣装を着ている。赤が多いが、白などのこともある。

脚注[編集]

  1. ^ http://www.discogs.com/Dschinghis-Khan-Moskau/release/695308
  2. ^ 日本未発売
  3. ^ ただ、バオバブ版はモスクワオリンピック(日本は出場辞退)の応援歌となっており、原曲とはかなり趣旨が異なってしまう。また歌詞の後半は、オリンピックからはややかけ離れて声優や担当キャラクターのPRとなっており、「タイガーマスク」「宇宙戦艦ヤマト」「ザ☆ウルトラマン」「円卓の騎士物語 燃えろアーサー」「勇者ライディーン」「惑星ロボ ダンガードA」「ゲゲゲの鬼太郎」「銀河鉄道999」「おれは鉄兵」「未来少年コナン」「タイムボカン」「ヤッターマン」「ゼンダマン」「サイボーグ009」「超電磁ロボ コン・バトラーV」「魔女っ子チックル」「超人戦隊バラタック」「一球さん」「大空魔竜ガイキング」「ドカベン」「マジンガーZ」「鉄腕アトム」「ど根性ガエル」「科学忍者隊ガッチャマン」といったアニメのタイトルやキャラクター名・台詞などが入っている。なおバオバブ・シンガーズのアルバム『バオバブ・パーティー』には、同曲とともに同曲を改作した「めざせロサンジェルス」が収録されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]