司会

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司会(しかい)は、放送番組や舞台宴会結婚式など、衆目の中でのイベントの進行を司ること、あるいはその人。司会者(しかいしゃ)とも呼ばれる。

呼称[編集]

2005年頃より、主として放送音楽といった分野では、英語でMC(エムシー、master of ceremoniesセレモニーマスター)の略)という言葉が用いられるようになった。番組の進行役として話すこと、あるいはその人を指す。転じてコンサートなどで、演奏者が曲の繋ぎに話をすること、あるいはその時間を、現在は特にMCと呼んでいる。(例: 歌手○○のMCは面白い。○○のコンサートは歌よりもMCが多い。この曲の後にMC入れましょう。)英語のMCとは司会のことなので、この使用法は英語本来とは違う日本語である。

英語版Wikipediaには、「Master of ceremonies」の項目の他、「Presenter」、「Television presenter」(テレビの司会)、「News presenter」(ニュースの司会=ニュースキャスター)、「Radio personality」(ラジオパーソナリティ)など多数の司会業に関する項目が作成されている。意味するものは重複しており差異を完全に言う事はできないが、英語の「Master of ceremonies」は主にイベントでの司会を意味するようである。なお本件には「Television presenter」がリンクされているが、これは日本でMCと言う語を使うのが、主にテレビ業界でニュース以外の娯楽系の番組であるためである。

また、英語本来は「master of ceremonies」と複数形であるが、日本でMCの略語を説明する時には「マスター・オブ・セレモニー」と単数形で言われることが多い。更に、この語はかなりの英語通でないと知らないと思われるものであり、MCの語を使用する日本人の多くは、なんの略だか知らずに使用していると思われる。

日本において、テレビ番組の司会の名称については番組により異なり、情報報道番組系の場合は(メイン)キャスターニュースキャスター)、教育番組の場合はお兄さんお姉さん先生と呼ばれ、バラエティ番組の場合、パーソナリティーなどと呼ばれることが多いが、先述の通り2005年頃よりMC(Master of Ceremonies)と呼ばれることが出てきた。その他、「総合司会」という名称を使用する番組もある。

ラジオ番組の場合はディスクジョッキー(DJ)ラジオパーソナリティとも呼ばれる。

役割[編集]

司会になるための資格は特にないが、番組やコンサートの順調な進行と盛り上げが主な任務となる。基本的には台本に沿って(一部は台本がない場合もある)時間の管理、トークの話者の選択(ネタふり)を行うほか、生放送の場合はハプニングが発生した際のアドリブで機転を利かさなければならない場合もある。

そのため、番組おいては司会を複数置き、大きく1人をトークやコントなどの展開で盛り上げを担当し、別の者を番組の進行に専念させることが多い。なお、後者はアナウンサーが担当することが多い。番組の進行と盛り上げでバランスを取らなければいけないため、その両面を見極める技量が必要とされる。

なお多くのバラエティ番組の場合、司会がメイン出演者になるため、ゲストを除く、常連出演者の中で一番格上の出演者とされる。

関連項目[編集]