臨時駅
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臨時駅(りんじえき)とは、ある一定期間のみ営業をする鉄道駅。
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[編集] 概要
設置される理由としては、水浴場やスキー場、花の名所など季節限定の観光地を訪れるために設置されるものや、付近の催事場でのイベント開催時のみに営業されるものが多い。その他、積雪の多い地方では利用の少ない駅の除雪の手間を省くために冬季営業休止とする例もある。また、通年営業ではあるが、仮乗降場と同様に駅とするには利用が少なく、駅に比べて簡素な施設で設置された例がある。
臨時駅の中でも、年間を通して停車する列車が1本もない駅は「通年休止駅」と呼ばれている。
また、臨時駅から常設駅に格上げされたり、逆に常設駅から臨時駅に格下げされる例も見られる。
臨時駅までの運賃計算に関しては、その駅までの営業キロが表記されている場合はそれが適用され、表記されていない場合は次の営業キロが表記されている駅までのものが適用される。
日本国有鉄道(国鉄)の臨時駅のうち仮乗降場同様に通年営業する駅については仮乗降場と同じく1987年の分割民営化と同時に常設駅に昇格している。国鉄時代は、1969年10月1日に統一されるまで仮駅または仮乗降場[1]と、統一以降は臨時乗降場と称されていた。
プラットホームだけで駅舎がないことが多い。
[編集] 日本の臨時駅一覧
2008年3月15日現在、現存する臨時駅は、次のとおりである。
類型は以下の通り。
- 春季のみ営業する駅
- 夏季のみ営業する駅
- 春 - 秋にかけて営業する駅(俗に冬期休止)
- 夏 - 秋にかけて営業する駅
- 冬期のみ営業する駅
- イベント開催時のみ営業する駅
- その他(通年営業する駅)
*は通年営業休止中の駅
[編集] 北海道旅客鉄道
[編集] 東日本旅客鉄道
- プレイピア白浜駅(八戸線・類型3*)
- 西仙台ハイランド駅(仙山線・類型3*)
- 八ツ森駅(仙山線・類型3*)
- 2002年に臨時列車「ホリデーもみじ号」が停車したのを最後に、一切の列車が停車しない。
- 猪苗代湖畔駅(磐越西線・類型2、かつては類型4*)
- 田子倉駅(只見線・類型3) - 2002年12月1日より冬季休止(常設駅から格下げ)。
- ガーラ湯沢駅(上越線(上越新幹線)・類型5) - 時刻表に臨時駅の表示なし。
- ヤナバスキー場前駅(大糸線・類型5)
- 偕楽園駅(常磐線・類型1)
- 下り線(水戸方面)のみホームが設置されている。
[編集] 東日本旅客鉄道、鹿島臨海鉄道
- 鹿島サッカースタジアム駅(鹿島線、大洗鹿島線・類型6)
[編集] 東海旅客鉄道
[編集] 西日本旅客鉄道
[編集] 四国旅客鉄道
[編集] 九州旅客鉄道
- バルーンさが駅(長崎本線・類型6) - 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ開催日(10月下旬~11月上旬)に開設。
[編集] 会津鉄道
- 一ノ堰六地蔵尊駅(六地蔵尊駅)(会津線・類型6)
- 一ノ堰盆踊りまつりの開催日に合わせ、2009年8月23日に「六地蔵尊駅」として新設された。まつり終了後の同月25日に廃止されたが、2010年以降にも「一ノ堰六地蔵尊駅」として同期間中に再設置された。
[編集] えちぜん鉄道
[編集] 広島電鉄
[編集] かつて存在した日本の臨時駅
以下に例を示す。
[編集] 常設駅に昇格
[編集] JR
- 大成駅(JR北海道・類型7) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
- 柏林台駅(JR北海道・類型7) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
- 瀬越駅(JR北海道・類型7) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
- 釧路湿原駅(JR北海道・類型3) - 1996年12月1日常設駅に昇格。
- 東清川駅(JR東日本・類型7) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
- 行川アイランド駅(JR東日本・類型7) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
- 岩原スキー場前駅(JR東日本・類型5) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
- 千畳敷駅(JR東日本・類型2) - 1987年10月1日常設駅に昇格。
- 十二湖駅(JR東日本・類型3) - 1988年2月1日常設駅に昇格。
- 上越国際スキー場前駅(JR東日本・類型5) - 2003年4月1日常設駅に昇格。
- 三河大塚駅(JR東海、当時国鉄・類型2)- 1960年3月1日常設駅に昇格。
- 玄武洞駅(JR西日本、当時国鉄・類型不明) - 1912年3月2日 玄武洞仮停車場として開業。1918年4月21日 玄武洞駅と改称。常設駅に。
- 日本へそ公園駅(JR西日本・類型6) - 1987年12月23日常設駅に昇格。
- 鮎喰駅(JR四国・類型7) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
- 阿波富田駅(JR四国・類型7) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
- 西浦上駅(JR九州・類型7) - 1987年4月1日常設駅に昇格。
[編集] 私鉄
- 西武園駅(西武鉄道・類型6) - 1951年3月1日に村山貯水池駅との統合により昇格。
- 東中山駅(京成電鉄・類型6) - 19xx年 臨時駅として中山競馬場前駅開設。1953年9月1日常設駅に昇格。
- 競輪場前駅(富山ライトレール・類型6) - 2006年3月1日に富山港線廃止の後、4月29日富山ライトレール開業時に常設駅として開業。
- 立戸の浜駅 (能登線・類型2) - 1960年7月8日設置。1988年3月25日 のと鉄道能登線として分離、同時に常設駅に昇格。2005年4月1日 廃線により廃止
- 恋路駅 (能登線・類型2) - 1964年9月21日設置。1988年3月25日 のと鉄道能登線として分離、同時に常設駅に昇格。2005年4月1日 廃線により廃止
- 今井浜海岸駅(伊豆急行・類型2)-1962年 臨時駅として今井浜海水浴場駅開設。1969年3月1日 今井浜海岸駅と改称。常設駅に。
- 運動場前駅(京阪電気鉄道・類型6) - 1922年11月12日常設駅に昇格(のちに豊野駅に改称、1963年5月15日廃止)。
- 東花園駅(近畿日本鉄道・類型2) - 1967年9月1日常設駅に昇格(臨時駅時代の名称は「ラグビー運動場前→ラグビー場→ラグビー場前」)
- ファミリー公園前駅(近畿日本鉄道・類型2) - 1993年9月21日常設駅に昇格。
- 二色浜駅(南海電気鉄道・類型2) - 1938年10月1日常設駅に昇格。
- 南茨木駅(阪急電鉄・類型6) - 1970年3月8日に日本万国博覧会の開催に向けて設置。1970年9月14日常設駅に昇格。
- 甲子園駅(阪神電鉄・類型6) - 1926年7月16日常設駅に昇格。
- 尼崎センタープール前駅(阪神電鉄・類型6) - 1963年12月10日常設駅に昇格。
[編集] 廃止
[編集] 北海道旅客鉄道
- 上音威子府駅(天北線(廃線)・類型3) - 1987年11月10日常設駅から格下げ(冬季休止)、1989年5月1日廃止。
- 東声問駅(天北線(廃線)・類型6) - 1987年6月1日のみ営業。稚内空港新滑走路完成にあわせて設置。
- 雨煙別駅(深名線(廃線)・類型3) - 1987年4月1日常設駅から格下げ(冬季休止)、1990年3月10日廃止。
- 政和温泉駅(深名線(廃線)・類型3) - 1987年4月1日仮乗降場から昇格、1990年3月10日廃止。
- 蕗ノ台駅(深名線(廃線)・類型3) - 1987年4月1日常設駅から格下げ(それ以前に冬季休止となっていた)、1990年3月10日廃止。
- 白樺駅(深名線(廃線)・類型3) - 1987年4月1日常設駅から格下げ(それ以前に冬季休止となっていた)、1990年3月10日廃止。
- 谷地坊主村駅(釧網本線・類型6) - 1987年8月8日、9日の両日のみ営業
- 静内海水浴場駅(日高本線・類型2) - 1992年廃止。
- フイハップ浜駅(日高本線・類型2) - 1993年9月24日廃止。JR企画の団体旅客専用。
- 浜中海水浴場駅(留萌本線・類型2) - 1995年8月8日廃止。
- 智東駅(宗谷本線・類型3) - 1987年4月1日常設駅から格下げ、2006年3月18日廃止(廃止時点で冬季休止中)。
- 張碓駅(函館本線・類型2) - 1990年9月1日常設駅から格下げ、1998年7月1日通年休止、2006年3月18日廃止。
- (小樽博覧会)会場前駅(函館本線・類型6) - 1984年6月10日から1984年8月24日まで快速スリッピ号運行時のみ営業。小樽築港駅から浜小樽駅の支線の途上、小樽築港駅から約1km地点に設置。
- 北彩都あさひかわ駅(函館本線・類型6) - 2000年12月31日から2001年1月1日までのみ営業、旭川運転所に隣接して設置。
[編集] 東日本旅客鉄道
- 万博中央駅(当時国鉄、常磐線・類型6) - 1985年3月14日 - 9月16日、つくば万博の期間のみ営業。現在は同位置にひたち野うしく駅がある。
- フォトデッキ駅(当時国鉄、小海線・類型6) - 1986年7月16日 - 9月1日の間、小海線の国鉄最高標高地点にイベントで設置。
[編集] 東海旅客鉄道
- 名古屋博覧会前駅(名古屋港線(東海道本線貨物支線)・類型6) - 1937年廃止。
- 袖師駅(当時国鉄、東海道本線・類型2) - 1971年10月1日廃止。
- ナゴヤ球場正門前駅(名古屋港線・類型6) - 1994年10月9日廃止。近傍に常設駅の尾頭橋駅が1995年3月16日に開業した。
[編集] 西日本旅客鉄道
- 緑化フェア梅小路駅(山陰本線・類型6) - 1994年9月23日 - 11月20日の間のみ、第11回全国都市緑化フェア会場の最寄駅として営業。
- きりはまビーチ駅(山陰本線・類型2) - 1996年8月22日廃止。
[編集] 九州旅客鉄道
[編集] 秋田臨海鉄道
- 秋田博覧会前駅(秋田臨海鉄道南線・類型6) - 1986年7月18日 - 8月25日、秋田博覧会開催中のみ営業。秋田駅から旅客客車列車が運行された。
[編集] 仙台臨海鉄道
- 東北博覧会前駅(仙台西港線・類型6) - 1987年7月18日 - 9月30日、'87未来の東北博覧会の開催中のみ営業。仙台駅から旅客列車が運行された。
- ゆめ交流博前駅(仙台西港線・類型6) - 1997年7月19日 - 9月30日、国際ゆめ交流博覧会の開催中のみ営業。仙台駅から旅客列車が運行された。
[編集] 西武鉄道
[編集] 豊橋鉄道(田口鉄道・廃線)
[編集] 江若鉄道(廃線)
- 競輪場前駅(類型6) - 1964年3月20日廃止。
- 青柳ヶ浜駅(類型2) - 1969年11月1日廃止。
- 近江舞子南口駅(類型2) - 1969年11月1日廃止。
- 白鬚浜駅(類型2) - 1969年11月1日廃止。
[編集] 京阪電気鉄道
- 大宮駅(京阪本線・類型不明) - 1920年6月15日廃止。
[編集] 近畿日本鉄道
- 木津川駅(京都線・類型2) - 1965年8月23日休止、1974年7月20日廃止。
- キャンプ・カー駅(奈良線・類型7) - 進駐軍関連での開設。戦後の一時期に設置。
- 屯鶴峰駅(南大阪線・類型不明) - 1945年6月1日休止、1974年7月20日廃止。
[編集] 南海電気鉄道
[編集] 阪急電鉄
- 万国博西口駅(千里線・類型6) - 1970年3月15日 - 9月15日、日本万国博覧会の開催に向けて設置・後に近くに常設駅の山田駅が開業。
- 西宮戎駅(神戸線・類型6) - 戦前、廣田神社と西宮神社参拝客の誘致を目的に開設。
[編集] 北大阪急行電鉄
[編集] 松浦鉄道
[編集] 脚注
- ^ 「仮駅」と「仮乗降場」の違いは、「仮駅」海水浴場・スキー場・観光地など、毎年一時的に人出がある所に1ヶ月以上6ヶ月未満に限り設置する駅。設置の際には官報及び鉄道公報に公示の上で隣接駅との間に営業キロ程を設定する。「仮乗降所」観桜・祭礼など短期間(一ヶ月程度まで)に人出が予想される所に設置する駅。もしくは災害・改築などで既設の駅が使用困難の際に別の場所に臨時に設置する駅。設置場所及び設置期間決定は鉄道管理局長の権限で、公示及び隣接駅間との営業キロ程設定はない。
- ^ 「来年度も朝夕は増便 富山市の高山線活性化策、婦中鵜坂駅を存続」 北日本新聞 2010年12月2日朝刊