防犯探偵・榎本シリーズ

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防犯探偵・榎本シリーズ』(ぼうはんたんていえのもとシリーズ)は、角川書店から刊行されている貴志祐介推理小説のシリーズの総称。

2012年には『鍵のかかった部屋』(かぎのかかったへや)のタイトルでテレビドラマ化された。

概要[編集]

防犯ショップ「F&Fセキュリティ・ショップ」店長の防犯コンサルタントで本職は泥棒である本作の探偵役榎本径と、本作のワトスン役である美人で常識人だがどこか天然の気がある弁護士青砥純子が、幾度か密室殺人が絡む事件に関わり、密室の謎を解き明かして事件を解決していく姿を描く。

前述したように全作品を通して密室殺人のみを取り扱っている他、純子が様々な仮説を立てては、榎本が反証することで解を一つ一つ潰していきながら推理するという「別解潰し」が基本的なパターンとなっている。また劇団『土性骨』が関わる話は他の話と違ってコメディ色が強いユーモア・ミステリとして描かれている。

当初、著者は榎本と純子を1作目の『硝子のハンマー』のみの登場人物にするつもりだったが、『硝子のハンマー』では使用されずにストックされたトリックを活かすためにシリーズとして描かれ、2作目『狐火の家』が刊行されたという経緯がある[1][2][3]。『硝子のハンマー』以降の榎本・純子の活躍は短編として2005年から『野性時代』(2011年に『小説野性時代』に改題)で不定期に掲載されている。

シリーズ[編集]

登場人物[編集]

メイン[編集]

榎本 径
防犯ショップ『F&Fセキュリティ・ショップ[注 1]』の店長にして防犯コンサルタント。だが本職は泥棒であり、防犯コンサルタントの仕事もマネーロンダリングのために始めたに過ぎない。色白で繊細な感じの細面で小柄な男性。移動手段は『F&Fセキュリティ・ショップ』のロゴが入った白いスズキ・ジムニー。冷静かつ理論的で、自分のペースを崩さない飄々とした性格。知的で自分では敵わない女性に惹かれる傾向があり、そういった女性に自分の力を見せつけたい欲求を秘めているため、純子に対しても同様の気持ちを抱いている。
防犯に関して並々ならぬ知識を持ち、純子と会う以前に松戸市での殺人事件で弁護側の証人として密室を破り被告を無罪に導いたことがある。また防犯以外にも物理や化学など多岐に亘る知識を有しており、店が閑散な時間にCSアニマルプラネットディスカバリーチャンネルを見ていることから蜘蛛にも詳しい。ビリヤードが得意で将棋にも造詣がある。警察ともパイプを築いており、事件に関する情報を聞き出したり、自身も警察の依頼で捜査に協力している。自分に都合のいい解釈だと自覚しながらも盗みを許容しても殺人だけは絶対にしないという矜持を持ち、同時に殺人を許さない気持ちは強く、それを犯した人間には容赦はしない。
青砥 純子
『レスキュー法律事務所』弁護士。清楚で知的な佇まいの美人で、本人も自分が美人であることは否定しない。愛車はアウディ・A3。趣味はテニスとエステ。介護サービス会社「ベイリーフ」社長殺害事件の被疑者の無実を証明するため、先輩の弁護士から聞いた榎本を頼ったのが彼との初対面。
気丈かつ正義感の強い性格で筋の通らないことを嫌う。聡明で頭も良く、榎本と推理を戦わせるが榎本に反証されることが多い。だがしっかりとした風貌とは裏腹に天然の要素もあり、トンチンカンな推理や思いつきを披露しては榎本を呆れさせることもしばしばで、果ては事件関係者からもツッコまれている。だが榎本でも眼を張る推理を思いついたり、榎本の知恵を借りたとはいえ自力で真相に辿り着いたこともある。榎本のことは直感で泥棒だと感づいており、次第にその疑いを濃厚にしている。榎本の素性に胡散臭さを感じ、榎本の物言いや飄々とした態度に腹を立てることがしばしばだが、密室の解明においては全幅の信頼を寄せている。弁護士に対して接見妨害やなかなか情報を開示しようとしないなど悪質に対応する警察を良く思っていない。「ベイリーフ」での密室殺人を榎本と解決して以降、その実績を買われて数々の密室殺人に関する依頼が来るようになり、当初は「日本初の密室専門の刑事弁護士として売り出せる」とうそぶいていたが、次第にうんざりした表情も見せるようになった。

その他[編集]

本節では2話以上登場した人物を記載。『土性骨』の面々もそれに倣う。

鴻野 光男
警視庁捜査一課 警部補。190cmを超える長身に不摂生による弛んだ体と躯強い膂力の持ち主。目は陰険で頭髪は薄く、特に口臭が酷い。榎本とは互いを知り尽くし長い付き合いのある仲で、榎本からは「ハゲコウ」と呼ばれている。性格は狡猾で執念深い。口が悪く態度は横暴で、怒らせると凶暴性を見せかねないタイプ。榎本とは互いの利害のために協力する関係にあり、彼が泥棒だということは承知している。
今村
『レスキュー法律事務所』の純子の同僚の弁護士。正義感の強い純子とは対照的に現実的な対応を重視する気障な男性。純子と交際していた時期があったが互いに「プライベートではパートナーになれない」と結論を出して破局した。
劇団『土性骨(どしょっぽね)/ES&B』
『狐火の家』から登場した小劇団。劇団内部のトラブルにより2度も密室殺人が発生し、榎本と純子によって解決してもらった。最初の事件で、座長のヘクター釜千代が死亡した後は土性骨を「アースセックス&ボーン」と直訳し劇団名を「ES&B」へと改名した。下記の団員以外にも座長を含みアクの強すぎる団員達が集い、舞台で団員達が無意味に暴れ回る芝居を行うが、それでも大勢のファンが存在し人気を集めている。
松本 さやか
『硝子のハンマー』から登場。人気女優。当初は介護サービス会社「ベイリーフ」の副社長秘書を務めており、その傍らで就業規則に反して劇団の仕事もしていたが、「ベイリーフ」社長殺人事件に巻き込まれた。事件解決後は舞台が成功したことを機に秘書の仕事を辞め、役者の仕事に専念する。純子も目を惹く美人で悲壮感漂う迫真の演技もできるのだが、舞台では他の団員とのミスマッチ振りからかえって一人浮きまくっている。劇団の主旨からコマンドサンボグレイシー柔術などで体を鍛えているなど、(純子が言うには)女優として間違った方向に向かっている。
左 栗痴子
座付き作家。見上げるほどの長身で、スーパーマンに似ている。磊落な性格で、劇団内での殺人事件すらも話題性重視で劇の脚本に仕上げたり劇団のPRに利用しようとするなど不謹慎極まりない思考の持ち主。また著作権に対する問題意識も薄い。
力 八噸
人気男優の一人で、主に荒事担当。ガタイのいい体と血色のいい顔の男で、見た目の印象通りに人の好さが滲み出ており、全体的に鷹揚とした人物。

テレビドラマ[編集]

鍵のかかった部屋
ジャンル テレビドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビ
演出 松山博昭
原作 貴志祐介
「防犯探偵・榎本シリーズ」
脚本 相沢友子
出演者 大野智
戸田恵梨香
佐藤浩市
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
連続ドラマ
放送時間 月曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 2012年4月16日 - 6月25日(11回)
プロデューサー 小原一隆
オープニング Ken Arai「PINK KILLS」
エンディング Face Down
外部リンク 公式サイト
スペシャル
放送時間 21:00 - 23:30(150分)
放送期間 2014年1月3日(1回)
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シリーズ3作目の『鍵のかかった部屋』のタイトルでドラマ化され、2012年4月16日から6月25日までフジテレビ系列月曜21時枠ドラマ(月9)枠で放送された。主演は大野智。今作で大野は、フジテレビ系列の連続テレビドラマ初主演を果たした。初回は15分拡大(21:00 - 22:09)、最終回は30分拡大放送(21:00 - 22:24)。

『鍵のかかった部屋』までのシリーズ作品を原作としている[4]キャッチコピーを「密室は、破れました。」とし、サブタイトルにも「密室パズルミステリー」とあるように本格ミステリー色の強い内容で、恋愛ドラマのイメージの強い「月9」では異例の作品を掲げた[4][5]

これまでフジテレビのドラマ演出を担当してきた小原一隆の初プロデュース作。当初は、映像化が未知数だったことから、『鍵のかかった部屋』のみを原作として企画を出したが、上司に原作がシリーズものだと話したことで連続ドラマとして企画を進めることとなった。小原は、土曜23時枠などで放送されるものと考えていたが、内容を詰めていった末に月9枠での放送に決まったという。なお、大野の起用は、小原自身の原作の榎本とイメージが重なったことに起因する[6]

ドラマ版は、榎本と純子、各エピソード毎の人物設定に変化があるなどの相違点があり、榎本と純子にオリジナルキャラクターの芹沢豪を加えた3人による活躍を描いた作品となっている。冒頭のオープニングは、密室であった殺害現場で純子と芹沢が立ち会って榎本が事件の一部について語るシーンで始まる(例外として第10話は登場人物が事件の一部を語るシーンがなく、第11話は架空空間で榎本不在のまま純子が立ち会って芹沢が事件の一部について語っている)。序盤のタイトルバックの画面は毎回微妙に異なり、各回のストーリーに絡むものが流れている。

また、第8話では『めざましテレビ』が劇中の舞台として登場する。

2012年10月10日に発売された『鍵のかかった部屋 Blu-ray BOX』は、オリコンBlu-ray Disc(BD)週間ランキングの10月22日付で総合1位となり、テレビドラマ作品としては同ランキング史上初の総合1位を獲得した[7]

キャスト[編集]

東京総合セキュリティ[編集]

榎本 径〈30〉
演 - 大野智
警備会社「東京総合セキュリティ」の研究員 → F&Fセキュリティ・ショップ経営者[注 2]。仕事で呼ばれないときは備品倉庫室に常駐している。普段は無口かつ無表情でどこまでも冷静で淡々としているが、防犯・鍵に関して膨大な知識を持った鍵マニアでもあり、その話題になると饒舌になる。また化学的な知識にも通じ、推理力・洞察力に長けている。密室の検証を行う際は現場に赴くだけでなく、自分が見て覚えた現場を再現したジオラマの模型を用いる。「密室殺人事件において解けない密室はない」が信条で、密室殺人事件に直面するとトリックを解明しようとする。ただし興味があるのはあくまで密室トリックの解明だけであるため、その解明につながらない限りはそれ以外(犯人の特定等)の事に関心を示さない。右手の親指と人差し指を摩って鍵を開ける動作をし、「密室は破れました」の口上を述べることが密室の謎が解けた合図となる。素性は謎に包まれており、元泥棒の知人がいたり、警察から密かに掌紋照合を含めた身辺調査をされているなど不審さを醸し出す。
立川
演 - 夙川アトム
東京総合セキュリティ、榎本の同僚。スピンオフ企画『純子の手帳』に出演している。

フリードマン・芹沢総合法律事務所[編集]

青砥 純子〈26〉
演 - 戸田恵梨香
フリードマン・芹沢総合法律事務所の新人弁護士。小規模個人法律事務所での約2年間の経験を経て芹沢の事務所で働くことになり、彼のアシスタントとなる。何事にも真面目で一生懸命な性格だが、押してはいけないボタンを押したりするなど、興味を惹かれたものに対して衝動に逆らえず、つい手を出してしまう欠点がある。
芹沢 豪〈50〉
演 - 佐藤浩市
フリードマン・芹沢総合法律事務所弁護士。専門は企業法務。合理主義者で時間に厳しく、短気な性格。金にならない事に時間を奪われることを非常に嫌うため、専門外の刑事事件に関わる事には非協力的で何かと早々と切り上げようとするが結局は最後まで関わっていき、やがて榎本による密室事件の解決が自分の手柄として世間に知られるようになる。その中で榎本に対しても信頼を置くようになり、自分以外の者の頼みで動くと焼きもちを焼いてしまう。推理ものが嫌いで、探偵が犯人を明かすのに勿体付けるような言動に嫌悪感を抱く。犯罪を許さないという正義感は強いのだが、その時々の状況によって平然と建て前を使い、意見を翻意する調子のいい一面もある。美人に対して甘い。
水城 里奈
演 - 能年玲奈(第1期)
フリードマン・芹沢総合法律事務所秘書。父親・重治の勧めで芹沢法律事務所に入所する。学生時代から演劇活動をしている。スピンオフ企画『純子の手帳』では主演を演じている[8]
桐生 はるか〈21〉
演 - 松井珠理奈[9](スペシャル / 友情出演 / SKE48
フリードマン・芹沢総合法律事務所秘書。

その他[編集]

鴻野 光男
演 - 宇梶剛士(Episode3 - 11・スペシャル)
警視庁捜査一課刑事。ある密室事件で芹沢を容疑者として疑って以降、芹沢とは因縁の仲となり、互いに嫌味を言いあう。その密室事件の解決に一役買った榎本の能力に注目し、その素性を探る。

ゲスト[編集]

  • Episode1
    • 池端 誠一(新日本葬礼社専務・大石の甥) - 風間杜夫
    • 日下部 雅友(明正法務司法書士事務所司法書士) - 堀部圭亮
    • 円山(貿易会社社長・大石の友人) - 浜田晃
    • 大石 満寿男(新日本葬礼社社長) - 前田昌明[10]
    • 田代 芙美子(新日本葬礼社社長秘書) - 阿南敦子
    • 小高(中央朝日銀行頭取) - 名高達男
    • 松田 大輝(事件の目撃者) - 土師野隆之介
    • 川崎(中央朝日銀行副頭取) - 前田健
  • Episode2
  • Episode3
  • Episode4
    • 桑島 美香(桑島の妻・菓子鋪亀屋栄泉若女将) - 白石美帆
    • 古溝 俊樹(桑島の友人・生物系雑誌ビバリウムガイドライター) - 松尾諭
    • 矢口(芹沢を取材する記者) - 浅見れいな
    • 桑島 悦子(桑島の母親・菓子鋪亀屋栄泉大女将) - かとうかず子
    • 桑島 雄司(菓子鋪亀屋栄泉社長) - 久ヶ沢徹
  • Episode5
    • 杉崎 俊二(東京都立望ヶ丘高校教師・野球部顧問) - 新井浩文
    • 飯倉 加奈(東京都立望ヶ丘高校教師・杉崎の婚約者) - 関めぐみ
    • 斉藤 美里(純子の友人) - 小松彩夏
    • 竹本 袈裟男(明新工務店社長) - 田窪一世
    • 三井(城栄ホームズ取締役) - 横堀悦夫
  • Episode6
    • 鬼塚 隼人(劇団幸楽園パフォーマー兼脚本家) - 坂本昌行V6
    • 畑山 奈緒(劇団幸楽園パフォーマー兼演出家) - 堀内敬子
    • 井岡 祐樹(劇団幸楽園パフォーマー・里奈の彼氏) - 桐山照史関西ジャニーズJr.
    • 薬師寺 剛史(劇団幸楽園パフォーマー) - 山中聡
    • 水城 重治(日本企業法務弁護士協会会長・里奈の父親) - 清水紘治
  • Episode7
  • Episode8
    • 安西 理佳子(文恵のアシスタント) - MEGUMI
    • 橘 麻美(文恵のアシスタント) - 岩佐真悠子
    • 中田 文恵(友香の叔母・漫画家) - 渡辺めぐみ
    • 中田 友香(文恵の姪・タレント) - 志田未来
    • 三宅正治(フジテレビアナウンサー・めざましテレビMC
    • 生野陽子(フジテレビアナウンサー・めざましテレビMC)
    • 松尾翠(フジテレビアナウンサー・めざましテレビ出演者)
  • Episode9
    • 野々垣 二郎(富樫貿易取締役) - 哀川翔
    • 坂口 健也(富樫貿易取締役) - 高杉亘
    • 八田 三夫(富樫貿易社員) - 鈴木亮平
    • 犬山 勝巳(富樫貿易社員) - 佐藤祐基
    • 岡崎 政嗣(富樫貿易副社長) - 井上肇
    • 八田 美沙(三夫の娘) - 畠山彩奈
    • 富樫 口達(富樫貿易会社社長) - 岩松了
  • Episode10 - 11
    • 佐藤 学(渋谷ビルメンテナンス清掃員) - 玉木宏
    • 穎原 雅樹(介護サービス会社ベイリーフ副社長) - 鈴木一真
    • 久永 篤二(ベイリーフ専務) - 中丸新将
    • 穎原 昭造(ベイリーフ社長) - 佐々木勝彦
    • 伊藤 寛美(ベイリーフ社長秘書) - 西山繭子
    • 河村 忍(ベイリーフ専務秘書) - 本田翼
    • 岩切 新一(ベイリーフ介護ロボット開発課長) - 菅原大吉
    • 安養寺 修(ベイリーフ介護ザル研究課長) - 小須田康人
    • 萬田(警視庁捜査一課刑事) - 丸山智己
  • スペシャル
    • 稲葉 透(現代美術アーティスト) - 藤木直人
    • 岡村 郁子(藤林の姪・エステサロン経営者) - 黒木瞳
    • 平松 哲治(新世紀アートミュージアム館長) - 佐野史郎
    • 小檜山 進(マンション管理人) - 岡田義徳
    • 藤林 昌三(郁子の伯父・AW証券会長) - 黒部進
    • 佐々木(住成商事専務) - 伊藤正之
    • 朝妻 貢(マンション住人) - ト字たかお

スタッフ[編集]

  • 脚本 - 相沢友子仁志光佑岡田道尚
  • 音楽 - Ken Arai
  • 演出 - 松山博昭加藤裕将石井祐介
  • 主題歌 - Face Down」(ジェイ・ストーム
  • オープニング - Ken Arai 「PINK KILLS」
  • 脚本協力 - 森ハヤシ
  • 脚本リサーチ - 西田光志
  • 演出補 - 金井紘、三橋利行、瀬野達也、蔵内彩季子、阿部博行、水戸祐介、小林大介
  • 法務監修 - 馬渕泰至(ルネス総合法律事務所)
  • 防犯指導 - 藤島洋(ALSOK)、高橋二郎
  • 防犯監修 - 梅本正行、ALSOK
  • 法医学監修 - 高木徹也(杏林大学)、上村公一(東京医科歯科大学
  • 科学監修 - 岩尾徹(東京都市大学)、小林良夫(日本工学鑑定センター)
  • 鍵監修 - 一般社団法人カギの110番・カギの救急車
  • マジック指導 - 入江健也
  • 将棋指導 - 大平武洋
  • 演劇監修 - 大塩哲史
  • 劇団幸楽園ダンス吹替 - WRECKING CREW ORCHESTRA
  • 漫画監修 - 池田ユキオ総合学園ヒューマンアカデミー
  • ドッグトレーナー - 佐藤護
  • ガンエフェクト - 早川充
  • 特殊装置 - 青木紀和
  • 美術造形 - 吉田等
  • 模型 - 林淳一
  • VFX - 横石淳、赤羽智史
  • VFXディレクター / オープニング - 山本雅之
  • プロデューサー - 小原一隆
  • 協力プロデューサー - 中野利幸
  • プロデュース補 - 西田久美子、荻田真弓、草ケ谷大輔
  • スペシャルスタッフ
    • 企画協力 - KADOKAWA
    • 演出補 - 岩城隆一
    • スタントコーディネーター - 釼持誠
    • スタント - 松上順也
    • トリックアート協力 - 清水洋信
  • 制作著作 - フジテレビドラマ制作センター

放送日程[編集]

連続ドラマ[編集]

各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 視聴率[12]
Episode1 2012年4月16日 佇む男 鍵のかかった部屋 相沢友子 松山博昭 18.3%[13]
Episode2 2012年4月23日 鍵のかかった部屋 16.5%
Episode3 2012年4月30日 盤端の迷宮 狐火の家 加藤裕将 14.4%
Episode4 2012年5月07日 黒い牙 15.5%
Episode5 2012年5月14日 鍵のかかっていない部屋
(原題「歪んだ箱」)
『鍵のかかった部屋』 松山博昭 15.6%
Episode6 2012年5月21日 密室劇場 仁志光佑 石井祐介 15.4%
Episode7 2012年5月28日 狐火の家 『狐火の家』 相沢友子 加藤裕将 16.1%
Episode8 2012年6月04日 犬のみぞ知る
(原題「犬のみぞ知る Dog Knows」)
岡田道尚 松山博昭 15.4%
Episode9 2012年6月11日 はかられた男 「ゆるやかな自殺」
(単行本未収録)
仁志光佑 石井祐介 16.0%
Episode10 2012年6月18日 硝子のハンマー 硝子のハンマー 相沢友子 加藤裕将 13.8%
Episode11 2012年6月25日 松山博昭 17.5%
平均視聴率 16.0%(視聴率は関東地区ビデオリサーチ社調べ)[12]
  • 2012年4月期の連続ドラマにおいて平均視聴率、最終回視聴率はトップとなった。また、月9枠の連続ドラマにおいては、2011年10月期の「私が恋愛できない理由」から3クール連続で全話平均視聴率が15%を上回った。

スペシャル[編集]

放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 視聴率
2014年1月03日 鏡の国の殺人 『鏡の国の殺人』
小説野性時代掲載)
『二つの密室』(仮)
(未発表)
相沢友子 松山博昭 15.9%

受賞歴[編集]

  • 「第16回日刊スポーツ・ドラマグランプリ(GP)」の春ドラマ選考で、作品賞、主演男優賞(大野智)、助演男優賞(佐藤浩市)、助演女優賞(戸田恵梨香)の4冠を獲得[14]
  • 「第16回2012年度日刊スポーツ・ドラマグランプリ」の年間決戦で作品賞、主演男優賞(大野智)、助演男優賞(佐藤浩市)、助演女優賞(戸田恵梨香)の4冠を獲得[15]
  • 第73回「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で、作品賞、主演男優賞(大野智)、助演男優賞(佐藤浩市)、助演女優賞(戸田恵梨香)、ドラマソング賞の5部門を獲得。
  • 月刊TVnavi』のドラマ・オブ・ザ・イヤー2012(4月-6月期)で、作品賞、主演男優賞(大野智)、助演男優賞(佐藤浩市)、助演女優賞(戸田恵梨香)の4冠を獲得。
  • 月刊TVnaviの第9回ドラマ・オブ・ザ・イヤー2012年間大賞で、大賞(最優秀作品賞)、最優秀主演男優賞(大野智)の2冠を獲得。
  • TV LIFE』の第22回年間ドラマ大賞2012で、作品賞、主演男優賞(大野智)、助演男優賞(佐藤浩市)、助演女優賞(戸田恵梨香)、主題歌賞(Face Down)の5冠を獲得。
  • 第50回ギャラクシー賞 マイベストTV賞第7回グランプリ受賞。[16]
  • MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama2012を受賞[17]
  • US国際フィルム&ビデオ祭2013(U.S. International Film&Video Festival)のエンターテインメント部門で金賞受賞[18]
フジテレビ 月曜9時枠の連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
ラッキーセブン
(2012.1.16 - 2012.3.19)
鍵のかかった部屋
(2012.4.16 - 2012.6.25)
リッチマン、プアウーマン
(2012.7.9 - 2012.9.17)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 『鍵のかかった部屋』特設サイト 著者のインタビューより
  2. ^ 『狐火の家』解説より
  3. ^ 2012本格ミステリベスト10』書評より
  4. ^ a b イントロダクション”. 鍵のかかった部屋オフィシャルサイト. フジテレビジョン. 2012年4月12日閲覧。
  5. ^ テレビドガッチ (2012年2月22日). “大野智がフジ系月9初主演! 防犯オタクが密室トリックを謎解く”. マイナビニュース. 2012年4月12日閲覧。
  6. ^ 『+fact.mini』2012年17号、17頁での小原一隆へのインタビューより
  7. ^ 【オリコン】嵐・大野智が主演作で快挙! ドラマBD史上初の総合首位獲得”. オリコン (2012年10月17日). 2012年10月17日閲覧。
  8. ^ YouTube公式チャンネル・フジテレビ「ミトカナイトフジ!」で公開されている。
  9. ^ スポニチ (2013年11月19日). “OL風も似合う?松井珠理奈「鍵のかかった部屋SP」で大人な秘書役”. 2014年1月4日閲覧。
  10. ^ 楽天エンタメナビ 鍵のかかった部屋第1話
  11. ^ Gガイドテレビ王国 鍵のかかった部屋紹介ページ
  12. ^ a b 全放送回と平均の出典。 鍵のかかった部屋 - スポニチ Sponichi Annex 芸能、2012年6月26日参照。
  13. ^ 鍵のかかった部屋 - とれたてフジテレビ 2012年4月17日、フジテレビ広報部、2012年4月18日参照。
  14. ^ 「鍵のかかった部屋」が4冠/日刊スポーツドラマGP春(nikkansports.com) - 2013年5月7日閲覧
  15. ^ 第16回日刊スポーツドラマグランプリ発表!(nikkansports.com) - 2013年5月7日閲覧
  16. ^ 放送批評懇談会第50回ギャラクシー賞受賞作品
  17. ^ “MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama”を受賞!『鍵のかかった部屋』- とれたてフジテレビ、2012年10月12日参照
  18. ^ ドラマ『鍵のかかった部屋』がUS国際フィルム&ビデオ祭で金賞受賞!”. テレビドガッチ. 2013年7月5日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ 「F&F」は「Forewarned&Forearmed」の略で、「Forewarned is Forearmed(あらかじめ知るは備えなり)」の捩りで「警戒し、かつ武装する」という意味がある模様
  2. ^ スペシャルエピソードより。

外部リンク[編集]