神戸ハーバーランド
神戸ハーバーランド(こうべハーバーランド)は、兵庫県神戸市中央区にある新興市街地。
地元を中心に、単に「ハーバーランド(Harborland)」,「ハーバー」と表記・呼称されることもある[1]。
目次 |
[編集] 概要
旧国鉄の湊川貨物駅や、川崎製鉄(現在のJFEホールディングス)・川崎重工業といった沿岸一帯の工場の跡地が再開発され、1992年に誕生した市街地である。
東端は大阪湾に面し、1981年に竣工されたポートアイランドと並ぶウォーターフロント方式で開発された。国内では当時としては先進的な方式であったこともあり、同年内に日本都市計画学会から『石川賞』が贈られ、翌年・1993年度には国土交通省の『都市景観100選』にも選定された。
対岸の中突堤と共に神戸の玄関口の一つとして、神戸港・高浜旅客ターミナルが設けられている。また、ターミナルの南側には造船業大手の川崎造船と三菱重工業の各造船所がある。
鉄道の便もよく、地下街のデュオこうべが当地を起点に北(山側)に向かって延び、JR神戸線の神戸駅など複数路線の駅が利用できる。
対岸のメリケンパーク側に神戸ポートタワーや神戸海洋博物館といった観光施設が揃うのに対し、ハーバーランド側には神戸モザイクなどの複合商業施設が林立し、顧客の獲得競争が日々繰り広げられている。これらは主にハーバーランド全体の東側に集中しており、住宅街は西側が中心となっている(神戸市内の他の郊外型ニュータウンと同様の構成)。
しかし、どの商業施設も一概に運営が成功しているとは言えず、中には相次ぐテナントの撤退、そして閉鎖に陥るケースもある。例として、ハーバーランドと同時に開業した神戸西武はわずか2年で閉店し、その後のテナントも激しく変遷している。そして、長年当地の商業施設の多くを手がけてきたエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)傘下にある『神戸阪急』は2012年3月11日をもって閉店した。これにより、近隣の三宮地区や元町地区に対し、当地の相対的地位がさらに低下すると提唱されることもある。
なお、神戸阪急の閉店にあわせてH2Oは一連の商業施設の運営から完全撤退し、同業他社のイオンモールが新たに再開発を進めることが発表されている。神戸阪急に近接するHa・Reや神戸モザイクもその対象となっており、神戸阪急に代わるショッピングセンターについては2013年春を目途に開業する予定[2][3]。
[編集] 主な施設
- 高浜旅客ターミナル(高浜岸壁)
- 神戸モザイク(高浜モザイク)
- 海の広場
- モザイクガーデン
- 神戸ハーバーランドダイヤニッセイビル
- 神戸ハーバーランドセンタービル(ファミリオ)
- プロメナ神戸(旧『オーガスタプラザ』)
- 神戸情報文化ビル(カルメニ)
- 神戸クリスタルタワー
- 神戸市総合児童センター(こべっこランド)
- 神戸市産業振興センター
- コーナン
- デュオこうべ
- ハウジングデザインセンター神戸
- ハーバーランド フットサル スタジアム
- パルティーレ神戸ウエディングビレッジ
- はねっこ広場
[編集] 写真集
[編集] 過去に存在していた施設
-
「神戸ハーバーランドセンタービル」を参照
-
「Ha・Re」を参照
- オーガスタプラザ
- 高島屋を中心とした商業施設で、現在の『プロメナ神戸』の先代。大阪ガスの子会社『アーバネックス』が運営していたが、2002年9月にモルガン・スタンレーに売却し、2004年11月に『プロメナ神戸』へ改称。
- なお、付随するオフィスビル(神戸ガスビル)には現在も大阪ガスが入居している。
- 神戸新聞社、デイリースポーツ(神戸本社)
- 神戸新聞会館(現在のミント神戸の先代ビル)が阪神・淡路大震災により全壊したため、1995年2月から1996年8月までハーバーランドダイヤニッセイビル(現在のHa・Reに相当)に入居していた[4]。
- それ以降は神戸情報文化ビルに入居している。
[編集] 最寄り駅
各駅からデュオこうべを南(海側)に歩いて数分。
[編集] 出典・脚注
- ^ 例として、当地の最寄り駅の一つ・神戸市営地下鉄海岸線の「ハーバーランド駅」がある。
- ^ “神戸ハーバーランド、イオン主導で再開発”. 神戸新聞. (2011年10月27日) 2011年10月28日閲覧。
- ^ 神戸ハーバーランド再開発業務受託について イオンモール 2011年10月27日掲載
- ^ 登記上の本社は西神ニュータウンにある印刷所「神戸新聞製作センター」に置いていたが、実質的な本社機能は当地にあった。
[編集] 関連項目
- かつては深夜帯のみ、高浜旅客ターミナルに発着していた(その他の時間帯は須磨港)。1998年4月廃止。
[編集] 外部リンク
|
|||||