城端線
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高岡駅で発車を待つ城端線の列車
(2006年7月28日) |
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| 路線総延長 | 29.9 km |
| 軌間 | 1067 mm |
| 停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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城端線(じょうはなせん)は、富山県高岡市の高岡駅から富山県南砺市の城端駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。
目次 |
[編集] 概要
散居村とチューリップ栽培で有名な砺波平野を縦貫する地域輸送路線で、終点の城端駅からは世界遺産である白川郷・五箇山の合掌造り集落へのバスが発着している。
沿線に高等学校が多数存在するため、朝夕における学生の利用が中心である。
1980年、沿線にチューリップ畑があることや城端を「常花」にあやかり、フラワーライン常花線としてイメージアップを展開し、各駅に特徴のある花や樹木類を設置していた[2]。
なお、JR西日本社長は、2014年度の北陸新幹線開業を控えて、赤字対策として城端線を廃止してバス転換を行うか、本数削減などを含めて地元自治体と協議したいと述べている[3]。
高岡市では各種団体等からの提案を受けて、城端線と氷見線の直通化、万葉線高岡軌道線からの乗り入れ、城端線の一部電化を検証したことがある[4]。
[編集] 路線データ
- 管轄・路線距離(営業キロ):
- 軌間:1067mm
- 駅数:13(起終点駅含む)
- 複線区間:なし(全線単線)
- 電化区間:なし(全線非電化)
- 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
- 最高速度:85km/h
[編集] 運行形態
[編集] 旅客列車
普通列車のみで、ほぼ1時間毎の運転である。途中駅で折り返す区間運転はない。朝、平日は上り2本が、土曜日は上り1本が富山駅まで直通運転している。早朝の1往復は休日運休となるが、大学入試センター試験2日目は臨時列車として運転される。
かつては月に一度、水曜日に昼間時間帯の列車が運休となる月があった。バス代行輸送も実施されなかった。
2001年3月2日までは上下線ともに快速列車も設定されていたが、2001年3月3日のダイヤ改正で回送としての側面が強かった下り始発1本をのぞいて廃止され(ただし休日運休に変更)、2002年3月23日のダイヤ改正によって全廃された。2001年3月3日のダイヤ改正前日時点での停車駅は次のとおりであった。
毎年4月下旬から5月上旬にとなみチューリップフェアのための臨時列車「チューリップ号」が運転される。全線通して往復する年と高岡駅 - 砺波駅間のみの区間運転となる年があり、運転本数も年によって異なる。かつてこの臨時列車は快速列車で、停車駅は早朝の下り始発列車に準じていた。また城端むぎや祭りにあわせて臨時列車「むぎや号」が1往復運転されることがある。
原則としてワンマン運転が実施されているが、長編成となる場合はこの限りではない。
[編集] 貨物列車
高岡駅 - 二塚駅間では貨物列車も運行されている。1日2往復、コンテナ車で編成された高速貨物列車がDE10形ディーゼル機関車牽引で運行されている。
[編集] 使用車両
富山地域鉄道部富山運転センター高岡運転派出所属のキハ40形・キハ47形気動車で運転されている。原則として1 - 2両編成で運転されるが、平日の朝やイベント時には3 - 4両編成で運転される。2004年3月27日からは漫画『忍者ハットリくん』のキャラクターが描かれた「忍者ハットリくん列車」にて運行されることがある。
客用ドアの開閉は年間を通じて押しボタンによる半自動ドア扱いとなっている。
[編集] 歴史
中越鉄道により富山県初の鉄道として1897年に開業した。官営鉄道北陸線はまだ開業しておらず、高岡駅の位置が未定だったため、仮駅として黒田仮停車場を設け起点とした。国有化後は中越線を名乗ったが、のちに城端線となった。
- 1897年(明治30年)
- 1898年(明治31年)
- 1月2日:高岡駅 - 黒田駅間(1M30C≒2.21km)が延伸開業し、高岡駅 - 城端駅間が全通。高岡駅開業・黒田仮停車場が廃止。
- 1899年(明治32年)
- 1900年(明治33年)
- 1902年(明治35年)
- 1914年(大正3年)2月20日:二塚停留場が開業。
- 1920年(大正9年)9月1日:中越鉄道全線が国有化され、伏木駅 - 高岡駅 - 城端駅間が中越線となる。二塚停留場が二塚駅(2代目)になる。
- 1930年(昭和5年)4月1日:マイル表記からメートル表記に変更(伏木駅 - 城端駅間 18.5M→29.9km)
- 1942年(昭和17年)8月1日:高岡駅 - 城端駅間を城端線に改称、伏木駅 - 高岡駅間は氷見線に編入。
- 1951年(昭和26年)8月10日:東野尻駅・東石黒駅・越中山田駅が開業。
- 1954年(昭和29年)11月10日:出町駅が砺波駅に改称。
- 1956年(昭和31年)11月19日:林駅が開業。
- 1974年(昭和49年)7月1日:福光駅 - 城端駅間の貨物営業が廃止。
- 1980年(昭和55年)9月25日:二塚駅 - 福光駅間の貨物営業が廃止。
- 1983年(昭和58年)3月1日:全線で列車集中制御装置 (CTC) が使用開始。CTCセンターは高岡駅に設置。これにより国鉄のCTC化7,000kmを達成。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が継承、日本貨物鉄道が高岡駅 - 二塚駅間の第二種鉄道事業者となる。
- 1991年(平成3年)4月1日:高岡駅構内をのぞいた全線が金沢支社の管轄から高岡鉄道部の管轄になる。
- 1992年(平成4年)3月14日:ワンマン運転開始[6]。
- 2001年(平成13年)3月3日:上り快速列車が廃止。
- 2002年(平成14年)3月23日:すべての快速列車が廃止。
- 2009年(平成21年)6月1日:組織改正により高岡鉄道部が廃止され、全線が富山地域鉄道部の管轄になる[7]。
[編集] 駅一覧
| 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 接続路線 | 線路 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高岡駅 | - | 0.0 | 西日本旅客鉄道:北陸本線・氷見線 万葉線:高岡軌道線 (高岡駅前駅) |
∨ | 高岡市 |
| 二塚駅◆ | 3.3 | 3.3 | ◇ | ||
| 林駅 | 1.3 | 4.6 | | | ||
| 戸出駅 | 2.7 | 7.3 | ◇ | ||
| 油田駅 | 3.4 | 10.7 | | | 砺波市 | |
| 砺波駅 | 2.6 | 13.3 | ◇ | ||
| 東野尻駅 | 2.2 | 15.5 | | | ||
| 高儀駅 | 1.5 | 17.0 | | | 南砺市 | |
| 福野駅 | 2.4 | 19.4 | ◇ | ||
| 東石黒駅 | 2.6 | 22.0 | | | ||
| 福光駅 | 2.7 | 24.7 | ◇ | ||
| 越中山田駅 | 2.8 | 27.5 | | | ||
| 城端駅 | 2.4 | 29.9 | ∧ |
高岡駅のみがJR西日本直営駅。二塚駅は貨物取扱駅でもあることからJR貨物に旅客業務も委託されている。それ以外の駅のうち、戸出駅・福野駅・福光駅・城端駅の4駅が簡易委託駅、残りの6駅が無人駅である。なお、砺波駅は以前は直営駅であったが2011年10月よりジェイアール西日本金沢メンテックによる業務委託駅となった。
2014年度に予定される北陸新幹線開業と同時(またはその前後)に乗り換え駅として、高岡駅 - 二塚駅間に新高岡駅(仮称)の設置が検討されている[1]。
[編集] 廃駅
[編集] 過去の接続路線
[編集] 脚注
- ^ a b 北陸新幹線新高岡駅(仮称)周辺まちづくり計画 報告書 (PDF)。交差の形態は同報告書p.4の「図 新高岡駅(仮称)周辺の状況」から。
- ^ 「JRローカル線」、諸河久、松本典久、保育社
- ^ 北陸の赤字路線で対策協議 JR西の佐々木社長 - 47NEWS 2011年12月1日
- ^ 高岡市駅周辺・新幹線対策課新幹線開業に向けた公共交通ワーキング
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年 ISBN 978-4533029806
- ^ 『JR気動車客車編成表』2011 交通新聞社 ISBN 978-4-330-22011-6
- ^ 鉄道部組織改正について(北陸エリア)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年5月11日
[編集] 参考文献
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 城端線・氷見線観光ガイド - 城端線氷見線活性化推進協議会
- 忍者ハットリくん列車で行く城端線 氷見線の旅:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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