雷鳥 (列車)

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「雷鳥」 2002年11月20日 北陸本線新疋田駅 - 敦賀駅間で撮影

雷鳥(らいちょう)とは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が大阪駅 - 金沢駅間を東海道本線湖西線北陸本線経由で運行するエル特急である。

本項では、京阪神 - 北陸間運行の速達列車の観点から以下の列車についても記載する。

目次

[編集] 運行概況

「雷鳥」:1日8往復(土曜日に1往復、日曜日には2往復増発)
大阪駅 - 金沢駅間:2時間50分
「サンダーバード」:1日15往復
大阪駅 - 金沢駅間:2時間35 - 40分、大阪駅 - 富山駅間:3時間20分

表定速度はサンダーバードが100km/h前後、雷鳥が90km/h強である。

[編集] 停車駅

()内の駅については、一部の列車のみ停車する。
「雷鳥」
大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - (大津京駅) - (堅田駅) - (近江今津駅)- 敦賀駅 - 武生駅 - 鯖江駅 - 福井駅 - 芦原温泉駅 - 加賀温泉駅 - 小松駅 - (松任駅) - 金沢駅
  • 「雷鳥」としての京都 - 敦賀間無停車列車は、毎日運転の13号と、日曜日のみ運転の42号しかない。
「サンダーバード」
富山方面:大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - (堅田駅) - (近江今津駅)- (敦賀駅) - (武生駅) - (鯖江駅) - 福井駅 - (芦原温泉駅) - (加賀温泉駅) - (小松駅) - 金沢駅 - (石動駅) - 高岡駅 - (小杉駅) - 富山駅 - (魚津駅
  • 魚津発着の列車は「サンダーバード」10・39号。そのほか富山発着である。
和倉温泉方面:金沢駅 - (津幡駅) - (宇野気駅) - (高松駅) - 羽咋駅 - (良川駅) - 七尾駅 - 和倉温泉駅

強風等で湖西線が運転見合わせになった場合には米原駅経由で運行される。2000年代に入ってからは風による運転規制の強化で米原迂回が増える傾向にある。迂回による運転時間の延びはおよそ30分程度だが、折り返しとなる列車がさらに遅れる場合も多い。

米原駅は原則として運転停車だが、事情により客扱いをすることもある。

当日中に風が小康状態となり、かつ運転規制が解除されたとの情報が入るとすぐに湖西線経由に戻される。

また、山陽新幹線等の他線区列車の遅れにより所定列車に接続できなかった場合には後続列車を臨時停車させる処置が取られることもある。

「ビジネスサンダーバード」
  • 祝日を除く月曜日の早朝に下りのみ運転される臨時列車。
大阪駅-新大阪駅 - 京都駅 - 敦賀駅 - 武生駅 - 福井駅 - 芦原温泉駅 - 小松駅 - 金沢駅
「ユニバーサルエクスプレス」
  • 臨時列車であるが、主に夏・冬の観光シーズンに1日1往復運行される。この列車は大阪駅を経由しない。
ユニバーサルシティ駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 敦賀駅 - 武生駅 - 福井駅 - 加賀温泉駅 - 小松駅 - 金沢駅 - 高岡駅 - 富山駅
「雷鳥」パノラマグリーン車
583系で運行された「雷鳥」
「サンダーバード」1号 681系非貫通型先頭車(武生駅にて)
681系貫通型先頭車(大阪駅にて)
「サンダーバード」33号 金沢駅で分割する様子
クハ489形300番台
「おわら」
  • 2005年は大阪駅発着の列車と金沢駅発着の列車がそれぞれ1往復ずつとなっていた。下りは毎年9月1日 - 3日、上りは9月2日 - 4日の運行となる。
  • 上りは越中八尾駅を日を超えた深夜に出発し、そのうち大阪駅行きの列車(2005年までは4号、2006年は2号)に関しては夜行列車となる。
2005年までの運行形態は下記の通り
(1・4号)大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 越中八尾駅
(2・3号)金沢駅 - 越中八尾駅
2006年の運行形態は下記の通り
(1・2号)大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 越中八尾駅
(3・4号)福井駅 - 芦原温泉駅 - 加賀温泉駅 - 小松駅 - 松任駅 - 金沢駅 - 高岡駅 - 越中八尾駅
2008年の運行形態は下記の通り
(1・4号)大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 越中八尾駅
(2・3号)大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 敦賀駅 - 福井駅 - 芦原温泉駅 - 加賀温泉駅 - 小松駅 - 松任駅 - 金沢駅 - 高岡駅 - 越中八尾駅
2009年の運行形態は下記の通り
(1・4号) 大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 越中八尾駅
(2・3号) 大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - 越中八尾駅
なお富山駅などでも運転停車するが、「おわら風の盆」以外の目的の乗客の乗車を防止するため乗降扱いはしない。

[編集] 使用車両

  • 「雷鳥」
    • 485系電車
      京都総合運転所配置。パノラマグリーン車をはじめとするリニューアル車を組み込んだ編成も多い(妻仕切り壁の化粧版が濃い茶色なのでそれとわかる)。自由席となる5・6号車の電動車ユニットは10本中8本がいわゆる「キノコ型」カバーの分散式冷房装置を搭載する初期車両である。
      「雷鳥」に運用される485系電車の行先表示器字幕は日本国有鉄道(国鉄)時代からのものをそのまま用いており、JR西日本オリジナルの黒地字幕には交換されていない。なお、2011年春頃までに683系4000番台へ置き換える事が決定している[1]
  • 「サンダーバード」、「ビジネスサンダーバード」、「ユニバーサルエクスプレス」
  • 運用が乱れた際には「雷鳥」に681系・683系が使用されたり、逆に「サンダーバード」に485系や金沢総合車両所配置の489系が使用されることがある。また、ごくまれに「雷鳥」に京都総合運転所配置の583系が使用されることもある。

[編集] 利用状況

  • 京阪神 - 北陸間の流動は用務客や観光客など多く、また北陸本線特急が他の交通機関に比較すると優位なこともあって安定した利用がある。しかし週末と週半ばでは乗客数に大きな差があり、金曜日の夕方から夜間などを中心に12両編成の「サンダーバード」を運転し、また週末に「雷鳥」を増発して対応している。「サンダーバード」の方が所要時間が短く車両も新しいため好まれていることから、「雷鳥」に乗車を限った企画商品利用のツアーなども発売されている。
  • 朝の上り、夜の下りを中心に湖西線内(大津京、堅田、近江今津)停車の列車があり、湖西線からの通勤利用に対応している。湖西線内では定期券回数券との組み合わせ限定の特急回数券も発売されている。
  • 「ふるさと雷鳥」はかつて大阪 - 新潟間を直通していた「白鳥」1往復+新潟発着「雷鳥」3往復(現在の「北越」)の救済列車である。下記を参照されたいが、もともと北陸 - 新潟間には一定の流動があり、系統分離後も北陸地区で特急同士の乗り継ぎも可能な「新潟往復きっぷ」が発売されている。

[編集] 編成

記号凡例 座席種別
  • 全車禁煙

「雷鳥」

5・23・29・37・41・8・16・22・30・42号
←大阪 金沢→
1 2 3 4 5 6 7 8 9
PG W
それ以外の「雷鳥」
←大阪 金沢→
1 2 3 4 5 6 7 8 9
G W

「サンダーバード」

  • 2009年6月1日より運転を開始した683系4000番台充当列車(11,19,43,49,2,10,32,40号)は1-9号車まで9両固定編成で、テレホンカード専用公衆電話の設備がない。連休・週末など多客期は富山寄りに10-12号車(従来の付属編成3両)を増結することがある。全区間9両または12両編成。
  • その他の列車において681系と683系は共通運用となっているが、681系付属編成の富山寄り先頭車が非貫通のため12両編成時の7 - 9号車は必ず683系になる。
  • 金沢 - 富山間 6両編成(グリーン車連結の基本編成)。ただし大阪方面上り列車の18号(平日のみ)は全区間9両編成または12両編成。また、多客期にはそれ以外の列車でも全区間9両・12両編成で運行されることがある。
  • 金沢 - 和倉温泉間 3両編成または付属編成2本併結の6両編成。
  • 大阪 - 金沢間 9両編成または12両編成(臨時列車では基本編成単独の6両編成もある)。
  • 大阪 - 魚津間運転の下り39号は全区間9両編成または12両編成。
  • 「ビジネスサンダーバード」は当初基本編成単独の6両編成であったが、2009年3月のダイヤ変更時から付属編成単独の3両編成となった。但し、大型連休の前後などは車両運用の都合上基本編成単独の6両編成で運転されることがある。
「サンダーバード」編成図
(2009年6月現行)
←大阪   富山・魚津/和倉温泉→
基本編成 付属編成 増結編成
(付属編成)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
G W
    • 683系4000番台を除き、3号車と4号車、6号車と7号車の間には業務用スペースや運転台があるためトイレ洗面所の設備がない(12両編成の列車は9号車と10号車の間にも)。

[編集] 行き先の表示・案内について

  • 下りの富山行きは大阪・新大阪・京都の各停車駅では、金沢駅で切り離し作業を行う列車は「金沢・富山行き」、「和倉温泉・富山行き」で案内される。6号車(富山行き)と7号車(金沢止まり、もしくは和倉温泉行き)の間の通り抜けは可能だが切り離し作業準備のため金沢到着10分前、手取川鉄橋を渡って美川駅を通過する頃になると通り抜けは出来なくなる。そのため、7 - 9号車または12号車での車内販売は貫通路締め切り前までとなる。また、逆方向は金沢発車後も連結後の貫通路整理作業は続いているため、通り抜け開始までには若干時間がかかる(時間にして西金沢駅もしくは野々市駅を通過したあたり)。全区間分割なしで運転を行う列車については通り抜けは可能。
    • 基本編成は「富山」、付属編成は「金沢」「和倉温泉」などと車体側面の行先表示器にはその編成の終着駅が表示される。

[編集] 編成パターンと表示について

  • 多客時は切り離しを行わないこともある。
  • 編成パターンは主に以下のものが挙げられる。
    • 号車番号案内札の色は金沢支社管内の各駅(福井駅はLED式、金沢駅は発光式)の表示による。
    1. 「雷鳥」(9両編成固定)の札は
    2. 9両編成(駅の号車番号案内札は
      • 基本編成:大阪 - 富山間/付属編成 大阪 - 金沢・和倉温泉間(金沢駅で分割併合
      • 基本編成+付属編成:大阪 - 富山間。なお、多客時に行われる措置で金沢駅で分割併合しない。この例は19号・40号と18号(平日のみ)で通年となる。
    3. 12両編成(駅の号車番号案内札は
      • 基本編成+付属編成(7 - 9号車):大阪 - 富山間/付属編成(10 - 12号車) 大阪 - 金沢間(金沢駅で分割併合)
      • 基本編成:大阪 - 富山間/付属編成(7 - 12号車) 大阪 - 金沢・和倉温泉間。金沢駅で分割併合。特に和倉温泉発着はツアー団体など多客時に行われる措置。
      • 盆や年末年始などの最繁忙期には時間帯によって12両全車が富山発着になることもある。
    4. 6両編成(駅の号車番号案内札は
      • 基本編成:大阪 - 金沢間。臨時列車の場合、この編成が多い。
      • 「ユニバーサルエクスプレス」 基本編成:ユニバーサルシティ - 富山間(全車指定席)

[編集] 担当車掌の所属区所

定期列車の「雷鳥」と「サンダーバード」の車掌については以下の車掌区・列車区などが分担して乗務している。

[編集] 運行環境について

[編集] 高速バスとの競争

北陸と大阪・京都とを結ぶ高速バスに対しては「雷鳥」「サンダーバード」は比較的優位な立場にある。

同じように高速バスと競合する「しらさぎ」と違い、名神高速道路京都大阪市内での渋滞などでバスが定時性に劣ることや、北陸自動車道の経路上米原JCT経由となり所要時間で倍近くの差があること、さらに冬季の豪雪による遅延・運休が多く見られることなどの短所があり、大阪 - 福井大阪 - 富山間の高速バスは開業後しばらくで撤退を余儀なくされ、京都 - 金沢線西日本ジェイアールバス京阪バス共同運行・昼行)も減便される結果になった。

運賃・料金面でJR特急利用はバスより高価ではあるが、運行本数の多さによる利便性などもあり同様にバスとの競合のある関西圏の他の在来線特急に比較すると「サンダーバード」「雷鳥」利用者は堅調に推移している。

しかしその後名神高速道路の拡幅工事完了や、2000年代に入ってからの新たな高速バス路線開業ブームなどにより2003年12月には大阪 - 金沢・富山線(昼行・夜行)の運行開始や、2007年12月には再度大阪 - 福井線も運行を開始した。これらの関係もあり、回数券や自由席往復での「シティ・ハイクきっぷ」以外に継続する割引切符が設定されていなかった「雷鳥」「サンダーバード」に対して「関西往復フリーきっぷ」「大阪ぐるりんパス」といった大幅割引の企画乗車券が設定されるようになっている。

[編集] 北陸本線・湖西線直流化工事に関して

長浜・永原 - 敦賀間の直流化工事にともない、2006年10月21日から新快速の敦賀駅直通列車が設定され、昼間時は湖西線経由の列車が敦賀駅まで、琵琶湖線・北陸本線経由の列車が近江塩津駅まで、それぞれ毎時1本運転されている。ただし、「雷鳥」・「サンダーバード」系統ではこの直流化による運転区間やダイヤの変更点はない。

[編集] 京阪神対北陸優等列車沿革

[編集] 戦後・復興とその後

  • 1949年昭和24年)7月1日 上野駅 - 金沢駅間を運行していた夜行急行列車601・602列車の運行区間を大阪駅まで延長。翌1950年(昭和25年)に北陸(ほくりく)の名称が与えられる。
  • 1952年(昭和27年)10月1日 週末運行の臨時準急列車として「ゆのくに」が大阪駅 - 金沢駅間で運行される。
  • 1955年(昭和30年)7月20日 「ゆのくに」定期列車化。
  • 1956年(昭和31年)11月19日 「北陸」の運行区間を上野駅 - 福井駅間に短縮し、大阪駅 - 富山駅間を分離。急行列車として「立山」(たてやま)の名称が与えられる。
  • 1959年(昭和34年)10月1日 大阪駅 - 金沢駅間を週末に運行する臨時準急列車として「加賀」(かが)が運行を開始。
  • 1961年(昭和36年)10月1日 北陸本線初の特別急行列車である白鳥(はくちょう)が運行を開始。
  • 1962年(昭和37年)6月10日 大阪駅 - 金沢駅間を運行する準急列車として「越前」(えちぜん)が気動車により運行される。

[編集] 北陸本線電化とその後の展開

  • 1963年(昭和38年)4月20日 同年4月4日に北陸本線福井駅 - 金沢駅間交流電化完成および15日武生駅 - 鯖江駅複線化完成により、以下のように変更される。
    1. 大阪駅 - 新潟駅間運行の気動車急行列車きたぐに
    2. 大阪駅 - 富山駅間運行の客車急行列車「立山」(変更はなし)
    3. 大阪駅 - 金沢駅間運行の電車急行列車「ゆのくに」「加賀」
      • 「ゆのくに」と「加賀」の差異は「ゆのくに」が全車両座席指定制であった。また、「加賀」のうち1往復は夜行運転であった。
    4. 米原駅 - 金沢駅間運行の電車準急列車「越前」
    5. 大阪駅 - 七尾線和倉駅間運行の気動車急行列車「奥能登」(おくのと)。
      • ただし、「奥能登」の上り始発駅は輪島駅であり、かつ金沢駅以遠は準急列車として運行。また、大阪駅 - 金沢駅間は「きたぐに」と併結運転とした。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 東海道新幹線開業に伴うダイヤ改正により、以下のようにダイヤを変更する。
    1. 大阪駅 - 富山駅間運行の電車特別急行列車「雷鳥」(らいちょう)を新設。
      • ただし、専用車両となる481系電車の落成が遅れた関係で運行開始は同年12月25日までずれ込む。また、名古屋駅発着のしらさぎも設定されるが、同様に運行開始が遅れた。
    2. 大阪駅 - 富山駅間運行の電車急行「越山」(えつざん)運行開始。
    3. 大阪駅 - 金沢駅間を運行する急行列車の名称を昼行列車に「越前」・「ゆのくに」、夜行列車を「加賀」に変更。→以下、きたぐに_(列車)を参照されたい。
    4. 米原駅 - 金沢駅間を運行する「越前」の名称を「くずりゅう」に変更。→以下、しらさぎ_(列車)を参照されたい。
  • 1965年(昭和40年)10月1日 ダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    1. 「白鳥」の上野駅発着編成をはくたかとして分離。
    2. 大阪駅 - 富山駅間運行の急行列車を全て電車化。列車名を「立山」に統一。
    3. 大阪駅 - 金沢駅間運行の昼行急行列車名称を「加賀」に統一。
  • 1966年(昭和41年)3月5日 「奥能登」準急制度の変更に伴い、全区間を急行列車化。
  • 1966年10月1日 「加賀」1往復を「雷鳥」に格上げ。
  • 1967年(昭和42年)10月1日 以下のように変更する。
    1. 大阪駅 - 新潟駅間を臨時特急列車として北越(ほくえつ)運行開始。
    2. 臨時列車ながら「加賀」2往復を増発。

[編集] 「ヨンサントオ」改正とその後

  • 1968年(昭和43年)10月1日 「ヨンサントオ」と称されるダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    1. 「雷鳥」1往復増発し3往復体制となる。
    2. 「立山」、夜行列車であった「つるぎ」の名称を吸収し、大阪駅 - 富山駅間を運行する急行列車の総称となる。
    3. 「加賀」・「奥能登」名称廃止し、「ゆのくに」に名称を統一。
    4. 「きたぐに」、名称を「越後」(えちご)に変更する。
  • 1969年(昭和44年)10月1日 ダイヤ改正により「雷鳥」1往復増発し4往復体制となる。ただし、増発列車は大阪駅 - 金沢駅間の運行となる。
  • 1970年(昭和45年)3月1日 「北越」定期列車化。
  • 1970年3月1日 - 9月13日 日本万国博覧会(大阪万博)開催に伴い、「万博東口駅」の副称を与え会場最寄駅となった茨木駅に一部の特急・急行が臨時停車した。→当時の運行体制も確認されたい。
  • 1970年10月1日 ダイヤ改正に伴い、以下のように変更される。
    1. 「雷鳥」1往復増発。金沢駅発着1往復を含め5往復体制となる。
    2. 「立山」一部列車の運行区間を糸魚川駅富山地方鉄道立山線立山駅まで延長する。
      • ただし、「立山」の立山駅乗り入れは観光シーズンのみであった。
  • 1971年(昭和46年)4月26日 「ゆのくに」七尾線乗り入れ列車の上り列車の始発駅を珠洲駅に変更する。
  • 1972年(昭和47年)3月15日 ダイヤ改正に伴い、以下のように変更される。
    1. 「雷鳥」2往復増発。ただし、1往復は増発に際して車両の手配が間に合わず運行開始は6月4日からとなる。
    2. 「立山」富山地方鉄道線宇奈月温泉駅まで1往復が観光シーズンに限り乗り入れ。
    3. 「ゆのくに」七尾線乗り入れ列車の急行運行区間を穴水駅までとする。
  • 1972年10月2日 「ゆのくに」・「立山」の季節列車を格上げする形で「雷鳥」2往復増発。10往復体制となる。
  • 1973年(昭和48年)3月1日 「北越」毎日運転の臨時列車として2往復増発。ただし、増発した1往復は金沢駅 - 新潟駅間運行列車。なお、この臨時列車は10月1日付けで定期列車化される。

[編集] 湖西線開業と総特急化

  • 1975年(昭和50年)3月10日 ダイヤ改正に伴い、以下のように変更される。
    1. 大阪駅発着の大部分の特急・急行列車の経由地を従来の米原駅経由から湖西線経由に変更。
    2. 「雷鳥」、「立山」・「ゆのくに」1往復を吸収し12往復となり、エル特急に指定される。
    3. 「ゆのくに」七尾線発着の1往復を「越後」に併結。なお、「ゆのくに」・「越後」は湖西線経由ではなく、米原駅経由で運行された。
    4. 1の経路に移行したことに伴い、米原駅に出入りする対北陸特急(=新幹線連絡特急)の本数を確保するため、同駅始発の「加越」を新設した。
  • 1978年(昭和53年)10月2日 「ゴーサントオ」と称されるダイヤ改正に伴い以下のように変更する。
    1. 「北越」の大阪駅発着列車を「雷鳥」に編入。この結果「雷鳥」は16往復で運行される。
    2. 七尾線乗り入れの「ゆのくに」と「越後」廃止。これにより、「ゆのくに」は大阪駅 - 金沢駅間運行の電車列車1往復のみとなる。
    3. 「雷鳥」4往復に583系使用開始。また、「雷鳥」の583系運用列車と485系クハ481形200・300番台先頭の車両にイラストマークを使用開始。
      • ただし当時「雷鳥」で使用されている485系先頭車は初期のボンネット型車両が多く、485系でイラストマークが見られる機会は少なかった。その後1982年頃からボンネット形車両にもイラストマークが用意される。
1985年3月ダイヤ改正で登場した「雷鳥」の座敷風グリーン車「和風車だんらん」。その後、一部の車両が「スーパー雷鳥」用の「ラウンジカー」へと再改造された。
  • 1982年(昭和57年)11月15日 上越新幹線開業に伴うダイヤ改正に伴い「ゆのくに」・「立山」廃止し、大阪駅発着の北陸本線方面の昼行急行列車を全廃する。ただし、「立山」については、臨時夜行列車として運行。→きたぐに_(列車)の項を参照のこと。
  • 1985年(昭和60年)1月 「雷鳥」食堂車の連結を中止。
  • 1985年3月14日 「雷鳥」に食堂車を改造した4人用座敷グリーン個室「和風車だんらん」を一部列車に連結。この時点で16往復で運行。また、普通車がボックス式クロスシートのため不評であった583系が定期運用から撤退。
  • 1986年(昭和61年)12月 「雷鳥」に大阪 - 金沢間で併結する形で、七尾線に乗り入れ大阪 - 和倉温泉間に臨時特急「ゆぅトピア和倉」を運行開始。なお当時の七尾線は非電化であったため「ゆぅトピア和倉」はキハ65形気動車によるジョイフルトレインゆぅトピア」を用い、大阪 - 金沢間では「雷鳥」に無動力で牽引される形態をとった。

[編集] JR化以降の高速化

  • 1989年平成元年)3月11日 485系グレードアップ編成で設定最高速度を130km/hに上げた「スーパー雷鳥」の運転を開始。「和風車だんらん」を再改造した「ラウンジカー」(半室グリーン車)を連結。また、1往復を神戸駅まで延長。当初7両編成で運転を開始した「スーパー雷鳥」は乗車率もよくのち9両編成に増強される。またそれと区別するためにスーパーを名乗らない「雷鳥」は11号から始まることとなった。
    「スーパー雷鳥」 東海道本線(JR京都線) 山崎 - 長岡京にて撮影。
    なお1990年代には、臨時列車として富山駅から富山地方鉄道宇奈月温泉駅立山駅まで乗り入れを行っていた、他に信越本線経由で長野駅まで延長運転していた時期もあった。
  • 1991年(平成3年)9月1日 七尾線電化により、「スーパー雷鳥」・「雷鳥」が和倉温泉駅まで乗入れ。「ゆぅトピア和倉」廃止。七尾線乗り入れにともない、付属編成による分割併合を実施。基本7両+付属3両の10両編成となる。
  • 1992年(平成4年)12月頃より、臨時「雷鳥」として、同年7月に落成され試運転などを続けていた681系の試作編成での運行を開始。
    時刻表などには「ニュー雷鳥」や「ハイスピード雷鳥」などと記されていた。
    この681系試作編成での運行は1995年(平成7年)にデビューする同系量産車登場まで運行された。
  • 1995年(平成7年)4月20日 681系車両愛称:サンダーバード)による「スーパー雷鳥(サンダーバード)」の運転を開始。
    当初3月のダイヤ改正を予定していたが、1月17日に発生した阪神・淡路大震災により車両の竣工遅れなどが発生し、ダイヤ改正実施は4月に延期されたものである。なおこの阪神・淡路大震災では当時神戸発着であった「スーパー雷鳥」1号用として鷹取へ回送中の10両編成が東海道本線(JR神戸線 - 三ノ宮間で脱線する被害を受けている。また「スーパー雷鳥」のグリーン車が「サンダーバード」と同じく大阪寄りを向くようになる(「雷鳥」は変わらず)。同時に愛称別の号数区分を廃止し、3者共通の通し番号に戻る。
かつては東日本旅客鉄道(JR東日本)所有車も運行されていた。写真は485系1500番台「上沼垂」色。485系3000番台での運用もあった。
  • 1997年(平成9年)3月8日 「スーパー雷鳥(サンダーバード)」を「サンダーバード」に改称。また、神戸駅発着を終了。
    • なお、大阪駅 - 和倉温泉駅・富山駅間を運行する「雷鳥」「サンダーバード」は当初和倉温泉発着編成に基本編成を充当していたが、利用率などを考慮し富山駅編成に充当されるようになる。
  • 2001年(平成13年)3月3日 683系の投入により以下のように変更。
    1. 「雷鳥」の系統を富山・和倉温泉発着の「サンダーバード」と、金沢発着の「雷鳥」に整理し、「スーパー雷鳥」を廃止。
    2. 「雷鳥」の新潟発着列車を廃止し「北越」と系統分離。
      • なお、新潟発着は多客期のみ「ふるさと雷鳥」として運行することとした。
    3. 「雷鳥」の自由席がこれまでの7 - 9号車から「サンダーバード」と同じ5 - 7号車に統一される。
  • 2001年(平成13年)7月 「ユニバーサルエクスプレス」運行開始。
  • 2003年(平成15年)9月 「雷鳥」定期列車における485系のボンネット型先頭車の使用を終了。代わりにパノラマグリーン車が復活し、「雷鳥」のグリーン車も「サンダーバード」と同じく大阪寄りを向くようになる。
  • 2003年(平成15年)12月 「ビジネスサンダーバード」運行開始。
  • 2004年(平成16年)9月 「おわら」運行開始。
  • 2005年(平成17年)4月 「サンダーバード」の運転開始から10年を記念して「サンダーバード10周年キャンペーン」が実施される。
  • 2007年(平成19年)3月18日 指定席の8号車が禁煙車化され、喫煙車両は指定席・自由席1両ずつとなる。
  • 2007年(平成19年)10月1日 6両または9両編成のうち、指定席12席が女性専用指定席となる。
  • 2009年(平成21年)6月1日 683系4000番台の運転開始。また、全ての列車が禁煙となる。
  • 2009年(平成21年)10月1日 683系4000番台を追加導入。これにより、一部の「雷鳥」を「サンダーバード」に置き換え(予定)[2]

[編集] 「雷鳥」・「サンダーバード」の列車愛称の由来

「雷鳥」の列車愛称は、富山県立山連峰の高山地帯に棲息し、富山県の県鳥でもある特別天然記念物の「ライチョウ」に由来する。なお過去は定期列車の「雷鳥」が富山県に乗り入れていたが、2001年に石川県の金沢止まりとされたことは前記した。

「サンダーバード」は「雷鳥」の英語名としばしば誤解されるが、実際の「雷鳥」の英語名は「グラウス」 (Grouse) もしくは「ターミガン」 (Ptarmigan) である。

JR西日本の公式説明によれば、「サンダーバード」 (Thunder bird) は、アメリカ先住民族スー族に伝わる神話に登場する雷光と雨を起こす巨大なワシに似た空想上の鳥であり、これに由来して命名されたものである。

なお、「サンダーバード」登場時のJR西日本のテレビコマーシャルには、1960年代イギリステレビSF人形劇ドラマサンダーバード』(国際救助隊)のキャラクターを起用していた。CMの内容は北陸エリア(カウントダウンの際に『三都へ行こう!!』と発した)と関西エリア(『北陸近し!!』と発した)とで若干異なっていた。

[編集] 事件

[編集] 脚注

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  1. ^ 2008年1月24日JR西日本社長定例会見
  2. ^ http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174287_799.html

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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