君の瞳をタイホする!

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君の瞳をタイホする!
ジャンル テレビドラマ
放送時間 毎週月曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1988年昭和63年)1月4日~3月21日
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビ
出演者 陣内孝則
浅野ゆう子
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君の瞳をタイホする!』(きみのひとみをタイホする)は、バブル景気時の、1988年昭和63年)にフジテレビ系列月曜9時(月9)で放送された、日本のテレビドラマである。

前年放送された「業界ドラマシリーズ」から方向を転換した、近現代に続く「月9・トレンディー路線シリーズ」の第1作で、この作品以後原則として季節ごとの3か月(1クール)くくりの作品がスタートするようになる。

概要[編集]

東京都渋谷区警視庁道玄坂警察署刑事課に勤務する刑事を中心としたラブコメディで、トレンディドラマの元祖とも言える作品。

出演者の大半は刑事なのだが、事件のシーンはあまり無く、コンパナンパのシーンが多く、みなブランド服に身を包み、渋谷などのお洒落なお店がよく登場する。こうしたファッション、ライフスタイルをメインとした作りが、トレンディドラマの元祖とされる。

既に人気があった陣内孝則柳葉敏郎とは別に三上博史の女性人気が爆発。この後三上主演のドラマが多く作られ「トレンディドラマのエース」と呼ばれた。また、それまで「スタイルの良さが鼻に付く」等、女性から反感を買っていて雑誌調査の「女性が嫌うタレント」でも常に上位にランキングされていた浅野ゆう子は、この作品でシングルマザーを演じて一躍女性の共感を獲得した。これが同年7-9月期放送の『抱きしめたい!』のW浅野人気にも繋がった。浅野の他にも数多くのアイドル女優や著名俳優が出演し話題になった。

後に『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』などで「ドラマ黄金時代」を創った大多亮のプロデュース第1作でもある。29歳でプロデューサーに抜擢されたが、当時20代のプロデューサーは極めて異例。それまではTBSが「ドラマ王国」と呼ばれ、当時は若者のテレビドラマ離れが叫ばれており、フジテレビはドラマでは大きく遅れをとっていたことから、思い切ったスタッフ起用ができた。大多Pはスタッフ、キャストとも若い人材を揃え、若者に向けた恋愛ドラマを作ることに徹底した(今では考えられないが、当時は20代女性向けの恋愛ドラマに力を入れている局は無かった)。ドラマ後発局であるフジテレビがドラマ戦線に食い込むすき間は、そこしか無かったという[1]

巻頭のタイトルロールは、渋谷のスペイン坂公園通りで巨大なビリヤード球が陣内を追い掛け回すというコミカルな合成映像で、音楽に使われた久保田利伸も世に出した。この「You were mine」も、ソウル&ファンクテイストを持ったダンスナンバーで当時としては新しくトレンディであり、このドラマがきっかけで久保田の知名度が一気に上がった。

番組のラストには「P.S.トーク ホールドアップ!!」というタイトルで、当時の渋谷界隈で話題となっていたショップ等で、出演者達が各々の趣味やプライベートなどを語るコーナーがもうけられていた[2]

全12回の平均視聴率は17.4%、最終回の視聴率は21.4%を記録したことから、翌年(1989年)に設定を学校(高等学校)に置き換えて引き続き陣内・柳葉が出演した『愛しあってるかい!』が制作されている。前述のように三上のテレビ・映画出演が増えたため、三上が降板しキャラの似るBARBEE BOYSのボーカル・近藤敦とでトリオを組み、ヒロインは小泉今日子に交代した。

ちなみに月9の刑事ドラマは、『87分署シリーズ・裸の街』以来8年ぶりだが、月9の刑事ドラマとしては3作目。

2009年平成21年)、フジテレビ開局50周年記念の一環で、1980年代後半を代表する同局トレンディドラマ4作品のDVD化の一作に選ばれ、ポニーキャニオンよりDVD-BOXが発売された。

エピソード[編集]

  • 浅野ゆう子は、このドラマで初共演した柳葉敏郎に恋愛感情を抱いた。その理由を一世風靡のイメージが凄く強く怖いと思っていた柳葉が、「他の二人のメンズ(陣内孝則、三上博史)に比べると好青年で好きになった」と話している[3]
  • 浅野ゆう子、陣内孝則らがドラマ初回放送日の笑っていいともに番宣のために出演し、その際プロデューサーから「君の瞳をタイホする!」と一回いうごとに金一封をだすということで、陣内孝則が生放送中連呼した。
  • 当初は片岡鶴太郎が出演する予定で、タイトルは『ちょっと署まで』だったが、スケジュールの都合で降板、タイトルも変更された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

サブタイトル[編集]

各話 サブタイトル 視聴率
第1話 私がすきだと自白しなさい 17.3%
第2話 ウッ! 渋谷はキスの多発地帯 14.5%
第3話 アフター5は、恋がヤマ 15.9%
第4話 毎日が恋の緊急事態です 14.3%
第5話 ヒミツ! 警察ザタの恋だもの 15.0%
第6話 はち合わせ! バレンタイン合コンツアー  15.3%
第7話 ファイト! 誕生日のデートの夜は? 18.5%
第8話 俺達美女に変身? 秘密クラブ潜入大作戦 18.5%
第9話 技有り! 思わず愛の四方固め 17.5%
第10話 おフロで修羅場! 恋の綱わたり 18.8%
第11話 恋も大詰め! 好きなら一気に迫ってよ 21.2%
第12話 サヨナラ渋谷の恋の物語 21.4%
平均視聴率 17.4%

脚注[編集]

  1. ^ 『ヒットマン―テレビで夢を売る男』、角川書店、1996年6月、『日経エンタテインメント!』、1996年12月号
  2. ^ DVD版には、「2009年4月現在、この店舗は営業していません」といった形で、注意書きが記されている。
  3. ^ ぴったんこカン・カン、TBS、2008年2月26日

外部リンク[編集]

フジテレビ系 月曜9時枠の連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
荒野のテレビマン
(1987.11.16 - 1987.12.21)
君の瞳をタイホする!
(1988.1.4 - 1988.3.21)
教師びんびん物語
第1シリーズ
(1988.4.4 - 1988.6.27)