さくら野百貨店
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| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場
|
| 略称 | さくら野 |
| 本社所在地 | 〒030-8574 青森県青森市新町1丁目13-2 |
| 設立 | 2005年(平成17年)4月1日 (さくら野東北株式会社) |
| 業種 | 小売業 |
| 事業内容 | 百貨店業 |
| 代表者 | 臼井 修(代表取締役社長) |
| 資本金 | 13億5万円 |
| 売上高 | 231億7,300万円(2011年2月期実績) |
| 総資産 | 53億5,500万円(2011年2月期現在) |
| 従業員数 | 215名、契約 141名、パート・アルバイト(8時間換算) 231名 (2011年4月現在) |
| 決算期 | 2月末日 |
| 主要株主 | 武田ふみ 49% 武田株式会社 34% クレディ・スイス・プリンシパルインベストメンツ・リミテッド 15% 臼井 修 2% |
| 主要子会社 | 有限会社さくら野商事 |
| 外部リンク | http://www.sakurano.info |
株式会社さくら野百貨店(さくらのひゃっかてん、英称:SAKURANO DEPARTMENTSTORE CO., LTD.)は、青森県青森市に本社のある、百貨店業を営む企業である。
さくら野百貨店は、株式会社さくら野百貨店、および元はその親会社であった株式会社エマルシェが運営している百貨店である。株式会社エマルシェが仙台店を、株式会社さくら野百貨店が青森店、弘前店、八戸店、北上店の4店舗を運営している。
本記事では、企業としての「さくら野百貨店」と店舗としての「さくら野百貨店」の両者を併せて扱う。
目次 |
[編集] 株式会社さくら野百貨店の沿革
2010年8月1日に社名変更する以前には、現在のエマルシェが「株式会社さくら野百貨店」で、現在の株式会社さくら野百貨店はさくら野東北株式会社であった。
- 1978年 - 丸光(宮城県)、カネ長武田百貨店(青森県)、小美屋(神奈川県)、山田百貨店(福島県)、イチムラ(新潟県)の5つの百貨店事業者が、ニチイ(マイカルを経て、現在はイオンリテール)の支援を受けて百貨店連合を設立。
- 1981年 - 厚木市にダックシティ厚木(厚木ビブレ・厚木サティを経て、現在はイオン厚木店)を開店。
- 1982年 - 百貨店連合を設立した百貨店5社が「百貨店連合」と合併する。
- 1985年 - ダックシティに社名変更。
- 1998年 - ダックビブレに社名変更。
- 1999年 - 小樽市のマイカル小樽に小樽ビブレを開店(後にマイカルへ譲渡され、2002年閉店。跡地はSE-Bとなる)。
- 2001年9月 - 親会社のマイカルの事実上の経営破綻の影響により民事再生法の適用を申請する(ダックビブレは2001年10月にマイカルグループから脱退し、独立する予定だったとされる)。
- 2002年7月 - 既存株の100%減資を行い、マイカルグループを離脱。
- 2002年9月 - 社名を一般公募で決めた (旧) さくら野百貨店へと変更。
- 2004年 - 高島屋ハイランドグループに加盟。
- 2005年3月21日 - 福島店を閉店(地元の要望を受け、閉店後は長崎屋福島店跡地の「ニュー福ビル」にて仙台店のサテライトショップとして営業していたが、1年後に完全閉店)。
- 2005年4月 - 本社機能と仙台店を運営するさくら野百貨店と仙台店の設備管理などに当たるさくら野DEPT仙台(資本金1,000万円)[1]、他5店舗を運営するさくら野東北(資本金10億円。株式の51%を武田株式会社、49%をさくら野百貨店が保有)の3社に分社化。
- 2005年6月 - 東京地方裁判所より民事再生手続終結決定。
- 2005年(平成17年)4月1日 - (旧)株式会社さくら野百貨店より分社化し、仙台店以外の5店舗を運営するさくら野東北株式会社として発足。(旧)株式会社さくら野百貨店は本社機能と仙台店の運営を残し、仙台店の設備管理などに当たるさくら野DEPT仙台(資本金1,000万円)も分社化している。
- 2008年(平成20年)4月27日 - 石巻店を閉店(分社後の初の閉店)。
- 2010年(平成22年)8月1日 - 社名を(新)株式会社さくら野百貨店に変更、同時に(旧)さくら野百貨店は株式会社エマルシェに社名変更した。
[編集] 店舗
[編集] 営業中の店舗
- エマルシェが運営
- 仙台店(地図)
- 現・株式会社さくら野百貨店が運営
[編集] 仙台店
[編集] 青森店
- 青森店の看板の上部にはビブレ時代から“カネ長武田”のロゴタイプがある。
[編集] 弘前店
- 弘前市の城東地区(JR・弘南鉄道弘前駅からみて若干北東側の位置)に所在する郊外型店舗(地図)。地上4階建ての本館に加え、車道を挟んで斜め向かいに立体駐車場併設の別館「ラフォルテ」、また「ラフォルテ」に隣接する形でシネマコンプレックスのワーナーマイカルシネマズがあり、これらを総称して「弘前さくら野シティ」と呼ばれる場合がある。
- 本館の1階から3階がメインの売場であり、1階は食品と服飾雑貨・化粧品、2階は紳士服・婦人服、3階は呉服・子供服・生活用品とメガネ(富士メガネが運営)・文具・CD・書籍(宮脇書店が運営)をそれぞれ主体としたフロアで構成されている。
- 「ラフォルテ」1階は各種カジュアル衣料品を扱うテナントやアウトドアセレクトショップなどが入居、また2階ではボウリング場が営業している。当初は「一兆Vボウル」としてオープンしたが、その後「エスタディオVボウル弘前」→「マスターズVボウル弘前」と名称が変わり、現在は「Vボウルカフェ弘前」の名で営業中。
- 本館4階はゲームコーナーと洋食・中華のレストラン、ラーメン店、そば店のほか、津軽地方各地の特産品・名産品を販売するスペース「津軽遊学館」が営業している。また3階には和食レストラン、2階には喫茶コーナー、1階にはパキスタン料理の専門店があるほか、「ラフォルテ」内でも飲食店が営業している。
- なお、同階ではこのほか弘前ビブレ時代からプール付きホテルの「RISONARE MELA」〔リゾナーレ メラ〕(のちに「EXCCELENT MELA」〔エクセラン メラ〕に改名)が営業していたが、2004年2月頃に閉鎖。約10ヶ月のブランクを経て後述の「ホテルさくら野」→「リコルソ弘前」に引き継がれた。
[編集] さくら野温泉
- 2004年12月、4階に「ホテルさくら野」 と「さくら野温泉」が開業した。開業当初「さくら野温泉」は24時間営業であったが、2005年秋より営業時間が10時から深夜1時、さらに2006年(詳細時期不詳)にはさらに深夜0時までに短縮された。
- 6時から9時まで早朝営業している(早朝営業では岩盤浴の利用不可)。
- 尚、2006年ころまでは利用料金1500円で岩盤浴も利用出来たが、1000円になった頃からは、岩盤浴利用料金700円が別途必要となっていた。
- 2009年3月をもって「ホテルさくら野」 と「さくら野温泉」は閉店した。
[編集] リコルソ弘前
- 2009年4月、前月に閉店した「ホテルさくら野」 と「さくら野温泉」に代わり、「リコルソ弘前」が開業した。
- 入浴料については、以前の入浴のみの利用料金である1000円から500円に、入浴と岩盤浴の利用も1700円から900円に値下げされたが、この入浴料金値下げと引き換えに、これまでタオルが無料貸し出しだったものが、有料(250円)での貸し出しに変更された。
- また「さくら野温泉」に引き続き、早朝割引は実施され、朝10時までに入館した人は350円となる。
- さくら野カードの割引もあり、450円で入館できる。
- 小学生については家族同伴に限り無料。
- 営業時間は8時(岩盤浴は10時)から22時。
- なお、「リコルソ弘前」への改装に伴い、入口で靴を脱ぐ方式から温泉入口(休憩室入口)で靴を脱ぐ方式に変更された。
[編集] その他
- 4階には、弘前ねぷたの展示がされている。
- 立体・平面合わせて2,200台収容の大規模無料駐車場を完備し、国道7号弘前バイパスにも近接することから、マイカーでのアクセスも比較的容易であり、地元の弘前市・黒石市・平川市など津軽地方一円の各市町村のみならず、秋田県北部の大館市・北秋田市などからの買い物客も少なくない。
- また、弘前バスターミナルや弘前駅城東口から城東環状100円バスも乗り入れている為、列車を利用してくる買い物客などもいる。
[編集] 八戸店
- 1968年に「丸光八戸店」として開店(緑屋八戸店<→WALK八戸→Rec.→閉鎖>と同時開店)し、1990年に「八戸ビブレ」への改称を経て、2002年に現在の店名となる(地図)。
- 丸光時代には地元八戸出身の菊地陽子が幼少期に描いた絵がシャッターに描かれていた(集英社発行のアイドル雑誌『明星』にも写真が掲載された)。
- 地上6階・地下1階の構造で、屋上部にはかつての展望台(現在は閉鎖)も設置されている。
- 4階〜6階と地下1階部分については、1階〜3階よりも天井が低くなっている。
- エスカレータについても、1階〜3階方向では2人分のスペースであるが、3階〜6階方向及び1階〜地下1階方向については1人分のスペースである。
- その他、ビル内には薬局や貴金属買取専門店も入居している(かつてはロッテリアが入居していたが、2008年3月16日をもって閉店し、撤退した)。
- また、入口とは独立されているが、このビル内には街カフェみなとが入居している(かつては伊吉書院や文明堂(レコードショップ)が入っていたが、前者は撤退、後者は廃業となっている、また、伊吉書院の跡地は2003年から2010年にかけてまちの駅はちのへが入っていたが、十三日町に移転している)。
- 隣には「カネイリビル」が建っているが、さくら野との直接通路が繋がっており、相互連絡が可能である。
- しかし、築40年以上と老朽化が非常に激しくなってきていることから、現在、中心市街地活性化計画の一環として、さくら野東北やビル所有者など共に、店舗改築の再開発計画が進められている(以前にも同様な計画が持ち上がってきたが、前身の「ダックビブレ」の経営破綻に繋がったことにより、一度は頓挫されている)。
[編集] 北上店
- 岩手県北上市の中心部に位置する都市型ショッピングモール「ツインモールプラザ」の東館として営業している(地図)。
- 売場は1階~4階で、1階が食料品とファッショングッズ・婦人靴・化粧品・フラワーショップ・薬局、2階が婦人服・紳士服・子供服・呉服・時計・宝石と軽食喫茶、3階がインテリア・生活用品とカジュアルウェア(ライトオンがテナントとして入居の上運営)・靴(紳士靴・スポーツシューズ・カジュアルシューズ。シュープラザが運営)・メガネ・100円ショップ(セリアが運営)、4階は書籍・楽器・雑貨とゲームコーナー(ソユーの運営)・レストラン街の各フロアで構成されている。
- 1階のフラワーショップ・薬局、2階の呉服・時計・宝石売場、3階のメガネコーナー、4階の書籍売場はそれぞれ地元資本の専門店が入居し営業している。
- 1階食料品売場にはインストアベーカリーのほか、休憩・イートインスペースを兼ねたフードコートも併設され、マクドナルド・ドトールコーヒーなどの各種ファストフード店が入居している。
- 4階にはエステティックサロンのエルセーヌが、また5階には弘前店同様シネマコンプレックスのワーナーマイカルシネマズが入居している。
- 東館2階と西館2階とは『りぼん橋』の愛称を持つ連絡通路で繋がっている。
- 東館に隣接する市営立体駐車場が主な駐車場である。
- 道路を挟んだ西館には市民交流プラザや商業テナント(1階~2階)、フィットネスクラブのエグザス(7階、8階)が入居している。3階〜6階は立体駐車場となっている。
- 1,600台収容の駐車場(収容台数は上述の市営/西館両立体駐車場の合計)を備え、国道4号北上バイパスと国道107号との交差点や東北自動車道北上江釣子ICにも近い位置にあることから、中心市街地の都市型店舗ながらマイカーでも比較的スムーズにアクセスできる。このこともあって地元の岩手県内のみならず、隣接する宮城県北部・秋田県南部からの買い物客の利用も少なくない。休日になると家族連れなどで賑わい、周辺道路が混雑する。
[編集] 過去に存在した店舗
[編集] 分社化以前に閉店
- 福島店
- 山田呉服店→山田百貨店→ダックシティ山田→福島ビブレ→さくら野福島店
- 1930年に「山田呉服店」として創業。1973年10月に福島駅前へ中合とともに移転した。
- 旧店舗は「もとまち十番館」として1974年に再オープン、1979年11月には「ヤングフォークス山田」となるもその後空き店舗に。2006年に福島学院大学のキャンパスに改装された。
- その後1985年3月に「ダックシティ山田」、1993年3月に「福島ビブレ」と改称した後に1998年に駅前から数百メートル離れた福島市の曽根田駅前に移転。「さくら野百貨店」に改称した後も営業を続けていた。
- だが、郊外の大型店(イトーヨーカドー福島店、福島サティ)の隆盛に伴い売上が減少、ビルのオーナーである積水ハウスとの賃貸料の交渉が決裂したため2004年10月に閉店を発表。翌年3月に閉店。山田百貨店時代から75年に渡る歴史にピリオドを打った。
- さくら野百貨店が閉店する直前になり、福島商工会議所が、現庁舎の老朽化を理由に建て替えを決定していた福島市役所を誘致しようという動きを見せたが、実現しなかった。この結果、5階のワーナー・マイカル・シネマズは営業しているが、それ以外のフロアは空きテナントのままである状況が継続した。2008年には、旧さくら野百貨店を所有する積水ハウスが福島市役所を訪れ、1~4階の空きフロア利活用につき、協力を求めている。
- 2010年に入ると、福島市の第三セクター「福島まちづくりセンター」が土地・建物を取得することが2月に発表された。翌3月、福島市に本社を持つホームセンターのダイユーエイトが出店表明し[2]、同年11月25日に、複合施設「MAX(マックス)ふくしま」としてオープンした。
[編集] さくら野東北時代に閉店
- 石巻店
- 1955年に石巻市の橋通りに開店、その後旧北上川川岸の中央二丁目に移転して営業していた丸光石巻店は、1970年代後半、イトーヨーカドー石巻店(後に石巻あけぼの店開店に伴い石巻中里店に店名変更。現在は閉店)がある場所の南側への更なる移転を計画していた(ちなみに現在はその場所にホーマック石巻店がある)ものの、中止。
- その後、ダックシティ丸光と改称された石巻店は、ジャスコがもともと出店を予定していた土地(1992年に計画撤回。なお、ジャスコ石巻店は2007年に別の場所で開店)へ移転し、「石巻ビブレ」として1996年3月にJR石巻駅前にオープンした。1998年度には丸光時代から含めて過去最高の約89億円の売上を記録。1999年7月10日には「ワーナー・マイカル・シネマズ石巻」(宮城県内に開設されたシネコン第1号)もオープンし、石巻の中心市街地の核として機能した。
- だが、近年は2007年1月8日にワーナーが営業終了、三陸自動車道近くに開店したイオン石巻ショッピングセンター(ワーナーはここへ移転)など郊外に相次いで出店した大型店の影響を受け、さらに2007年には5F、6F(ワーナー)のテナントがレストランと美容室を除き相次いで撤退したことなどから売り上げが激減し、2008年4月27日に営業終了した。
- 閉店したビルの1階はスーパーマーケットを核とした商業施設「エスタ」として2008年6月28日に開店。2~7階は改修の上石巻市役所が全面移転、2010年3月23日から新業務を開始した。百貨店時代のエスカレーターやエレベーターも全てそのまま再活用した、全国的にも珍しい庁舎移転のケースとなった[4][5]。なお、1階のエスタには休憩用のフリースペースも設けられ、先の改装で待合室が廃止されてしまった石巻駅に代わり、ちょっとした回遊の場になることも期待されている。
[編集] 関連事業
- 以前のマイカルカードは、マイカル、マイカル北海道(現在のイオン北海道のポスフール店舗)、マイカル九州(現在のイオン九州のサティ店舗)、ダックビブレ(現在のさくら野百貨店)、その他マイカル地方子会社(大半は後にマイカルと合併)と提携し、全国のサティとビブレにて割引特典を与えていた。
- 現在は東北のビブレを引き継いださくら野や米子サティを引き継いだホープタウンとの提携を継続している(イオン北海道のポスフール店舗との提携は2008年2月29日をもって解消)。
- なお、クレジット機能を持たない「さくら野ポイントカード」でも「さくら野カード」と殆ど同等の割引特典(ポイント還元方式)は受けられる。
- 2008年5月1日より、クレディセゾン発行による「さくら野<セゾン>カード」の開始に伴い、新規の加入を停止し、既存のカードのサービスも徐々に縮小する。
- ワーナー・マイカル・シネマズ
- 弘前さくら野シティと、さくら野北上店5階にある。かつてはさくら野石巻店6階にもあった。
[編集] 脚注
- ^ 会社分割当時は、株式会社形態で設立されたが、後に合同会社形態に組織変更されている。
- ^ 「旧さくら野」への出店表明について(株式会社ダイユーエイト 2010年3月4日)
- ^ 旧丸光石巻店を解体(三陸河北新報社 2009年8月12日)
- ^ 新庁舎改修20日に入札(三陸河北新報社 2009年8月7日)
- ^ 地元落札業者決まる(三陸河北新報社 2009年8月7日)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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