えきねっと

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えきねっととは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が提供するインターネット上での指定券予約サービス及び旅の情報等のインターネットサービスを提供するウェブサイトである。運営と管理はJR東日本グループである「ジェイアール東日本ネットステーション」が行っている。

インターネット予約の特徴[編集]

インターネットでJR全線の指定券(寝台列車・個室を除く)の予約が可能で、予約した指定券はJR東日本管内のみどりの窓口びゅうプラザ(一部を除く)、指定席券売機で受け取ることができる。新幹線回数券など指定席が利用可能なトクトクきっぷの指定席予約も可能である。(一部例外あり)なお、トクトクきっぷを利用の上5枚以上の指定券を受け取るとき、2つの新幹線列車を改札を出ずに乗り継ぐ場合(えきねっと上から「2列車の乗り継ぎ申し込み」からの操作を使用した場合は券売機での受取りも可能)、一部のトクトクきっぷの指定券を発券する場合は指定席券売機の利用はできない。

決済にビューカードVISAJCBMasterCardアメリカン・エキスプレス (AMEX)・ダイナースクラブのマークが付いたクレジットカードが必要である。 但し、アメリカンエキスプレスカ-ドのビジネスカードの一部は指定席券売機では買えない。

パソコン版ではJR全線、携帯電話版では九州新幹線以外の新幹線、中央本線特急あずさかいじのみ。しなのは不可)・常磐線の特急ひたち、成田エクスプレス、中央ライナー・青梅ライナーの予約が可能である。なお中央・青梅ライナー券の予約は、えきねっとへの登録クレジットカードがビューカード(TypeIIカードを除く)であることが条件となる。また、携帯電話版では2列車改札内乗り継ぎの予約はできないほか、携帯電話版では山陽・九州新幹線「みずほ」「さくら」の九州新幹線を含む区間は予約できない。 2008年2月24日より、乗車券のみでの申し込み、受け取りが可能になった。当初は経路等の誤発売(規則上購入できないはずの乗車券が購入できるなど)がしばしば発生したが、システム改修を実施し、発生しなくなった。

乗車券や自由席特急券のみの購入など特定の操作を除き、インターネットで予約を行ったきっぷを受け取らなかった場合でもクレジットカードに請求されるため、旅行取り止めの際など、注意が必要である。また、変更などにも一部制限があるので注意されたい。

JRのチケット類のほか、JR東日本の国内旅行びゅう商品もえきねっとから予約できる。(会員登録は不要)チケット類は宅配、東京駅引き取り、最寄の駅のびゅうプラザでの引き取りなどが選択できる。このびゅう商品の予約部門はJR東日本の子会社の旅行会社びゅうトラベルサービスが運営している。

もしもし券売機「Kaeruくん」での受け取りも可能だった。しかし、2012年3月に同券売機が廃止されたため、代替設置された指定席券売機に機能が移行しているが、指定席券売機が設置されなかった駅ではインターネット予約の乗車券類の受取ができなくなった。

えきねっと割引[編集]

JR東日本の新幹線の指定席(グリーン車・グランクラスを含む)をえきねっとで予約の上、指定席券売機で受け取ると、えきねっと割引が適用される。この割引制度は、新幹線の特急料金から100円から最大で700円を割り引くというもので、乗車券と自由席特急券には適用されない。また、みどりの窓口等では適用されない。また、えきねっと割引は、トクトクきっぷとの併用(ウィークエンドパスなどとの併用は可能)、ジパング倶楽部割引、乗継割引等他の特急券対象の割引との併用はできないこととなっている。

しかし割引を受けるために、えきねっとで予約の上、特定の券売機で受け取るなど、煩雑な点が多い。また割引率も200km以下は100円と低く、JR東日本管内でないと適用されないため、関東から東北新潟長野へ行く場合を除いてあまり意味がない。

また、他の割引と併用できない性質上、特に割引率の大きい乗継割引が適用される区間を使う場合、えきねっと割引を適用するとかえって割高になってしまう。このため2つの列車を乗り継ぐ申込については「2列車の乗り継ぎ申込」をすることで、乗継割引適用のきっぷが申し込めるようになったが、一部列車や区間に限られている、3列車以上の乗り継ぎ申し込みができないなどの問題がある。

えきねっと割引より乗継割引の方が割安であるが「2列車の乗り継ぎ申込」では申し込めない場合、予約を1列車ずつ行い、券売機ではなく窓口で受け取り、その際に乗継割引利用の旨を申し出ることで適用される。他の割引制度についても、窓口で受け取れば適用される。いずれにせよこの点についても煩雑な仕組みとなっている。なお、「乗換案内から申込」を利用すると、このケースに該当する場合に「きっぷ受取に注意」の案内が表示される。

乗継割引の方が割安であるが、「2列車の乗り継ぎ申込」ができない例
  • 例:弘前駅 -(特急「つがる」)- 新青森駅 -(特急「白鳥」)- 函館駅
  • 例:八戸駅 -(新幹線「はやて」)- 新青森駅 -(特急「白鳥」)- 函館駅 -(特急「北斗」)- 札幌駅

トクだ値・お先にトクだ値[編集]

えきねっと会員限定でなおかつ枚数限定で発売されるJR東日本が指定した日時、区間の新幹線および在来線の特急列車が割引となる乗車券と特急券一体型の特別企画乗車券である(かつては特急券部分のみの料金券タイプも設定されていた)。 『トクだ値』は乗車日の1ヶ月前から当日の午前1時40分前、『お先にトクだ値』は乗車日の1ヶ月前から13日前の午前1時40分前まで予約が可能である。『お先にトクだ値』は新幹線のみの設定である。

割引率は『トクだ値』が新幹線用が5% - 15%、特急列車用が20% - 30%、『お先にトクだ値』は25% - 35%であるが、50%引きとなる『お先にトクだ値 スペシャル』も期間・列車限定で設定されることもある。新幹線用には一部区間において、グリーン車用も設定されている(グランクラスは設定なし)。発売額は、通常期・繁忙期・閑散期でそれぞれ異なる。

年末年始ゴールデンウィークといった他の特別企画乗車券がほとんど利用できない期間でも設定されているが、指定された列車に乗り遅れた場合は特急券部分だけでなく、乗車券としても無効となるため注意が必要である。途中下車は不可能であり、下車した場合は前途放棄として扱われる。また、設定区間の内方乗車は認められるが、返金の扱いはない。

以前は変更が不可能であったり、取り消しの場合無条件で手数料が取られていたが、2008年12月乗車分よりきっぷの受取り前であれば変更が可能になったほか、受取り前かつ乗車2日前であれば手数料は無料となった。

えきねっとチケットレスサービス[編集]

2010年(平成22年)3月13日より「成田エクスプレス」向けに導入されたサービス。携帯電話のインターネット接続サービスより、「えきねっと」のページにて予約すれば、乗車が可能となるものである。同列車では指定席券の発売状況が車掌の端末で確認できるため指定された席に座っている限りは基本的に画面に表示される特急券の予約データを提示する必要もない。普通に特急券を購入するよりも安く、特急券の受け取りが不要で、発車直前まで何度でも予約変更が可能、などのメリットがある。利用に際しては、乗車券を別途用意する必要がある。2013年(平成25年)11月18日からは「あかぎ」の指定席にも対応した。

ちなみにJR西日本では、自社の「J-WESTカード」会員専用((新)e5489)サービスとして、一部の在来線特急を対象とした「チケットレス特急券サービス」を提供している。他に民鉄各社では、京成電鉄東武鉄道西武鉄道小田急電鉄近畿日本鉄道南海電気鉄道などで、同様のサービスを行っている。

また操作・利用方法は異なるが、「モバイルSuica特急券(東北・上越新幹線向け)」や、東海道・山陽新幹線の「エクスプレス予約」に導入された「EX-ICサービス」も、これに類するものと言える。

変更・払い戻し[編集]

変更は1回までは、申し込み券種にかぎらず可能である。2回目以降はできないので一旦払い戻すことになる。ただしJR東日本管内完結の指定券(異区間申し込み、乗継申し込みの場合は予約されたすべての券がJR東日本管内完結の場合に限る)に関しては初回に申し込んだ列車の乗車日から3ヶ月以内であれば何度でも変更できる。

払い戻し手数料は、乗車券・自由席特急券については無料であり、指定席券は通常のJRの切符と同じ(2日前までは330円。前日から発車時刻前までは料金券の3割相当額※但し最低330円)である。ただしJR東日本管内完結の指定券(異区間申し込み、乗継申し込みの場合は予約されたすべての券がJR東日本管内完結の場合に限る。また変更された指定券の場合、変更前が管内完結の指定券に限る)に関しては発券前であれば1席310円で払い戻しできる。

  • トクだ値の場合は発券後の取消またはJR東日本管内完結でない指定券から変更後の取消は割引率分の手数料がかかる。

ビジネスえきねっと[編集]

2006年3月より宅配端末の代替サービスとして法人向けに開始した。全国のJR新幹線・特急指定席の他に、自由席券・乗車券・トクトクきっぷの取り扱いが可能。中小の旅行会社でも用いられている。乗車券類の代金は、月毎集計で、企業一括請求である。

システム料は無料だが、インテリジェントプリンタ(感熱プリンタ)をオフィスに設置する場合、専用通信回線の敷設(工事費は自己負担)に加えて、毎月のプリンタ使用料(29,000円/台)および専用通信回線使用料(21,000円/台)の計50,000円/台が必要となる。1年間では600,000円となる。指定席券売機・みどりの窓口・びゅうプラザで受領する事も可能である。

中小の旅行会社ではマルス端末の代替として「ビジネスえきねっと」を使用してJR券を発行している。

設置箇所として、

がある。

「ビジネスえきねっと」をサポートする「ビジネスえきねっとセンター」(東北総合サービス委託)が福島県郡山市に設置されており、一部乗車券類の発券も行っている。なお、ビジネスえきねっとセンターが休業となる12月30日から1月3日までビジネスえきねっとのサービス自体が使えなくなる。

掲載情報[編集]

設備、駅案内、駅別時刻表案内、路線情報、乗車券・定期乗車券等の運賃案内、JR東日本主催のキャンペーン情報等が掲載されている。また、@Stationを利用したインターネットショッピングを提供しており、鉄道関係グッズから各都県の名産品銘菓等まで、幅広い買い物ができる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]