広野駅 (福島県)

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広野駅
駅舎(2008年3月9日)
駅舎(2008年3月9日)
ひろの - Hirono
末続 (4.8km)
(5.4km) 木戸
福島県双葉郡広野町大字下浅見川字築地58
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 232.4km(日暮里起点)
電報略号 ロノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
132人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1898年明治31年)8月23日
備考 業務委託駅
構内(2007年8月30日)
仮設ホームが設置された構内(2012年3月20日)
ホームから休止中の仙台方を望む(2012年3月20日)

広野駅(ひろのえき)は、福島県双葉郡広野町大字下浅見川字築地にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である。

2011年の福島第一原子力発電所事故の影響により、当駅から原ノ町駅間は運転を休止している状態であったが、2014年6月1日に当駅 - 竜田駅間で運行が再開された。

歴史[編集]

駅構造[編集]

2面3線のホームを有する地上駅である。ホームと駅舎の間は跨線橋で連絡している。また、ホーム上に待合所が設置されている。

業務委託駅JR水戸鉄道サービス委託)で、POS端末を設置している。東日本大震災前は特急「スーパーひたち」が停車していたが、マルス端末などは設置されていなかった。

のりば[編集]

1 常磐線(下り) 竜田方面
2 常磐線(上り) いわき水戸上野東京方面 当駅始発
3 常磐線(上り) いわき水戸上野東京方面
  • 東日本大震災後の運行再開から2014年6月の当駅 - 竜田駅間の運行再開までは、1番線と2番線の間の空間に仮設ホームを設置し、この仮設ホームと1番線を仮設通路で連絡させていた。

利用状況[編集]

近年の1日平均乗車人員は以下のとおり。

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員 備考
2000 465
2001 461
2002 468
2003 437
2004 396
2005 388
2006 358
2007 354
2008 346
2009 336 [4]
2010 336 [5]
2011
2012 81
2013 132

駅周辺[編集]

広野の中心部であり、駅前に商店と少し大きな住宅地がある。

常磐自動車道広野インターチェンジは、隣の木戸駅が最寄駅である。

その他[編集]

  • 駅前には「今は山中 今は浜 今は鉄橋わたるぞと」で始まる童謡汽車』碑が建っている。この曲の舞台になったのは、常磐線のこの辺りであったという説に基づいている[6]。この1番は続いて「思う間も無くトンネルの 闇を通って広野原」と歌っているが、「広野原」は「広い野原」だけではなく、「広野(広野町)と原(原町→原町市南相馬市)」を意味しているとされる[要出典]。しかしこの説には異論も唱えられており、『愛唱歌ものがたり』(読売新聞社)に挙げられた説によると、この説を提唱する人は大和田建樹が常磐線の開通式典に招待された際に作詞したとしているが、大和田が招待された時点では久ノ浜駅しか開業していなかったといった矛盾点があり、より信憑性の高い別の作詞者が存在するとしている。
  • 福知山線(JR宝塚線)にも兵庫県三田市に同名の「広野駅」があることから、乗車券類の券面には「(常)広野」と表記される。
  • 本駅と隣の末続駅との間には旧線で使っていたトンネルの跡がある。これは常磐線の車窓からも確認することができる。
  • 2011年10月10日から2014年5月31日までは、列車が発着する駅の中で、福島第一原子力発電所および事故に関連する帰還困難区域(事故発生当初は警戒区域)との境界線にもっとも近い駅となっていた。
  • 東日本大震災の発生時、いわき発原ノ町行き(669M列車)として運行されていた415系K544編成[7]は、後に当駅に移動して留置されていた。この編成は同年10月9日、勝田車両センターに移動されたが、この作業に関し、組合員の被曝を強制するものとして労働組合(動労水戸)がストライキを構える事態となった[8]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
常磐線
末続駅 - 広野駅 - 木戸駅

脚注[編集]

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  1. ^ 常磐線の運転計画について”. JR東日本水戸支社 (2011年10月3日). 2011年10月3日閲覧。
  2. ^ “JR常磐線:広野−竜田の復旧着工へ 来春再開目指す”. 毎日新聞. (2013年7月30日). オリジナル2013年7月30日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/qeRcX 2013年8月1日閲覧。 
  3. ^ 常磐線(広野〜竜田間)の運転再開について (PDF) 東日本旅客鉄道水戸支社 (2014年5月30日) 2014年6月1日閲覧。
  4. ^ 第125回 福島県統計年鑑2011 - 福島県企画調整部統計分析課編(2011年)
  5. ^ 第126回 福島県統計年鑑2012 - 福島県企画調整部統計分析課編(2011年)
  6. ^ 日本鉄道旅行地図帳、第2号「東北」p.3
  7. ^ 『日本鉄道旅行地図帳 東日本大震災の記録』ISBN 9784107900470 43頁
  8. ^ JR東による労働者への被曝強制に、動労水戸がストライキで決起!” (日本語). 前進 (2011年10月9日). 2011年10月10日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 広野駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道