原武史

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原 武史(はら たけし、1962年8月29日 - )は、日本政治学者明治学院大学教授。専攻は、日本政治思想史東京都渋谷区出身。西東京市ひばりが丘団地東村山市の久米川団地、東久留米市の滝山団地を転々とする。

近現代の天皇皇室神道の研究を専門とする。また、「鉄道」や「団地」や「広場」の研究を進めるなかで、抽象的な言説ではなく、具体的な場所に着目する「空間政治学」を提唱している[1]阪急電鉄小林一三東急電鉄五島慶太西武鉄道堤康次郎といった鉄道事業家たちに強い関心を示している。

学歴[編集]

職歴[編集]

受賞歴[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『直訴と王権――朝鮮・日本の「一君万民」思想史』(朝日新聞社、1996年)
    • 『直訴と王権-韓国と日本の民主主義思想史比較』(韓国・知識産業社、2000年)
  • 『〈出雲〉という思想――近代日本の抹殺された神々』(公人社、1996年/講談社学術文庫、2001年)
  • 『「民都」大阪対「帝都」東京――思想としての関西私鉄』(講談社選書メチエ、1998年)
  • 『大正天皇』(朝日選書、2000年)
  • 『可視化された帝国――近代日本の行幸啓』(みすず書房、2001年、増補版 同:始まりの本、2011年)
  • 『皇居前広場』(光文社新書、2003年/増補版 ちくま学芸文庫、2007年/完本 文春学藝ライブラリー、2014年)
  • 『鉄道ひとつばなし』(講談社現代新書、2003年)
  • 『鉄道ひとつばなし2』(講談社現代新書、2007年)
  • 『滝山コミューン一九七四』(講談社、2007年、講談社文庫、2010年)
  • 『昭和天皇』(岩波新書、2008年)
    • 『昭和天皇―未卸下的神性光芒』(台湾・臺灣商務印書館、2008年)
  • 『鉄道から見える日本』(NHK出版、2009年)、「NHK知る楽」の6月放送テキスト
    • 『「鉄学」概論 車窓から眺める日本近現代史』(新潮文庫、2011年)、改題
  • 松本清張の「遺言」―『神々の乱心』を読み解く』(文春新書、2009年) 
  • 『沿線風景』(講談社、2010年、講談社文庫、2013年)
  • 『鉄道ひとつばなし3』(講談社現代新書、2011年)
  • 『震災と鉄道』(朝日新書、2011年)
  • 『影の磁力』(幻戯書房、2012年)
  • 『団地の空間政治学』(NHKブックス、2012年)
  • 『レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史』(新潮社、2012年)
  • 『知の訓練―日本にとって政治とは何か』(新潮新書、2014年)
  • 『思索の源泉としての鉄道』(講談社現代新書、2014年)

共著[編集]

編著[編集]

  • 『「政治思想」の現在』(河出書房新社、2009年)
  • 『「知」の現場から』(河出書房新社、2010年)
  • 『「知」の十字路』(河出書房新社、2011年)
  • 『歴史と現在』(河出書房新社、2012年)

共編著[編集]

論文[編集]

  • 「Taisho:An Enigmatic Emperor and his Influential Wife」(Ben-Ami Shillony編『The Emperors of Modern Japan』、オランダ・BRILL、2008年所収)
  • 「神がかる母と母を恐れる息子―貞明皇后と昭和天皇の母子関係」(『日本學研究』第32輯、韓国・檀國大學校日本研究所、2011年所収)
  • 「皇后考」(『群像』2012年9月号より連載中)

人物[編集]

関連人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 原武史 明治学院大学教授インタビュー
  2. ^ 三陸鉄道の切符1000枚購入 明治学院大教授、利用促進を訴え”. 中日新聞 (2011年5月29日). 2011年5月31日閲覧。

外部リンク[編集]