きたみ (列車)

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きたみ
キハ54形「きたみ」(2009年7月29日、奥白滝信号場)
キハ54形「きたみ
(2009年7月29日、奥白滝信号場
運行事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
列車種別 特別快速
運行区間 旭川駅 - 北見駅
経由線区 宗谷本線石北本線
使用車両
(所属区所)
キハ54形気動車
旭川運転所
運行開始日 1988年3月
備考 2009年10月現在のデータ
きたみ 運行経路図
KBHFa
旭川駅 JR北石北本線宗谷本線
eGRENZE
新旭川駅 ↓JR北:石北本線
BHF
当麻駅
BHF
上川駅
BHF
白滝駅
BHF
丸瀬布駅
ABZfg KBHFr
遠軽駅
BHF
安国駅
BHF
生田原駅
BHF
金華駅
BHF
留辺蘂駅
BHF
相内駅
BHF
東相内駅
BHF
西北見駅
KBHFe
北見駅
旭川行 丸瀬布停車中

北見行 旭川発車後

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当初はヘッドマーク付で、3両での運転も行われた(1988年6月)
専用車にはマークを掲示していた

きたみは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が旭川駅 - 北見駅間を石北本線を経由して運行する特別快速列車。

概要[編集]

旭川駅 - 北見駅間を下りは3時間19分、上りは3時間8分で結ぶ。1日1往復運転されており、旭川駅 - 遠軽駅間は当麻駅上川駅白滝駅丸瀬布駅のみ停車、遠軽駅 - 北見駅間は生野駅西留辺蘂駅を除く各駅に停車する。運転開始当初は遠軽駅 - 北見駅間の停車駅は生田原駅と留辺蘂駅のみで、「旭川駅 - 北見駅間を3時間を切る(2時間59分)、特急料金不要の列車」として周知していた。また、2006年までは特急「オホーツク」の夜行が停車する当麻駅も通過していたが、同夜行の廃止と入れ替えに当列車が同駅に停車するようになった。

1987年(昭和62年)11月2日より北見バス(北海道北見バスの前身)と道北バスが同区間で都市間バス「特急石北号」の運行を開始。JR北海道は沿革にもあるとおり臨時急行「大雪82・83号」を運行していたが、都市間バスの好調を受けて新聞のサービスや飲料水自動販売機を設置した専用車両を用意。運賃・料金差を抑えるべく、別料金がかからない特別快速に変更した。特別快速化後最初の運行期間の乗車人員が130人の定員に対し平均約100人と好調であったことから、程なくして毎日運転となっている。

特急券が不要な普通列車だが、同区間を走行する特急「オホーツク」との所要時間差が小さいのが特長(特急「オホーツク」の旭川 - 北見間の平均所要時間は下り2時間59分、上り2時間53.5分)。石北本線では数少ない料金不要直通列車のため、青春18きっぷの利用期間は混雑する。

運転開始当初は、JTBの全国版時刻表には「[特別快速きたみ]」、すなわち列車名が「特別快速きたみ」で種別が特記なしという形で記載されていた。現在は「特快」マークに列車名「[きたみ]」という記載に改められている。

使用車両[編集]

キハ54形気動車を1両(繁忙期は2両)、ワンマン運転で充当する。種別幕に「特別快速」が無いため、「快速」を表示する。

当初はキハ54形502 - 504の3両を専用車として使用。「ペパーミントシティ北見」のマスコット『ミントくん』(ハッカの葉を咥えたエゾリス)を描いたヘッドマークおよび側面にマークを掲出し、"PEPPERMINT TRAIN"の愛称が付されていた。概要にある通り新聞等のサービスを行ったほか、運転区間が長距離に及ぶことからJR北海道の他の普通・快速列車が禁煙化される中、デッキに灰皿を設置し喫煙可能となっていた。

ヘッドマークは小型への変更を経て2003年頃までに掲出を取り止め、マークと自動販売機は2004年までに撤去された。同時期の全面禁煙化により灰皿の撤去も行われ、専用車を用いる必要が無くなったことから以降は502 - 504以外のキハ54形も運用に就いている。

運行[編集]

北見駅発は朝、旭川駅発は夕刻にそれぞれ出発する。特急「オホーツク」が設定されていない時間帯を補完する目的もあり、旭川駅ではL特急スーパーカムイ」と、北見駅では網走駅知床斜里駅釧網本線)方面の普通列車と接続する。

停車駅[編集]

旭川駅 - 当麻駅 - 上川駅 - 白滝駅 - 丸瀬布駅 - 遠軽駅 - 安国駅 - 生田原駅 - 金華駅 - 留辺蘂駅 - 相内駅 - 東相内駅 - 西北見駅 - 北見駅

沿革[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 北見現代史編集委員会『北見現代史』(2007年)