細呂木駅

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細呂木駅
駅舎(2022年4月)
ほそろぎ
Hosorogi
芦原温泉 (3.8 km)
(3.1 km) 牛ノ谷
地図
所在地 福井県あわら市青ノ木40-43
北緯36度14分28.5秒 東経136度15分25秒 / 北緯36.241250度 東経136.25694度 / 36.241250; 136.25694座標: 北緯36度14分28.5秒 東経136度15分25秒 / 北緯36.241250度 東経136.25694度 / 36.241250; 136.25694
所属事業者 ハピラインふくい
所属路線 ハピラインふくい線
キロ程 75.5 km(敦賀起点)
米原から121.4 km
電報略号 ホソ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
69人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1897年明治30年)9月20日[1][2]
備考 無人駅
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細呂木駅(ほそろぎえき)は、福井県あわら市青ノ木にある[2]ハピラインふくいである。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線[2][16]を有する地上駅[1]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホームから西側へ跨線橋を渡ったところに駅舎がある[1]

北陸新幹線敦賀延伸までは、JR西日本金沢支社の福井地域鉄道部管理の無人駅であり、自動券売機は設置されていない。ICカード専用型の簡易改札機が設置されている[7][11]。駅舎横にトイレがある[2]。なお、道路に面しているため、駅には駐車場・駐車スペースが設けられていない[2]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 ハピラインふくい線 下り 金沢方面
2 上り 福井敦賀方面
  • 長らくのりば番号が設定されていなかったが、ICOCA導入までに設定された。駅舎寄り(下り)が1番のりばである。
  • 接近警告機から鳴るメロディは、下りホームが「村の鍛冶屋」、上りホームが「エリーゼのために」である。

利用状況[編集]

「福井県統計年鑑[17]」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員69人である[18]

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1997年 161
1998年 159
1999年 146
2000年 138
2001年 139
2002年 141
2003年 143
2004年 140
2005年 143
2006年 137
2007年 118
2008年 113
2009年 101
2010年 92
2011年 78
2012年 81
2013年 79
2014年 72
2015年 68
2016年 60
2017年 56
2018年 50
2019年 69

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

ハピラインふくい
ハピラインふくい線
芦原温泉駅 - 細呂木駅 - 牛ノ谷駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 川島 2010, p. 58.
  2. ^ a b c d e f g 朝日 2012, p. 22.
  3. ^ a b 『福井震災誌』(名古屋鉄道局、1950年)[要ページ番号]
  4. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、135頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ “日本国有鉄道公示第118号”. 官報. (1971年3月24日) 
  6. ^ 「通報 ●北陸本線田村駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年3月24日、4面。
  7. ^ a b 9月15日「ICOCA」を福井県内のJR北陸本線(新疋田駅〜牛ノ谷駅)に導入します! 〜北陸と近畿がICOCAでつながる〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道金沢支社、2018年5月30日。 オリジナルの2019年5月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190528150154/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/180821_00_icoca_1.pdf2020年9月13日閲覧 
  8. ^ JR西日本「ICOCA」9/15エリア一体化、近畿から北陸・岡山も利用OK”. マイナビニュース (2018年5月30日). 2021年9月23日閲覧。
  9. ^ イコカ福井県内導入は9月15日 福井駅と敦賀駅は先行で自動改札”. 福井新聞ONLINE (2018年5月31日). 2018年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月23日閲覧。
  10. ^ “JR西、福井でイコカ導入 9月15日から北陸線19駅”. 日本経済新聞. (2018年5月31日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31148860Q8A530C1LB0000/ 2021年9月23日閲覧。 
  11. ^ a b “福井もICOCAで行こか JR西、9月15日から19駅に導入”. 産経ニュース. (2018年6月4日). https://www.sankei.com/article/20180604-G7N3DOTOGROHFC7U3XG4VQDCRE/ 2021年9月23日閲覧。 
  12. ^ 福井県内のJR線でICカード切符「ICOCA」運用開始 早朝購入組の姿も”. 福井経済新聞 (2018年9月15日). 2021年9月23日閲覧。
  13. ^ “新社名「ハピラインふくい」 並行在来線三セク会社 福井の60代男性考案”. 中日新聞Web. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329023030/https://www.chunichi.co.jp/article/443193 2022年4月10日閲覧。 
  14. ^ “並行在来線運営会社は「ハピラインふくい」 知事らが記者会見”. 朝日新聞デジタル. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329201222/https://www.asahi.com/articles/ASQ3Y00JBQ3XPISC001.html 2022年4月10日閲覧。 
  15. ^ “並行在来線の役割転換、特急中心から「県民の足」へ…「パターンダイヤ」も検討”. 読売新聞オンライン. (2022年4月9日). オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220409050523/https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220407-OYT1T50122/ 2022年4月10日閲覧。 
  16. ^ 川島 2010, p. 32.
  17. ^ 福井県統計年鑑
  18. ^ 8.駅別JR貨客輸送状況(1日平均)” (XIS). 福井県. 2021年3月29日閲覧。

参考文献[編集]

  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8 
  • 『週刊JR全駅・全車両基地18 北陸本線②(森本~米原) 越美北線』朝日新聞出版、2012年12月9日。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]