舞子駅

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舞子駅*
舞子駅と「Tio舞子」
舞子駅と「Tio舞子
まいこ - Maiko
垂水 (2.0km)
(1.9km) 朝霧
所在地 神戸市垂水区東舞子町3-1
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線   A   山陽本線JR神戸線
キロ程 15.1km(神戸起点)
大阪から48.2km
電報略号 マコ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
20,408人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1896年明治29年)7月1日**
乗換 舞子公園駅山陽電気鉄道本線
備考 直営駅
みどりの窓口
神 神戸市内
* 1899年までの名称は「舞子公園」
** 仮停車場としての開業日。1906年(明治39年)12月1日に駅に昇格。

配線図

朝霧駅

1 2


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STR+BSl STR+BSr STR STR
STR+BSl STR+BSr STR STR
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垂水駅

構内
南西側1階(2008年12月)
南西側2階、バスターミナルへ繋がる通路(2008年12月)

舞子駅(まいこえき)は、兵庫県神戸市垂水区東舞子町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。「JR神戸線」の愛称区間に含まれている。

概要[編集]

三ノ宮方面から来てこの駅が神戸市内一番西の駅である。第2回近畿の駅百選選定駅である。

駅の上部に神戸淡路鳴門自動車道高速舞子バス停留所があり、京阪神方面と淡路島四国方面への乗り換え口となっている。明石海峡大橋開通に伴う高速舞子バスターミナル開設により、1998年から電車線を走行する快速が停車するようになった(以前は各駅停車のみ)。列車線にはプラットホームが設置されていないため列車線を走行する快速(朝夕ラッシュ時の一部に設定)・新快速特急は停車できない。

駅構造[編集]

電車線のみに島式ホーム1面2線(ホーム長245m、12両編成対応)を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は1ヶ所のみ。駅舎とホームを結ぶ階段は姫路側に設置されており、その階段の裏側にトイレがある。

前述のように、1998年3月ダイヤ改正までは普通列車のみの停車であったため、ホーム長は8両編成に対応した165mしかなかったが、快速停車に合わせて延長された[1]

直営駅神戸駅の被管理駅)。アーバンネットワークエリアに属しており、ICOCA及び提携ICカード利用可能駅である。

舞子駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1   A   JR神戸線 下り 西明石姫路方面
2   A   JR神戸線 上り 三ノ宮尼崎大阪方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

ダイヤ[編集]

日中時間帯は1時間あたり快速・各駅停車とも4本が停車する。朝ラッシュ時の大阪方面は各駅停車が4分間隔で発車する。夕方ラッシュ時は電車線走行の快速が4本、西明石行きの各駅停車が8本停車する。

駅周辺[編集]

舞子は古来から保養地として知られていたが、高度成長期以降は垂水区西部の住宅地の発展により、これらの住宅地へのアクセス拠点となった。さらに明石海峡大橋の開通により、橋を経由する高速バスとの乗り換え拠点としての性格も合わせもつようになった。

駅北側には舞子公園駅山陽電気鉄道本線)があり、駅の真上の神戸淡路鳴門自動車道上に高速舞子バスターミナルがある。当駅・山陽電鉄の駅と自動車道に囲まれるようにして超高層ビルTio舞子」があり、両駅と連絡通路で直結している。

駅南側の明石海峡大橋下は舞子公園として整備されている。

また周辺には保養地や明石海峡の要地としての歴史を伝える施設が残る。

バス路線[編集]

利用状況[編集]

2011年度の1日あたりの乗車人員は20,408人で、これはJR西日本の駅の中では第47位である[2]

「神戸市統計書」(神戸市企画調整局総合計画課・編)及び「兵庫県統計書」によると、年間乗車人数及び1日あたり乗車人員は以下の通りである。

年度 年間
乗車人数
左記の内
定期利用者
一日平均
乗車人員
1999年 7,093千 4,339千 19,380
2000年 7,423千 4,433千 20,336
2001年 7,305千 4,466千 20,014
2002年 7,161千 4,467千 19,619
2003年 7,334千 4,593千 20,039
2004年 7,331千 4,637千 20,086
2005年 7,539千 4,741千 20,655
2006年 7,647千 4,740千 20,951
2007年 7,675千 4,752千 20,970
2008年 7,702千 4,763千 21,102
2009年 7,553千 4,740千 20,692
2010年 7,412千 4,660千 20,306
2010年 7,449千 4,718千 20,408

歴史[編集]

なお隣接する山陽電気鉄道舞子公園駅も、開業時は「舞子」と称しており、1927年 - 1935年までは二つ並んでいた。当駅も開業当初「舞子公園」と名乗っていたが、そう名乗っていたのは山陽電気鉄道開業前の1896年 - 1899年である為、「舞子公園駅」が二つ並んでいたことはない。

当駅で発生した転落事故[編集]

事故の概要[編集]

2010年12月17日、快速電車(姫路発米原行き、12両編成)から下車した直後の女性(32)が車両の連結部付近(詳細は下記を参考)でホームから線路に転落した。転落を目撃した他の乗客により、非常停止ボタンが押され、報知灯が作動していたと見られるが、当該電車の車掌は転落に気付かず列車はそのまま発車した。その後ハンカチを振って知らせる乗客に気付き、車掌は電車を非常停止させたが、電車は約50m走行した状態であった。その後電車にひかれた女性は死亡した。また、この際に救出しようとした友人の女性(28)が負傷した。

事故を防止できなかった要因[編集]

事故を防ぐことのできなかった主な要因は次のように挙げられる。

  • 女性が転落した部分は、4両目と5両目の間の先頭車両同士が連結された部分であったため、通常の連結部に設置されている転落防止ガードは設置されていなかった。
  • ホームに配置されている駅員が不在であった。
  • 現場のホームは直線で見通しは良好であった。しかし、非常停止ボタンを押しても全ての報知灯が作動するわけではなく、押された非常ボタン付近の報知灯のみが作動する仕組みであり、車掌が報知灯の作動に気付かなかった。なお、これに対しJR西日本は「報知灯は押した場所を知らせるためのもの」としている。

その後の対策[編集]

乗客の転落防止のため、連結部分の前照灯を点灯させる措置が行われている。
  • 2011年1月末に、当駅の先頭車両同士の連結部が停車する可能性のある3か所のうち、車掌から最も遠い1か所に金属製の固定柵(幅約2.5m、高さ約1.2m)が設置された[3]
  • 当駅のホーム上の非常報知灯が14個から21個に増設された[4]
  • 転落防止のため、連結部分にあたる運転席の室内灯を終日点灯させる取り組みを始めたが、効果が薄いため一部の車種をのぞき連結部分の前照灯を終日点灯とすることに改められた[5]
  • 207系1編成(3両+4両)の先頭車に転落防止カバーを試験的に取り付け、半年間効果を検証するとしている[6]
  • 視覚障害者向けには先頭部に音声警報装置を取り付ける予定。287系2編成及び前述の転落防止カバーを取り付けた207系1編成で既に実施[7]

参考文献[編集]

  • 2010年12月18日付 朝日新聞朝刊・夕刊

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
  A   JR神戸線(山陽本線)
新快速・快速(列車線経由、朝の上りのみ運転)
通過
快速(電車線経由)
垂水駅 - 舞子駅 - 明石駅
普通
垂水駅 - 舞子駅 - 朝霧駅

脚注[編集]

  1. ^ JR神戸線舞子駅ホーム延伸工事の着工について (インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1997年8月19日
  2. ^ JR西日本「データで見るJR西日本2011」
  3. ^ 出典:2011年2月13日付 朝日新聞朝刊39面
  4. ^ 出典:2011年2月13日付 朝日新聞朝刊39面
  5. ^ 出典:神戸新聞NEWS 2011年5月29日付
  6. ^ 出典:神戸新聞NEWS 2011年8月2日付
  7. ^ 出典:神戸新聞NEWS 2011年5月29日付

関連項目[編集]

外部リンク[編集]