村上駅 (新潟県)

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村上駅
改装後の駅舎(2008年4月)
改装後の駅舎(2008年4月)
むらかみ - Murakami
岩船町 (4.2km)
(7.1km) 間島
所在地 新潟県村上市田端町11-11
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 羽越本線
キロ程 59.4km(新津起点)
電報略号 ムミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
1,861人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1914年大正3年)11月1日
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
駅レンタカー
村上駅入口(改装後)
改装前(2004年8月)の村上駅
駅前に建つ「汽車」の碑
村上駅前の様子

村上駅(むらかみえき)は、新潟県村上市田端町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線である。

概要[編集]

村上市の中心駅である。羽越本線の拠点駅の一つでもあり、運行系統は当駅南北で分割されている。

上り側(新津・新潟方)は単線、下り側(秋田方)は隣の間島駅まで複線となっている。

歴史[編集]

駅西側および専用線について[編集]

駅西側には山形県酒田市のコンクリート建材メーカーである前田製管の村上工場が所在したが、2001年(平成13年)12月限りで操業を終了して撤退し、施設等が撤去され更地となった。その後は遊休地となっていたが2003年(平成15年)10月、市内の建設業・不動産業などからなる企業体「村上駅西開発[注 1]」が設立され、翌2004年(平成16年)8月に約64,000m2の敷地を取得して土地区画整理事業に着手した。その後分譲が進められ、現在は住宅地のほか食品スーパー「原信」が出店するなど開発が進捗している[4]

駅西側には側線が敷設されているが、かつてはこの前田製管へ通じる専用線のほか、同工場北側に所在した日本化学工業村上工場へ通じる専用線も設けられていた[5]。またかつて側線の南側には転車台があり、この側線にはク5000形貨車が数両搭載されたまま長期放置されていた。また東側の駅舎南側には貨物ホームが設けられていたが、これらの大部分はいずれも撤去されており現存しない。

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。両ホームは南側(新津・新潟方)の跨線橋と、北側(秋田方)の地下通路で連絡している。

直営駅駅長配置)で、地区管理駅として羽越本線の加治駅 - 府屋駅間の直営駅を除く各駅[注 2]を統括管理している。

単式ホーム東側に面する駅舎内のうち、改札口には自動改札機が3通路設置され、全通路でSuica等のICカードが利用できる。ただしSuica新潟エリアは当駅以南となっており、間島駅以北の区間では利用できない。また新発田駅 - 当駅間の途中駅でICカードが利用できるのは中条駅坂町駅の2駅のみで、その他の駅では利用できない。なお当駅発着のICカード式定期券は発行されていない。

改札口周辺にはみどりの窓口(営業時間 6時30分 - 20時00分)と旅行センター「びゅうプラザ村上駅」(営業時間 平日10時00分 - 13時00分、14時00分 - 16時30分・土曜・休日は定休、えきねっと利用不可、海外旅行取扱なし)の併設型窓口のほか、自動券売機(タッチパネル式1台)、指定席券売機(1台、営業時間 5時15分 - 23時00分)、待合室、自動販売機、コンビニエンスストアNEWDAYSミニSuica電子マネー利用可、営業時間 6時45分 - 19時30分)、トイレなどがある。

バリアフリー対策として、跨線橋にはエレベーター計2基が、駅舎内のトイレにはオストメイト対応の多機能トイレが設置されている。

現在の駅舎は1964年(昭和39年)に竣工したものだが、レトロ調にリニューアルする改修工事が施され、2005年(平成17年)6月に現在の外観となった。

駅前広場北側には、村上市出身の大和田愛羅が作曲した唱歌『汽車』の碑が建つ。『汽車』は当駅構内でも案内放送のうち、各ホームの列車接近メロディとして使用されていたが、2014年(平成26年)3月からは発車メロディとして使用されている[注 3]

現在の駅出入口は駅舎が所在する東側のみだが、駅舎は既に築半世紀を越えて老朽化が進み、駅前広場は面積が狭小なうえに歩道と車道の区分が明確でないため、車両や歩行者の動線が錯綜するなどの問題点を抱えている。また近年は前述の村上駅西開発による住宅地開発をはじめ、駅西側で都市基盤整備が進捗している点などを踏まえ、村上市では駅西側居住者の利便性改善や市街地の回遊性向上などを目的として、駅前広場の拡張や連絡通路の新設、橋上駅舎への改築などを長期的な視野として駅周辺地区の整備を進める「村上駅周辺まちづくりプラン」の策定と検討を進めている[6]

デッドセクション[編集]

羽越本線は当駅が直流・交流の境界となっており、北隣の間島駅との間にデッドセクションがある。特急列車・快速列車「きらきらうえつ」や貨物列車は直通するものの、JR東日本新潟支社は一般型の交直流電車を保有しておらず(保有している電車は直流電車のみ)、当駅以北の普通列車はすべてキハ40系列などの気動車により運行している。このため、普通電車は原則として直通することができず、直通する3往復はいずれも気動車が使用され、新潟県内の発着駅は3往復すべて新津駅となっている。

普通列車のみの利用者は大半のケースで当駅で乗換えをする必要があるが、ホームが2面3線で、留置線も敷設本数が少なく、2番線に新潟方面と酒田方面の列車双方が停車するなど、運用が非常に複雑になっている(村上 - 間島間は複線であることから1番線は上り本線、3番線は下り本線となっており、車両を留置できない)。先のように2番線に両方面の列車が同時入線しているケース(代表的なものとして新宿発「ムーンライトえちご」から接続する村上行快速から酒田行普通列車への乗り継ぎ)では、案内放送を絶えず流し、ホーム上に乗客の誤乗を防止するため案内板を設置するなどで注意を喚起していた。

のりば[編集]

羽越本線 1 (上り) 新発田新津新潟方面 当駅始発の一部含む
2 (上り) 新発田・新潟方面 (始発)
(下り) あつみ温泉鶴岡酒田方面 (始発)
3 (下り) あつみ温泉・鶴岡・酒田・秋田方面  

当駅の間島方の国道345号線跨線橋(2本あるうちの当駅に近い方)付近の下り本線は引き上げ線を兼ねていて、ここを介して駅西側の留置線と行き来する。引き上げ線部分からは上り本線が2番線が分岐する手前への渡り線もあり、これを利用して1番線からの当駅始発の上り列車が設定されている。

なお夜間滞泊は、電車4本、気動車1本が設定されている。

利用状況[編集]

  • 2013年度の1日平均乗車人員は1,861人である。
乗車人員推移
年度 1日平均人数
1965 3,921[7]
1970 3,484[8]
1975 3,434[9]
2000 2,205
2001 2,084
2002 1,951
2003 1,931
2004 1,946
2005 1,978
2006 1,950
2007 1,927
2008 1,930
2009 1,912
2010 1,847
2011 1,797
2012 1,806
2013 1,861


駅周辺[編集]

駅舎が所在する東側は村上市の中心市街地となっている。西側は住宅地と農地が混在している。

その他[編集]

当駅はレンタルサイクル取扱駅で、利用できるのは新発田駅小国駅など他のレンタルサイクル取扱駅と同じく春から秋まで利用可能である。料金は1台500円だが、えちごワンデーパスえちごツーデーパスとレンタルサイクル利用当日で当駅までの「きらきらうえつ」の指定席券を提示すると、レンタルサイクルが無料になる。

国鉄時代の新潟鉄道管理局では有人駅(委託駅を含む)において、自動券売機導入後も硬券入場券を発売していた。しかし当駅においては導入後、セット券以外は一度も発売していない。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
羽越本線
快速(「らくらくトレイン村上」(到着列車のみ)含む)
坂町駅 - 村上駅
普通
岩船町駅 - 村上駅 - 間島駅

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 設立当時の商号は「村上駅西口開発」であった。
  2. ^ この間の直営駅は、中条駅と坂町駅の2駅である。
  3. ^ 『汽車』を発車メロディに採用している駅は、常磐線の広野駅がある。

出典[編集]

  1. ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1974年6月号
  2. ^ 『JR時刻表』1992年4・12月号
  3. ^ Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます (PDF) - 東日本旅客鉄道株式会社、2013年11月29日
  4. ^ 村上駅西開発、来年6月に分譲工事を完了”. 村上新聞社 (2007年8月5日). 2015年3月2日閲覧。
  5. ^ 1975年9月11日撮影の空中写真 - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院
  6. ^ 第7回村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会”. 村上市 (2015年1月6日). 2015年3月1日閲覧。
  7. ^ 鉄道統計年報昭和40年版p102 新潟鉄道管理局
  8. ^ 鉄道統計年報昭和45年版p90-91 新潟鉄道管理局
  9. ^ 鉄道統計年報昭和50年版p64-65 新潟鉄道管理局

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 村上駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道