三枝成彰

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三枝 成彰
(さえぐさ しげあき)
2007年11月12日、クリエイティブ・コモンズ最高経営責任者伊藤穰一により撮影
2007年11月12日クリエイティブ・コモンズ
最高経営責任者伊藤穰一により撮影
基本情報
出生名 三枝 成章(さえぐさ しげあき)
出生 1942年7月8日(67歳)
Flag of Japan.svg 日本 兵庫県西宮市
学歴 東京芸術大学音楽学部卒業
東京芸術大学大学院
音楽研究科修了
出身地 Flag of Japan.svg 日本
ジャンル クラシックオペラ
職業 作曲家
担当楽器 ピアノ指揮
事務所 メイ・コーポレーション
公式サイト 作曲家 三枝成彰OFFICIAL WEB SITE(公式サイト)
  

三枝 成彰(さえぐさ しげあき、1942年7月8日 - )は、日本の作曲家株式会社メイ・コーポレーション代表取締役東京音楽大学教授1989年までは本名の三枝 成章(読みは同じ)名義で活動していた。

目次

[編集] 略歴

兵庫県西宮市に生まれ、生後間もなく東京都に移り、千葉県神奈川県を転々として育つ。1946年頃からピアノを習い始め、1951年桐朋学園子供のための音楽教室に入り、入野義朗に作曲を師事。和光学園小学校・中学校・高校を経て、1962年、1浪して東京藝術大学音楽学部作曲科入学。1年後輩に作曲家の池辺晋一郎がいた。1965年、作曲科在学中に安宅賞を受賞。1966年、同作曲科を首席で卒業。1971年に同大学院修了。1987年から東京音楽大学客員教授。1989年、「三枝成章」だと出世しない画数だと姓名判断でいわれたことから芸名を「三枝成彰」に改める。

父は『NHKのど自慢』を発案したNHKの音楽番組のディレクターで音楽評論家の三枝健剛こと三枝嘉雄。3歳下の弟はNHKのドラマ演出家・映画監督三枝健起

テレビなどの露出が多く、一見軟派な感じもするが、1991年にはモーツァルテウム財団の委嘱で、モーツァルトの未完の曲「ヴァイオリン、ヴイオラ、チェロのための協奏交響曲イ長調」を補筆・完成させるなど凄腕の持ち主でもある。 アニメ「機動戦士ガンダムシリーズ」(ΖΖΖ逆襲のシャア、Ζ映画版)の音楽も手がけ、現在も頻繁に音楽が使われるため、多額の印税が入りつづけているが、そのほとんどは自身のオペラの興行費に消えていると言う。 政治面では、民主党を長く支持しており、野党支持者という理由でこれまでに多くの仕事を失ったと語っている[1]2007年紫綬褒章を受章した。

[編集] 作風

商業音楽は一貫して作り続けていたが、いわゆる純芸術作品は、1980年代ころまでは十二音技法に代表されるような「前衛」の先鋒であった。しかし、1989年ごろを境に調性のある美しい旋律を持った作品を多く生み出すようになる。

三枝は、人の心に届かない実験音楽を作り続けることにある種の葛藤を抱えながらも、音楽界全体が既存のパラダイムを否定することだけにとらわれていたために、調性のある美しい音楽が発表できなかったと振り返る。だからこそ、これからは人間の心情に訴える第二次の「ロマン派」の時代である(新ロマン主義)と確信し、甘美な旋律をもつオペラを数多く作曲している。

三枝の音楽活動の特徴として挙げられるのが、彼の音楽活動が作曲とプロデュース活動の両輪によって成り立っているという点である。三枝は実験音楽を主としていた若い頃から、自作・他作問わず積極的にセルフプロデュースによるコンサートなどを積極的に行ってきており、そのバイタリティーあふれる製作態度は、同世代の音楽家のみならず、芸術家の中でも飛びぬけている。そうした活動からも三枝は常に聴衆との関係を意識して仕事をするタイプの音楽家であることが伺うことができる。彼の作風の変化やオペラへの傾倒もまた、作曲家としての個人的な心情の問題によるものだけではなく、いかにして現代音楽が聴衆の支持を得られるかを模索し続けた末にたどり着いた結果でもあった。

作風こそ変化したものの、オペラの仕事における三枝のバイタリティーはむしろ旺盛であり、三枝はオペラの作曲だけではなく、コンサートの資金集めから台本の発注、出演者や演出のキャスティングなど、初演に至るまで必要な事柄に全て自身が関与している。三枝のオペラの活動は作曲家としての活動の集大成であると同時に、プロデューサー活動の集大成と言うこともできる。

代表的なオペラは、新しい解釈の忠臣蔵として話題を呼んだ「忠臣蔵」、プッチーニの作で知られる蝶々夫人の遺児・ベンジャミン・ピンカートン・Jr.の母との死別後の生涯を太平洋戦争長崎原爆を交えて描いた「Jr.バタフライ」(上演台本・島田雅彦)など。

合唱曲で有名なのは1981年芸術祭優秀賞受賞作品「川よとわに美しく」や2003年全国学校音楽コンクール高校の部課題曲「あしたはどこから」など。

テレビ音楽は大河ドラマの音楽を二回担当し、ほかにもアニメや映画なども多数作曲。また各界の著名人を集めた六本木男声合唱団を組織、えひめ丸事件への鎮魂歌を作曲、同合唱団で演奏するなど、作曲活動の域はきわめて広い。

著作も多数あり、1990年代後半にはワイドショーコメンテーターや民間の選挙啓発団体「選挙に行こう勢!」共同代表なども務めた。

ファンは、1984年1985年頃の商業音楽(『宮本武蔵』など)に対して特に高い評価をしているとされる。

[編集] 作品

[編集] 純音楽

  • グランドオペラ「龍恋譜」(1978年)
  • オペラ「千の記憶の物語」(1991年)
  • オペラ「忠臣蔵」(1997年)
  • オペラ「ヤマトタケル」(2001年)
  • オペラ「Jr.バタフライ」(2004年)
  • モノオペラ「悲嘆」(2008年)
  • オラトリオ「ヤマトタケル」(1987年)
  • 木管五重奏曲(1963年)
  • Memory(1977年)
  • ラジエーション・ミサ(1981年)
  • ブルドッグのブルース(1983年)
  • Cello '88(1988年)
  • レクイエム(1998年)
  • カンタータ「天涯」(自由人の祈り)
  • 吹奏楽曲「Overture“FIVE RINGS”」(全日本吹奏楽コンクール1985年度課題曲)
  • マドリガル(1970年)
  • 合唱組曲「川よとわに美しく」(1981年)
  • 呪文(1981年)
  • 合唱組曲「川よとわに美しく Part 2」(1986年)
  • 合唱曲「また、あした」「あしたはどこから」(NHK全国学校音楽コンクール課題曲)
  • ヴァイオリン協奏曲「雪に蔽われた伝説」(1991年)
  • 三絃協奏曲「1993-12-01 SANGEN」(1993年)
  • チェロ協奏曲「王の挽歌」(1993年)
  • ピアノ協奏曲 (1971年 管楽器奏者がコーラの瓶を拭くなどのパフォーマンスを取り入れた曲
  • ピアノ協奏曲「見よ、西風からの富士」(1994年 混声合唱をともなう)
  • 太鼓協奏曲「太鼓について」
  • トランペット協奏曲
  • 交響曲 The Symphony(1983年)
  • 交響組曲Ζガンダム(1985年 TVアニメ・サウンドトラックからの編曲)
  • プロヴァンス組曲(1989年・NHKドラマ10詩城の旅びと」からの編曲)

[編集] 主なテーマ曲(テレビ・ラジオ)

[編集] NHK

[編集] 日本テレビ

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[編集] テレビ朝日

[編集] テレビ東京

[編集] BGM

[編集] TV

[編集] 劇場作品

[編集] アニメ

[編集] ゲーム

[編集] その他

[編集] 関連項目

[編集] 出典

  1. ^ 「【代表選挙集会】各界から来賓挨拶 政権交代で真の民主主義国家へと激励」  民主党公式サイト内 2008年9月21日。

[編集] 外部リンク

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