さとう宗幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

さとう宗幸(さとう むねゆき、本名:佐藤宗幸、1949年1月25日 - )は、日本歌手俳優司会者。所属事務所さとう音楽事務所岐阜県可児市生まれ、宮城県古川市(現・大崎市)出身。現在は宮城県仙台市在住。愛称は「宗さん」。

トレードマークのは、敬愛する歌手ジョルジュ・ムスタキを意識してのものである。

目次

[編集] 来歴

[編集] 歌手

[編集] 青葉城恋唄

詳細は「青葉城恋唄」を参照

学生時代から歌声喫茶ギター片手に歌い、セミプロフォークソング歌手であったさとうは、1977年昭和52年)4月からNHK-FM仙台「FMリクエストアワー」でDJをつとめ、番組によせられた詩に曲をつけて歌をつくるコーナーもしていた。

同年6月、このコーナーから生まれたのが『青葉城恋唄』である。星間船一が仙台の街の美しい情景と切ない恋情を綴った詞にさとうが曲をつけたこの歌は、翌1978年昭和53年)5月5日キングレコードから発売され、さとうのメジャーデビュー曲となった。また、それまでいわゆる「ご当地ソング」がなかった仙台市の後押しもあり全国的に大ヒット。同年、さとうは数々の音楽新人賞を獲得し、仙台を代表する曲のひとつとなった。

また、『青葉城恋唄』は、原作者承認の上、東北地方を拠点に活動する「CUZSICK」率いる「Mess→Age Crew」のアルバム『前略、未知の國から』収録の『青葉城恋唄21』で、ラップに改変された。変わりゆけどもなお美しき杜の都・仙台の情景と、現代の若者達の切ない恋を歌い上げ、今なお名作に新たな命を吹き込まれ歌い継がれている。

[編集] 岩尾別旅情

1970年代北海道、特に知床半島を旅する若者にとって『岩尾別ユースホステル』は旅人に対する熱烈なもてなしの気持ちとサービスで格別の存在であった。さとう宗幸はその頃の『岩尾別』を象徴する人物。その当時作った歌が「岩尾別旅情」で、今でもローカルではカラオケの定番である。

[編集] その他

そのほかのヒット曲として、「萌ゆる想い(「2年B組仙八先生」主題歌)」「向日葵の頃」「地球岬」「欅伝説」(「OH!バンデス」のエンディングテーマ)「妻ありて」「CALENDAR(カレンダー)」(庄子眞理子とのデュエット。仙台地区のCD売り上げ、および有線リクエストで上位にランクインした。オリジナル歌手は土居まさる)、「夢のつばさ」(東北楽天ゴールデンイーグルスの公式応援歌として制作された)などがある。

澄んだテノールの声質と、並外れた歌唱力は、安らぎと暖かさを多くの人に提供して余りあり、シャンソンや叙情歌をもレパートリーにできる実力も兼ね備えているが、オリジナル曲は比較的少なく、現在は、司会を務める「OH!バンデス」で、ギターを手にして歌うレギュラーコーナー、地元でのイベントや全国各地でのコンサートなどを活動の中心に据えている。

余談だがダークダックスのセカンドテナー・佐々木行とは、はとこ(さとうの祖母と佐々木の祖母が姉妹)に当たる。

[編集] 俳優

「青葉城恋唄」のヒットをきっかけに全国区の人気者となり、ドラマにも出演するようになった。

2年B組仙八先生」では伊達仙八郎として主演し、生徒役を務めた薬丸裕英本木雅弘布川敏和(この3人は後にシブがき隊としてデビューし、人気アイドルとなる)・三田寛子らと共演した。また、NHK大河ドラマで歴代1位の視聴率を得た「独眼竜政宗」では、支倉常長を演じた。

[編集] 司会者・ローカルタレント

1990年代までは東京に拠点を置き、歌手活動のほか、俳優としても活動していたが、1995年平成7年)、地元仙台に戻り、情報番組「OH!バンデス」(ミヤギテレビ)の司会となる。番組は高視聴率を獲得し続けており、いまや宮城県では司会者「宗さん」として定着し、東北地方全体でも、伊奈かっぺい(1年先輩)と並ぶ著名なローカルタレントとなっている。

東北楽天ゴールデンイーグルスの名誉ファンクラブ会員(会員No.4)として、創立1年目は応援歌「夢のつばさ」(作曲は元WANDS木村真也、編曲は葉山たけし)も制作・発売するなど活動したが、田尾安志監督の1年での解任に激怒。「1年で何が分かるのか?」と三木谷浩史オーナーに怒りの矛先を向け、ファンクラブも脱退。決別を宣言した。 しかし、2006年平成18年)3月28日の楽天-オリックス戦(ホーム開幕戦)で国歌独唱をしている。 また、2007年平成19年)には「OH!バンデス」の企画で楽天の寮と2軍練習場を訪れ、選手を激励をするなど、雪解けムードもみられる。

1999年平成11年)にサッカーJ2のベガルタ仙台・市民後援会が発足した際に後援会会長に就任し、年1回シーズンオフに発行されるメモリアルデータブック「カントリーロード」に毎年コメントを発表している。

[編集] 出演番組

現在

過去

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

先代:
1977年
清水健太郎
第11回日本有線大賞
最優秀新人賞
(1978年)
次代:
1979年
BORO