天王寺駅

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天王寺駅
てんのうじ - Tennōji
所在地 大阪市天王寺区阿倍野区
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細
大阪市交通局駅詳細
阪堺電気軌道駅詳細
南海電気鉄道(廃線・駅詳細
乗換 大阪阿部野橋駅近鉄南大阪線
JR天王寺駅ビル・天王寺MIO(2008・4月撮影)

天王寺駅(てんのうじえき)は、大阪府大阪市天王寺区阿倍野区にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・大阪市営地下鉄

駅名の由来は、駅近くにある四天王寺の略称である。つまり、付近に天王寺という寺はない。

本項目では阪堺電気軌道の駅である天王寺駅前駅(てんのうじえきまええき)と、廃止になった南海電気鉄道の駅についても記す。

目次

[編集] 概要

JR西日本の大阪における奈良関西国際空港和歌山紀伊半島方面のターミナル駅であるが、大阪環状線経由でJR難波駅新大阪駅(京都方面)・大阪駅京橋駅といった大阪都心部の他の主要駅へ直通運転させることが多いため、構造上櫛形ホームを有しつつも、途中駅あるいは分散型ターミナルになっている側面がある。また、近畿日本鉄道大阪阿部野橋駅とは地下通路、歩道橋で結ばれており、事実上の同一駅ともいえる。

JR西日本の駅はアーバンネットワークエリアに入っている。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。

JRと地下鉄の駅ではICOCAPiTaPaの利用が可能。またJR駅ではICOCAと相互利用可能なカードが、地下鉄駅ではスルッとKANSAI対応各種カードが利用できる。なお、阪堺上町線では上記のカードは全て利用できない。

[編集] 利用可能な鉄道路線

近鉄南大阪線大阪阿部野橋駅)との乗換駅でもある。ただし、近鉄けいはんな線大阪市営地下鉄中央線の連絡切符では、長田駅経由でなければいけないため、当駅では近鉄と大阪市営地下鉄の乗り継ぎはできない。

[編集] JR西日本

[編集] 駅構造

JR 天王寺駅
JR天王寺駅正面(2007年5月)
JR天王寺駅正面(2007年5月)
てんのうじ - Tennōji
所在地 大阪市天王寺区悲田院町10-45
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 テン
駅構造 地上駅
ホーム 5面5線 (頭端式)
4面7線 (島式)
乗車人員
-統計年度-
142,268人/日(降車客含まず)
-2007年度-
開業年月日 1889年明治22年)5月14日
乗入路線 3 路線
所属路線 関西本線大和路線
キロ程 171.4km(名古屋起点)
加茂から50.5km
東部市場前 (2.4km)
(1.0km) 新今宮
所属路線 大阪環状線
キロ程 *11.0km(大阪起点)
新今宮 (1.0km)
(1.0km) 寺田町
所属路線 阪和線
キロ程 0.0km(天王寺起点)
◄**(新今宮) (-km)
(1.5km) 美章園
備考 みどりの窓口
阪 大阪市内
* 西九条経由の距離(京橋経由の場合は10.7km)
** 大和路線新今宮方面から阪和線への直通あり
阪和線ホーム
JR中央改札口付近
JR中央改札口付近(このように終日混雑している)
2008年3月15日のダイヤ改正より供用を開始した阪和短絡線。後方に見える高架道路は大阪府道28号天王寺バイパス

JR西日本の駅は上町台地上に位置する地上部と、それを東西に貫通する掘割部の2層構造になっている。地上部に阪和線ホームと中央コンコースがあり、掘割部に大阪環状線、大和路線(関西本線)のホームがある。阪和電気鉄道に由来する阪和線のホーム(1-9番のりば)と、関西鉄道に由来する大和路線(関西本線)、大阪環状線のホーム(11-18番のりば)とで構造的にも実務的にも分かれている。

[編集] のりば

1-9番のりば
阪和1-5番線(阪和線きのくに線)は櫛形5面5線の地上ホーム。2・3番のりば(阪和4番線)、4・5番のりば(阪和3番線)、6・7番のりば(阪和2番線)、8・9番のりば(阪和1番線)それぞれが1本の線路を共有していて、3・4・7・8番のりばは乗車専用ホーム、2・5・6・9番のりばは降車専用ホームになっている。原則として4番のりばは始発の快速列車、7・8番のりばは普通列車に使われる(普通列車は交互に使用)。
1番のりばはかつて特急専用ホームで中間改札が設けられていたが、のちに撤去され主に早朝の関空快速やきのくに線(和歌山以南)に直通する列車を中心に使用されていた。現在はほとんどの定期特急列車が関西本線ホームから発着し(毎週土曜に運行される1本の南紀方面行きの列車のみ、1番のりばから発車)、きのくに線直通臨時列車のみが発着する。
2007年のダイヤ改正で1番のりばはラッシュ時の快速系統用、2番のりばは特急及びはんわライナー用のホームとなり、3番のりばは使われなくなっていた。しかし、2008年のダイヤ改正により再度これが入れ替わり、1番のりばが特急及びはんわライナー用、3番のりばが快速用(2番のりばは降車用)という形に戻った。同時に3番のりばも8連対応のホームに延伸された。
また阪和線の快速列車も阪和線ホーム(始発列車)と大和路線ホーム(主に大阪環状線直通の関空快速・紀州路快速)からの発車に分かれるため利用の際は注意が必要である。また平日夕ラッシュ時には天王寺始発の快速列車でも大和路線ホームから発車する列車もある。
1番のりばの先(東方)には留置線が1本設置されている。
11-14番のりば
1-3番線(大阪環状線)は島式2面3線の地上ホーム(掘割)。12・13番のりば(2番線)で1本の線路を共有する。12番のりばは内回り電車の始発(折り返し)専用。なお関空快速・紀州路快速や大和路快速を含めた阪和線・大和路線方面から直通してくる大阪環状線外回り電車は大和路線17・18番のりば(7・8番線)から発車する。
ホーム西方には留置線が2本設置されており、頻繁に列車の往来がある。11-14番のりばの3線全ての線路と繋がっている。
14番のりばと15番のりばの間に、ホームのない線路が1本存在する(4番線)。留置線から出区して奈良方面への回送や、大和路線JR難波駅への回送のために使用される。
このホームでは以前は接近時の自動放送はなく駅員の肉声放送だった。現在の接近放送はJR京都線JR神戸線などで使われているものと同じシステム(通称「東海道型」。ただしJR京都線・JR神戸線のものと文言・抑揚は多少異なっている)が使われている。戸閉め注意放送は大阪環状線の他の駅と同じく押ボタン式である。ちなみに、11-18番のりばの接近放送は奇数のりばは男声、偶数のりばは女声に統一されており、大阪環状線で使用されている戸閉め注意放送(音声担当者は接近放送と異なる)は外回りは男声、内回りは女声に統一されているため、11番線と14番線では、接近時と発車時の放送の性別が異なるという珍しいことが起きている。
15-18番のりば
5-8番線(大和路線、大阪環状線直通の阪和線関西空港線きのくに線)は島式2面4線の地上ホーム(掘割)。本来、大和路線用のホームであるが、1989年に阪和線と大和路線を結ぶ構内短絡線が設けられて以来、阪和線の列車もこのホームに乗り入れ、大阪環状線との直通が可能になった。短絡線は当初単線でかつ大和路線と平面交差していた(そのため直通列車は16・18番のりばに発着)ことから、ダイヤ上のボトルネックとなっていたが、2008年3月15日より短絡線が複線化され、平面交差も解消された。現在、直通列車は15・18番のりばに発着する。これに合わせて大阪環状線外回り直通の快速列車におけるLED発車標での表示はすべて「快速 大阪」に統一された。
一つのホームに大和路線と阪和線直通の列車が発着することから、2003年頃までは自動放送が全くなく、案内は全て駅員による放送で行われていた。2006年現在、大阪環状線のホームと同様のシステム(戸閉め注意放送は環状線ホームと異なり、東海道型の自動放送)が使われている。
阪和線ホーム(当駅始発)
1 阪和線 和歌山方面 (はんわライナーのみ)
きのくに線(特急) 白浜新宮方面 (当駅始発の特急のみ)
2 (3番のりばの列車の降車専用)
3・4 阪和線 鳳・和歌山方面 (当駅始発の快速・区間快速)
関西空港線 関西空港方面 (当駅始発の関空快速
5・6 (4・7番のりばの列車の降車専用)
7・8 阪和線 鳳・和歌山方面 (主に普通列車)
9 (8番のりばの列車の降車専用)
大阪環状線ホーム
11・12 大阪環状線(内回り) 鶴橋京橋大阪方面 (12番のりばは当駅始発のみ)
13 (12番のりばの列車の降車専用)
14 大阪環状線(外回り) 弁天町西九条・大阪方面
大和路線ホーム(阪和線・大和路線 - 環状線の直通列車も使用)
15 阪和線 鳳・和歌山方面 (主に大阪環状線からの直通)
関西空港線 関西空港方面 (特急「はるか」及び関空快速)
きのくに線(特急) 白浜・新宮方面
大和路線(上り) 王寺奈良加茂高田方面
16 大和路線(上り) 王寺・奈良・加茂・高田方面
17 大和路線(下り) JR難波方面
大阪環状線(外回り) 弁天町・西九条・大阪方面 (大和路線からの直通)
18 大和路線(下り) JR難波方面
大阪環状線(外回り) 弁天町・西九条・大阪方面 (阪和線・大和路線からの直通)
JR京都線直通 新大阪京都方面 (特急及びB快速のみ)

[編集] 配線図

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