春江駅

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春江駅
駅舎(2011年)
はるえ
Harue
森田 (2.3 km)
(3.7 km) 丸岡
地図
所在地 福井県坂井市春江町中筋1-1
北緯36度7分45秒 東経136度13分43秒 / 北緯36.12917度 東経136.22861度 / 36.12917; 136.22861座標: 北緯36度7分45秒 東経136度13分43秒 / 北緯36.12917度 東経136.22861度 / 36.12917; 136.22861
所属事業者 ハピラインふくい
所属路線 ハピラインふくい線
キロ程 62.2 km(敦賀起点)
米原から108.1 km
電報略号 ハル
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
1,103人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1926年大正15年)5月1日[1][2]
備考 無人駅(自動券売機 有)[3]
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春江駅(はるええき)は、福井県坂井市春江町中筋にある、ハピラインふくいである。

歴史[編集]

駅構造[編集]

ホームから見た駅舎(2009年10月)

元々は島式ホーム1面3線を有する地上駅であったが島式ホーム外側上り待避線が撤去され[1]、現在は島式ホーム1面2線[2]を有する地上駅[1]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。線路西側に駅舎があり、ホームへは跨線橋で連絡している[2]福井地震後に再建された木造駅舎が残っている。

北陸新幹線敦賀延伸まではJR西日本金沢支社の福井地域鉄道部が管理する無人駅であった[3]。券売機と、ICカード専用の簡易改札機が設置されている[6][10]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 ハピラインふくい線 下り 金沢方面
2 上り 福井敦賀方面
  • 接近警告機から鳴るメロディは、下りホームが「村の鍛冶屋」、上りホームが「エリーゼのために」である。
  • トイレは改札の外側、待合室の南隣にある。

利用状況[編集]

「福井県統計年鑑[16]」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員1,103人である[17]

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1997年 1,149
1998年 1,112
1999年 1,115
2000年 1,100
2001年 1,176
2002年 1,102
2003年 1,093
2004年 1,051
2005年 1,043
2006年 1,073
2007年 1,083
2008年 1,082
2009年 1,028
2010年 1,037
2011年 1,051
2012年 1,053
2013年 1,084
2014年 1,035
2015年 1,029
2016年 1,003
2017年 1,082
2018年 1,073
2019年 1,103

駅周辺[編集]

駅のすぐ南に線路をくぐる地下道があるが、自動車は通れない。

隣の駅[編集]

ハピラインふくい
ハピラインふくい線
森田駅 - 春江駅 - 丸岡駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 川島 2010, p. 57.
  2. ^ a b c 朝日 2012, p. 22.
  3. ^ a b c “JR春江駅の窓口12月中旬で営業終了、無人駅へ 丸岡駅のスケジュールも発表 福井県坂井市”. 福井新聞 (福井新聞社). (2021年11月9日). オリジナルの2021年11月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211109035724/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1432945 2021年11月9日閲覧。 
  4. ^ a b 『福井震災誌』(名古屋鉄道局、1950年)[要ページ番号]
  5. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、134頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ a b 9月15日「ICOCA」を福井県内のJR北陸本線(新疋田駅〜牛ノ谷駅)に導入します! 〜北陸と近畿がICOCAでつながる〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道金沢支社、2018年5月30日。 オリジナルの2019年5月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190528150154/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/180821_00_icoca_1.pdf2020年9月13日閲覧 
  7. ^ JR西日本「ICOCA」9/15エリア一体化、近畿から北陸・岡山も利用OK”. マイナビニュース (2018年5月30日). 2021年9月23日閲覧。
  8. ^ イコカ福井県内導入は9月15日 福井駅と敦賀駅は先行で自動改札”. 福井新聞ONLINE (2018年5月31日). 2018年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月4日閲覧。
  9. ^ “JR西、福井でイコカ導入 9月15日から北陸線19駅”. 日本経済新聞. (2018年5月31日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31148860Q8A530C1LB0000/ 2021年9月23日閲覧。 
  10. ^ a b “福井もICOCAで行こか JR西、9月15日から19駅に導入”. 産経ニュース. (2018年6月4日). https://www.sankei.com/article/20180604-G7N3DOTOGROHFC7U3XG4VQDCRE/ 2021年9月23日閲覧。 
  11. ^ 福井県内のJR線でICカード切符「ICOCA」運用開始 早朝購入組の姿も”. 福井経済新聞 (2018年9月15日). 2021年9月23日閲覧。
  12. ^ “福井県内JR駅、新たに16駅無人化 北陸線の5駅はイコカ対応、2030年度までに”. 福井新聞 (福井新聞社). (2020年8月26日). オリジナルの2021年5月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210509034441/https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1151682 2021年5月9日閲覧。 
  13. ^ “新社名「ハピラインふくい」 並行在来線三セク会社 福井の60代男性考案”. 中日新聞Web. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329023030/https://www.chunichi.co.jp/article/443193 2022年4月10日閲覧。 
  14. ^ “並行在来線運営会社は「ハピラインふくい」 知事らが記者会見”. 朝日新聞デジタル. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329201222/https://www.asahi.com/articles/ASQ3Y00JBQ3XPISC001.html 2022年4月10日閲覧。 
  15. ^ “並行在来線の役割転換、特急中心から「県民の足」へ…「パターンダイヤ」も検討”. 読売新聞オンライン. (2022年4月9日). オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220409050523/https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220407-OYT1T50122/ 2022年4月10日閲覧。 
  16. ^ 福井県統計年鑑
  17. ^ 8.駅別JR貨客輸送状況(1日平均)” (XIS). 福井県. 2021年3月29日閲覧。

参考文献[編集]

  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8 
  • 『週刊JR全駅・全車両基地18 北陸本線②(森本~米原) 越美北線』朝日新聞出版、2012年12月9日。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]