城崎温泉

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Hot springs 001.svg城崎温泉
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一の湯と「海内第一泉」の碑
温泉情報
所在地 兵庫県豊岡市城崎町
交通 鉄道:JR山陰本線城崎温泉駅下車すぐ
大阪・神戸から全但特急バスで城崎温泉駅または城崎温泉下車
泉質 塩化物泉
泉温 37 - 83
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城崎温泉(きのさきおんせん)は兵庫県豊岡市城崎町(旧国但馬国、旧城崎郡城崎町)にある温泉平安時代から知られている温泉で1300年の歴史をもつ。江戸時代には「海内第一泉(かいだいだいいちせん)」と呼ばれていて、今もその碑が残る。

泉質[編集]

すべての源泉は1972年に作られた集中配湯管理施設に集められて、平均温度を57度に安定させてから町内に張り巡らされている配管を通じて、各外湯・旅館に送られている。[1]

温泉街[編集]

温泉街の中心を流れる大谿川

基本的に七湯ある外湯めぐりが主体の温泉。その筆頭である「一の湯」は江戸時代「新湯(あらゆ)」と呼ばれていたが、江戸時代中期の古方派(こほうは)の漢方医香川修徳(香川修庵)が泉質を絶賛し、「海内一」(=日本一)の意味を込めて一の湯に改名した。また「さとの湯」は正式名称を「豊岡市立城崎温泉交流センター」といい、浴場施設及び研修室が指定管理者制度による公設民営、そのほかの施設が市営であり、施設内に豊岡市城崎総合支所温泉課がある。

城崎温泉駅前から7つの外湯につながる大谿川沿いに温泉街を形成し、川べりの柳が風情あるものである。知名度と京阪神からのアクセスの良さにもかかわらず、歓楽色の少ない閑静な情緒が特徴である。夏は海水浴、冬はカニ料理に人気がある。城崎温泉駅にもさとの湯(駅舎にある温泉)や足湯飲泉場がある。足湯や飲泉場が温泉街各所にある。

城崎では浴衣を着て下駄を履くのが正装と言われている。温泉街には「ゆかたご意見番」という掲示をした店が多く、浴衣が着崩れたりした時に対応する。浴衣の模様で旅館が分かるとその旅館の下駄を差し出す下足番もいる。色鮮やかな浴衣を貸し出す旅館も多い。 また温泉郷に設置されている7ヶ所の外湯では観光客向けに当日最初の入湯者に一番札を配布している。

大谿川に架かる橋梁群は平成18年度の県の景観形成重要建造物に指定された。

歴史[編集]

コウノトリが傷を癒していた事により発見との伝説がある。717年(養老元年)から720年(養老4年)、道智上人が千日の修行を行った末に湧出したことが城崎温泉のはじまり。(現在のまんだら湯)道智上人は温泉寺開山でもある。温泉寺は以後、城崎温泉の社会的中心になる。

江戸時代温泉番付によると西の関脇(最高位は大関)にランクされる(なお西の大関は有馬温泉であった。)。江戸時代の外湯の元になった湯壷は9つあった。幕末に桂小五郎新選組に追われて城崎温泉に逃げてきたことがあった。江戸時代の城崎温泉はすでに遊技場のほか、食べ物屋は鍋焼き、ぜんざい、うどん、そばなどがある。果物、魚、鳥も各地から運ばれフグ、タコ、カモと何でも手に入った。貸し物屋では三味線、すごろく、碁、琵琶、琴、さらに、槍や刀まで貸してくれていた。このように、客が帰るのを忘れさすほどもてなした。城崎温泉には近郊の藩主や藩士が多数訪れ、にぎわいをみせた。

日露戦争の折は戦争で負傷した兵士を湯治させるために寮養所を城崎温泉に設置した。そのため明治維新からずっと続いていた深刻な不況もなくなった。明治以後も文人墨客に愛され、『城の崎にて』を書いた志賀直哉、作家・有島武郎をはじめとする多数の文豪が来訪。このころ、内湯問題が本格的になる。大正時代の北但馬地震で町は全焼するが、翌月には82人の客が城崎を訪れていて湯が沸いている限り客足は絶えなかった。

第二次世界大戦中、温泉街は、軍人病院となっていた。

1963年に温泉街と大師山山頂を結ぶ城崎ロープウェイが開通。高度成長にあわせて温泉ブームが到来し、城崎温泉は巨大な観光地となった。2008年7月、木屋町通りと四所神社を結ぶ小路に木屋町小路サイト)がオープン。

外湯[編集]

外湯は、一の湯御所の湯まんだら湯さとの湯柳湯地蔵湯鴻の湯の七湯

名所[編集]

その他[編集]

城崎を訪れた文人たち[編集]

有島武郎泉鏡花京極杞陽斎藤茂吉志賀直哉白鳥省吾柴野栗山司馬遼太郎島崎藤村沢庵田中冬二徳富蘇峰山口誓子吉井勇徳富蘆花富田砕花日野草城藤原兼輔前川佐美雄向井去来柳田國男吉田兼好与謝野晶子与謝野寛

ローカルキャラクター[編集]

  • 松葉カニの ジョーくん(弟)、サキちゃん(姉)
  • コウノトリの 翔君、舞ちゃん (夫婦)
  • 城崎泉隊オンセンジャー、 ソトユレッド、ユカタブルー、ムギワライエロー
  • 悪の組織ヘダラーク キガワール将軍、風呂桶怪人スカーン、悪戯怪人コウジャゲーロ、チョッカイ

周辺情報[編集]

祭事・行事[編集]

アクセス[編集]

鉄道
バス
飛行機
羽田空港←(日本航空)→大阪国際空港←(日本エアコミューター)→コウノトリ但馬空港
コウノトリ但馬行きは日本航空東京便と連絡。コウノトリ但馬空港からは空港連絡バス40分で城崎温泉。

参考文献[編集]

  • 『但泉紀行』- 1846年に、蘭医新宮凉庭が娘の「子宮疝」のために城崎で湯治したときに著した温泉論[2]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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外部リンク[編集]