ガレージ現代美術館
_w.svg){kind=small} ガレージ現代美術館Музей современного искусства «Гараж» | |
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  ガレージ現代美術館 ガレージ現代美術館 (モスクワ) .svg) ガレージ現代美術館 ガレージ現代美術館 (ヨーロッパロシア)  ガレージ現代美術館 ガレージ現代美術館 (ロシア)  | |
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| 施設情報 | |
| 正式名称 | ガレージ現代美術館 |
| 専門分野 | 現代美術 |
| 開館 | 2008年9月16日 |
| 所在地 |
 ロシア モスクワ ヤキマンカ地区 クリームスキー・ヴァール通り |
| 位置 | 北緯55度43分40.2秒 東経37度36分5.8秒 / 北緯55.727833度 東経37.601611度座標: 北緯55度43分40.2秒 東経37度36分5.8秒 / 北緯55.727833度 東経37.601611度 |
| 最寄駅 |
 5 環状線 オクチャーブリスカヤ駅 |
| 外部リンク |
garagemca |
| プロジェクト:GLAM | |
ガレージ現代美術館（ガレージげんだいびじゅつかん、露: Музей современного искусства «Гараж», 英: Garage Museum of Contemporary Art）は、ロシア・モスクワにある美術館である[1][2]。現代美術館「ガレージ」とも表記され、単にガレージとも呼ばれる[3][2]。
概要[編集]
所在地は、ヤキマンカ地区のクリームスキー・ヴァール通り9番32棟である[4][5]。専門分野は現代美術であり、1950年代以降のロシア美術のコレクションが所蔵されている[6][7]。現代美術および文化を振興させることを目的としている[8][9]。建物の中には、5つの展示スペースの他に、書店、講堂、カフェ、キッズルームなどが設けられている[10][11]。建物の総面積は5,400平方メートルである[2]。
モスクワ地下鉄の環状線のオクチャーブリスカヤ駅から徒歩でおよそ4分ほどであり、同地下鉄のソコーリニチェスカヤ線のパールク・クリトゥールイ駅もしくは環状線のパールク・クリトゥールイ駅からは、徒歩でおよそ5分ほどである[5]。
由来[編集]
2008年9月16日に、ガレージセンター・フォー・コンテンポラリー・カルチャー（露: Центр современной культуры «Гараж», 英: Garage Center for Contemporary Culture）の名称で開館された[12][3][13]。創設者は、実業家ロマン・アブラモヴィッチおよびその妻、ダーシャ・ジューコワである[3][8][14][2]。
バフメーチェフスカヤ通り（現在のオブラスツォヴァ通り）に建築家コンスタンチン・メーリニコフとウラジーミル・シューホフによって1927年に建設されたバスのガレージ、バフメーチェフスキー・バスガレージの建物の内部を改築して設けられた[2][9][15]。「ガレージ」の名称は、このバスガレージに由来する[16][17]。
ユダヤ博物館・寛容センターに明け渡すことが決まっていたために、当施設は2011年末に一時的な休館を余儀なくされる[2]。建築家の坂茂によって、臨時の建物がゴーリキイ公園内に建設され、そこに2012年に移転された[2][9][17]。2014年5月1日に、ガレージ現代美術館に名称が変更される[8][9][7]。
1968年に建造され、レストラン「四季」（ブレメニャ・ゴーダ、Времена года）として使われていた、ゴーリキイ公園内のプレハブコンクリート造の建物について、建築家レム・コールハースの主宰による建築設計事務所であるOMAが全面的に改修を行い、2015年6月12日に美術館が移転・開館された[3][7][9][2]。2017年、ユニクロと長期的な提携契約を結ぶ[18][19][20]。2020年12月、ロシアにおける日本文化の普及に関する功績が評価され、日本の外務省より令和2年度外務大臣表彰を受賞している[1]。
脚注[編集]
- ^ a b “令和2年度外務大臣表彰”. 在ロシア日本国大使館 (2020年12月1日). 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h ドミトリー・スモレフ (2015年6月17日). “現代美術館「ガレージ」新館がオープン”. ロシア・ビヨンド 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b c d “モスクワの現代美術ガレージセンターが来年完成 OMAが設計”. 共同通信PRWire (2012年5月1日). 2021年3月20日閲覧。
- ^ “МУЗЕЙ СОВРЕМЕННОГО ИСКУССТВА «ГАРАЖ»”. ガレージ現代美術館. 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b “Гараж, музей современного искусства - Схема проезда”. SPR.ru. 2021年3月20日閲覧。
- ^ “Жукова и Абрамович открыли «Гараж»”. Комсомольская Правда. (2008年9月17日) 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b c “The Garage Journal”. ガレージ現代美術館. 2021年3月20日閲覧。
“The Garage Journal”. ガレージ現代美術館. 2021年3月20日閲覧。 - ^ a b c “ABOUT”. ガレージ現代美術館. 2021年3月20日閲覧。
“О МУЗЕЕ”. ガレージ現代美術館. 2021年3月20日閲覧。 - ^ a b c d e “COSMOSCOW ОБЪЯВЛЯЕТ ПРОГРАММУ И УЧАСТНИКОВ 2015 ГОДА”. Cosmoscow (2015年9月3日). 2021年3月20日閲覧。
- ^ “Garage Museum of Contemporary Art”. OMA. 2021年3月20日閲覧。
- ^ “Галерея современного искусства "Гараж" откроется в Парке Горького”. Недвижимость РИА Новости. (2015年6月12日) 2021年3月20日閲覧。
- ^ “Центр современной культуры «Гараж» ждут перемены”. The Art Newspaper Russia. (2014年3月28日) 2021年3月20日閲覧。
- ^ Алиса Таёжная (2011年12月15日). “Первая смена: История и планы Центра современной культуры «Гараж»”. The Village. 2021年3月20日閲覧。
- ^ Галкин Дмитрий Владимирович, Куклина Анастасия Юрьевна (2017-04-20). “Развитие современного искусства в регионах России: глобальный контекст и локальные проекты”. Вестник Томского государственного университета (トムスク大学) 2021年3月20日閲覧。.
“Развитие современного искусства в регионах России: глобальный контекст и локальные проекты”. トムスク大学. 2021年3月20日閲覧。 - ^ “Слово авангарду: 10 легендарных строений Константина Мельникова в Москве”. Недвижимость РИА Новости. (2013年11月28日) 2021年3月20日閲覧。
- ^ Юрий Болотов (2015年6月11日). “Открытие года: Новый «Гараж» Рема Колхаса в парке Горького”. The Village. 2021年3月20日閲覧。
- ^ a b “Гараж, музей современного искусства - Контакты”. SPR.ru. 2021年3月20日閲覧。
- ^ “ロシアの若者はユニクロから正しいファッションを学ぶ”. Sputnik 日本. (2017年9月10日) 2021年3月20日閲覧。
- ^ “Garage Archive’s collaboration with UNIQLO”. ガレージ現代美術館. 2021年3月20日閲覧。
- ^ Егор Беляков (2017年4月5日). “«Гараж» и Uniqlo каждую пятницу будут бесплатно водить в музей”. Афиша Daily 2021年3月20日閲覧。