宗谷 (列車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スーパー宗谷・サロベツ 運行経路図
キハ261系「スーパー宗谷」(2006年3月16日、雄信内駅)
キハ261系スーパー宗谷
(2006年3月16日、雄信内駅

S宗:特急「スーパー宗谷
サ:特急「サロベツ
S宗


KBHFa KBHFa
札幌駅 JR北函館本線/↓特急「スーパー宗谷」「サロベツ
BHF BHF
岩見沢駅
STR HST
美唄駅
STR HST
砂川駅
BHF BHF
滝川駅
BHF BHF
深川駅
BHF BHF
旭川駅 ↓JR北:宗谷本線
BHF BHF
和寒駅
BHF BHF
士別駅
BHF BHF
名寄駅
BHF BHF
美深駅
BHF BHF
音威子府駅
BHF BHF
天塩中川駅
BHF BHF
幌延駅
BHF BHF
豊富駅
BHF BHF
南稚内駅
KBHFe KBHFe
稚内駅
特急スーパー宗谷 稚内駅(2005年5月10日)
特急サロベツ 稚内駅(2005年5月10日)
お座敷車を増結した状態(2007年10月7日)

スーパー宗谷(スーパーそうや)とは、北海道旅客鉄道札幌駅 - 稚内駅間を函館本線宗谷本線経由で運転している特急列車。項目名の「宗谷」は同列車の前身の準急・急行列車の愛称である。本項目では、宗谷本線・天北線を中心とした優等列車の沿革に加え、現在スーパー宗谷と同区間を運転する特急列車であるサロベツについてもこの項で記載する。

目次

[編集] 運転概況

[編集] 所要時間・運転本数等

  • スーパー宗谷(始発駅を朝・夕に発車)
    • 1日2往復。
    • 名寄駅以南の最高速度:130km/h
    • 4時間56~59分で結ぶ。
  • サロベツ(始発駅を昼に発車)
    • 1日1往復。
    • 名寄駅以南の最高速度:120km/h
    • 上り(稚内→札幌)5時間23分
    • 下り(札幌→稚内)5時間34分で結ぶ。
    • 車内販売はない(飲料の自動販売機はある)。

[編集] 停車駅

札幌駅 - 岩見沢駅 - (美唄駅) - (砂川駅) - 滝川駅 - 深川駅 - 旭川駅 - 和寒駅 - 士別駅 - 名寄駅 - 美深駅 - 音威子府駅 - 天塩中川駅 - 幌延駅 - 豊富駅 - 南稚内駅 - 稚内駅

※美唄駅・砂川駅は上りの特急サロベツのみ停車。スーパー宗谷は全列車通過

[編集] 使用車両と編成

  • 全車禁煙
編成記号凡例
G=グリーン車座席指定席
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席

[編集] スーパー宗谷

キハ261系気動車
  • 基本編成
←稚内 札幌→
1 2 3 4
G
  • 6両運転時(A)
    増結車両が自由席の場合
←稚内 札幌→
1 2 3 4 5 6
G
  • 6両運転時(B)
    • 増結車両の号車が指定席の場合
←稚内 札幌→
21 22 1 2 3 4
G G
増結車の号車番号はオホーツクに準じているが、意味合いは異なっている。

[編集] サロベツ

キハ183系気動車
←稚内 札幌→
1 2 3
※増結されることが多い。


[編集] 沿革

急行宗谷のヘッドマーク(1996年3月、札幌駅
急行サロベツのヘッドマーク(1996年3月、札幌駅)
14系客車を使用した急行天北(1987年9月、札幌駅)
急行サロベツ(1998年7月、糠南駅
  • 1960年 - 札幌駅~稚内駅間を函館本線・宗谷本線経由で結ぶ準急列車として「宗谷」(そうや)運転開始。
  • 1961年 - 「宗谷」急行列車に昇格し、室蘭本線千歳線を経由して函館駅発着となる。同時に札幌駅~稚内駅間を函館本線・宗谷本線・天北線経由で運転する急行列車「天北」(てんぽく)の運行も開始。
  • 1963年 - 「天北」小樽駅発着となり、同時に単独での運行列車となる。
  • 1964年 - 「宗谷」単独での運行列車となり、長万部駅~札幌駅間を函館本線経由に変更。同時に「天北」を小樽駅発着から札幌駅発着に変更。
  • 1970年 - 旭川駅~稚内駅間を宗谷本線経由で結ぶ急行列車「礼文」(れぶん)運転開始。
  • 1972年1975年 - 「天北」は小樽駅発着となる。但し、小樽駅~札幌駅間は普通列車として運転。
  • 1981年 - 「宗谷」札幌駅発着となる。
  • 1985年 - 「宗谷」・「天北」、14系客車による運転を開始。
    • 利用者サービスの一環からの車種変更であったが、当時定期昼行列車としては珍しく客車による運転であった。また、夜行列車である「利尻」と共用することで、経費節減を図ったのも変更の理由とされる。「利尻」との共用編成では寝台車両を一部グリーン席扱いのコンパートメント席として運転していた。
  • 1985年 - 「宗谷」・「天北」のコンパートメントグリーン席扱いを廃止。これにより、定期列車での道内の急行列車のグリーン車取り扱い終了。
  • 1986年 - 「礼文」に新型車両キハ54形の運用を開始。通常2両編成で運行された。車内販売はなく、自動販売機が設置された。
  • 1988年11月 - 「宗谷」・「天北」高速専用気動車であるキハ400・480系気動車導入。
  • 1989年5月1日 - 天北線廃止により「天北」を宗谷本線経由に変更するとともに「宗谷」に統合。
  • 1992年7月 - 「宗谷」3・4号の名称を「サロベツ」に変更。4両編成のうち、前3両は札幌~稚内、後4両目は札幌~名寄で名寄駅で切り離された。
  • 2000年3月 - 高速特急気動車キハ261系気動車を「宗谷」に導入し特急に格上げ、「スーパー宗谷」とする。また、「礼文」は札幌駅~旭川駅間を延長し「スーパー宗谷」に吸収。「サロベツ」についてもキハ183系気動車を導入し特急格上げ。
  • 2009年10月1日 - ダイヤ改正で下りスーパー宗谷1号とL特急スーパーカムイ3号の時刻が入れ替わり、スーパー宗谷1号が美唄駅・砂川駅に停車化する予定。


[編集] 列車愛称の由来

五十音順

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 関連項目

他の言語