Dr.コトー診療所 (テレビドラマ)
| ドラマ |
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関連項目
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『Dr.コトー診療所』(ドクターコトーしんりょうじょ)は、山田貴敏による漫画作品を原作として、フジテレビ系列で放送されたテレビドラマ。
登場人物についてはDr.コトー診療所を参照。
目次 |
[編集] 概要
沖縄県八重山列島に在るとされる架空の島志木那島(しきなじま)[1]を主な舞台とするドラマ版『Dr.コトー診療所』は2003年に連続ドラマとして第1シリーズが制作され、2004年には特別編とスペシャル編、2006年に第2シリーズと計4作が制作された一連のドラマ作品である。ロケ地となった与那国島の自然が美しく、離島での過酷な医療状況とともに、島でのゆったりとした時間の流れや人間関係が情緒豊かに描かれている。また、都会から島にやってきた人の視点と島の人が外来者を見た視点が対照的に描かれ、時には誤解が生じたり、お互いを傷つけることもあるが、忘れてしまっていた大切なコトにお互いに気付きはじめ、相互に影響しあいながら少しずつ信頼関係を築いてゆく姿が描き込まれている。
富良野塾出身である脚本家の吉田紀子と、主人公のコトー役の吉岡秀隆をはじめとする役者陣の演技や、演出家の中江功をはじめとするスタッフ陣、中島みゆきの主題歌や吉俣良の劇中音楽など、それまでの医療ドラマの視点とは異なる作品になっている。
[編集] 第1シリーズ
フジテレビ系列で、2003年7月3日から同年9月11日まで木曜劇場の枠で放送された第1シリーズ。初回は30分拡大、最終回は15分拡大(プロ野球中継などのスポーツ中継によって放送時間が繰り下げの場合もあり)。
東京の大学病院で外科医をしていた五島健助が星野正一とともに漁船に乗り込み、本土(沖縄本島)から6時間かかる志木那島をめざして洋上を行くところからドラマは始まる。それは島の診療所に常駐してくれる医師を長年さがし続けている、志木那村役場の民生課長星野の要請だった。星野の娘で看護師の彩佳や役場の職員で診療所事務長の和田をスタッフとして張り切る五島だったが、それまでの経緯から島の医師を信用しない島民らは全く診療所に寄りつかない。最初の患者となった島の少年から感謝のしるしとして贈られた診療所の旗に「ドクターコトー診療所」と記されていたため、以来五島は島民からコトーと呼ばれることになる。コトーの医師としての技量の確かさと誠実な人がらはしだいに島民らに受け入れられ、交流を深めていった。そんななかコトーが大学病院を辞めるきっかけとなった医療事故の関係者巽謙司が来島し、最終話に向けて島民を巻きこむ大波乱となる。
[編集] キャスト
- レギュラー出演
- ゲスト出演
[編集] 特別編
2004年1月9、10日の2夜連続でフジテレビ系列の新春ドラマスペシャルとして『Dr.コトー診療所 特別編』が放送された。放送時点でのコトーの回想という形で2003年版の主要エピソードを特別編集した内容だが、サイドストーリーとして北海道にある礼別島(れべつとう:架空の島)診療所での三上新一医師のエピソードが挿入されている。尚、志木那島での新撮場面にはコトーと和田、島の少年たちの他にはレギュラー出演者は登場しない。
志木那島で新年を迎えたコトーのもとに三上医師からの手紙が届く。大学病院を辞した三上はコトーと同じように僻地医療を担うべく、礼別島に赴任していた。島の医師は自分1人という責任の重さと、島民に信頼されない焦りとの苦悩をつづった文面から、コトーは自分が初めて志木那島に来たときの事を思い出していた(そこから回想シーンが始まる)。そして三上に励ましの手紙を書くコトー。三上は患者となった1人暮らしの老女との交流を通して島の医師としての手応えをつかんで行く。
[編集] 2004スペシャル
2004年11月12日、13日に2夜連続のドラマスペシャルとして『Dr.コトー診療所2004』が放送された。2003年第1シリーズの続編として完全新撮されたもので、コトーの身近な人たちを襲う悲劇や苦渋の選択をする姿が描かれている。尚、当初の放送予定は10月であったが、相次ぐ台風のため収録に手間取り、放送が遅れる経緯があった。
島を挙げての祭りのさなか星野昌代が家で倒れているのを、診療所から戻った娘の彩佳が発見した。コトーの緊急手術により一命を取り留めたものの、脳梗塞の後遺症が残り、右半身が不自由になってしまう。昌代の異変に気付かなかったことで、夫の正一や彩佳は後々まで自分を責め続けることになる。一方、コトーに憧れ医師を目指す島の少年、原剛洋は島を出て東京の私立中学受験を決意する。漁師では充分な学資が得られないと考えた父の剛利は、漁船を手放し本土に出稼ぎに行く決断をする。
[編集] 第2シリーズ『Dr.コトー診療所2006』
2006年10月12日から2006年12月21日まで、『Dr.コトー診療所2004』の続編として放送された。前作と同じく木曜劇場の枠での放送。全11回。初回と最終回は30分拡大して放送。また、近年では珍しく、前期と同じ主題歌、同じタイトルバック、同じエンドバックが使用されていた。なお、前シリーズでは、夏のシーンが夏に放送されただけだったが、このシリーズではドラマ中で、春から冬(12月)までの四季の移り変わりが描かれていた。
[編集] キャスト
- 中村三郎: 坂本長利
- 山下一夫: 納谷真大
- 山下道子: 森上千絵
- 山下邦夫: 春山幹介
- 宮野純平: 池田晃信
- 元木渡: 山西惇
- 山下努: 船木誠勝
- 山下春江: 高橋史子
- 山下信一: 石川眞吾
- 山下桃子: 松本梨菜
- ゲスト出演
[編集] スタッフ
- 企画: 杉尾敦弘
- 原作: 山田貴敏
- 脚本: 吉田紀子
- 音楽: 吉俣良
- 主題歌 「銀の龍の背に乗って」 唄: 中島みゆき(作詞・作曲:中島みゆき、Album「恋文」に収録)
- 挿入歌 「思い出だけではつらすぎる」 唄: 柴咲コウ(作詞・作曲:中島みゆき、Album「蜜」に収録)
- 演出(第1シリーズ): 中江功、小林和宏、平井秀樹
- 演出(第2シリーズ): 中江功、平井秀樹、高木健太郎
- プロデュース(第1シリーズ): 土屋健
- プロデュース(第2シリーズ): 中江功、増本淳、塚田洋子
- 協力プロデュース: 東海林秀文
- 制作統括: 大多亮
- 原案協力: 上阪泰幸、宇都宮紀子、山川恵一(小学館「週刊ヤングサンデー」編集部)
- 取材協力: 鹿児島県下甑村立(現薩摩川内市)手打診療所
- 協力: 沖縄県、与那国町、日本航空、日本トランスオーシャン航空、沖縄テレビ放送、渋谷ビデオスタジオほか
- 制作著作: フジテレビ
※中島みゆきのアルバム「恋文」には「思い出だけではつらすぎる」のセルフカヴァーが収録されている。
[編集] 視聴率・タイトル
- Dr.コトー診療所2003(第1シリーズ)
| 放送日 | 各話 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|
| 7月3日 | 第1話 | 美しい南の島から、心温まる感動の物語 ( 「…そこに、人が生きている」) |
中江 功 | 19.6% |
| 7月10日 | 第2話 | 故郷で暮らす母へ | 18.1% | |
| 7月17日 | 第3話 | 赤ちゃんを助けて | 16.1% | |
| 7月24日 | 第4話 | 病気を診るな、人を診ろ | 小林和宏 | 17.7% |
| 7月31日 | 第5話 | 手術で治せない病 | 19.4% | |
| 8月7日 | 第6話 | 愛するわが子へ | 平井秀樹 | 17.2% |
| 8月14日 | 第7話 | 巣立ち | 中江 功 | 15.6% |
| 8月21日 | 第8話 | 救えない命 | 20.2% | |
| 8月28日 | 第9話 | 暴かれた過去 | 小林和宏 | 19.9% |
| 9月4日 | 第10話 | この島を出て行け | 平井秀樹 | 21.5% |
| 9月11日 | 第11話 | 新たな旅立ち | 中江 功 | 22.3% |
| 平均視聴率 18.9% | ||||
- 特別編・2004スペシャル(2004年)
| 放送日 | 各話 | サブタイトル | 視聴率 |
|---|---|---|---|
| 1月9日 | 特別編/第1夜 | 21.0% | |
| 1月10日 | 特別編/第2夜 | 18.5% | |
| 11月12日 | 2004/前編 | 待望の最新作!親子愛・夫婦愛・家族の絆・ コトーを襲う新たな試練 |
22.7% |
| 11月13日 | 2004/後編 | 愛する人を襲う突然の病魔 その時… 家族愛・夫婦愛・親子の絆・切なく優しい涙の別れ! |
23.3% |
- Dr.コトー診療所2006(第2シリーズ)
| 放送日 | 各話 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
|---|---|---|---|---|
| 10月12日 | 第1話 | 二人の約束 | 中江 功 | 23.2% |
| 10月19日 | 第2話 | 最後の言葉 (「それぞれの門出」) |
21.5% | |
| 10月26日 | 第3話 | 秘密の贈り物 (「忘れられた記念日」) |
平井秀樹 | 21.6% |
| 11月2日 | 第4話 | 父のあやまち | 高木健太郎 | 22.3% |
| 11月9日 | 第5話 | 荒海に漂う命 | 平井秀樹 | 21.9% |
| 11月16日 | 第6話 | 息子への誓い (「帰るべき場所」) |
中江 功 | 19.1% |
| 11月23日 | 第7話 | 命の期限 | 21.1% | |
| 11月30日 | 第8話 | 幸福への決断 | 21.8% | |
| 12月7日 | 第9話 | 愛を乞う者 | 高木健太郎 | 22.0% |
| 12月14日 | 第10話 | 失われた信頼 (「切り裂かれた夢」) |
中江 功 | 23.0% |
| 12月21日 | 第11話 | 逃れられぬ、医師の宿命 (「医師の宿命」) |
25.9% | |
| 平均視聴率 22.1% | ||||
※(「 」)内はDVD-BOXで改題されたタイトル 第1シリーズの平均・最高視聴率ともに2003年7月期の連続ドラマで1位となった。第2シリーズの初回視聴率は木曜劇場初回視聴率の歴代最高記録である。第2シリーズの最終回視聴率は2006年の連続ドラマ最終回視聴率1位ととなった(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区) 。
2004年 第12回、2006年 第15回 橋田賞、2003年 第38回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞、主演男優賞、主題歌賞、監督賞、脚本賞、劇中音楽賞、キャスティング賞
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| フジテレビ 木曜22時枠 木曜劇場 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
ムコ殿2003
(2003.4.17 - 2003.6.26) |
Dr.コトー診療所2003
(2003.7.3 - 2003.9.11) |
白い巨塔
(2003.10.9 - 2004.3.18) |
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不信のとき〜ウーマン・ウォーズ〜
(2006.7.6 - 2006.9.21) |
Dr.コトー診療所2006
(2006.10.12 - 2006.12.21) |
拝啓、父上様
(2007.1.11 - 2007.3.22) |
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