すずらん (列車)

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すずらん
785系「すずらん」(2007年10月1日 室蘭駅)
785系「すずらん
(2007年10月1日 室蘭駅
運行鉄道事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
列車種別 特急列車(東室蘭 - 札幌)
普通列車(室蘭 - 東室蘭)
運転区間 室蘭駅 - 札幌駅
経由線区 室蘭本線千歳線函館本線
使用車両
(所属区所)
785系電車札幌運転所
789系電車(札幌運転所)※臨時列車のみ
運転開始日 1992年7月1日
備考 2010年12月4日現在のデータ

すずらんとは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が室蘭駅 - 札幌駅間を室蘭本線千歳線函館本線経由で運行する特別急行列車エル特急)。

目次

[編集] 運行概況

道南地区と道央地区を結ぶ特急「スーパー北斗」・「北斗」東室蘭駅 - 札幌駅間で運行経路が重複するが、本列車群は急行「ちとせ」が格上げされた列車で、道央・道南地区の都市間輸送に重点を置いた性格となっており、速達列車の「スーパー北斗」や「北斗」に比べ、停車駅は多くなっている。

東室蘭駅 - 室蘭駅間を普通列車として運転し、各駅に停車するスタイルも「ちとせ」から受け継いだものとされる。


使用車両・編成
2007年10月1日以降の編成図
PJRPJRNC
すずらん
← 室蘭
札幌 →
1 2 3 4 5
  • 全車禁煙
凡例
指=普通車座席指定席uシート
自=普通車自由席
2007年10月1日ダイヤ改正以後、定期列車は785系電車5両編成で運転している。臨時列車は789系1000番台5両編成で運転する場合もある[1]
過去の使用車両については下記「運行系統の沿革」を参照。
担当車掌の所属

[編集] 臨時列車の設定

室蘭駅に近い室蘭市入江運動公園陸上競技場で、Jリーグコンサドーレ札幌の試合が行われるのに合わせ、「すずらん」に準ずる運行形態で、臨時列車「コンサドーレ号」が運行される場合がある。[2][3]

[編集] 沿革

[編集] 列車名の沿革

[編集] 運行系統の沿革

ここでは、室蘭駅 - 札幌駅の系統を含め、室蘭本線・千歳線を経由する列車で函館駅までの直通がないものを述べる。なお、函館駅までの直通系統については「北斗」の項目を、循環急行「いぶり」(札幌駅 - 伊達紋別駅 - (胆振線) - 倶知安駅 - 札幌駅)は胆振線を参照されたい。

  • 1950年(昭和25年)10月1日:室蘭駅 - 札幌駅間を運行する準急列車が設定される。この列車には翌1951年に「エルム」の名称が与えられる。
  • 1953年昭和28年)5月16日:虻田 - 札幌間に準急列車が運行開始。後の準急「たるまえ」の前身に相当する。
  • 1956年(昭和31年)11月19日:「エルム」に長万部駅発着編成を連結。なお、長万部駅 - 東室蘭駅間は普通列車として運行された。
  • 1958年(昭和33年)10月1日:虻田駅(現在の洞爺駅) - 小樽駅臨時準急列車「たるまえ」新設。
  • 1959年(昭和34年)
    • 6月7日:札幌駅 - 様似駅間を千歳線・日高本線経由で運行する臨時準急列車として「えりも」が運転開始する。
      急行「ちとせ」列車名表示板
    • 9月22日:室蘭駅 - 札幌駅間に気動車準急列車として「ちとせ」が設定される。
      「ちとせ」については、長万部駅・礼文駅豊浦駅・虻田駅始発の列車を東室蘭駅で分割・連結するものもあった。なお、長万部駅・礼文駅・豊浦駅・虻田駅 - 東室蘭駅は普通列車として運行された時期もあった。
  • 1960年(昭和35年)4月22日:札幌駅 - 様似駅間を運行する準急列車として「日高」(ひだか)運転開始。
  • 1961年(昭和36年)10月1日:このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    1. 室蘭駅 - 札幌駅間を運行する準急列車の名称を「ちとせ」に統合。これにより、「エルム」名称廃止。
    2. 「たるまえ」定期化とともに延長され函館駅 - 旭川駅の準急列車となる。以下の「たるまえ」の沿革はこちらを参照のこと。
  • 1965年(昭和40年)10月1日:豊浦駅・洞爺駅 - 札幌駅間に準急列車として「とうや」新設。
  • 1966年(昭和41年)
    • 3月5日:準急列車制度の改変に伴い「ちとせ」・「とうや」・「えりも」・「日高」急行列車に格上げ。
    • 6月1日:「日高」、「えりも」に名称を統合。同時に1往復増便し3往復体制とする。
  • 1972年(昭和47年)3月15日:「とうや」を「ちとせ」に統合。また、「えりも」下り3号・上り1号の静内駅 - 様似駅間を普通列車に格下げ。
  • 1980年(昭和55年)10月1日:室蘭駅 - 白石駅間電化完成および千歳空港駅(現在の南千歳駅)新設に伴うダイヤ改正により、室蘭駅 - 札幌駅 - 旭川駅に781系電車による電車エル特急「ライラック」を新設。
急行「えりも」(1986年8月 札幌駅)
781系電車によるエル特急「すずらん」(2001年6月 札幌駅)
  • 1992年(平成4年)7月1日新千歳空港開港・新千歳空港駅開業に伴い、「ライラック」の系統を変更。
    1. 新千歳空港駅・札幌駅 - 旭川駅間の「ライラック」と、室蘭駅 - 札幌駅間の「すずらん」(7往復)に分離。
    2. 「ライラック」については、新千歳空港駅 - 札幌駅間は快速エアポート」に変更。
    • このころ、781系の出入口ドアの増設工事のため、車両不足になり、「すずらん」が785系2両編成2本連結やキハ183系3 - 4両による代走が見られた。
  • 1994年(平成6年)3月1日:「スーパー北斗」運転開始に伴う「北斗」系統を8往復から11往復に増発。これに伴い「すずらん」5往復に減便。
  • 2000年(平成12年)
  • 2004年(平成16年)3月13日:「すずらん」全車禁煙化。
  • 2007年(平成19年)10月1日:「すずらん」全列車を785系電車に置き換え。また、「すずらん」全列車が沼ノ端駅停車となる。
    • なお、車両送り込みの関係上、前日9月30日札幌駅発の「すずらん8号」については一足早く785系電車により運転された。
  • 2010年(平成22年)12月4日:10号の運転時刻を繰り上げる。同時に土休日やイベント開催時に運行される臨時列車1便(82号・改正前のすずらん10号の時間帯)が増発される。

[編集] 列車愛称の由来

五十音順による

  • エルム」:ニレ科の植物の総称。
  • 「えりも」:襟裳岬から。
  • 「すずらん」:北海道に多く見られる花のスズランから。
  • 「たるまえ」:通過地付近にある樽前山から
  • 「ちとせ」:通過地である千歳市・千歳線にちなむ。
  • 「洞爺」・「とうや」:洞爺湖から。
  • 「日高」(ひだか):日高支庁・日高本線から。

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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