白石駅 (JR北海道)

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白石駅
白石駅南口 (2012年4月撮影)
白石駅南口 (2012年4月撮影)
しろいし - Shiroishi
所在地 札幌市白石区平和通3丁目
駅番号 H03
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
電報略号 シイ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
7,507人/日(降車客含まず)
-2012年度-
開業年月日 1903年明治36年)4月21日
乗入路線 2 路線
所属路線 函館本線
キロ程 292.1km(函館起点)
H02 苗穂
(4.4km) 厚別 A04
所属路線 千歳線
キロ程 56.6km(沼ノ端起点)
H04 平和 (2.2km)
備考 [札] 札幌市内
社員配置駅
みどりの窓口 有
* 全列車が札幌駅まで乗り入れ。

白石駅(しろいしえき)は、北海道札幌市白石区平和通3丁目北6にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)のである。駅番号H03電報略号シイ

函館本線所属線としており[1]千歳線を加えた2路線が乗り入れている。当駅はJR北海道の基本計画上での千歳線の終点[2]であるが、千歳線の列車は全て函館本線に乗り入れ札幌駅へ直通する。当駅から札幌駅までは複々線となっており、函館本線系統と千歳線系統が別々の線路を使用する。

札幌市営地下鉄東西線にも同名の白石駅があるが、両駅は約1.6km離れた全く別の場所にあり、乗換駅ではない(事故・トラブル等によるJR線運転見合わせ時の代替輸送駅にも指定されていない。同駅へ連絡するバスについては「バス路線」節を参照)。

歴史[編集]

1976年の白石駅と周囲約2km範囲。左が札幌方面。厚別駅と同様、かつては下端中央に陸軍兵器補給廠の軍用駅があり、当駅の厚別側から軍用線が敷かれていた。国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの1948年米軍撮影航空写真 USA-R246-177 でその軌道を確認することができる。また札幌寄りの現在の道道89号環状通りの陸橋が建設されている辺りから東札幌駅に向けて、白石駅に乗り入れていた定山渓鐵道が国鉄線脇から分かれていたが、1971年の写真ではまだ確認することのできた軌道跡は跡形も残されていない。本線左上には当時貨物駅であった東札幌駅からの貨物専用線が合流している。この白石駅方面への合流線は1968年に敷かれたもの。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成


駅構造[編集]

方向別の島式ホーム2面4線の他に2線を有する橋上駅。ホームの付番は、南口側から2、3、5、6番線となっている。

  • 2番線の南側にホームの無い線路があり、試運転列車の一時留置に使用されている他、東側は札幌貨物ターミナル駅に連絡している。
    地上駅だった頃のこの線は、1968年から1986年には東札幌駅と札幌貨物ターミナル駅との間で運転されていた貨物列車にも使用されていて、駅舎に接する単式ホーム状態ではあったが、旅客を扱わないため柵が設けられていた。
    1988年カートレイン運行により旅客を扱えるよう改良され1番線となった。カートレイン以外にサイクルトレインや団体列車の乗降でも使用されていたが、2009年に橋上駅化工事のため再び柵が設けられ、旅客扱いはされなくなった。
  • 3番線と5番線の間にはホームのない中線があり、千歳線下り列車の通過線として使用されている。また3番線発着列車のうち、白石駅発車後に渡り線を渡って函館本線の上り線路を走る列車が日中を中心に数本ある。

直営駅みどりの窓口(営業時間5時50分-23時00分)、自動改札機が置かれている。キヨスク設置。

駅の東側にはカートレイン発着所があったが、2008年1月に解体された。その後、パークアンドトレインの駐車場や、橋上駅化工事のための控地として利用されている。

のりば
2 函館本線(上り) 札幌手稲小樽方面
3 千歳線(下り) 札幌・手稲・小樽方面
5 千歳線(上り) 千歳新千歳空港苫小牧方面
6 函館本線(下り) 江別岩見沢方面

利用状況[編集]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 6,034
2001 6,008
2002 6,013
2003 6,170
2004 6,118
2005 6,186
2006 6,365
2007 6,492
2008 6,579
2009 6,556
2010 6,662
2011 7,238
2012 7,507
  • 北海道旅客鉄道によると、2012年度の1日平均の乗車人員(乗り換え客を含めない数)は約7,507人である。
  • 利用客の約7割が駅北側からの利用、約3割が駅南側からの利用である[要出典]一方、以前は駅への出入りは駅の南側からのみ可能であった。上述の通り、2011年に橋上駅舎が完成し、駅の北側から直接駅への出入りが可能になった。


駅周辺[編集]

南側[編集]

旧白石村の中心市街地に隣接している歴史的経緯から商業地域として発展してきた。駅前にはコンビニエンスストア(セイコーマート)といくつかの商店・飲食店等だけがあるほか、国道12号までの約700mの間にはスーパーマーケットや薬局が存在している。

北側[編集]

都市化が進む前は畑地が広がる地帯であったが、住宅街となった。後述のJR白石駅周辺整備事業の工事中であり、至便となる施設はみられない。道道864号北13条北郷通までは約350m。

JR白石駅周辺整備事業[編集]

札幌市によりJR白石駅周辺の整備事業が進められている。事業案の内容は以下のとおりである[4]

  1. 白石駅を橋上駅に建替え。高齢者・障害者などへの配慮としてエレベーター・エスカレーターを設置する。
  2. 歩道橋に代わり自由通路を建設。鉄道で事実上分断されている南側と北側の往来を活発にし、南北のアクセスの悪さを解消する。
  3. 南口広場を拡張し、北口に駅前広場を新設。それぞれ駐輪場のほか、バス発着場・タクシープールも再整備される。
  4. 北口広場からの道路利便性を考慮し、同広場から北13条北郷通りまでの間に白石駅北通が開通した。
  5. かつて駅周辺にレンガ工場があったことから、広場モニュメントにレンガが使用される予定である。

2005年(平成17年)度から翌年度は設計および周辺住民への説明・用地補償が中心で、実際の工事は2009年の4月から開始した。2011年(平成23年)1月30日に橋上駅舎の供用が開始された後は、旧駅舎の解体やホームの延長が進められる予定である。なお、駅舎の供用を記念して硬券の記念入場券や記念オレンジカードが発売された。

バス路線[編集]

かつては南口のみバス停が設けられていたが、2008年12月17日より駅北口のバス乗り場の利用が開始された。

南口発着路線[編集]

札幌ドーム行きのシャトルバス

「JR白石駅」停留所発着


北口発着路線[編集]

北口バスのりば

「JR白石駅北口」停留所発着

  • 北海道中央バス
    • 白23 白石営業所・白陵高校行(北郷公園経由)、地下鉄白石駅行
  • ジェイ・アール北海道バス


その他[編集]

  • JRの当駅発着の切符は、券面に(函)白石と印字される(200kmを超える切符は除く。特定都区市内参照)。「(函)」は函館本線の略号。JRには熊本県宮城県にそれぞれ同名の駅があり、それらと区別するためである。
  • JR北海道の白石駅と札幌市営地下鉄東西線白石駅は、それぞれ遠く離れた全く別の場所に位置するため、地元では「JRの白石」、「地下鉄の白石」と呼び分けるのが一般的である。一部では略して、JR白石駅を「Jシロ」、地下鉄白石駅を「チカシロ」と呼び分ける向きもある。
  • 特急急行は全列車通過[5]するが、快速「エアポート」は早朝と夜間に一部列車が停車し、区間快速「いしかりライナー」は全列車が当駅に停車している。

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
函館本線
区間快速「いしかりライナー
札幌駅 (01) - 白石駅 (H03) - 大麻駅 (A06)
普通(札幌駅以西で区間快速となる列車含む)
苗穂駅 (H02) - 白石駅 (H03) - 厚別駅 (A04)
千歳線(当駅 - 札幌駅間は函館本線)
快速「エアポート」(一部時間帯のみ停車)
新札幌駅 (H05) - 白石駅 (H03) - 札幌駅 (01)
普通
平和駅 (H04) - 白石駅 (H03) - 苗穂駅 (H02)

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ JR線路名称上の起点は苗穂駅である。
  3. ^ “JR白石駅自由通路供用開始及び橋上駅舎開業記念式典の開催等について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2011年1月12日), http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2011/110112-1.pdf 2011年1月12日閲覧。 
  4. ^ 橋上駅舎の概要・間取り・イメージ (PDF)
  5. ^ 上りの特急列車が遅延により札幌駅で下りの特急列車に接続できない場合に臨時停車して当駅で接続する場合がある。

外部リンク[編集]